ヒットチャート2017年

2017年3月23日 (木)

低水準なアルバムチャート

今週のアルバムチャート

http://www.oricon.co.jp/rank/ja/

ここ最近、アルバムチャートはかなり低水準な週が多いのですが今週もかなりの低水準。10位はわずか4千枚という結果に・・・アルバムチャートもCDのみでのランク付けは厳しくなってきているのでしょうが。

ただ1位は先週よりも売上は増加しています。初動売上3万枚で1位を獲得したのはYUKI「まばたき」。前作「FLY」は2位にとどまりましたが前々作「megaphonic」以来2作ぶり、オリジナルでは5作目となる1位獲得です。ただし初動売上は前作の4万4千枚からダウン。ここ数作の初動売上22万→10万2千→7万6千→4万4千枚とい凋落傾向に歯止めはかかりませんでした。

2位はロックバンドKEYTALK「PARADISE」が獲得。シングルアルバム通じて初となるベスト10ヒットです。初動売上は1万4千枚。直近作はライブアルバム「KEYTALKの武道館で舞踏会~shall we dance?~」でこちらの2千枚(36位)からは大きくアップ。前作「HOT!」の1万3千枚(4位)からは微増。人気上昇中というイメージがありましたがちょっと伸び悩んだ結果となりました。

3位は映画「ラ・ラ・ランド」のサントラ盤「ラ・ラ・ランド(オリジナルサウンドトラック)」が先週と同順位をキープ。さらに売上を先週の1万2千枚から1万3千枚に伸ばしており、その人気のほどを伺えます。ロングヒットとなりそうです。

続いて4位以下初登場盤です。まず4位に男性アイドルグループw-inds.「INVISIBLE」がランクインです。ベスト10入りは前々作「Timeless」より2作ぶり。初動売上1万2千枚は前作「Blue Blood」の1万枚(11位)よりアップしています。

5位には人気声優同士のコンビ神谷浩史+小野大輔「Coin toss Drive」がランクインです。この2人がパーソナリティーをつとめるラジオ番組「神谷浩史・小野大輔のDearGirl~Stories~」からうまれたユニットで、同名義でのアルバムはこれで2枚目。初動売上は9千枚。同名義の前作「Stories」の1万3千枚(12位)からダウン。ちなみに神谷浩史名義の直近作「Theater」の2万枚(4位)からも小野大輔名義の直近作「Doors」の1万5千枚(4位)からもダウン。

7位9位には韓流男性アイドルグループが並びました。7位にはU-KISS「U-KISS solo&unit ALBUM」が、9位にはGOT7「FLIGHT LOG:ARRIVAL」がそれぞれランクイン。U-KISSはタイトル通り、メンバーのソロや別ユニットの曲を集めた企画盤。初動売上7千枚。直近はベストアルバム「U-KISS JAPAN BEST COLLECTION 2011-2016」で、こちらの1万4千枚(8位)よりダウン。GOT7は韓国でリリースされたアルバムの輸入盤。初動売上4千枚で、直近の国内盤「Hey Yah」の3万8千枚(3位)よりダウン。

最後10位には大森靖子「kitixxxgaia」がランクインです。エキセントリックな楽曲や言動が話題の女性シンガーソングライター。本作ももともと「キチガイア」というタイトルでしたが、そのままだと宣伝できないということからタイトル変更となったいわくつきのアルバム。本作がメジャー3作目にしてシングルアルバム通じて初のベスト10ヒットとなりました。ただし、初動売上4千枚は前作「TOKYO BLACK HOLE」(19位)から横バイという結果になっています。

今週のアルバムチャートは以上。チャート評はまた来週の水曜日に!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年3月22日 (水)

まずは予想通りの1位

今週のHot 100

http://www.billboard-japan.com/chart_insight/

まずは無難に1位獲得。

今週1位はAKB48「シュートサイン」。CD販売・ダウンロード・スクリーミング数(以下「実売数」)及びPCによるCD読取数で1位。Twitterつぶやき数は4位、ラジオオンエア数は8位にとどまりましたが、見事1位獲得。楽曲はかなりベタな80年代のアイドル歌謡曲風。卒業を発表している小嶋陽菜の最後のシングルになるそうです・・・って前作でも書いたんですが、最近毎作誰かの卒業シングルになっているような・・・もうそれしか「売り」がないんだろうなぁ。オリコンでは初動102万5千枚で1位。ただし前作「ハイテンション」の118万枚(1位)よりダウンしています。

