ライブレポート2020年

2020年9月 1日 (火)

ダーククイーンCocco

Cocco 生配信ライブ2020 みなみのしまのはなのいろ

会場 オンライン 日時 2020年8月31日(月)19:30~

コロナ禍の中続く配信ライブ。今回はCoccoの生配信ライブ。スタートすると、まずはどこかのスタジオから。まずは今回の生配信ライブが行われた経緯がCoccoから説明されました。こちらは事前に録画したものらしいですね。その後、場面は変わってライブハウスへ。静まりかえったステージの中に、まずは静かにメンバーが登場。最初はメンバーのクローズアップの画像が続き、そしておもむろにライブがスタート。黒いベールで黒い衣装に身を固めた、ダークな雰囲気のCoccoが登場。まずは最新アルバム「スターシャンク」から「花爛」からのスタート。まずはダークでヘヴィーな雰囲気でライブはスタートしました。

さらに同じくスターシャンクから「2.24」。こちらもダークな雰囲気のナンバー。そしてそこから一転、懐かしいナンバーの「濡れた揺籃」へ。懐かしい「クムイウタ」からの楽曲ですが、ヘヴィーでダークなサウンドの楽曲が続きます。その後も「ドレミ」「Ho-Ho-Ho」「Gracy Grapes」と、「スターシャンク」からの曲を中心にヘヴィーでダークな雰囲気な曲が並び、「ダーククイーン」のCoccoをまずは存分に見せつけるステージからスタートしました。

その後は、なぜかビブラフォンで静かに「ジングルベル」を演奏。この真夏になぜ??そのままピアノ1本の弾き語りで「take me home」へ。こちらは3月に配信で披露した曲のようです。途中、バンドサウンドも入りながら、静かに優しく歌い上げてくれます。さらにスターシャンクから「フリンジ」に。力強いバンドサウンドをバックに、しっかりと前を凝視しながら力強く歌いCoccoの歌声が非常に印象に残ります。

「スターシャンク」からのナンバーは続く来ます。続いては「くちづけ」。こちらも暗い照明の中、原曲よりもダイナミックなアレンジでのステージになります。「願い叶えば」も原曲に比べてダークな雰囲気に。さらにここで意外な展開で彼女の代表曲「強く儚い者たち」へ。こちらも原曲とはかなり異なるギターサウンドが前に押し出された、ガレージ色の強いアレンジに。ただCoccoの歌声は原曲と同じく強く優しい歌声を聴かせてくれ、原曲とはまた異なる味わいのあるステージとなっていました。

ここで楽曲は一転、アコースティックな作品で静かに聴かせる楽曲へ。こちらは新曲のようです。ここで彼女が頭につけていた黒いベールが、いつの間にか白いリボンに変わっていて、ちょっとしたお色直しです。その後は「ひばり」をゆっくりと優しく歌った後、新曲を披露。こちらは力強いバンドサウンドをバックに伸びやかな歌声を聴かせる曲、なのですが、CD音源だとまたアレンジが違ってきそうな…。続く「インディゴブルー」もよりヘヴィーでダイナミックさを増したアレンジに。彼女の力強い歌声に、負けじとバックの演奏にも力が入っていました。

そして最後も新曲「Rockstar」へ。これが最高にヘヴィーでロッキンなカッコいいナンバー。彼女のシャウトもさえまくります。この楽曲で思いっきりシャウトしまくり、最後は静かの舞台から去ります。終了時間が21時ちょっと前。ちょうど1時間半の配信ライブとなりました。

残念ながらアンコールはなしだったのですが、ただ、「スターシャンク」からの楽曲を中心に、「ダーククイーン」という自称そのものの、最初から最後までダークでヘヴィーな展開が続くステージ。楽曲も原曲より、よりヘヴィーでダークなアレンジとなっており、非常に聴き応えのあるステージでした。そしてこれ、なによりもライブハウスみたいな狭い会場で「密」になって聴きたかった!と思うような、とてもカッコいいステージで、90分があっという間に過ぎ去ったライブでした。

最初から最後までMCなしの18曲。ただ、Coccoのダークな世界を堪能でしたライブで、こういうライブを(チケット獲得戦なしに)気軽に楽しめるのも配信ライブならでは、といった感じでしょうか。でも、やはり次は生で見てみたい!ともかく、Coccoのカッコよさに聴きほれた90分でした。

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2020年8月 7日 (金)

ヤバTらしいユニークな配信ライブ

ヤバイTシャツ屋さん 無観客ワンマンライブ「無料だから許して!低画質!低音質!5曲だけライブ!!」

会場 オンライン 日時 2020年7月29日(水)21:30~

今日もまた、無観客配信ライブでのライブレポートです。今回の配信ライブはヤバイTシャツ屋さん。今、もっともライブに行ってみたいミュージシャンの一組。平日開催ながら21時半スタートという遅さもあって、まず開始時間にパソコンの前にスタンバイしました。その後、予定時間になるとスタジオが映し出され、やがてメンバー3人が登場。ライブがはじまるかと思いきや、最初はメンバーそれぞれスマホを持って、Tweetのコメントを読みながら、トークからスタート。この日のライブはカメラ1台のみ。音声もカメラについているマイクをつかっているそうです。グダグダな感じのMCがまずは続く。10分以上続いてようやく1曲目になります。

まずは「あつまれ!パーテイーピーポー」からスタート。画質は悪くないのですが(ただカメラ1台のみなので、全くカメラワークがない…)、音質はかなり悪い感じで、高音になると音が割れてしまうほど…。ただ、テンションの高さは十分伝わっていきます。1曲目からかなりハイテンションなスタートとなります。

そのままのテンションのまま「Tank-top of the world」へ突入。力強いサウンドなのですが、若手バンドというイメージがあったがたたずまいも、人気バンドの雰囲気が出てきている感じ。さらにそのまま「かわE」へと導入。たった5曲のライブなのに、最初の10分がMCで、次の10分で一気に3曲も展開していきます。最初からテンションマックスの曲が並んでおり、気分もどんどんあがっていきます。

