ライブレポート2020年

2021年1月12日 (火)

カウントダウンライブ、「初参戦」

サザンオールスターズ ほぼほぼ年越しライブ2020「Keep Smilin'~皆さん、お疲れ様でした!! 嵐を呼ぶマンピー!!~」

会場 横浜アリーナ(オンライン) 日時 2020年12月31日(木)22:00~

コロナ禍で、ついに1度も「ライブ」に行けなかった2020年。ただ一方、オンラインライブだからこそ、なかなか参加できないライブもオンラインという形ではあったものの、見ることが出来ました。そしてそんな2020年を締めくくったのがサザンオールスターズのカウントダウンライブ。なにげに毎年、年末年始は家で家族と過ごしていたのでカウントダウンライブというものには参加したことがなかったのですが、オンラインという形ならでは、アットホームでのカウントダウンライブ「初参加」となりました。

サザンのオンラインライブも、2020年6月のオンラインライブ以来、2度目。会場は前回に引き続き、無人の横浜アリーナでのライブとなりました。今回は、厳密にはライブ配信ではなく、直前に収録したライブ映像を流す形でのスタイルではあったそうですが、ただ基本的にはライブ映像をそのままフルに流す形態になっており、前回の横浜アリーナでのオンラインライブ同様、サザンのライブをそのまま体験できるような構成になっていました。

冒頭はなぜかメンバー全員がお茶の間でこたつに入ってくつろいでいる場面に。クレイジーキャッツかドリフターズのコントを彷彿とさせるような「昭和」のような軽いコントを繰り広げた後、本編スタート。画面は横浜アリーナのステージに移り、メンバーが登場する場面からのスタートとなりました。

1曲目は「ふたりだけのパーティー」からスタート。ある意味、無観客ライブらしい選曲からの開始となりました。そのまま「My Foreplay Music」と続き、さらに序盤から「東京Victory」で盛り上がります。ここでMC。年末のご挨拶を桑田佳祐らしいゆるいノリで。サポートギタリストの斎藤誠と「次の曲なんにする?」なんてトークしながらライブが続きます。

続いては「いとしのフィート」。お正月をテーマとした楽曲なだけに、カウントダウンライブらしい選曲になりました。さらに「恋するマンスリー・デイ」「あっという間の夢のTONIGHT」「君だけに夢をもう一度」「夜風のオン・ザ・ビーチ」「LOVELY WOMAN」とミディアムチューンの、ちょっと渋めの選曲が続きます。まず年の暮れのひと時をまったりとした雰囲気でライブは続いていきます。そして「Ya Ya(あの時代を忘れない)」へ。彼らのバラードの代表曲をしんみりと歌い上げます。

次のMCではまずメンバー紹介へ。その後「次の曲はなんだっけ?」「最近、物忘れがはげしくなって」という話から、桑田佳祐がそれぞれメンバーに「次の曲なんだっけ?」って振ると、みんなが「俺?」と返したかと思えば・・・次の曲は「愛は花のように(Ole)」に、というオチ。ラテンフレーバーのナンバーで、オンラインの画面を通じても、湿気が伝わってくるようでした。

さらに「走れ!!トーキョー・タウン」「世界の屋根を撃つ雨のリズム」と知る人ぞ知る的なナンバーで、どちらもエレクトロ的な要素も入った、ちょっと実験的なナンバーでなかなかユニークな楽曲。さらにちょっと雰囲気が変わり「栄光の男」「はっぴいえんど」とノスタルジックな曲が続き、しんみりと聴かせます。そんな雰囲気の中「LOVE AFFAIR~秘密のデート」でメロウに聴かせつつ、また盛り上げます。

そこから「ボディ・スペシャルⅡ(BODY SPECIAL)」をなんとムーディーでジャジーな雰囲気からスタート。途中から一気にロッキンに展開する構成にもゾクゾクとさせられまう。ビキニ姿の女性のダンスを見せるエロチックな雰囲気から「エロティカ・セブン」へ。これには一気にテンションも上がっていきます。さらに「BOHBO No.5」とエロチックでアップテンポなテンションのあがるナンバーが続きます。

そして勢いそのままに「マンピーのG★SPOT」へ!スタッフが誰もいない無人のアリーナに繰り出し、みんなで法被を着て、おみこしも繰り出しお祭り騒ぎに。桑田佳祐も着物を着て、頭には、熊手のような派手な飾りつけが(なぜか「嵐」の文字も・・・)。そしてここでカウントダウン!!会場に風船が舞い、2021年の年明けとなりました。

年明け一発目は、その雰囲気のままにみんなで「一月一日」へ。「エンタメ業界は負けないからな!!」というメッセージも印象的に、ステージは一度、幕を下ろしました。

で、ここで画面が移って、再びメンバー全員がお茶の間でこたつに入ってくつろいでいる場面に。また、軽いコントを繰り広げた後、アンコールへ。ステージには門松も飾られ、新年を迎えたのちのアンコールになりました。

アンコール&年明け1曲目は「希望の轍」から。新年の幕開けにふさわしい、明日への希望を感じさせる楽曲からスタートとなりました。「夕方HOLD ON ME」へ。さらにMCでは「今年こそ直でお会いしたい!」というメッセージも。本当にその通りで、2021年こそは、コロナが収束し、本当の生のライブでサザンを見てみたい!と強く願いました。そしてラストを締めくくるのは、おなじみ「勝手にシンドバッド」へ!!楽曲の一部をコロナ禍にまつわるメッセージに変えたり、再びスタッフが無人の観客席に躍り出て、無観客ライブながらも非常に盛り上がるステージに。最後は再びメンバー紹介。サポートメンバーふくめて全員がステージ前方に並び、手はつなげなかったのですが、お辞儀をして終了、ステージから去っていきます。

これで終わりかと思いきや、最後はサザンのメンバー5名のみで再びステージ上へ。メンバー全員であいさつをし、ライブは終了となりました。

そんな訳でライブが終了したのが1月1日の0時半頃。約2時間半のステージでした。選曲的には、おなじみのヒット曲・・・というよりは知る人ぞ知る的な曲も多く、私のような熱心なファンではない者にとっては、知る人ぞ知る的な曲にも、これだけ魅力的な曲が多いのか!とあらためてサザンの底力を感じさせてくれました。ただ、その一方で、そんな曲の間にはおなじみのナンバーもはさみ、決して一部のファンだけではなく、多くのリスナーが楽しめる構成になっていたのはさすが。特にカウントダウンの前後には思いっきり盛り上がる楽曲が並び、コロナ禍で鬱々となる中で、最高の年越しの瞬間となりました。

無観客ライブの中、演出として拍手や歓声の「音」を入れていたのですが、個人的には少々わざとらしい演出のように感じられ、若干違和感があったのですが、無観客ライブとはいえ、普段のライブの雰囲気とは変わらないステージングで存分に楽しめたオンラインライブ。本当に、桑田佳祐が言っていたように、2021年は、普通に観客を入れた状態でのライブを演ってほしい!ここに来て、コロナの状況が悪化しているのですが、1日も早く、この状況が終わりますように。そんな気持ちを抱えつつ、次は、是非、オンラインではなく、生でのサザンのライブを!そう強く願ったカウントダウンライブでした。

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2020年12月30日 (水)