2位初登場はV6「Can't Get Enough」。韓流も彷彿させるようなエレクトロなナンバー。実売数2位、PCによるCD読取数3位、Twitterつぶやき数12位を記録していますが、ラジオオンエア数33位なのはジャニーズ系アイドルらしい感じ。オリコンでも初動売上12万8千枚で2位を獲得。前作「Beautiful World」の11万6千枚(1位)からアップしています。

3位は、まだまだ強いですね星野源「恋」が先週の4位からランクアップし2週ぶりにベスト10返り咲き。You Tube再生回数ではいまだに1位を獲得しているほか、PCによるCD読取数5位、Twitterつぶやき数でも7位と上位をキープ。なにげに実売数も12位に位置しており、驚異的なロングヒットを続けています。

続いて4位以下の初登場曲です。5位に乃木坂46「インフルエンサー」が先週の26位からランクアップしてベスト10入り。3月22日発売予定のシングルからの先行配信。こちらも1位AKB48と同様に昔ながらのアイドル歌謡曲を彷彿とさせるマイナーコード主体のアップテンポなナンバーになっています。

7位には西内まりや「Motion」が初登場でランクインです。フジテレビ系ドラマ「突然ですが、明日結婚します」主題歌。いわゆるフジテレビの月9ドラマですが、月9史上最低視聴率という点が逆に話題となってしまっているドラマ。月9主題歌といえば過去において数多くのヒット曲を生み出してきましたが、本作は実売数6位、ラジオオンエア数9位、PCによるCD読取数12位とまずまずの成績。大ヒットとはいかないまでも、ドラマ主題歌としてそれなりの面目躍如とはなりました。ただしオリコンでは18位止まりなので、ダウンロードでの売上の影響が大きそう。また初動売上4千枚は前作「BELIEVE」の8千枚(11位)からダウンしています。

今週のHot100は以上。明日はアルバムチャート!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年3月16日 (木)

1位2位独占

今週のアルバムチャート

http://www.oricon.co.jp/rank/ja/

今週のアルバムチャート、1位2位が同一のミュージシャンによるアルバムが並びました。

1位初登場は倖田來未「W FACE ~outside~」、2位に「W FACE ~inside~」と2枚のオリジナルアルバムが並びました。オリコンではこれが約47年ぶりの快挙と紹介しています。

ただしこれは「女性」「ソロ」「オリジナル」と条件を絞った場合の記録。女性ソロに限ると(上位サイトでも紹介していますが)2013年に西野カナが達成。女性シンガーによるオリジナルとなると昨年、ももいろクローバーZが達成しています。また初動売上はそれぞれわずか2万枚。直近のバラードアルバム「WINTER of LOVE」の2万3千枚(2位)よりダウンしていますし、オリジナルとしての前作「WALK OF MY LIFE」の3万9千枚(1位)よりもダウン。オリジナルアルバムでは25万3千枚→13万8千枚→9万3千枚→4万6千枚→3万9千枚→2万枚という推移しており、凋落傾向が止まりません。

ちなみに「男性」「オリジナル」だと2013年にGLAYが達成。「男性」「ソロ」「オリジナル」だと1975年の小椋佳以来達成者がないみたいなので、次はここがねらい目では?(苦笑)

3位には話題の映画「ラ・ラ・ランド」のサントラ盤「ラ・ラ・ランド(オリジナルサウンドトラック)」が先週の4位からランクアップし見事ベスト10入りを果たしました。ただし売上1万2千枚は先週の売上1万6千枚からダウンしています。

続いて4位以下の初登場盤です。まず4位にはバンドじゃないもん!「完ペキ主義なセカイにふかんぜんな音楽を♥」が初登場。神聖かまってちゃんのドラマー、みさこがスタートさせたグループ。当初はアイドルのパロディー風のバンドだったのですが、いつのまにか本格的アイドルグループになり、人気的には神聖かまってちゃんを上回る人気に。いろんな意味でなんだかなぁ・・・と思ってしまうグループですが・・・。初動売上1万枚は前作「Re:start」の3千枚(22位)からアップしアルバムでは初のベスト10入り。

6位には東京スカパラダイスオーケストラ「Paradise Has NO BORDER」が入ってきました。約3年ぶりとなるニューアルバム。クリープハイプの尾崎世界観、10-FEETのTAKUMA、Ken yokoyamaにさらにはさかなクン(!)と多彩なコラボが特徴の1枚に。初動売上9千枚。直近作のライブアルバム「The Last-Live-」の4千枚(16位)よりはアップ。直近のオリジナルアルバム「SKA ME FOREVER」の1万2千枚(5位)からはダウンしています。