そして、そのままMCへ。こやまたくやは大きな声を出すのが半年ぶりらしく、3曲で息が切れていました。そのまま、またスマホをいじりつつ、コメントの紹介。ここでこの日の「売り」になっていた超重大発表、とことでドキドキしながら聴いていたのですが、9月30日に4枚目のフルアルバム発表というニュース。ある程度予想していましたが(笑)、これはうれしい発表。タイトルも「ユー・ニード・ザ・タンクトップ」だそうで、これはかなり楽しみです。

そんな重大発表込みのMCが20分近く行われ、その後、ようやく4曲目へ。その次のアルバムに収録される「癒着☆NIGHT」。再び一気にテンションがあがっていきます。そして、そのままラスト「ハッピーウェディング前ソング」へ。音質はかなり悪くて、歌詞が聴きにくいのですが、聴いていても思わず暴れたくなってしまいます。

5曲ながらも久々の「ライブ」なだけにメンバー全員、かなりクタクタな感じ。そしてコメント欄にはアンコールの嵐が。そんなこともあって、アンコールへ。コメント欄でリクエストを応募して、その間にアルバムの紹介などをして息を整えてから、「無線LANばり便利」に。ライブばりのジャンプも取り入れ、まさにパソコンの前ながらもライブのような空気感を味わいつつ、ライブは終了しました。

ライブは予定通りピッタリ1時間。なにげにヤバTはライブを見るのが今回がはじめてだったのですが、非常にテンションが高く、またヘヴィーな演奏とポップなメロが楽しい、終始、ワクワクしっぱなしの楽しいステージでした。「低画質低音質」をうたっていたのですが、音質については、その通り、かなり悪いものに(笑)。ただ、画質については通常の配信レベルの画質になっていて、違和感はありませんでした。それよりもカメラが1台のみの配信で、固定されたカメラ位置から全く動かない映像になっていたのですが、それが逆に、個人的にはライブらしい臨場感を与えていたように感じます。というのも、配信ライブでは、凝ったカメラワークをみせてくれる映像も少なくなく、それはそれで大きな魅力なのは間違いないのですが、実際のライブでは、ステージ上の細部を観れるわけはありません。逆に、今回のヤバTのライブのように、カメラ位置が1か所に固定されていた方が、実際に観客席でステージを見ているような錯覚を味わえたように思います。

途中、グダグダなトークが長く続いたのも彼ららしさを感じますし、バンド演奏はしっかりと力強いプレイを見せてくれました。また、全体的に軽いノリなのも今の若者らしい感じが。以前から一度見てみたかったヤバTのライブ。こういう形とはいえ、とりあえずは彼らのステージを見れて満足しました。次は、是非、本当の生ライブで!早くその日が来ることを祈っています。

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2020年8月 3日 (月)

配信でもいつも通り

ドキッ!丸ごとベッド・イン ナマ配信おギグ Vol.1

会場 オンライン 日時 2020年7月26日(日)17:00~

昨年、そのステージをはじめてみて、その楽しさとカッコよさに魅了されたベッド・イン。今回は配信でのライブが行われるということもあり、さっそく見てみました。配信ライブで、あの楽しさがどこまで再現できるか…楽しみにしつつ、パソコンの前に陣取ります。

ライブがスタートすると、バンドメンバーがまず登場。そしえ、ボンテージファッションにジュリ扇を振りつつ、ベッド・インの2人が登場します。セクシーなファッションの中、一発目は「♂×♀×ポーカーゲーム」からスタート。いきなりへヴィーなバンドサウンドをガツンと聴かせる楽曲でロッキンな彼女たちの姿を見せてくれます。そのまま「男はアイツだけじゃない」へ。こちらもかなりへヴィーなバンドサウンドをバックに、コロナの中でのうっぷんを晴らすかのように、ベッド・インの2人も声を張り上げて歌い上げます。

その後はMCに。配信ライブながらもMCは通常のライブのノリで、いきなり「パソコン通信の前のみんな!」とかなり懐かしい単語が飛び出します。その後もかなり際どいエロトークやら、昭和の死語満載のトークを展開。中尊寺まいの胸元にカメラがアップするなど、配信ならではの際どいカメラワークも飛び出したり、配信ライブの無観客ライブだったのですが、完全にいつものライブのノリで展開していきます。

そして最新アルバム「ROCK」から「悔しいくらい愛してたあなたにSAYONARA」「LIFE DANCE~人生を踊れ!~」のナンバーが続きます。かなり90年代の色合いが強い楽曲をヘヴィーなバンドサウンドで聴かせてくれて、ちょっと懐かしい気分にも浸りました。

続くMCでは、お色気たっぷりにペットボトルの水を飲んだ後は、配信ライブらしく、チャット機能のコメントを紹介したり、さらにはメンバー紹介と続き、ここで以前、カバーアルバムにも収録された久宝留理子の「『男』」のカバー。個人的にリアルタイムで聴いて大好きな楽曲だっただけに、画面の前でもひとりで大盛り上がりしてしまいました(笑)。

さらに再び最新アルバム「ROCK」から「Everybody 無敵!」に。ジュリ扇を振りかざし、トランシーなサウンドを入れつつ、へヴィーなバンドサウンドも聴かせる楽曲で、テンションはますます上がっていきます。そのテンションのまま「Conscious ~闘う女たち~」へ。こちらも分厚いギターサウンドをバックに、ロックなベッド・インを前面に出したナンバーに。途中、中尊寺まいが歌詞を忘れてしまうハプニングなどもありつつ、ロックなベッド・インを前面に押し出した楽曲が続きます。

その後のMCでは、再びタブレットを持ち出し、チャットのコメントを紹介。さらにライブでおなじみの生着替えタイプを配信ライブでも。大きな紅白の幕が登場し、その後ろでメンバー2人がいわばスーパージョッキーの生着替えタイムに。そして2人、かなり大胆なビキニ姿になり、登場します。

そんなセクシーないで立ちで、「We are "BED IN"」に。こちらもアルバム「ROCK」から、ヘヴィーメタル風のサウンドを前に押し出した、ハードなロックチューンをパワフルに聴かせてくれます。さらに90年代J-POPの匂い満載の「SHOW ME POWER」へ。爽やかながらも分厚いサウンドを存分に聴かせつつ、そのサウンドにはアラフォー世代の私にとっては非常に懐かしさを感じる楽曲となっていました。