2020年ライブまとめ

今年もあと2日。恒例のライブまとめです・・・といっても、今年はご存じの通り、コロナ禍によりライブが軒並み中止になってしまいました。非常事態宣言解除後は徐々に人を入れたライブも戻ってきたのですが、ここに来ての第3波到来で、再びライブが中止となるケースが増えてきています。私は、というと、実はついに今年、普通の「ライブ」には1度も行けずじまいでした。そんな訳で今回紹介するのはすべてオンライン開催でのライブとなります。

5/15(金) 森、道、市場をお茶の間で(お茶の間(オンライン))
5/29(金) 弾き語りツアー風"柴田聡子のインターネットひとりぼっち'20"(京都風(オンライン))
6/6(土) THA BLUE HERB「CAN YOU SEE THE FUTURE?」(札幌すすきの(オンライン))
6/6(土) カクバリズムの家祭り(オンライン)
6/8(月) インターネットのクレイジーケンバンド(オンライン)
6/11(木) 弾き語りツアー風"柴田聡子のインターネットひとりぼっち'20"(大阪風(オンライン))
6/25(木) サザンオールスターズ特別ライブ2020「Keep Smilin'~皆さま、ありがとうございます!!」(横浜アリーナ(オンライン))
7/11(土) THE BAWDIES「DON'T STOP ROLLIN'」(新宿red cloth(オンライン))
7/26(日) ドキッ!丸ごとベッド・イン ナマ配信おギグVol.1(オンライン)
7/29(水) ヤバイTシャツ屋さん 無観客ワンマンライブ「無料だから許して!低画質!低音質!5曲だけライブ!!」(オンライン)
8/31(月) Cocco 生配信ライブ2020 みなみのしまのはなのいろ(オンライン)
9/20(日) 京都音楽博覧会2020(京都拾得(オンライン))
10/18(日) LIVE MAGIC! 2020 ONLINE(オンライン)
11/7(土) B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820-Day2(Zepp Haneda(オンライン))
12/31(木) サザンオールスターズ ほぼほぼ年越しライブ2020「Keep Smilin'~皆さん、お疲れ様でした!! 嵐を呼ぶマンピー!!~」(横浜アリーナ(オンライン))

すいません、率直に言わせてください。オンラインライブ、つまらん(苦笑)。最初のうちは、ミュージシャンと同じ時間を過ごしつつ、事実上、ライブを最前列で見た感じが味わえる!ということでワクワクしていた部分もあります。ただ、やはりダメです。ライブは、やはりミュージシャンと客席のファンがみんなで作り出す独特の空気感が魅力で、無観客のライブ映像を見ていても、正直、テレビの音楽番組を見ているのとそう変わりません。5月から7月まではかなりのペースでオンラインライブを見ていながら、8月以降、急激に見ている本数が少なくなったのはそういう理由。あと、5月、6月あたりは1,000円程度だったオンラインライブのチケット代が、なぜか8月あたりから高騰しはじめたんですよね・・・普通の「テレビの音楽番組」に3,000円くらい出したいとは、ある程度好きなミュージシャンのライブ以外は思えなくなりました・・・。コロナ禍で、まだなかなかライブに足を運べない中、おそらく、来年もオンラインライブは見続けるのでしょうが・・・早く、何の憂いもなくライブに行きたい!!!

そんな中でのベスト3です。

3位 ヤバイTシャツ屋さん@無観客ワンマンライブ「無料だから許して!低画質!低音質!5曲だけライブ!!」

タイトル通りの無料ライブ。「低画質、低音質」と唄うように、当日は、おそらく民生用のカメラ1台だけ使用した、非常に安上がりのステージ・・・なのですが、低画質だからこそ、逆に、「その時間をミュージシャンと共有している」というリアリティーが出て、「ライブに参加している」という気分を味わうことが出来ました。高い機材をつかって、凝った映像を流して、それなりのチケット代をもらうよりも、こういうスタイルの方がオンラインに向いているのでは??

2位 B'z@B'z SHOWCASE 2020-5 ERAS 8820-Day2

今回、5週連続でオンラインライブを開催。彼らの活動期を5つに区切って、それぞれの期間の曲を演奏するというオンラインライブならではの試み。私が見たのはそのうちの2日目のライブでした。他の日を見なかったのは、いろいろと事情があって見れなかっただけなのですが・・・。以前見たB'zのライブも非常に楽しかったのですが、この日のライブもオンラインながらも非常に見せ方が上手いパフォーマンスで、エンターテイナーとしての本領が発揮されたステージに。オンラインという環境の中でしたが、素直に非常に楽しいパフォーマンスでした。

1位 THA BLUE HERB@「CAN YOU SEE THE FUTURE?」

非常事態宣言明け直後に行われたオンラインライブ。今回、数多くオンラインライブを見てきましたが、その中でもコロナの中でのメッセージ性が最も強く、強い印象に残ったのがこの日のライブでした。楽曲も、コロナの中でのエールを送るようなメッセージ性の強い曲が多く、MCでも、コロナの中で苦しんでいる人たちへのメッセージを込めたもの。彼ららしいといえば彼ららしいのですが、コロナの中だからこそ生まれた、非常にインパクトの強いステージでした。

まだ、この状況は続きそうなだけに、来年になって通常のライブに足を運べるのか、まだ不透明なのですが・・・1日も早くこの状態が終わり、かつての日常に戻れますように!

(追記:2021/1/12)

12月31日のサザンオールスターズライブについて追記しました。

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2020年11月13日 (金)

懐かしいナンバーの連続

B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820- Day2

会場 Zepp Haneda(オンライン) 日時 2020年11月7日(土)19:00~

まだまだコロナ禍の影響でライブの本格的開催もなかなかままならぬ中、今回はB'z初の無観客配信ライブ。今回のライブではなんと毎週土曜日に5週連続のライブを実施。彼らの活動期間を5つの時代に区切り、それぞれの時代の曲をセットリストに組み込んだ、という趣向の凝った配信ライブとなっていました。Day1は見れなかったのですが、今回、まずはDay2を視聴。Day2の今回は90年代半ばの楽曲を集めたセットリスト。自分にとっても高校生から大学生の頃にリリースされた曲の連続で、かなり懐かしさを感じるセットリストになりました。

ライブ会場はZepp Haneda。バックは灰色でくすんだような壁のようになっており、まるで廃墟のような凝った雰囲気のステージになっていました。そんな中、まずは「LOVE IS DEAD」「おでかけしましょ」とかなり懐かしさを感じるナンバーからスタート。というか、久しぶりに聴きました・・・。逆の意味で、このコロナ禍らしい選曲といえば選曲といった感じもします。「おでかけしましょ」は、ある意味B'zらしいともいえる「ポップ」な曲で、ライブで盛り上がりそうだなぁ・・・と思いながら、楽しんで聴くことが出来ました。

そしてかなり懐かしい「Don't Leave Me」へ。かなりゆっくりと、そして力強く歌い上げるライブバラード。うーん、かなりボーカルの声量が必要とされるナンバーなのですが、30年近くたって、全く衰えを感じさせない稲葉浩志のボーカルに驚かされます・・・。さらに「闇の雨」と、こちらはかなりレア曲で、私自身もかなり久しぶりに聴いた感じも。ちょっと切なく歌い上げるバラードナンバーなのですが、こういうライブならではの選曲といった感じでしょうか。かなり意外でした。