8位初登場はヴィジュアル系バンドthe GazettEのベストアルバム「TRACES VOL.2」が入ってきました。初動売上8千枚は前作「DOGMA」の1万8千枚(3位)からダウン。ベスト盤としての前作「TRACES BEST OF 2005-2009」の9千枚(19位)よりもダウンしています。

初登場最後は9位にユニコーン「半世紀No.5」が入ってきています。メンバーが50歳になった記念に開催されたライブイベント「50祭」。各メンバーそれぞれが「50祭」を開催したのですが、その際披露されたイベントのテーマ曲をアルバムとしてまとめたアルバム。初動売上8千枚は前作「ゅ 13-14」の2万4千枚(1位)よりダウンとはいうものの企画盤的な内容であることを考えると、これでベスト10入りしてくるあたり根強い人気を感じます。

今週のアルバムチャートは以上。チャート評はまた来週の水曜日に!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年3月15日 (水)

目立つ日韓アイドル

今週のHot 100

http://www.billboard-japan.com/chart_insight/

ビルボードチャートではCDセールス以外の指標を使用しているためCDセールス以外はチャート上位に食い込めないアイドル勢は相対的に苦戦する傾向にあります。しかしそんな中、今週は珍しく上位にアイドル勢が並ぶ結果になっています。

まず1位は三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE「HAPPY」が獲得。まあ彼らをアイドル系というのはちょっと違う感じもしますが。しかしジャケット写真はいかにもオラオラヤンキー系丸出しといった感じである意味感心してしまいます。CD販売・ダウンロード・ストリーミング数(以下「実売数」)は3位にとどまりましたが、ラジオオンエア数5位、PCによるCD読取数1位、Twitterつぶやき数3位、You Tube再生回数9位と万遍なく上位にランクインし、見事1位獲得となりました。

本作は日テレ系アニメ「スーパーサラリーマン左江内氏」主題歌。このドラマ、藤子・F・不二雄先生の「中年スーパーマン左江内氏」をドラマ化したもの。ドラマとしては評判が良いみたいですが、ただ彼らのヤンキーイメージは藤子不二雄のイメージとは真逆にあるような気がするのですが。ちなみにオリコンでも初動売上10万枚で1位獲得。前作「Welcome to TOKYO」の15万8千枚(2位)から大幅ダウン。今月29日に同曲を含んだベストアルバムのリリースが予定されている影響でしょう。

2位はモーニング娘。'17「BRAND NEW MORNING」がランクイン。実売数はこちらが1位。ただ5種同時リリースの複数枚買いの影響かPCによるCD読取数は12位止まり。ラジオオンエア数44位という、CD売上以外が伸びないというアイドル系らしい結果に。最近、アイドル系ではよくありがちなEDMナンバー。つんく♂にしてはひっかかりのない曲だなと思ったら、やはりつんく♂の曲じゃないんですね。オリコンでも初動7万9千枚で2位。前作「セクシーキャットの演説」の9万7千枚(1位)よりダウン。

そして3位も韓国の男性アイドルグループUP10TION 「ID」がランクイン。実売数2位、Twitterつぶやき数2位以外圏外というのが韓流アイドルらしい感じ。オリコンでは初動3万8千枚で4位ランクイン。日本では初のシングルリリース。韓国でのアルバムがベスト10入りしたことはありますが、シングルでは初のベスト10入り。

続いて4位以下の初登場曲です。6位に女性シンガー大原櫻子「ひらり」が初登場で入ってきました。実売数6位の一方、PCによるCD読取数20位、Twitterつぶやき数35位と伸び悩みましたが、ラジオオンエア数は2位を獲得しこの位置に。ミディアムテンポのバラードナンバーで良く言えば安心して聴ける悪く言えば無難なポップス。映画「チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~」主題歌。なんかカタカナ4文字で省略したタイトルに映画の内容をただ説明しただけのサブタイトルといい、頭の悪さがにじみでたタイトルですね・・・(苦笑)。オリコンでは7位初登場。初動1万6千枚は前作「大好き」の1万5千枚(5位)から若干のアップ。

さらに今週7位が・・・ある意味非常にビルボードらしい結果なのですが・・・レミオロメン「3月9日」がランクイン!卒業式の定番ソングとしてすっかり定着したこの曲。もちろん今回のチャート対象日に3月9日が含まれている影響。Twitterつぶやき数1位が目立つのですが、実売数で23位、ラジオオンエア数でも15位と上位に入ってきており、既にこの時期に歌われるスタンダードナンバーとして定着していることがわかります。ちなみにベスト10入りはちょうど1年前の昨年の3月21日付チャート以来。来年のこの時期にもまたベスト10入りしてきそうです。