これでとりあえず本編は終了。おなじみの「サンクスモニカ~」という言葉を残しつつ、とりあえずメンバーは会場を去ります。そしてその後はアンコールへ。しばらくするとメンバーが再び会場に登場。今度はTシャツを着て登場。このTシャツを含めて、通販でのグッズ紹介となりました。

そうしてはじまったアンコールはまず「Summer Dream」から。ファンキーなベースサウンドとアグレッシブなエレピのサウンドが印象に残るナンバーに。さらにおなじみの「C調び~なす!」へ。この日のライブでは、原曲に比べて重低音を前に押し出した、よりロック色を強めたアレンジになっていました。

そして最後は「ジュリ扇ハレルヤ」へ。ここまでのハードなロック路線から一転、ジュリ扇を振り回しつつ、明るいポップチューンを聴かせてくれ、非常に明るい雰囲気の中、ライブは当初の予定通り、約1時間半で幕を下ろしました。

そんな訳で、初の配信ライブとなったベッド・インのステージ。ある意味、ノリはいつも通りといった感じで、非常に楽しむことが出来ました。特に今回は、ミニアルバム「ROCK」をリリースした後でのステージということもあり、いつも以上にロックなベッド・インの側面を押し出したライブに。バンドサウンドを前面に押し出しており、ロックバンドとしての彼女たちの魅力を存分に感じることが出来るライブ構成になっていました。

エロい単語や昭和の死語満載の彼女たちのMCもいつも通り。なのですが、こちらはやはり観客の反応があってこその部分も否定できず…(苦笑)。ただ、いつものノリで変わらず突き進んでいるのはさすがといった感じ。このノリは、やはり多くのファンと一緒に盛り上がって楽しみたいなぁ。今回の配信ライブ、Vol.1ということで、今後、第2弾、第3弾も期待できそう。かなり楽しいライブだっただけに、次も是非、見てみたいです!…とはいうものの、それよりもやはり1日も早く、彼女たちのステージを生で見てみたい!そうあらためて思ったライブ配信でした。

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2020年7月21日 (火)

自宅でロックンロール!

THE BAWDIES「DON'T STOP ROLLIN!」

会場 新宿red cloth(オンライン) 日時 2020年7月11日(土)20:00~

非常事態宣言も解除され、徐々に人を入れてのライブもスタートしつつある現状。ただ、実際はかなり限られた人数でのライブに留まっており、さらにそんな中、感染者数が再度増加してきたなど、今後の見通しが全く立っていない状況になっています。そんな中で、どんどん多くのミュージシャンが実施しているのが無観客ライブ。この日はTHE BAWDIESが無観客ライブ、ということでさっそく「参加」してみました。時間になると、まず新宿の風景が映し出され、会場である新宿のred clothへ。

ししてライブはROYの「それでははじめて行きましょうか!」のシャウトから「DON'T SAY NO」。いきなりのスタートとなり、さらにテンションはいきなりマックスからのスタートに。さらに勢いそのままに「LET'S GO BACK」へと「Section#11」からの曲が続きます。さらには「遅れないようについてきてきてくださいね」とファンを煽り「IT'S TOO LATE」へと序盤からハイペースで飛ばしまくります。

ここで一度目のMCに。この日は「5ヶ月ぶりのライブ」ということ。「昔red clothでやった時は2、3人くらいの観客で無観客みたいなものだったよな」という話をしたりしたのですが、ちょっとグダグダなMCでJIMから「MCのやり方、忘れちゃったんじゃない?」という突っ込みも飛ぶシーンも。久々のライブらしい風景でしょうか。

さらに今回、アルバム「Section#11」からのツアーが途中で中止になったため、現状のTHE BAWDIESを見せたいとことで、「Section#11」からの曲が「SHE'S MY ROCK'N'ROLL」「HIGHER」と続きます。

そして2度目のMC。ここで無観客ライブを新宿red clothで実施した意味を語ります。ここは彼らがインディーズでデビューする前にライブを実施した場所。数多くのロックバンドが巣立った場所でROY曰く「日本のロックの聖地」だそうで、そのため今回あえてこの場所での無観客ライブを選んだそうです。そしてそんな場所から、彼らのデビューシングル「I BEG YOU」へ。このシングルを出した直後のツアーもred clothからスタートしたそうで、彼らのこの場所への思い入れを強く感じます。

さらには「I'M IN LOVE WITH YOU」を軽快に聴かせ、TAXMANボーカルで「EASY GIRL」へと軽快なナンバーが続きます。その後に3度目のMCへ。「ライブ前に円陣を組んだ一番最初はどこ?」(答え 2009年の神戸のライブだそうです)という若干盛り上がらなかったクイズが行われた後、なんと新曲へ。新曲のタイトルを動画サイトのコメント欄で募集する(?)という配信ライブらしい試みも行われ、そして新曲へ。彼ららしい軽快なロックンロールナンバーになっており、音源のリリースも楽しみです。

新曲から今度はいきなり「HOT DOG」へ。ハイテンポなナンバーで再びテンションは最高潮にあがっていきます。そこからまた一転、ミディアムチューンの「LEMONADE」でクールダウン。ここは食べ物繋がりでしょうか?さらに再びTAXMANボーカルで「RAINY DAY」に、モータウンビートを取り入れた「KEEP YOU HAPPY」と軽快でポップなナンバーが続きます。

その後のMCでは簡単なメンバー紹介。また「Section#11」のツアーが途中で終わってしまったという話から「ポジティブに言うと、この最高のアルバムをまだみなさんに伝え続けられる」という非常に前向きな発言も。そしてライブは後半戦。カメラ越しに、コールアンドレスポンスを求めた後、「SKIPPIN'STONES」、さらに「BLUES GOD」「JUST BE COOL」とロッキンなナンバーが続いていきます。

ここで一転、雰囲気が変わりROY一人だけがステージに残り「STARS」を弾き語りで披露。配信ライブらしく、字幕もついた演出で歌詞の内容も含め、しっかりと聴かせる演出となりました。

そしてラスト。視聴者に「イエー!」と叫ばせた後に、「KEEP ON ROCKIN'」へ。バラードチューンから一気にアップテンポでロッキンなナンバーになり、テンションは一気にあがりまくります。最後まで思いっきり盛り上がり、最後はTAXMANが法被を着て登場。みんなで「ワッショイ!」と盛り上がり(ライブの最後の定番のようです・・・)約1時間40分程度。ライブは幕を下ろしました。

そんな訳で無観客配信ライブ。なにげに実はTHE BAWDIESのワンマンライブを見るのはこれがはじめてだったのですが、終始ロッキンな曲で盛り上がる、非常に楽しいライブでした。コロナが終息したら、是非とも彼らのワンマンライブにも足を運ばなくては!オンラインだったのですが、自室で思いっきりロックできた、そんな配信ライブでした。

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2020年7月 3日 (金)

大御所のライブもオンラインで!