バラードでしんみりした選曲から一転、簡単なMCを挟み、これまた懐かしさを感じる「You&I」、さらに「夢見が丘」へ。これもまたアルバム曲ながらも人気の高い、メランコリックなミディアムナンバーで、非常にうれしい選曲に思わず聴き入ってしまいます。その後、軽くMCで、今回のライブ会場の羽田に関するコメントをして、そのまま「love me,I love you」へ。ここで稲葉浩志はマイク片手にステージを飛び出し、Zepp Hanedaの中を歌いながら歩き回ります。ある意味、配信ライブらしい演出。「やりたくないことばかりが/次々と見つかるけれど」のフレーズでコロナ感染症対策のソーシャルディスタンスやマスクのお願いを指さしたりして、なにげにこの曲の歌詞、このコロナ禍でピッタリあてはまってしまうようなフレーズが登場するんですね・・・。

そこから雰囲気は一転。ブルージーなギターフレーズをしっかりと聴かせ、非常にブルージーな曲調の「もうかりまっか」へ。こちらも懐かしいナンバーなのですが、いまから聴くとかなりブルージーな曲調ながらも歌詞はコミカルなのがある意味B'zらしいですね。なぜか途中「港のヨーコヨコハマヨコスカ」ならぬ「羽田のヨーコヨコハマヨコスカ」のフレーズが入った後、暗くなったステージの中で、ランタン片手に、稲葉浩志のコロナ禍での愚痴のような「語り」が繰り広げられるという、今の時代らしい、コミカルな展開になっていました。

そして再びコミカルな演出から一転「The Wild Wind」へ。ステージ上に火がたかれて、かなり雰囲気のあるステージに。このステージ上に火をたくという演出は無観客だからこそ実施できたんでしょうか。続く「Home」は非常事態宣言の中で、自宅セッション動画をアップした曲で、この日は全員での演奏となりました。こちらも今回のライブにふさわしい選曲。まだ無観客ですが、ライブサポートメンバーを含めて演奏できた、という点では日常へちょっとだけ戻ってきたといった感じでしょうか。途中、曲中にMCが入って、稲葉浩志が各メンバーにStay Home中に何をやっていたかのインタビューなんかが入ったりして、これまた、今の時代らしい構成になっていました。

その後のMCではあらためてこの日のメンバー紹介。そしてそのまま「ミエナイチカラ~INVISIBLE ONE~」へと突入しました。ここらへんからライブは終盤戦に。さらに「スイマーよ!」「Liar! Liar!」とアップテンポな曲が続き、テンションはどんどん上がっていきます。そして「さまよえる蒼い弾丸」でさらにテンションは最高潮に達します。

そしてラストは「Calling」!最初、稲葉浩志はマイクを置き、地声で声をはりあげて歌い始めます。この曲も、ある意味、今のコロナ禍の時代を反映できそうな歌詞なのが印象的。稲葉浩志の力強い歌声と、松本孝弘のギタープレイが強く印象に残るナンバーで、まさに今回のライブのラストを飾るにふさわしいナンバーに感じました。

ライブは約1時間40分程度。非常に懐かしい曲の連続。レア曲なども少なくなく、久しぶりに聴いた曲も多くありました。また、演出や選曲なども、このコロナ禍の無観客配信ライブらしい部分も少なくなり、逆にこの状態だからこそ楽しめることが出来るステージだったように感じます。しかし、これらの曲のリリースから既に20年以上の月日が経過しているんですね・・・あらためて自分が年を取ったなぁと感じてしまいました(苦笑)。そして、変わらぬ稲葉浩志の歌唱力にはビックリ。ただ、さすがにルックスやMCの普通のしゃべるになると、それなりの寄る年波を感じてしまうのも事実なのですが・・・。

終始懐かしい気分に浸りながら楽しんだB'zのライブ。5週連続のライブということで、来週は残念ながら予定があり見ることが出来ないのですが、Day4やDay5も時間が許せば見てみたいなぁ。配信ライブというスタイルをしっかりと生かした、彼ららしい完成度の高いステージでした。

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2020年10月23日 (金)

知る人ぞ知る的な良質のバンドが並ぶ

LIVE MAGIC! 2020 ONLINE

会場 オンライン 日時 2020年10月18日(日)18:00~

コロナの中で、完全に開催が途絶えていたライブですが、ようやく少しずつ、有観客でのライブ開催が戻りつつあります。とはいえ、開催はまだまだ限定的。配信での開催がまだまだ続いています。ただ一方、ライブ配信での開催がゆえに、いままで行きたくても場所や日程の都合上、なかなかいけなかったライブイベントに、オンラインという形で参加できるようになるケースも少なくなく、先月のくるりの京都音博もそうですが、今回紹介するライブイベントもそう。ラジオDJや音楽評論家として活躍するピーター・バラカンが主催する音楽イベント。毎回、彼がセレクトする主にワールドミュージック系の、知る人ぞ知る、しかし非常にクオリティーの高いミュージシャンが参加しているイベントで、以前から参加したいと思いつつ、休日に東京での開催ということでなかなか参加できずにいました。しかし今年はコロナ禍の影響でオンラインでの開催に。2日間開催だったのですが、そのうち日曜日のイベントは時間的な余裕が出来、今回、オンラインという形ではじめてこのイベントに「参加」しました。

ライブは18時ちょうどからスタート。最初はピーター・バラカンがスタジオのようなところから登場し、簡単な挨拶からスタート。まずは過去のアーカイブの放送からスタート。最初はDereb The Ambassadorというエチオピアン・ジャズのグループから登場します。2018年のライブの映像で、軽快なリズムとサックスの音色が心地よい、アフロビート的なリズムにジャズの要素をちょっと加えたような楽曲が魅力的。いわばアフリカ音楽の要素を醸し出しつつも、一方ではあか抜けたようなサウンドを奏でており、このバランスがとても絶妙に楽しめる、そんなバンドでした。

この日はライブ映像の合間にピーター・バラカンのスタジオからの司会とバンドの紹介・解説が流れる構成。この途中のピーター・バラカンの司会の部分はライブ配信という形になっていました。また、ライブ映像の途中には、LIVE MAGIC!に毎年、ブースを出展する飲食店の取材映像なども入り、そういう面でもライブイベントらしさを出した構成になっていました。

続いてはOmar Sosa&Seckou Keitaという、キューバ出身の人気ピアニスト、オマール・ソーサと、セネガル人でロンドン在住のコラ演奏家、セク・ケイタによるユニット。2017年のイベントでの映像となるのですが、この日はさらにパーカッショニストが参加し、3人でのステージとなっていました。アフリカ系の音楽、かと思いきや、流れる水のような爽快感を覚えるサウンドがとても心地よい、非常に清涼感あふれるサウンドが特徴的。コラの音色に感じる、どこか壮大なアフリカ的な雰囲気が垣間見れる点も非常に魅力的で、独特の世界観をつくりあげていたグループでした。

3組目はFlor De Toloacheという女性5人組バンド。アコースティックギターにバイオリン、トランペット、トロンボーンという組み合わせの、アメリカはニューヨーク出身のラテングループ。こちらは2019年のライブ演奏となります。アコースティックなサウンドで、ラテン風のメランコリックな泣きメロを聴かせてくれるのが特徴的。あと、全員、胸元を大きくあけた服を着て、かなりセクシーな雰囲気だったのも印象的でした(笑)。