9位には氷川きよし「男の絶唱」が入ってきました。実売数は4位でしたが、ラジオオンエア数36位、PCによるCD読取数39位、その他は圏外という結果に。確かに氷川きよしのファン層を考えるとビルボードの集計基準は厳しいでしょうね。オリコンでは初動4万9千枚で3位初登場。前作「みれん心」の4万4千枚(2位)よりアップ。

最後10位にはEd Sheeran「Shape Of You」が先週の19位からランクアップし、初のベスト10入りです。Ed Sheeranは今、もっとも世界で人気のある男性シンガーの一人であるイギリスのシンガーソングライター。先日リリースされたアルバム「÷」が世界的に大ヒット。日本でもアルバムチャートでベスト10入りしています。本作は1月に配信限定でリリースされた楽曲でアルバムリリースにあわせてチャートを浮上。実売数19位、ラジオオンエア数8位、You Tube再生回数10位など上位にランクインし、ベスト10入りしてました。

今週のHot100は以上。明日はアルバムチャート!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年3月 9日 (木)

なぜかサントラ盤が目立つ

今週のアルバムチャート

http://www.oricon.co.jp/rank/ja/

今週のアルバムチャート、なぜかベスト10圏内目立ったのはサントラ盤。映画ゲーム含めて4枚のサントラ盤がベスト10にランクインしています。

まず2位初登場に「Fate/Grand Order Original Soundtrack I」が初動売上5万4千枚でランクイン。人気のアプリゲーム「Fate/Grand Order」で使用された楽曲を集めた3枚組のサントラ盤となります。

ゲームサントラはもう1枚。こちらもアプリゲーム「バンドやろうぜ!」のサントラ盤「デュエル・ギグ! vol.1」が初動8千枚で8位にランクイン。「バンドやろうぜ!」というとアラフォー世代にとっては昔流行った音楽雑誌のことを思い出すのですが・・・まあおそらくこのゲームのタイトルはそれを意識してつけられたとは思うのですが・・・。

一方映画のサントラ盤は3位にX JAPAN「『WE ARE X』オリジナル・サウンドトラック」がランクインしています。X JAPANを追ったドキュメンタリー映画「WE ARE X」に使用された楽曲を集めたアルバム。監督には「ストーンズ・イン・エグザイル~『メイン・ストリートのならず者』」を手掛けたスティーヴン・キジャックを起用。日本のみならずアメリカ、イギリスなど全世界で公開という大きく風呂敷を広げた映画。X JAPANが日本やアジア圏以外でどのくらい人気があるのか、かな~り疑問。この大風呂敷を広げるプロモーション手法はいまだにバブル期の日本を彷彿させるものがあります。ちなみに「全世界リリース」のため発売日は3月3日の金曜日に設定。そのため初動売上は2万枚にとどまっています。直近作はベスト盤「THE WORLD~X JAPAN 初の全世界ベスト~」でこちらの3万9千枚(2位)からダウン。ただし映画のサントラ盤という形でかつ金曜日リリースということから考えるとかなり健闘した結果と言えるでしょう。

そしてもう1枚。映画のサントラが「ラ・ラ・ランド(オリジナルサウンドトラック)」。全世界で話題沸騰の映画で先日、ようやく日本でも公開しましたが、その公開にあわせる形で先週の16位から4位に一気にランクアップし、初のベスト10入りとなっています。

さてようやく今週の1位に戻ります。今週1位を獲得したのはEXILE THE SECOND「BORN TO BE WILD」。ミュージシャン名をTHE SECOND from EXILEから今の名前に変更して初のアルバムとなります。正直、いまさらこの名前をつけるか?的なタイトルなのですが・・・。初動売上6万2千枚はTHE SECOND from EXILE時代の「THE II AGE」初動5万枚(1位)からアップしています。

4位初登場はおそらく今、世界で最も人気のある男性シンガーソングライターの一人と思われるイギリスのシンガーソングライターEd Sheeran「÷」がランクインしています。これが3枚目のアルバムなのですが、1枚目が「+」で2枚目が「×」でしたので、次回作は間違いなく「-」なんだろうなぁ。海外では絶大な人気を誇っていたものの日本での人気はいまひとつだったものの、本作ではようやく初のベスト10入りを果たしています。金曜日発売ながらも初動売上1万2千枚は前作「×」の3千枚(32位)から大きくアップしています。