サザンオールスターズ特別ライブ2020「Keep Smilin'~皆さん、ありがとうございます!!」

会場 横浜アリーナ(オンライン) 日時 2020年6月25日(木)20:00~

新型コロナの影響でライブが次々と中止になっています。ようやくここに来て、徐々にライブは解禁されてきたものの、それでも本格的な再開には程遠いもの。そんな中、数多くのオンラインライブが開催され、私もその中のいくつかを見て、紹介してきました。そして、そんな中でも飛びぬけて大物のグループがオンラインライブを開催!それがサザンオールスターズ!今回は横浜アリーナで無観客でのライブを開催し、その模様を配信するというスタイル。こういう大御所がオンラインライブを率先してやってくれるというのはうれしいですね。サザンのライブはなかなか見ることが出来ないだけに、これは非常にうれしいニュースでした。ちなみにチケット代は3,600円とこの手の配信ライブにしてはちょっとお高め。とはいえ、普段のサザンのライブは1万円近いだけに、破格な価格設定と言えるでしょう。

20時10分くらいに配信がスタート。最初は無人の横浜アリーナが映し出され、ライブの最初に流れるアナウンスがそのまま流され、まるでリアルなライブのようなスタートとなっていました。そしてメンバー全員が登場。客席にむかって手を振るなど、まさにライブそのもののスタートとなります。

まず1曲目は「You」からスタート。さらに「ミス・ブランニューデイ」「希望の轍」と代表曲が続きます。「希望の轍」ではこのコロナの中で閉塞感のある現状に対する応援歌的なメッセージを入れてきたりもしました。その後はMC。無観客の会場に向け、「スタンド」「アリーナ」!と呼びかけ、まさにライブそのままの雰囲気を醸し出します。配信では「拍手」の音も重ねて、まさにライブの雰囲気そのままにライブは続いていきます。この日はちょうど42年前に彼らが「勝手にシンドバッド」でデビューした日だそうで、デビュー42周年を記念したステージとなっていました。

簡単なMCを挟んでは「Big Star Blues(ビッグスターの悲劇)」「フリフリ'65」で盛り上がった後は、「朝方ムーンライト」「タバコ・ロードにセクシーばあちゃん」「海」「夕陽に別れを告げて~メリーゴーランド」「シャ・ラ・ラ」とミディアムチューンでしんみり聴かせます。序盤の代表曲連続とは変わり、比較的「知る人ぞ知る」的曲も多く。ここらへんはアルバムリリース後のツアーではない今回の配信ライブならではの自由な選曲といった感じでしょうか。

その後はいきなり画面に向かって「画面越し~~!」と呼びかけ、MCへ。今回のライブの公式アンバサダーとなったさま~ずについて言及した後はメンバー紹介へ。メンバーそれぞれがアップとなり、それぞれのパフォーマンスを披露します。そして、「ヘソピアス」からはじまるちょっとしたコント(?)。さらに「天井棧敷の怪人」「愛と欲望の日々」と哀愁感たっぷりの楽曲を聴かせます。

「Bye Bye My Love (U are the one)」に続き、「真夏の果実」へ。ここでは無観客の客席にペンライトが灯るという演出も行われ、雰囲気たっぷりにしんみりと曲に聴き入ります。さらに会場内に設置された聖火に火がともり「東京VICTORY」でエールを送った後は、「匂艶 THE NIGHT CLUB」で会場は一転、ムーディーな雰囲気が漂います。そのムーディーな雰囲気そのままに「エロティカ・セブン」「マンピーのG☆SPOT」と世代的に非常に懐かしいエロ系ナンバーが続きます。さすがに配信ライブなだけにエロ演出は控えめでしたが、水着の女性ダンサーがエロチックに踊っていました(笑)。そしてアゲアゲな雰囲気のままに「勝手にシンドバッド」に。観客席にもダンサーが出てきて、大盛り上がり。歌詞の一部を「いつになったらコロナが終息するのかな。それまでは我慢の暮らしを続けましょう」なんて変えたりもして。とにかく、無観客の会場だからこそ出来る、横浜アリーナ全体を使った大盛り上がりのステージ演出となっていました。

これで本編は一度終了。SEでアンコールの拍手が流されます。やがてメンバーが登場し、アンコールスタート。アンコールではまず「太陽は罪な奴」からスタート。「ロックンロール・スーパーマン」で盛り上がります。最後に短いMCであいさつしあた後、ラストは「みんなのうた」へ。紙吹雪も舞い、気分的にも一気にハイテンションとなります。最後にふさわしい、大盛り上がりのエンディングになりました。

最後はコロナの最中らしく、手をつながずにみんなであいさつ。「やっぱりみんながいないと寂しいです!」という最後のMCにちょっとグッと来るものもありました。そして最後はサザンのメンバー5人だけがステージ上に立ち挨拶。約2時間20分弱という、通常のライブと同じくらいの長さの、ボリューム感あるライブを楽しむことが出来ました。

新型コロナの影響でライブが行えない状況の中、こういう形でもサザンのライブを見れるというのは非常にうれしい試みでした。パソコンの前で、まるでライブ会場の最前席にいるような感覚の味わえるライブで、最初から最後までとても楽しめました。でも、やはり次は文字通りの「生」でライブを見てみたい・・・そうも感じたステージ。早くコロナが終息して、一日も早く昔の生活が戻ってくるように。