続いては中村まりwith高田漣による2018年のライブ演奏。高田漣はここでもアルバムを取り上げたことがありますし、よく知っているミュージシャンなのですが、中村まりは今回はじめて聴きます。アコギの弾き語りなのですが、中村まりは非常に伸びやかな表現力豊かな歌声が魅力的なボーカリストで、一気に気になる存在となりました。全2曲なのですが、うち2曲は高田漣の父親、高田渡の「コーヒーブルース」だったのですが、これも彼女の色にすっかり染めた、素晴らしいカバーとなっていました。

5組目はNoam Pikelny&Stuart Duncan。フィドルとバンジョーという組み合わせのユニットで、こちらも2018年のライブ演奏。アメリカンルーツミュージックをフィドルとバンジョーの軽快な音色で演奏したグループで、アコースティックな楽器2本のみの演奏ながらもしっかりとステージを沸かせたスケール感も感じる演奏を聴かせてくれました。

で、ここまでで約1時間が経過。19時からはピーター・バラカンがMCをつとめるInter FMとの同時放送という形になりました。

そしてここではじめて生演奏。スタジオに毎回、LIVE MAGIC!に参加しているというギタリスト濱口祐自が登場し、スタジオでの生演奏を披露してくれました。ライブがはじまってからMCでは関西弁でとにかくしゃべりまくる、いかにも関西人的なキャラなのですが(笑)、演奏がはじまると一転、ギターで魅力的な演奏を聴かせてくれます。最初はギターバンジョーでの軽快な演奏からスタートし、その後はブルージーな曲だったり、最後には自分のオリジナル「楽しい迷路」というシンプルでちょっとブルージーなギターインストを聴かせてくれたりと、全4曲のライブ演奏ながらも、比較的シンプルながらも表現力のあるギターサウンドをしっかりと聴かせてくれました。彼についてもはじめてその名前と演奏を聴いたのですが、これは一度、ライブでも見てみたいです。

その後はJack Broadbentというイギリスのシンガーソングライターによる2016年のライブ映像。1曲だけなのですが、Little Feetの「Willin'」を演奏して、しんみりとした泣きメロを聴かせてくれました。

そしてここで、この日のために収録された映像に。東京は羽村の工場の中で収録された映像なのですが、まずは元ちとせの登場。「朝花節」を披露してくれました。元ちとせのステージは久しぶりに見たのですが、以前と比べると、ボーカリストとして芯がより強くなり、力強さが増したような印象を受けるような演奏に。その歌唱力に惹きつけられるステージでした。

さらに個人的には一番のお目当てだった民謡クルセイダーズに。「虎女さま」を演奏してくれたのですが、サックスやパーカッションを入れた軽快で楽しいステージで、音源で聴く以上に開放感あふれるパフォーマンスになっていました。これは是非ともライブを見てみたいなぁ。そして最後は元ちとせと民謡クルセイダーズのコラボで「豊年節」へ。裏打ちのリズムで力強く、伸びやかな元ちとせのボーカルも強く印象に残ります。民謡クルセイダーズによる演奏もグルーヴ感あふれ、民謡をあらたに解釈したサウンドは見事。素晴らしいコラボとなっていました。

そしてQuarter To Africaというイスラエルの音楽グループから、テナーサックス奏者のヤキールによる、この日のためのメッセージビデオとサックスの短い演奏が届けられます。さらには、このQuarter To Africaによる2017年の演奏に。なんと日本の「炭坑節」をギター、トランペット、サックスなどでカバーした演奏となっており、民謡クルセイダーズにも通じるにような、ジャズやラテン的な要素も取り入れた演奏に。耳なじみある曲なのですが、一風変わった解釈での演奏が非常に魅力的でした。

で、ここでInter FMとの同時放送は終了。この後はライブ配信のみでイベントは続きます。

ここで再び、この日のイベントのみでの映像で、ポーランドの伝統音楽、マズルカを奏でるJanusz Prusinowski Kompaniaが登場します。彼らについては当サイトでもアルバムを取り上げたことのあるグループなのですが、1曲目はフィドルとチェロ(?)、フルートとタンバリンのような楽器を持っての演奏。マズルカの特徴としては3拍子の踊りがベースとなっているそうなのですが、明るく軽快なリズムとサウンドが楽しめる曲になっていました。

一方続く2曲目ではうってかわってトランペットとクラリネットのような縦笛、アコーディオンにチンドン屋のチンドン太鼓のような楽器での演奏となりました。こちらも明るく軽快でワクワクしてくるような演奏に。アルバムを聴いたときにも感じたのですが、このグループもライブで聴いたら楽しいだろうなぁ。いつか、ライブを見てみたいです。

そして最後はSouliveというアメリカのジャズファンクバンドによる2017年のライブ映像で「Tuesday Night Squal」という曲を。ギターやシンセの音色でフュージョン風でありつつもファンキーなリズムとグルーヴィーなサウンドが心地よいギターインストのナンバーになっていました。

そんな訳で、終了したのは20時半頃。みっちり2時間半に及ぶボリューミーな配信ライブでした。今回の「LIVE MAGIC!」。正直、期待していた生演奏はほとんどなく、事前に撮った映像または過去のライブ映像がメインで、その間にピーター・バラカンの紹介・解説でつなぐというスタイル。どちらかというと、ピーター・バラカンによる音楽番組を見ているような、そんな感じの配信ライブになっていました。

とはいえ、さすがは音楽に精通している彼のセレクトだけあって、参加しているミュージシャンはいずれも個性的で非常に魅力的。一般的によく知られているようなミュージシャンは少ないのですが、ただ一度ライブ映像を見ただけで、次は是非、生で見たくなるような、そんな素晴らしいライブ映像の連続で、非常に満足しました。なんといっても、これを「タダ」で見れるというのは非常にお得感もあり、とても楽しめた2時間半となりました。

以前から一度は参加してみたかったイベントライブなのですが、是非、やはり一度来年以降、参加したいなぁ。来年は、以前のように有観客のライブで開催されることを切に願っているのですが・・・。とりあえずは、今回のミュージシャンたちの音源を聴いてみたい!とても充実した内容のイベントでした。

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2020年10月 4日 (日)

今年はオンラインで開催

京都音楽博覧会2020

会場 京都拾得(オンライン) 日時 2020年9月20日(日)19:30~

新型コロナの影響で、2020年の音楽フェスが軒並み中止またはオンライン開催となった中、くるりが主催で毎年開催している京都音楽博覧会もオンライン開催となりました。そんな訳で、ずっと参加できなかった京都音博ですが、オンラインということで今年は参加。オンラインとはいえ、2010年以来、2度目の京都音博となりました。

岸田繁楽団

まず時間となり最初にスタートしたのは「岸田繁楽団」なる、今回の京都音博を機に結成されたグループ。

「1.誰でも入れる楽団
2.どこでも演奏する楽団
3.なんでも演奏する楽団」

がコンセプトのようで、バイオリンやピアノ、コントラバス、クラリネットなどといった管弦楽的な編成の楽器に、岸田繁のギターやドラムセットも加わるポピュラーミュージックと管弦楽を融合させたようなスタイル。最初は京都拾得からの演奏で、岸田繁作曲による管弦楽の楽曲を優雅、というよりもメロディアスに、そして軽快に聴かせてくれます。

