独特のパフォーマンスで盛り上がる
新しい学校のリーダーズ a.k.a ATARASHII GAKKO! NIPPON Calling Tour 2024
会場 Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)ホールA 日時 2024年11月15日(金) 19:00~
個人的に、今、もっともライブに行きたいミュージシャン、新しい学校のリーダーズ。いままで、キャパが狭い会場が多く、チケットを取るのが困難だったのですが、今回はAichi Sky Expoという広い会場でのライブということで無事、チケットも確保。ちょっと遠い場所なのですが、足を運んできました。
Aichi Sky Expoは、先日も宇多田ヒカルワンマンライブで足を運んだキャパ5,000~8,000人の会場。今回、2日間のワンマンだったのですが、ここを2日間埋めるのは難しくないか?と思ったのですが、当日券も出ており、集客にはちょっと苦労した様子も。とはいえ、ざっと概算で数えた限り、4,000人から5,000人程度は入っており、会場の配置もあって、それなりに埋まった感じも。先日の宇多田ヒカルワンマンに比べると、かなり寂しい感は否めなかったのですが。
ちなみに客層は、意外と中高年が目立つ客層に。以前から新しい学校のリーダーズは、結構、中高年に人気が高い、という話を聞いていました。確かに20代や30代という客層も多かったのですが、一方で、40代や自分より年配の方もかなり目立つ客層になっており、話に聞いた通り、意外と高いファンの年齢層が印象的でした。
ライブは19時を10分程度超えた時点でスタート。大きな歓声の中でメンバーが登場し、最初は「Change」からスタートし、さらに「Fly High」へ。さらに「Maji Yoroshiku」と一気に続いていき、盛り上がります。さらにここで特撮の悪役のようなメイクをしたアクション俳優が登場。アクションヒーローも登場し、ちょっとしたヒーローショーもどきがステージ上で繰り広げられます。
さらにマイケルジャクソンの「スリラー」が流れて、新しい学校のリーダーズのメンバーと、その悪役が一緒にスリラーを踊るというパロディーから、「愛の十字架」へと続きます。ちょっと意外だったのは、その後、比較的早い段階で「オトナブルー」が披露された点。おなじみの首振りダンスも生で見ることが出来て、大満足です。
その後は客席中央に設けられたセンターステージへ移動して「Forever Sisters」を披露。再び前方のメインステージに戻ると、ここまで曲と彼女たちのパフォーマンスが続いていましたが、ようやくMCへ。彼女たち恒例の自己紹介も飛び出して、こちらも生で見れて満足(笑)。その後は衣装チェンジで、こちらもおなじみのメッセージの文字がたくさん入った(ちょっと不気味な)セーラー服で登場。「Toryanse」などを披露し、また会場を盛り上げたり、メンバー全員がそれぞれ得意とするダンスを披露したりと、会場を盛り上げます。
さらに「WOO!GO!」では再びセンターステージに移動し、みんなで「WOO!GO!」の声出しで盛り上がります。その後、前方のステージに戻ると「Giri Giri」、さらにはステージ上に大きな和太鼓が登場。和太鼓奏者による力強い和太鼓の演奏の後、メンバーは全員、法被をはおって登場。「Omakase」を歌うと、その後、大きな纏を掲げ、センターステージまで練り歩きます。
ここからはクライマックス。「Tokyo Calling」、そして本編ラスト「NAINAINAI」ではSUZUKAが客席に降りて会場を盛り上げます。最後は、途中のステージに登場した、アクション俳優や和太鼓奏者なども含めて全員がステージ上に登場し挨拶。本編は幕を下ろします。
もちろんその後は盛大なアンコールへ。アンコール1曲目は「ケセラセラ」。こちらは踊りはなしで、みんなマイクの前で歌を歌うというちょっとアイドルっぽい(?)パフォーマンスに。ただ最後は再びメンバー全員がセンターステージに移動。最後は「迷えば尊し」を歌い、会場全体を盛り上げて、ライブは幕を下ろしました。
ライブはアンコール含めて1時間40分程度。若干、短めのステージでした。ただ、ステージは、特効もあり、ゲストもあり、ステージもかなり大きなセットが設置されており、全体的にかなり派手なステージに。なによりも彼女たち自身、最初から最後までその独特のダンスで踊りつづけるパフォーマンスを披露しており、やはり、あれだけのパフォーマンスが続くと、この程度の時間が精いっぱいなのでしょうか。
ただ、終始盛り上がる曲の連続。凝ったステージに、なんといっても彼女たちのパフォーマンスもあって、非常に楽しめたライブで、文字通りあっという間の1時間40分でした。これはまた、是非とも機会を見つけて、彼女たちのライブに足を運びたいなぁ。ミュージシャン・・・という以上にパフォーマーとしての新しい学校のリーダーズの実力、そして魅力をしっかり認識できた素晴らしいステージでした。
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