7位初登場は電気グルーヴ「TROPICAL LOVE」。約4年ぶりのオリジナルアルバムで、オリジナルとしては前々作「20」以来2作ぶりのベスト10入り。初動売上は1万枚。直近作は映画「DENKI GROOVE THE MOVIE?」公開にあわせてリリースされたセレクションアルバム「DENKI GROOVE THE MOVIE? -THE MUSIC SELECTION」で、こちらの初動3千枚(33位)よりは大幅にアップ。オリジナルアルバムとしての前作「人間と動物」の1万2千枚(12位)よりはダウンという結果となりました。

9位には読者モデルを中心に結成されたガールズバンドSilent Siren初のベストアルバム「Silent Siren Selection」がランクイン。初動売上は7千枚。直近のオリジナルアルバム「S」の2万1千枚(3位)より大きくダウン。

そして最後10位にはBoom Boom Satellite「19972016」が入ってきました。昨年10月にボーカルの川島道行が急逝。その活動に幕を下ろした彼らのベスト盤。同作は2010年にリリースしたベスト盤「19972007」のリマスター盤と、その後にリリースされた曲を集めた「20082016」の4枚のCDに、彼らのライブ映像をまとめたBlu-rayがついた5枚組となるベストアルバム。定価7,200円という高額ながらも見事ベスト10入りとなりました。ちなみに「19972007」のリマスター盤と「20082016」は別々にも販売されているのですが、オリコン上の集計はどうなっているんでしょうか?さすがに「19972016」とまとめて集計、ではないと思うのですが。なお初動売上は7千枚。直近作「SHINE LIKE A BILLION SUNS」の4千枚(15位)からアップ。またオリコン上はシングル扱いですが、事実上10枚目のオリジナルとして語られる最終作「LAY YOUR HANDS ON ME」の1万1千枚(10位)よりはダウンしています。

今週のアルバムチャートは以上。チャート評はまた来週の水曜日に!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年3月 8日 (水)

今週はジャニーズ系

今週のHot 100

http://www.billboard-japan.com/chart_insight/

今週1位を獲得したのはジャニーズ系。Kis-My-Ft2「Tonight」が獲得しました。ラジオオンエア数は圏外だったもののCD販売・ダウンロード・ストリーミング数(以下「実売数」)及びTwitterつぶやき数で1位、PCによるCD読取数で2位を獲得し、初登場で1位獲得。オリコンチャートでは同曲を含むシングル「INTER」が初登場で1位獲得。初動売上20万5千枚は前作「Sha la la☆Summer Time」の26万6千枚(1位)から大きくダウンしています。

2位は星野源「恋」が先週から引き続き2位をキープ。ラジオオンエア数は48位とかなり下位まで下がってしまいましたが、実売数、PCによるCD読取回数では5位、Twitterつぶやき数では8位といまだに上位をキープ。さらにYou Tube再生回数では1位とまだまだヒットが続いています。

3位初登場は島村卯月(大橋彩香),小日向美穂(津田美波),五十嵐響子(種崎敦美)「ラブレター」。ゲーム「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ」の中で歌われるキャラソン。実売数2位、PCによるCD読取数3位以外すべて圏外という、この手のキャラソンらしいCDを買う層以外に一切波及していないという状況がよくわかる結果となっています。オリコンチャートでは同曲を含む「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER 09 ラブレター」が初動5万2千枚で2位初登場。同シリーズの前作「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER 08 BEYOND THE STARLIGHT」の4万4千枚(3位)からアップしています。

続いて4位以下の初登場です。まず6位にAnly+スキマスイッチ=「この闇を照らす光のむこうに」がランクインしています。日テレ系ドラマ「視覚探偵 日暮旅人」エンディングテーマ。ご存じ男性2人組ポップスユニット、スキマスイッチと沖縄出身の女性シンガーソングライターによるコラボシングル。ちょっと中2病っぽいタイトルですが、楽曲はスキマスイッチの曲に比べてよりダイナミックな楽曲になっています。ただよくよく聴くとメロディーには確かにスキマスイッチっぽさが。

ちなみにこの曲、オリコンチャートとの差が大きく、オリコンでは初動2千枚で23位初登場。一方、iTunesチャートでは1位を獲得しているなどダウンロードでの売上が大半を占めているようです。実際、Hot100でも実売数4位、ラジオオンエア数5位なのに対してPCによるCD読取数97位となっており、通常版とそれにDVDが付いた初回版のみのため複数枚買いは考えられず、ダウンロードが実売数のうちの大きな比率を占めることがわかります。なおAnlyの前作「EMERGENCY」はチャート圏外。スキマスイッチの前作「全力少年 produced by 奥田民生」の2千枚(32位)から横バイ。要するに今、スキマスイッチのアイテムなら何でも買うという熱狂的なファン層はこのくらいということでしょうか。