1曲が終了した後は、別撮で岸田繁への簡単なインタビューがあり、続いて2曲目は…これは意外な感じ!THE BOOMの「島唄」のカバー!伸びやかなストリングスをバックに岸田繁のボーカルが楽曲に妙にマッチしていました。さらにHomecomingsの畳野彩加を迎えてユーミンの「ひこうき雲」のカバー。こちらも畳野彩加のボーカルがユーミンっぽいボーカルスタイルとなっている、ストリングスも絶妙にマッチしたカバーに仕上がっていました。さらにHomecomingsの「白い光の朝」という曲へ。こちらもストリングスをバックとした爽やかな曲調が印象に残ります。

さらにUCARY & THE VALENTINEをゲストに「ドンじゅらりん」へ。この曲は岸田繁が作詞作曲を手掛けたEテレ「み~つけた!」で使用されている楽曲のカバーですね。「み~つけた」の曲らしいユニークでとても楽しい曲になっていました。さらに佐藤征史がベースで登場し「
琥珀色の街、上海蟹の朝」へ。こちらはバンドサウンドメインのファンキーなアレンジは変わらずに、ストリングスやUCARY & THE VALENTINEのボーカルが加わり、より爽やかさが加わりました。続く「ブレーメン」はもともとストリングスアレンジの曲ですが、今回はゲストボーカルとして小山田壮平が参加。トランペットでファンファンも加わり、また原曲とは少々変わった雰囲気になっていたのがユニークでした。

岸田繁へのインタビューでandymoriへの賛辞が述べられた後、小山田壮平をゲストに迎えたままandymoriの懐かしい「1984」へ。さらにはナポリ民謡の「サンタ・ルチア」のカバー、さらには再び短い岸田繁のインタビュー映像を挟みアウトロ的なインストナンバーに。ストリングスバックの優雅な雰囲気で1時間弱のライブは幕を下ろしました。

くるり

配信ライブはそのままくるりへ。一転、バンドサウンドが全面に押し出された演奏に切り替わり、最初は「愉快なピーナッツ」からスタートとなりました。さらに「さよならリグレット」「京都の大学生」とポップな曲が続きます。「京都の大学生」は岸田繁がマイク1本で歌う、歌謡曲風なステージになりました。さらにちょっとユーモラスな「Liberty&Gravity」、さらにはここで新曲。「益荒男さん」という曲らしく、日本の民謡やレトロ歌謡の影響も感じさせるユニークな楽曲が、今の岸田繁の興味のありかを感じさせます。

序盤は比較的、ポップな方向性の作品が並びましたが、さらに続けて披露された新曲「潮風のアリア」はバンドサウンドを前に出したミディアムチューン。郷愁感あるメロがくるりらしい楽曲に。そしてちょっと懐かしい「虹」、レア曲の「鍋の中のつみれ」、さらに「太陽のブルース」とミディアムテンポのギターロックナンバーが続きます。

で、ここで一転「トレイン・ロック・フェスティバル」とアップテンポなロックチューンに。さらにこれまた懐かしい「東京」「ロックンロール」と、緩急つけたロックチューンが展開します。アウトロではバンドメンバーみんなでジャムった後、そのままブルージーな岸田のギターにのって、ブルージーなバンドサウンドに。そしてそのままくるりとしては珍しいブルースナンバー「怒りのぶるうす」へと流れていきます。

さらにインストナンバー「Tokyo OP」で息の合った演奏を聴かせてくれた後は、そこまでの雰囲気から一転、岸田繁がアコギをかかえて「Bremen」へ。ファンファンのトランペットもメンバー3人のみの演奏となりしんみりと響かせながら聴かせます。さらに同じくメンバー3人のみの演奏で「キャメル」、そして「宿はなし」をしんみりと聴かせライブは幕を下ろしました。

最後はこの日の出演メンバーの写真が流れ、「来年は梅小路公園でお会いしましょう」というメッセージも流れライブは終了。くるりのステージは約1時間強。合計2時間強のライブでした。

今回は配信ライブでしたが、生ライブの形式ではなく、岸田繁楽団では途中、インタビュー映像が挟まったり、くるりのステージではMCもなく淡々とライブが展開していくような内容で、ライブというよりは映像作品という色合いの強い「配信ライブ」になっていました。ただ、岸田繁楽団はクラシック志向の強い岸田繁らしい試みで、ゲストも参加しているなど、ある意味「フェス」っぽい企画に。くるりのステージもサポートメンバーを迎えてのステージと、メンバー3人だけのステージという構成になっていて、新曲も含め、しっかりくるりの魅力を伝えたステージになっており、聴き応えのある内容になっていました。

今年はこういう形になってしまった京都音楽博覧会。まあ、ただそのお陰で久しぶりに「参加」できた、ということはあるんですけどね。もっとも来年は何の憂いもなく、以前にように梅小路公園で開催できるようになっていることを切に願っています。次、いつ行けるかどうかはわかりませんが・・・。

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2020年9月 1日 (火)

ダーククイーンCocco

Cocco 生配信ライブ2020 みなみのしまのはなのいろ

会場 オンライン 日時 2020年8月31日(月)19:30~

コロナ禍の中続く配信ライブ。今回はCoccoの生配信ライブ。スタートすると、まずはどこかのスタジオから。まずは今回の生配信ライブが行われた経緯がCoccoから説明されました。こちらは事前に録画したものらしいですね。その後、場面は変わってライブハウスへ。静まりかえったステージの中に、まずは静かにメンバーが登場。最初はメンバーのクローズアップの画像が続き、そしておもむろにライブがスタート。黒いベールで黒い衣装に身を固めた、ダークな雰囲気のCoccoが登場。まずは最新アルバム「スターシャンク」から「花爛」からのスタート。まずはダークでヘヴィーな雰囲気でライブはスタートしました。

さらに同じくスターシャンクから「2.24」。こちらもダークな雰囲気のナンバー。そしてそこから一転、懐かしいナンバーの「濡れた揺籃」へ。懐かしい「クムイウタ」からの楽曲ですが、ヘヴィーでダークなサウンドの楽曲が続きます。その後も「ドレミ」「Ho-Ho-Ho」「Gracy Grapes」と、「スターシャンク」からの曲を中心にヘヴィーでダークな雰囲気な曲が並び、「ダーククイーン」のCoccoをまずは存分に見せつけるステージからスタートしました。

その後は、なぜかビブラフォンで静かに「ジングルベル」を演奏。この真夏になぜ??そのままピアノ1本の弾き語りで「take me home」へ。こちらは3月に配信で披露した曲のようです。途中、バンドサウンドも入りながら、静かに優しく歌い上げてくれます。さらにスターシャンクから「フリンジ」に。力強いバンドサウンドをバックに、しっかりと前を凝視しながら力強く歌いCoccoの歌声が非常に印象に残ります。

「スターシャンク」からのナンバーは続く来ます。続いては「くちづけ」。こちらも暗い照明の中、原曲よりもダイナミックなアレンジでのステージになります。「願い叶えば」も原曲に比べてダークな雰囲気に。さらにここで意外な展開で彼女の代表曲「強く儚い者たち」へ。こちらも原曲とはかなり異なるギターサウンドが前に押し出された、ガレージ色の強いアレンジに。ただCoccoの歌声は原曲と同じく強く優しい歌声を聴かせてくれ、原曲とはまた異なる味わいのあるステージとなっていました。