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2020年6月22日 (月)

インターネットひとりぼっち 2度目の参加

弾き語りツアー風 “柴田聡子のインターネットひとりぼっち’20”

会場 大阪風(オンライン) 日時 2020年6月11日(木)19:30~

以前紹介した、シンガーソングライター柴田聡子による配信ライブ「柴田聡子のインターネットひとりぼっち」。もともと彼女が予定していた全国弾き語りツアー「柴田聡子のひとりぼっち'20」が新型コロナの影響で開催が延期となり、その代わり、ちょうど開催が予定されていた同日同時刻にインターネットでの無料配信という形でオンラインライブを実施するというもの。前回、京都でのライブが予定されていた日に実施されていた「京都風」を見たのですが、今回は大阪でのライブが予定されていた日に実施した「大阪風」にオンラインで参加しました。

まず配信ライブが開始されると、仮想背景は・・・これは淀川でしょうか?アコギでしんみり弾き語りつつ、まずは「ジョイフル・コメリ・ホーマック」からスタート。なんか、彼女が歌う映像が、川から出てきたようになってきたのがユニーク。その後はグッとアップとなって「結婚しました」を聴かせてくれます。前回同様、金髪の姿に、ウォーリーのような赤いヨコシマのTシャツという涼しげな姿でした。

さらに仮想背景がチェンジ。ちょっとムーディーなキャバレー風なのですが、どうもこの日、ライブを行う予定だった大阪のMusic Club JANUSのよう。この店内を背景に「ポイズンレークパーク」へ。本来だったら行われたであろう大阪でのライブを思い起こしながらのステージとなりました。

続いてはMCへ。大阪でのライブらしく(?)「おおさか~~!」と叫びつつ、前日に配信開始された「変な島」を紹介。さらに背景が大阪城に変わり、7月リリース予定のEP「スロー・イン」の紹介と続きました。さらに仮想背景がたこ焼きに(!)。いや、大阪らしいけど、どんな背景だよ(笑)。ということで「スロー・イン」から新曲「いやな日」「友達」「どうして」と続きます。ここは先日の京都風と同じ展開ですね。ちょっと切ないメロでしんみり聴かせつつ、背景はたこ焼き・・・というスタイルが非常シュール。「友達」ではなぜか背景は弁当に。そして「どうして」では、ここで背景が太陽の塔と、大阪らしい背景の登場となりました。

さらに背景が通天閣へ。この通天閣を背景に「ワンコロメーター」へ。軽快なギターで楽しい楽曲が通天閣の風景とも微妙にマッチ。さらにくいだおれ人形が画面を埋め尽くし、そのくいだおれ人形の向こうで柴田聡子が歌うという奇妙な風景に。続いては道頓堀の風景を背景に「芝の青さ」に。このPVは大阪で撮ったらしく、その時の写真も登場しました。

その後のMCでは、ドリカムの「大阪LOVER」をちょっとだけ口ずさみ、この配信ライブではおなじみの、画面全体がピンクの背景となった中で、最新EPから「変な島」を披露し、ライブは終了。今回もちょうど1時間の配信ライブでした。

前回と同様、写真とはちょっと印象に異なる、とてもかわいらしい彼女のお姿が印象的で、かつ時にはしんみり、時には軽快に歌われるボーカルも非常に印象に残る配信ライブに。前回同様、とても素晴らしいステージでした。この弾き語り配信ライブ、残り4回のようなのですが、残念ながら私が見れそうなのはおそらくこれが最後。次は、是非、コロナがおさまった後、生のライブで見たい!そう強く思わせてくれる素晴らしいライブでした。

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2020年6月20日 (土)

配信ライブも「いいねっ!!」

インターネットのクレイジーケンバンド

会場 オンライン 日時 2020年6月8日(月) 20:30~

ここに来て、オンラインライブを連続してみていますが、今日はクレイジーケンバンドのライブ。もともと4月9日に実施予定だったライブの振替という形。今回、オンラインでの開催となりました。

やがて時間になると横山剣と、いきなりゲストのVIDEOTAPE MUSICの2人で登場。まず1曲目は、VIDEOTAPE MUSICの曲に横山剣が参加した「南国電影」からスタートという、ちょっと意外なスタートとなりました。そして、そんな中、メンバー全員が登場し、本格的にライブがスタートとなりました。

そしてクレイジーケンバンドとしての1曲目は「タオル」からスタート。日々、暑くなってきた時期だったのですが、一足早い夏の到来となりました。その後の懐かしい「スージー・ウォンの世界」では、VJによる映像が重なったり、さらには途中、昔のライブ映像が流れ、今の映像と重なったりという、インターネットライブらしい演出もあり、楽しませてくれました。

その後「あぶく」に続いては短くMC。「ブラウン管の前のみなさん」という呼びかけがCKBらしい感じ(笑)。そしてそのまま「KARAOKE International」へと続くのですが、最初、いきなり歌詞を忘れるというトラブルが発生。しきりなおして再開というちょっとしたトラブルがありました。

「混沌料理」「せぷてんばぁ」と続いて、いきなり夏を飛び越し、そしてMCでは配信ライブに実装されているライブチャットに横山剣はじめとしたメンバーがコメント。こういうやり取りは配信ライブらしくうれしいですね!さらに「この曲やりたいということをテレパシーで伝えてください」とカメラにむかって手をかざして、「この曲だろ!」と「タイガー&ドラゴン」へ!ある意味、ベタな選曲なのですが(笑)、確かにこれは聴きたかった!パソコンの前で盛り上がっていました。

その後は「亀」が続き、ここで小野瀬雅生ショーと題して、彼がメインとなるギターインスト曲へ。「イカ釣り船」でアグレッシブなギタープレイを聴かせてくれます。そのギタープレイで盛り上がる中、ライブはどんどん進みます。「けむり~ざくろ」でこぶしを利かせたボーカルを聴かせてくれた後は、軽快な「カフェ・レーサー」で盛り上げます。