7位は平井堅「僕の心をつくってよ」がCDリリースにあわせ先週の74位からランクアップしベスト10入り。「映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険」主題歌で平井堅らしいバラードナンバーとなっています。Twitterつぶやき数68位、You Tube再生回数79位と奮いませんでしたが、実売数9位、ラジオオンエア数3位、PCによるCD読取数13位の影響で上位にランクインしています。ちなみにオリコンチャートでは初動1万枚で7位初登場。前作「魔法って言っていいかな?」の9千枚(15位)から若干のアップ。ベスト10入りは2014年にリリースした「グロテスク feat. 安室奈美恵」以来、5作・2年11ヵ月ぶりとなります。

8位にはスダンナユズユリー「OH BOY」がランクイン。アイドルグループE-girlsからのHIP HOPユニットによるデビューシングル。ただHIP HOPの部分は序盤だけでサビは普通のポップソングになっているのがこの手のアイドルグループらしい感じ。実売数は3位でしたが、PCによるCD読取数23位、Twitterつぶやき数25位、さらにラジオオンエア数は圏外という結果が足を引っ張りこの位置に。オリコンでは初動売上3万枚で3位初登場。

最後10位には女性シンガーソングライターさユり「平行線」が初登場でランクイン。フジテレビ系アニメ「クズの本懐」エンディング・テーマ。実売数6位、PCによるCD読取数15位、Twitterつぶやき数11位と上位にランクインした一方、ラジオオンエア数が圏外と足を引っ張る結果に。名前の「ユ」だけカタカナにしているあたりちょっと痛い感じですが、「酸欠少女さユり」をキャッチコピーにしたり2.5次元パラレルシンガーソングライターにしたり、正直、かなり中2病的なキャラ。ただ楽曲の方はよくありがちなギター少女のアップテンポなギターロックといった感じで平凡な印象が・・・。オリコンでは10位初登場。初動売上9千枚は前作「フラレガイガール」の7千枚(17位)からアップしています。

今週のHot100は以上。アルバムチャートはまた明日に。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年3月 2日 (木)

良くも悪くも話題のあのアルバムが

今週のアルバムチャート

http://www.oricon.co.jp/rank/ja/

まず今週は話題のあのアルバムから。今週7位にASKA「Too many people」がランクインです。2015年に覚せい剤所持で逮捕。さらに昨年11月にも再度覚せい剤所持で逮捕されるも嫌疑不十分で釈放となった彼。ただ、逮捕に至る状況からおそらく誰もが「やってるだろう」という疑惑を抱き、さらにその前後からブログなどでの奇抜な言動が目立ち、客観的に見れば彼は大丈夫なんだろうか?という疑惑をもたれ続けています。そんな中でのソロアルバムリリース。もちろん、犯罪と音楽は直接関係ありませんし、たとえ逮捕されたとしても獄中からでのアルバムリリースも可能は可能です。ただ、現状、CHAGE&ASKAとしてのCDを含めていまだ販売中止という状況が続いている中でのソロアルバムリリースは異例といえば異例。個人的には覚せい剤の犯罪などによりCDが回収されるという今の音楽業界のやり方には疑問を持っているのですが、今回の復活劇は早すぎるのではないかという印象を抱いてしまいます。

初動売上は2万1千枚。ちなみに直近作はカバーアルバム「『僕にできること』いま歌うシリーズ」で初動3千枚(33位)なのでこちらからは大きくアップ。さらにオリジナルアルバムとしての前作「SCRAMBLE」の1万8千枚(4位)よりもアップという結果に。うーん、確かに注目度の高いアルバムなのですが、ファンの方はこれでいいの???

さて今週1位を獲得したのはAAA「WAY OF GLORY」。メンバーの伊藤千晃の妊娠に伴う脱退のため、現メンバーでは最後となるアルバムで見事1位を獲得です。初動売上10万7千枚。直近作はベスト盤+オリジナルアルバムの3枚組という変形的なリリースだった「AAA 10th ANNIVERSARY BEST」でこちらの8万5千枚(1位)からアップしています。

2位は名古屋栄を中心に活動しているAKB48の姉妹グループSKE48「革命の丘」がランクイン。これが2枚目となるオリジナルアルバム。前作もSuperflyに阻まれて1位獲得はなりませんでしたが、2作連続2位という結果に。初動売上9万9千枚は前作「この日のチャイムを忘れない」の初動11万枚(2位)からダウンしています。