ここで楽曲は一転、アコースティックな作品で静かに聴かせる楽曲へ。こちらは新曲のようです。ここで彼女が頭につけていた黒いベールが、いつの間にか白いリボンに変わっていて、ちょっとしたお色直しです。その後は「ひばり」をゆっくりと優しく歌った後、新曲を披露。こちらは力強いバンドサウンドをバックに伸びやかな歌声を聴かせる曲、なのですが、CD音源だとまたアレンジが違ってきそうな…。続く「インディゴブルー」もよりヘヴィーでダイナミックさを増したアレンジに。彼女の力強い歌声に、負けじとバックの演奏にも力が入っていました。

そして最後も新曲「Rockstar」へ。これが最高にヘヴィーでロッキンなカッコいいナンバー。彼女のシャウトもさえまくります。この楽曲で思いっきりシャウトしまくり、最後は静かの舞台から去ります。終了時間が21時ちょっと前。ちょうど1時間半の配信ライブとなりました。

残念ながらアンコールはなしだったのですが、ただ、「スターシャンク」からの楽曲を中心に、「ダーククイーン」という自称そのものの、最初から最後までダークでヘヴィーな展開が続くステージ。楽曲も原曲より、よりヘヴィーでダークなアレンジとなっており、非常に聴き応えのあるステージでした。そしてこれ、なによりもライブハウスみたいな狭い会場で「密」になって聴きたかった!と思うような、とてもカッコいいステージで、90分があっという間に過ぎ去ったライブでした。

最初から最後までMCなしの18曲。ただ、Coccoのダークな世界を堪能でしたライブで、こういうライブを(チケット獲得戦なしに)気軽に楽しめるのも配信ライブならでは、といった感じでしょうか。でも、やはり次は生で見てみたい!ともかく、Coccoのカッコよさに聴きほれた90分でした。

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2020年8月 7日 (金)

ヤバTらしいユニークな配信ライブ

ヤバイTシャツ屋さん 無観客ワンマンライブ「無料だから許して!低画質!低音質!5曲だけライブ!!」

会場 オンライン 日時 2020年7月29日(水)21:30~

今日もまた、無観客配信ライブでのライブレポートです。今回の配信ライブはヤバイTシャツ屋さん。今、もっともライブに行ってみたいミュージシャンの一組。平日開催ながら21時半スタートという遅さもあって、まず開始時間にパソコンの前にスタンバイしました。その後、予定時間になるとスタジオが映し出され、やがてメンバー3人が登場。ライブがはじまるかと思いきや、最初はメンバーそれぞれスマホを持って、Tweetのコメントを読みながら、トークからスタート。この日のライブはカメラ1台のみ。音声もカメラについているマイクをつかっているそうです。グダグダな感じのMCがまずは続く。10分以上続いてようやく1曲目になります。

まずは「あつまれ!パーテイーピーポー」からスタート。画質は悪くないのですが(ただカメラ1台のみなので、全くカメラワークがない…)、音質はかなり悪い感じで、高音になると音が割れてしまうほど…。ただ、テンションの高さは十分伝わっていきます。1曲目からかなりハイテンションなスタートとなります。

そのままのテンションのまま「Tank-top of the world」へ突入。力強いサウンドなのですが、若手バンドというイメージがあったがたたずまいも、人気バンドの雰囲気が出てきている感じ。さらにそのまま「かわE」へと導入。たった5曲のライブなのに、最初の10分がMCで、次の10分で一気に3曲も展開していきます。最初からテンションマックスの曲が並んでおり、気分もどんどんあがっていきます。

そして、そのままMCへ。こやまたくやは大きな声を出すのが半年ぶりらしく、3曲で息が切れていました。そのまま、またスマホをいじりつつ、コメントの紹介。ここでこの日の「売り」になっていた超重大発表、とことでドキドキしながら聴いていたのですが、9月30日に4枚目のフルアルバム発表というニュース。ある程度予想していましたが(笑)、これはうれしい発表。タイトルも「ユー・ニード・ザ・タンクトップ」だそうで、これはかなり楽しみです。

そんな重大発表込みのMCが20分近く行われ、その後、ようやく4曲目へ。その次のアルバムに収録される「癒着☆NIGHT」。再び一気にテンションがあがっていきます。そして、そのままラスト「ハッピーウェディング前ソング」へ。音質はかなり悪くて、歌詞が聴きにくいのですが、聴いていても思わず暴れたくなってしまいます。

5曲ながらも久々の「ライブ」なだけにメンバー全員、かなりクタクタな感じ。そしてコメント欄にはアンコールの嵐が。そんなこともあって、アンコールへ。コメント欄でリクエストを応募して、その間にアルバムの紹介などをして息を整えてから、「無線LANばり便利」に。ライブばりのジャンプも取り入れ、まさにパソコンの前ながらもライブのような空気感を味わいつつ、ライブは終了しました。

ライブは予定通りピッタリ1時間。なにげにヤバTはライブを見るのが今回がはじめてだったのですが、非常にテンションが高く、またヘヴィーな演奏とポップなメロが楽しい、終始、ワクワクしっぱなしの楽しいステージでした。「低画質低音質」をうたっていたのですが、音質については、その通り、かなり悪いものに(笑)。ただ、画質については通常の配信レベルの画質になっていて、違和感はありませんでした。それよりもカメラが1台のみの配信で、固定されたカメラ位置から全く動かない映像になっていたのですが、それが逆に、個人的にはライブらしい臨場感を与えていたように感じます。というのも、配信ライブでは、凝ったカメラワークをみせてくれる映像も少なくなく、それはそれで大きな魅力なのは間違いないのですが、実際のライブでは、ステージ上の細部を観れるわけはありません。逆に、今回のヤバTのライブのように、カメラ位置が1か所に固定されていた方が、実際に観客席でステージを見ているような錯覚を味わえたように思います。

途中、グダグダなトークが長く続いたのも彼ららしさを感じますし、バンド演奏はしっかりと力強いプレイを見せてくれました。また、全体的に軽いノリなのも今の若者らしい感じが。以前から一度見てみたかったヤバTのライブ。こういう形とはいえ、とりあえずは彼らのステージを見れて満足しました。次は、是非、本当の生ライブで!早くその日が来ることを祈っています。

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2020年8月 3日 (月)

配信でもいつも通り

ドキッ!丸ごとベッド・イン ナマ配信おギグ Vol.1

会場 オンライン 日時 2020年7月26日(日)17:00~

昨年、そのステージをはじめてみて、その楽しさとカッコよさに魅了されたベッド・イン。今回は配信でのライブが行われるということもあり、さっそく見てみました。配信ライブで、あの楽しさがどこまで再現できるか…楽しみにしつつ、パソコンの前に陣取ります。

ライブがスタートすると、バンドメンバーがまず登場。そしえ、ボンテージファッションにジュリ扇を振りつつ、ベッド・インの2人が登場します。セクシーなファッションの中、一発目は「♂×♀×ポーカーゲーム」からスタート。いきなりへヴィーなバンドサウンドをガツンと聴かせる楽曲でロッキンな彼女たちの姿を見せてくれます。そのまま「男はアイツだけじゃない」へ。こちらもかなりへヴィーなバンドサウンドをバックに、コロナの中でのうっぷんを晴らすかのように、ベッド・インの2人も声を張り上げて歌い上げます。