「夜明け前が一番暗い~♪」と歌う「カフェ・レーサー」から、「時計の針を2時22分にしてください」というMCで「発光!深夜族」へ。「イントロ最高だね」とまさかのイントロもやり直しで(笑)、軽快に聴かせます。そんな(家の中でですが)盛り上がる中、本編ラストということで「木彫りの龍」に。爽やかで、かつライブの最後にふさわしい歌詞の曲で、最後を締めくくります。最後はマスク姿でおなじみ「いいね!」のポーズ。最後はみんな逃げるようにステージから去っていきます

・・・で、ここで会場にアンコールの拍手が鳴り響き、アンコールへ!最後に「いつかここでやりたいですね!渋谷Duoからお送りしました」と、場所のネタバレ。渋谷のduo MUSIC EXCHANGEなんですね。行ったことないけど。そしてアンコールでは「流星ドライブ」へ。最後も爽やかに軽快に聴かせます。最後にはバンドメンバー全員の紹介を行って配信ライブ終了。最後はメンバー全員マスク姿になり、一人ずつ、カメラにあいさつしながらの退場となりました。

完全な生配信。20時半からスタートし、約1時間20分程度のステージ。いつものCKBのライブとしては短めだったのですが、それでもベスト的なセットリストがかなり濃く、非常に楽しめるライブ。配信ライブながらも、普段のステージとほとんど変わりのないようなライブを楽しむことが出来ました。次は同じ場所で生でライブをやります、と言っていたのですが、さすがに渋谷には行けないかもしれませんが、またクレイジーケンバンド、生でのライブを見たいですね!早くそんな日常が戻ってくることを願って。大満足のライブでした。

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2020年6月19日 (金)

3時間超えのお家フェス

カクバリズムの家祭り

会場 オンライン 日時 2020年6月6日(土)20:00~

先日に引き続き、再びオンラインでのライブレポートとなります。今回は、今を輝くceroやYOUR SONG IS GOOD、キセルなど、音楽ファンから高い注目を集めるミュージシャンを数多く抱えるインディーレーベル、カクバリズムが主催したオンライン音楽フェス。非常事態宣言が解除されても、ライブ再開の目途が全く立たない中、配信でのライブフェスという形での開催となりました。

その「フェス」は、土曜日の8時過ぎ、まずMCのYOUR SONG IS GOODのサイトウ“JxJx”ジュンが登場。様々な映像を集めたら、3時間超えになったということ。そのため、アーカイブスが放送されるので自分のペースで見てほしいという話をした後、ライブがスタートとなりました。

在日ファンク

今回は「嘘」をアレンジした「ファンキー嘘ドラマ」という曲を披露。メンバそれぞれの自宅からの演奏とな、ハマケンは家の中(押し入れの中?)からの歌となったのですが、いつも通りファンキーなボーカルで力強く聴かせてくれていました。最後はハマケンはベランダに飛び出し、みんなも庭に出たりと、Stay Homeらしからぬ(?)部分も。在日ファンクならぬ「在宅ファンク」ながらも、ある意味、いつも通りのファンキーなライブを聴かせてくれました。

スカート

自宅からアコギ1本で。バックにはレコード棚となっていたのが彼らしい感じ。「CALL」「ストーリー」「駆ける」「ずっとつづく」「静かな夜がいい」と5曲も聴かせてくれるボリューム感ある配信ライブ。非常に体格のよい彼ながらも、爽やかなメロと歌声で、思わず聴きほれてしまうようなライブでした。

高城晶平

この日は落書きの書かれたコンクリート塀をバックにギター1本で。「ロープウェイ」「ミッドナイトランデブー」の2曲を披露してくれます。ギターにはおもいっきりエフェクトもかけられており、彼らしい独特のサウンドでムーディーに聴かせてくれたライブでした。

辻村友晴(キセル)

ご存じキセルの弟。久しぶりに見たのですが、お兄さんにそっくりになってきましたね・・・。ミュージックソーを使った静かなインストチューンや、キセルの曲をアコギ1本でカバーした曲など4曲程度を披露。キセルらしい独特の空気感は配信を通じてもしっかりと伝わってくるステージでした。

イルリメ

アコギ1本での歌モノ。語るような歌がちょっとラップ的な雰囲気も醸し出していました。アコギのアルペジオでしんみりフォーキーで暖かく聴かせる曲となっており、2曲のみdしたが、暖かく聴かせる。

Hei Tanaka

はじめて知ったのですが、元SAKEROCKの田中馨率いるバンドなんですね。この配信ライブのために新曲を披露。メンバーみんな別々の場所で。にぎやかで、ちょっとお祭りっぽい曲調のジャムロックなのがユニーク。1曲だけだがとても楽しい雰囲気のステージになっており、SAKEROCKからの流れも感じます。ライブは楽しそうだなぁ。

MEI EHARA

今回、初耳の女性ミュージシャン。部屋の机の前でアコギ1本。透明感のある歌声でしんみりとフォーキーに聴かせてくれます。「群れになって」「ギャンブル」「午後には残って」「鉄の抜け殻」と4曲も披露。美しい歌声が印象に残るミュージシャンで、しっかりとその歌が印象に残るライブでした。

辻村豪文(キセル)

松本市にある宅録部屋から。窓の外からは林も見え、道を歩く人の姿も見えているような場所。GW明けから、配信ライブ「寝言の時間」を実施しており、そこで披露した曲からのライブだそうです。最初の「山を下る」と言う曲からスタート、いつもながらも脱力感あるフォーキーなサウンドでまったりとした雰囲気のライブだたのですが、途中、非常事態宣言解除の時の安倍総理の演説をサンプリングさせた曲があり、楽曲の中に強烈な違和感を生み出していました。その後「楽しい明日」「たまにはね」という曲と続き、計3曲を披露。子供が外で遊んでいるように、「静かに」と呼びかけるシーンも(笑)あったりとして、キセルらしいまったりとした雰囲気のライブとなっていました。ちなみに「寝言の時間」は最低10回はやりたいそうで、一度見てみたいなぁ。

VIDEOTAPEMUSIC

シンセの音色にパーカッションやテルミンを加えて、ちょっとウェットでムーディーな雰囲気のインストと、同じくちょっとエキゾチックで軽快なインストチューンの2曲、それもどちらも新曲を披露。本人が演奏するバックにVJ的に映像も流しており、家から配信ながらもライブらしい雰囲気も感じるステージでした。

yamomo(吉澤成友、野村卓史、辻村豪文、辻村友晴)