ちないに今週、同じ名古屋を中心に活動する女性アイドルグループチームしゃちほこもアルバム「おわりとはじまり」をランクインさせており、奇しくも(というか狙って?)名古屋のアイドルグループ対決となっています。ただこちらは初動1万2千枚で初登場10位とかなり差をつけられる結果に。また前作「いいじゃないか」の1万3千枚(6位)からも微減という結果になっています。

3位は韓流の男性アイドルグループ、SHINee「FIVE」が入ってきました。初動売上は6万8千枚。これが日本では5作目となるアルバムで直近2作は1位獲得を続けていましたが本作では残念ながらこの位置に。ただし初動売上は前作「DxDxD」の4万4千枚(1位)よりアップしています。

続いて4位以下の初登場盤です。

4位初登場はHoneyWorks「何度だって、好き。~告白実行委員会~」。主にニコニコ動画にアップしているVOCALOID作品が話題となっている音楽グループ。初動売上3万3千枚は前作「好きになるその瞬間を。」の2万1千枚(4位)からアップしています。

5位はシンガーソングライターmiwa「SPLASH☆WORLD」。彼女5枚目となるオリジナルアルバムです。初動売上3万1千枚。直近作はバラードベストの「miwa ballad collection ~graduation~」の3万2千枚(1位)から微減。オリジナルの前作「ONENESS」の5万枚(3位)からもダウンと少々厳しい結果となっています。

8位には女性3人組ロックバンドSHISHAMO「SHISHAMO4」が入ってきました。タイトル通り4枚目となるオリジナルアルバムでベスト10入りは前作から引き続き2作目。初動売上1万3千枚は前作「SHISHAMO3」の8千枚(7位)から大きくアップしています。

9位には松野おそ松&松野カラ松&松野チョロ松&松野一松&松野十四松&松野トド松(櫻井孝宏&中村悠一&神谷浩史&福山潤&小野大輔&入野自由)「おそ松さん かくれエピソードドラマCD『松野家のなんでもない感じ』 第1巻 」。昨年放送され話題となったアニメ「おそ松さん」のキャラクターによるドラマCDの新シリーズ。初動売上は1万3千枚。同じ「おそ松さん」のドラマCDとしては直近作、松野おそ松&松野カラ松&松野チョロ松&松野一松&松野十四松&松野トド松(櫻井孝宏&中村悠一&神谷浩史&福山潤&小野大輔&入野自由)「おそ松さん 6つ子のお仕事体験ドラ松CDシリーズ おそ松&カラ松&チョロ松&一松&十四松&トド松『お仕事アラカルト』 」が初動2万4千枚(3位)でしたのでそちらよりはダウンという結果となっています。

今週のアルバムチャートは以上。チャート評はまた来週の水曜日に!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年3月 1日 (水)

王子の帰還

今週のHot 100

http://www.billboard-japan.com/chart_insight/

まず今週はやはりこの曲でしょう。今週5位初登場小沢健二「流動体について」。シングルとしては1998年の「春にして君を想う」以来19年ぶりとなるリリース。このシングルリリース以来、事実上活動休止となり、途中、散発的な活動はあったものの本格的な活動再開には至っていませんでした。

それがこのたび突然のシングルリリース。さらにこれにあわせて「ミュージックステーション」をはじめ数々のテレビ番組にも出演。本格的な音楽活動再開が大きなニュースになりました。そして本作はチャートでも上位にランクイン。CD販売・ダウンロード・ストリーミング数(以下「実売数」)では7位、ラジオオンエア回数6位、PCによるCD読取数では5位という結果に。オリコンでは初動売上3万7千枚で初登場2位を記録。シングルチャートで2位というのは1995年にリリースして大ヒットを記録した「カローラIIにのって」と並ぶ自己最高位タイの記録に。さらにその19年前のシングル「春にして君を想う」の初動1万4千枚(34位)から大幅増という結果になっています。1998年といえばまだシングルのヒットとしてはミリオンが当たり前というJ-POP全盛期。そこと比べて売上を伸ばしたというのは、いかに多くのファンが待ちわびていたかを示した結果となりました。

その待望のシングルですが、楽曲的には全盛期の「痛快ウキウキ通り」や「ラブリー」あたりを彷彿とさせる明るくワクワク感を覚えるポップチューン。活動休止前のシングルはちょっとムーディーでジャジーな楽曲が続いていただけにその方向性かと思いきや、まさかのポップ路線にちょっと驚かされました。また歌詞にしても「東京」を舞台にちょっとスノッブ的な雰囲気を感じられるのも実にオザケンらしい感じ。ただ抽象的な表現が多いのは全盛期の頃と大きく変わった感じがしますし、また「もしも間違いに気がつくことができなかったのなら平行する世界の毎日 子供たちも違う子たちか」と並行世界についての妄想に子供たちという発想が出てくるあたり、子持ちパパとなった今だからこその歌詞だということを感じます。