その後はMCに。配信ライブながらもMCは通常のライブのノリで、いきなり「パソコン通信の前のみんな!」とかなり懐かしい単語が飛び出します。その後もかなり際どいエロトークやら、昭和の死語満載のトークを展開。中尊寺まいの胸元にカメラがアップするなど、配信ならではの際どいカメラワークも飛び出したり、配信ライブの無観客ライブだったのですが、完全にいつものライブのノリで展開していきます。

そして最新アルバム「ROCK」から「悔しいくらい愛してたあなたにSAYONARA」「LIFE DANCE~人生を踊れ!~」のナンバーが続きます。かなり90年代の色合いが強い楽曲をヘヴィーなバンドサウンドで聴かせてくれて、ちょっと懐かしい気分にも浸りました。

続くMCでは、お色気たっぷりにペットボトルの水を飲んだ後は、配信ライブらしく、チャット機能のコメントを紹介したり、さらにはメンバー紹介と続き、ここで以前、カバーアルバムにも収録された久宝留理子の「『男』」のカバー。個人的にリアルタイムで聴いて大好きな楽曲だっただけに、画面の前でもひとりで大盛り上がりしてしまいました(笑)。

さらに再び最新アルバム「ROCK」から「Everybody 無敵!」に。ジュリ扇を振りかざし、トランシーなサウンドを入れつつ、へヴィーなバンドサウンドも聴かせる楽曲で、テンションはますます上がっていきます。そのテンションのまま「Conscious ~闘う女たち~」へ。こちらも分厚いギターサウンドをバックに、ロックなベッド・インを前面に出したナンバーに。途中、中尊寺まいが歌詞を忘れてしまうハプニングなどもありつつ、ロックなベッド・インを前面に押し出した楽曲が続きます。

その後のMCでは、再びタブレットを持ち出し、チャットのコメントを紹介。さらにライブでおなじみの生着替えタイプを配信ライブでも。大きな紅白の幕が登場し、その後ろでメンバー2人がいわばスーパージョッキーの生着替えタイムに。そして2人、かなり大胆なビキニ姿になり、登場します。

そんなセクシーないで立ちで、「We are "BED IN"」に。こちらもアルバム「ROCK」から、ヘヴィーメタル風のサウンドを前に押し出した、ハードなロックチューンをパワフルに聴かせてくれます。さらに90年代J-POPの匂い満載の「SHOW ME POWER」へ。爽やかながらも分厚いサウンドを存分に聴かせつつ、そのサウンドにはアラフォー世代の私にとっては非常に懐かしさを感じる楽曲となっていました。

これでとりあえず本編は終了。おなじみの「サンクスモニカ~」という言葉を残しつつ、とりあえずメンバーは会場を去ります。そしてその後はアンコールへ。しばらくするとメンバーが再び会場に登場。今度はTシャツを着て登場。このTシャツを含めて、通販でのグッズ紹介となりました。

そうしてはじまったアンコールはまず「Summer Dream」から。ファンキーなベースサウンドとアグレッシブなエレピのサウンドが印象に残るナンバーに。さらにおなじみの「C調び~なす!」へ。この日のライブでは、原曲に比べて重低音を前に押し出した、よりロック色を強めたアレンジになっていました。

そして最後は「ジュリ扇ハレルヤ」へ。ここまでのハードなロック路線から一転、ジュリ扇を振り回しつつ、明るいポップチューンを聴かせてくれ、非常に明るい雰囲気の中、ライブは当初の予定通り、約1時間半で幕を下ろしました。

そんな訳で、初の配信ライブとなったベッド・インのステージ。ある意味、ノリはいつも通りといった感じで、非常に楽しむことが出来ました。特に今回は、ミニアルバム「ROCK」をリリースした後でのステージということもあり、いつも以上にロックなベッド・インの側面を押し出したライブに。バンドサウンドを前面に押し出しており、ロックバンドとしての彼女たちの魅力を存分に感じることが出来るライブ構成になっていました。

エロい単語や昭和の死語満載の彼女たちのMCもいつも通り。なのですが、こちらはやはり観客の反応があってこその部分も否定できず…(苦笑)。ただ、いつものノリで変わらず突き進んでいるのはさすがといった感じ。このノリは、やはり多くのファンと一緒に盛り上がって楽しみたいなぁ。今回の配信ライブ、Vol.1ということで、今後、第2弾、第3弾も期待できそう。かなり楽しいライブだっただけに、次も是非、見てみたいです!…とはいうものの、それよりもやはり1日も早く、彼女たちのステージを生で見てみたい!そうあらためて思ったライブ配信でした。

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2020年7月21日 (火)

自宅でロックンロール!

THE BAWDIES「DON'T STOP ROLLIN!」

会場 新宿red cloth(オンライン) 日時 2020年7月11日(土)20:00~

非常事態宣言も解除され、徐々に人を入れてのライブもスタートしつつある現状。ただ、実際はかなり限られた人数でのライブに留まっており、さらにそんな中、感染者数が再度増加してきたなど、今後の見通しが全く立っていない状況になっています。そんな中で、どんどん多くのミュージシャンが実施しているのが無観客ライブ。この日はTHE BAWDIESが無観客ライブ、ということでさっそく「参加」してみました。時間になると、まず新宿の風景が映し出され、会場である新宿のred clothへ。

ししてライブはROYの「それでははじめて行きましょうか!」のシャウトから「DON'T SAY NO」。いきなりのスタートとなり、さらにテンションはいきなりマックスからのスタートに。さらに勢いそのままに「LET'S GO BACK」へと「Section#11」からの曲が続きます。さらには「遅れないようについてきてきてくださいね」とファンを煽り「IT'S TOO LATE」へと序盤からハイペースで飛ばしまくります。

ここで一度目のMCに。この日は「5ヶ月ぶりのライブ」ということ。「昔red clothでやった時は2、3人くらいの観客で無観客みたいなものだったよな」という話をしたりしたのですが、ちょっとグダグダなMCでJIMから「MCのやり方、忘れちゃったんじゃない?」という突っ込みも飛ぶシーンも。久々のライブらしい風景でしょうか。

さらに今回、アルバム「Section#11」からのツアーが途中で中止になったため、現状のTHE BAWDIESを見せたいとことで、「Section#11」からの曲が「SHE'S MY ROCK'N'ROLL」「HIGHER」と続きます。

そして2度目のMC。ここで無観客ライブを新宿red clothで実施した意味を語ります。ここは彼らがインディーズでデビューする前にライブを実施した場所。数多くのロックバンドが巣立った場所でROY曰く「日本のロックの聖地」だそうで、そのため今回あえてこの場所での無観客ライブを選んだそうです。そしてそんな場所から、彼らのデビューシングル「I BEG YOU」へ。このシングルを出した直後のツアーもred clothからスタートしたそうで、彼らのこの場所への思い入れを強く感じます。

さらには「I'M IN LOVE WITH YOU」を軽快に聴かせ、TAXMANボーカルで「EASY GIRL」へと軽快なナンバーが続きます。その後に3度目のMCへ。「ライブ前に円陣を組んだ一番最初はどこ?」(答え 2009年の神戸のライブだそうです)という若干盛り上がらなかったクイズが行われた後、なんと新曲へ。新曲のタイトルを動画サイトのコメント欄で募集する(?)という配信ライブらしい試みも行われ、そして新曲へ。彼ららしい軽快なロックンロールナンバーになっており、音源のリリースも楽しみです。