今回登場する新バンド。ネット環境の影響のため朝6時から録音しているらしい、配信らしいスタイルとなっていました。最初はメンバー4人でまったりトークからスタート。やはりみんななかなか会えないだけにトークが楽しいみたい。そんなダラダラした雰囲気からライブスタート。ギター、ベースにピアノ、ドラムというスタイルで、辻村豪文がドラムに挑戦していました。「プカ」「ローンズ」(カバー曲だそうです)「yamamo」の3曲を披露。ジャジーな曲調でちょっと大人の雰囲気を聴かせるセッションとなっており、(朝の収録なのですが)夜、まったり楽しむにはピッタリのナンバー。途中、会話などをはさみつつ、まったりとした空気の流れるライブセッションでした。

思い出野郎Aチーム

名前は知っていたのですが、音はこれがはじめて聴く彼ら。今回、配信ライブのためにメンバー全員が機材をそろえたようで、気合いも感じます。ホーンやピアノも入って軽快で楽しいファンクソウルチューン。楽曲も、まるで新型コロナで家にいなければいけないみんなへのメッセージのような歌詞の曲だったのが印象に残ります。ネットでつないだバンド形式だっただけに、非常に楽しいライブでした。

二階堂和美

オオトリは二階堂和美。今は広島在住みたいですので、広島のお寺の講堂からのステージでしょうか?いきなり踊りだしたり、彼女らしいフリーキーなパフォーマンスなのですが、その美しい歌声には、やはり強く惹きつけられるものがあります。実質上、3曲のみのステージでしたが、笑顔いっぱいのパフォーマンスでとても楽しそう。最後はアンコールで「夏のお嬢さん」のカバーという非常に明るい曲で締めくくり。このコロナで暗い雰囲気になりがちな中、とても明るさのあるパフォーマンスを見せてくれました。

そんな訳でトータル3時間強。かなり豪華な「フェス」でした。数多くのカクバリズム所属が途中、サイトウ“JxJx”ジュンのMCを挟みつつ、それぞれ在宅で貴重なパフォーマンスを見せてくれたライブでした。どのミュージシャンもいつか生で見てみたいなぁ、と思いつつ、これはこれで貴重な映像の連続で、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。でも、次はこの「フェス」、是非、生で。その日が出来るだけ早く来ることを願って…。

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2020年6月15日 (月)

新型コロナの中で明確なメッセージを込めて

THA BLUE HERB「CAN YOU SEE THE FUTURE?」

会場 札幌すすきの(オンライン) 日時 2020年6月6日(土)18:00~

新型コロナの影響でライブイベントが軒並み中止になる中、ライブの代わりとして様々なスタイルで開始されている配信ライブ。この日はTHA BLUE HERBがワンマンでの配信ライブを行う、ということで参加することにしました。ライブ配信は札幌のススキノのビルの屋上から。札幌の街並みをバックとしたライブとなっており、札幌をホームとする彼ららしいステージになりました。

ステージはBOSSとDJ DYEの2人のみのステージ。18時ちょっと過ぎからステージはスタート。まずはいきなり挨拶代わりのラップからスタート。力強いBOSSのラップがいきなり響き渡ります。そしてそのまま、「WE WANT IT TO BE REAL」「Shock-Shineの乱 (1 Premise)」「介錯」など一気に続く続いていきました。

さらにその後、BOSSが画面をのぞき込み、視聴者、さらにはラッパーにメッセージを送るシーン。BOSSが画面をのぞき込むと、まるですぐそこに彼がいるみたいですごく身近に感じられました。これがまた配信ライブらしい感じでもあり、魅力にも感じられます。そしてライブはそのまま「NOW IS NOT THE TIME」へ。さらには「STOICIZM」「TRAINING DAYS」と続きます。リリックの中に札幌の地名が出てくると、その方向を指さすのも、ススキノでのライブならではといった感じです。

ライブでは「LIKE THE DEAD END KIDS」へ続き、その後のMCでアメリカの白人警官への黒人殺害事件について言及していました。MCの中でBOSSはHIP HOPの歴史を踏まえた上で、今回の件について、右手のこぶしを高くかかげ、明確な抗議の意を示していました。さらに、アメリカだけの話に留まらず、我々の日常でも差別がないか、考えるきっかけにもなれば、という非常に力強いメッセージを発していました。

さらには新曲の「2020」。新型コロナの中での現状を綴ったリアルタイムな歌詞が強い印象を受けるナンバーになっていました。しかし、こういう現在の社会事象へのリアルタイムへの反応って、HIP HOP系の方がロックとか他のジャンルに比べて、今、圧倒的に早いんですよね・・・今の時代、HIP HOPがより時代のリアルを綴っていることを感じさせる曲になっています。

この頃には時間も19時を過ぎて、会場は徐々に暗くなっていきました。若干曇気味の空で、ちょっと不気味さを感じるのが「2020」歌詞とマッチしていたのが印象的。ライブはそしてそのまま「TENDERLY」「SMILE WITH TEARS」へ。この「SMILE WITH TEARS」では「この1件が終わったら、またみんなで集まれるといいな」というリリックが加わっており、思わず胸が熱くなる。また、この曲は「あんたはその坂を越えなくてはならないって事だ 」というリリックもあり、今の時代に響いてきます。もちろん、新型コロナとは関係ないところでつくられた曲なのですが、今の時期に聴くと、また違う意味がこもってくる曲になっていました。

次の「それから」に続くMCでは、現在のライブハウスの厳しい現状にも言及。「いつも行っていたとこ、遊んでいるとこと力合わせてください」というメッセージも。さらには、コロナにかかった人たちにもメッセージを送っており、暖かさを感じました。

そして後半、「WE CAN...」「MAINLINE」「LOSER AND STILL CHAMPION」「THE BEST IS YET TO COME」「RIGHT ON」へと、過去の曲から現時点での最新アルバム「THA BLUE HERB」からの曲まで、様々な曲をピックアップ。「RIGHT ON」の「響き渡る雷鳴」のリリックの部分で雷の音と光が入る、妙に凝った演出も。そしてさらには「未来は僕等の手の中」では未来に対する力強いメッセージを込めての選曲となっていました。

その後はフリースタイルで全国各地の地名(おそらくライブで訪れた街)をラップ。そして「AND AGAIN」へ。その後のMCでは、「立て直していこう」というメッセージをMCで直接伝えていました。「また遊べる日をまってます」というMCには、思わず涙腺も緩む思いでした。そして終盤戦は「MAKE IT LAST FOR...」、「この夜だけは」をビルから札幌の夜景を眺めつつのラップ。そしてラストは、まさにこのコロナの中でのメッセージを込めたかのような「今日無事」で締めくくりとなりました。

今回の配信ライブ、全体的に、この新型コロナの中で非常にメッセージ性の強いステージでした。曲間のMCもそうですが、楽曲も、今の時代にマッチするようなメッセージを持った曲を多く選んでいましたし、さらにその中で、今の時代にマッチしたリリックを新たに入れてくる曲も少なくありません。今回取り上げた曲は、新曲を除いて決して今回の新型コロナの件とは無関係に生まれた曲ですが、彼らの曲は、この新型コロナの時期にピッタリとマッチしているような曲が多いことに気が付きました。厳しい現実の中でそっと背中を押すような、そんなリリックの曲が多いからでしょうか。

全140分、配信ライブながらも完全にフルの長さでのステージ。かなりの長丁場でしたが、最初から最後までメッセージ性強いリリックに耳を離せないステージとなっていました。今回、ライブがなくなったことにより急遽設定された配信ライブでしたが、そんな中でTHA BLUE HERBの楽曲、そしてMCの持つメッセージが、強く心に突き刺さってくるステージになっていました。本当に、彼のMCの通り、次はそれぞれの街のライブハウスで、できるだけ早いタイミングで出会えることを願って・・・。

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2020年6月 5日 (金)

京都でのライブっぽく

弾き語りツアー風 “柴田聡子のインターネットひとりぼっち’20”

会場 京都風(オンライン) 日時 2020年5月29日(金)18:30~

今回の「ライブレポート」もまた、新型コロナの影響でオンラインとなったライブのレポート。もともとシンガーソングライターの柴田聡子が予定していた全国弾き語りツアー「柴田聡子のひとりぼっち'20」が新型コロナの影響で開催が延期となり、その代わり、ちょうど開催が予定されていた同日同時刻にインターネットでの無料配信という形でオンラインライブを実施するというもの。もともと彼女一人だけでの弾き語りツアーということもあって、まさにオンライン配信との親和性もあるような形に。また、それぞれ、ライブが予定されていた会場にあわせて「〇〇風」と表現し、まさにその場所でライブを行っているようなスタイルになっているようです。

そんな訳で、個人的に見ることが出来たのが、まず5月29日の「京都風」ライブ。ちょうど18時半にライブがスタートしたのですが、彼女一人がアコギを抱えての登場。仮想背景をバックとしたライブだったのですが、その仮想背景は、この日、ライブが予定していた京都の紫明会館だったようで、まさに会場からライブを行っているような雰囲気でのライブとなっていました。

柴田聡子のライブはいままで行ったことなく、「生で動く」彼女を見るのは今回がはじめて。まず金髪の短髪という姿にちょっとビックリ。黒髪で長髪というイメージがあったので・・・。さらに、意外といっては失礼ですが、かわいい(笑)。写真で見る印象とはかなり違っていて、これはちょっと意外な感すらありました。

そんなライブはまず「さばーく」からスタート。ギター1本のみの弾き語りのスタイルでしっかりと歌声を聴かせます。声もかわいらしい感じながらも比較的淡々と歌いつつ、その中でしっかりと感情を載せているスタイル。さらに「はだかで踊るのは恥ずかしい」はユニークな歌詞ながらも、ちょっとドキッともさせられます。さらに続く曲では、なんと画面全体がピンクに(笑)。今回のオンラインライブツアーではおなじみの演出らしく、配信にあわせて行われていたチャットでは妙な盛り上がりを見せ、これは配信ならではの妙な演出となっていました。

さらに、続くMCではバックが清水寺に。「いつか清水の舞台で演奏したいですね」なんていうMCと共に、CGで清水寺の三重塔が登場し、それがグルグル回るという非常に奇妙でユーモラスな演奏も。まさに「京都風」らしいバックになっていました。ここでは7月にリリースが予定されているEPやTシャツの紹介も行われて、ちょっとツアーのMCらしい雰囲気にもなっていました。

その後はこのEPより新曲「いやな日」「友達」「どうして」と新曲が3曲続きます。さらにここで仮想背景はなぜか竹林に(笑)。まさに京都風の演出になり、その竹林も曲毎に違う竹林が登場するという演出に。その後も「サン・キュー」をけだるい感じで聴かせつつ、「悪魔のパーティー」「リスが来た」「いのちがtoo short」と続き、ラストは「変な島」へ。軽快でかわいらしいナンバーとなっており、楽しい余韻を残しつつ、ライブは終了しました。

ライブは約1時間。ギター一本での弾き語りのステージだったのですが、思った以上に彼女がかわいらしくて、ちょっと魅入ってしまいました(笑)。いや、もちろん歌も非常に聴かせる、とても惹かれるステージで予想以上に楽しいライブになっており、あっという間の1時間。非常に楽しめました。これは新型コロナがおさまったら、彼女のライブも一度足を運んでみたいなぁ。あらためて、柴田聡子の魅力がわかったオンラインライブでした。

ちなみにライブは今後も6月27日まで続く予定ですので、興味のある方は是非。詳細は公式サイトまで。ちなみに残りの日程は以下の通りのようです。

弾き語りツアー風 “柴田聡子のインターネットひとりぼっち’20”
6月06日(土) 18:00 札幌風 day1
6月07日(日) 18:00 札幌風 day2
6月11日(木) 19:30 大阪風
6月12日(金) 19:00 岡山風
6月13日(土) 18:00 福岡風
6月21日(日) 17:30 仙台風
6月27日(土) 18:00 東京風

<YouTube 柴田聡子チャンネル>
http://ur2.link/TztX

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