新曲から今度はいきなり「HOT DOG」へ。ハイテンポなナンバーで再びテンションは最高潮にあがっていきます。そこからまた一転、ミディアムチューンの「LEMONADE」でクールダウン。ここは食べ物繋がりでしょうか?さらに再びTAXMANボーカルで「RAINY DAY」に、モータウンビートを取り入れた「KEEP YOU HAPPY」と軽快でポップなナンバーが続きます。

その後のMCでは簡単なメンバー紹介。また「Section#11」のツアーが途中で終わってしまったという話から「ポジティブに言うと、この最高のアルバムをまだみなさんに伝え続けられる」という非常に前向きな発言も。そしてライブは後半戦。カメラ越しに、コールアンドレスポンスを求めた後、「SKIPPIN'STONES」、さらに「BLUES GOD」「JUST BE COOL」とロッキンなナンバーが続いていきます。

ここで一転、雰囲気が変わりROY一人だけがステージに残り「STARS」を弾き語りで披露。配信ライブらしく、字幕もついた演出で歌詞の内容も含め、しっかりと聴かせる演出となりました。

そしてラスト。視聴者に「イエー!」と叫ばせた後に、「KEEP ON ROCKIN'」へ。バラードチューンから一気にアップテンポでロッキンなナンバーになり、テンションは一気にあがりまくります。最後まで思いっきり盛り上がり、最後はTAXMANが法被を着て登場。みんなで「ワッショイ!」と盛り上がり(ライブの最後の定番のようです・・・)約1時間40分程度。ライブは幕を下ろしました。

そんな訳で無観客配信ライブ。なにげに実はTHE BAWDIESのワンマンライブを見るのはこれがはじめてだったのですが、終始ロッキンな曲で盛り上がる、非常に楽しいライブでした。コロナが終息したら、是非とも彼らのワンマンライブにも足を運ばなくては!オンラインだったのですが、自室で思いっきりロックできた、そんな配信ライブでした。

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2020年7月 3日 (金)

大御所のライブもオンラインで!

サザンオールスターズ特別ライブ2020「Keep Smilin'~皆さん、ありがとうございます!!」

会場 横浜アリーナ(オンライン) 日時 2020年6月25日(木)20:00~

新型コロナの影響でライブが次々と中止になっています。ようやくここに来て、徐々にライブは解禁されてきたものの、それでも本格的な再開には程遠いもの。そんな中、数多くのオンラインライブが開催され、私もその中のいくつかを見て、紹介してきました。そして、そんな中でも飛びぬけて大物のグループがオンラインライブを開催!それがサザンオールスターズ!今回は横浜アリーナで無観客でのライブを開催し、その模様を配信するというスタイル。こういう大御所がオンラインライブを率先してやってくれるというのはうれしいですね。サザンのライブはなかなか見ることが出来ないだけに、これは非常にうれしいニュースでした。ちなみにチケット代は3,600円とこの手の配信ライブにしてはちょっとお高め。とはいえ、普段のサザンのライブは1万円近いだけに、破格な価格設定と言えるでしょう。

20時10分くらいに配信がスタート。最初は無人の横浜アリーナが映し出され、ライブの最初に流れるアナウンスがそのまま流され、まるでリアルなライブのようなスタートとなっていました。そしてメンバー全員が登場。客席にむかって手を振るなど、まさにライブそのもののスタートとなります。

まず1曲目は「You」からスタート。さらに「ミス・ブランニューデイ」「希望の轍」と代表曲が続きます。「希望の轍」ではこのコロナの中で閉塞感のある現状に対する応援歌的なメッセージを入れてきたりもしました。その後はMC。無観客の会場に向け、「スタンド」「アリーナ」!と呼びかけ、まさにライブそのままの雰囲気を醸し出します。配信では「拍手」の音も重ねて、まさにライブの雰囲気そのままにライブは続いていきます。この日はちょうど42年前に彼らが「勝手にシンドバッド」でデビューした日だそうで、デビュー42周年を記念したステージとなっていました。

簡単なMCを挟んでは「Big Star Blues(ビッグスターの悲劇)」「フリフリ'65」で盛り上がった後は、「朝方ムーンライト」「タバコ・ロードにセクシーばあちゃん」「海」「夕陽に別れを告げて~メリーゴーランド」「シャ・ラ・ラ」とミディアムチューンでしんみり聴かせます。序盤の代表曲連続とは変わり、比較的「知る人ぞ知る」的曲も多く。ここらへんはアルバムリリース後のツアーではない今回の配信ライブならではの自由な選曲といった感じでしょうか。

その後はいきなり画面に向かって「画面越し~~!」と呼びかけ、MCへ。今回のライブの公式アンバサダーとなったさま~ずについて言及した後はメンバー紹介へ。メンバーそれぞれがアップとなり、それぞれのパフォーマンスを披露します。そして、「ヘソピアス」からはじまるちょっとしたコント(?)。さらに「天井棧敷の怪人」「愛と欲望の日々」と哀愁感たっぷりの楽曲を聴かせます。

「Bye Bye My Love (U are the one)」に続き、「真夏の果実」へ。ここでは無観客の客席にペンライトが灯るという演出も行われ、雰囲気たっぷりにしんみりと曲に聴き入ります。さらに会場内に設置された聖火に火がともり「東京VICTORY」でエールを送った後は、「匂艶 THE NIGHT CLUB」で会場は一転、ムーディーな雰囲気が漂います。そのムーディーな雰囲気そのままに「エロティカ・セブン」「マンピーのG☆SPOT」と世代的に非常に懐かしいエロ系ナンバーが続きます。さすがに配信ライブなだけにエロ演出は控えめでしたが、水着の女性ダンサーがエロチックに踊っていました(笑)。そしてアゲアゲな雰囲気のままに「勝手にシンドバッド」に。観客席にもダンサーが出てきて、大盛り上がり。歌詞の一部を「いつになったらコロナが終息するのかな。それまでは我慢の暮らしを続けましょう」なんて変えたりもして。とにかく、無観客の会場だからこそ出来る、横浜アリーナ全体を使った大盛り上がりのステージ演出となっていました。

これで本編は一度終了。SEでアンコールの拍手が流されます。やがてメンバーが登場し、アンコールスタート。アンコールではまず「太陽は罪な奴」からスタート。「ロックンロール・スーパーマン」で盛り上がります。最後に短いMCであいさつしあた後、ラストは「みんなのうた」へ。紙吹雪も舞い、気分的にも一気にハイテンションとなります。最後にふさわしい、大盛り上がりのエンディングになりました。

最後はコロナの最中らしく、手をつながずにみんなであいさつ。「やっぱりみんながいないと寂しいです!」という最後のMCにちょっとグッと来るものもありました。そして最後はサザンのメンバー5人だけがステージ上に立ち挨拶。約2時間20分弱という、通常のライブと同じくらいの長さの、ボリューム感あるライブを楽しむことが出来ました。

新型コロナの影響でライブが行えない状況の中、こういう形でもサザンのライブを見れるというのは非常にうれしい試みでした。パソコンの前で、まるでライブ会場の最前席にいるような感覚の味わえるライブで、最初から最後までとても楽しめました。でも、やはり次は文字通りの「生」でライブを見てみたい・・・そうも感じたステージ。早くコロナが終息して、一日も早く昔の生活が戻ってくるように。

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