ちなみにかつて「王子様」と呼ばれてアイドル的人気を博していた彼ですが、「Mステ」出演の際には完全におじさん化していてかつてのファンが悲鳴をあげました(まあ、年齢なりといえば年齢なりなのですが)。そこで思い出したのが音楽界で他に「王子様」といえば及川光博。調べてみてビックリしたのですが、オザケンとミッチー、年齢的に1歳しか離れていないんですよね・・・。いまだに「王子様」キャラを維持しているミッチーとの差に愕然。シーンの中心にいるかそうでないかで差がついてしまうんですね。なお、「Mステ」について「歌が下手」という評価も多いみたいですが、あれは20年前からあんなもんです。

オザケンの狩り場はいまや星野源のものとなっているだけに今後の動向も気にかかるのですが・・・でも、また再びコンスタントに新曲リリースしてほしいなぁ。楽曲的には全盛期からほとんど衰えを感じさせない名曲で、あらためて彼の才能を実感させられました。

ちなみに現在のオザケン(?)こと星野源「恋」がなんと今週2位に再浮上。実売数では9位、ラジオオンエア数では24位という結果となったものの、PCによるCD読取数、Twitterつぶやき数で3位、You Tube再生回数では1位を獲得。まだまだ根強い人気を感じさせます。

そんな訳でついついオザケンについて長語りをしてしまいましたが(^^;;まず1位。Hey!Say!JUMP「OVER THE TOP」が獲得。日テレ系アニメ「タイムボカン24」オープニングテーマ。ラジオオンエア数12位、Twitterつぶやき数は9位にとどまりましたが実売数及びPCによるCD読取数で見事1位を獲得しています。オリコンでも初動27万1千枚で1位初登場。前作「Give Me Love」の24万7千枚(1位)よりアップ。

3位はLiSA「Catch the Moment」が先週の5位からランクアップしベスト10入り2週目にしてベスト3入り。ラジオオンエア数74位、You Tube再生回数53位は奮いませんが、実売数3位、PCによるCD読取回数6位、Twitterつぶやき数2位と上位にランクインしています。

続いて4位以下の初登場曲です。まず6位にハロプロ系女性アイドルグループつばきファクトリー「初恋サンライズ」が初登場でランクイン。これがメジャーデビューシングル。実売数は2位を記録しましたが、ラジオオンエア数49位、Twitterつぶやき数40位と軒並み苦戦。特にPCによるCD読取数は46位にとどまっており、7種同時発売という形態から複数枚買いの影響が大きそう。ちなみにオリコンでは初動3万5千枚で3位初登場。

7位にはEXILE THE SECOND「SUPER FLY」が初登場。こちらも実売数4位ながらもラジオオンエア数22位、PCによるCD読取数17位、Twitterつぶやき数18位と軒並み苦戦しています。オリコンでは4位初登場。初動売上3万4千枚は前作「WILD WILD WILD」の3万3千枚(1位)から若干のアップ。

最後10位には女性3人組バンドSHISHAMO「明日も」が先週の13位からランクアップしベスト10入り。NTT Docomo CMソング。2月22日にリリースされたアルバム「SHISHAMO4」からの先行配信された楽曲です。実売数16位、Twitterつぶやき数16位、You Tube再生回数25位にとどまりましたがラジオオンエア数では1位を獲得し、見事ベスト10入りをはたしました。

今週のHot100は以上。アルバムチャートはまた明日に!

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2017年2月23日 (木)

2週連続韓流が1位

今週のアルバムチャート

http://www.oricon.co.jp/rank/ja/

先週に続き今週も韓流の男性アイドルが1位獲得です。

今週1位を獲得したのは韓国の男性アイドルグループBIGBANG「MADE」。もともと昨年、フルアルバムをリリースする予定だったのがスケジュール上の都合によりアルバム発売が間に合わず、「MADE SERIES」という暫定版のアルバムをリリース。その後1年たち、同作に新曲3曲を加えたアルバムが改めてリリースされたのが本作だそうです。

しかしそれにしてもアコギな商売をするなぁ(苦笑)。たった新曲3曲のためにファンに買い直させる訳ですか。そもそも前作から1年も経っていて新曲がたった3曲というのも・・・。まあ、この手の旧譜に新曲数曲を加えただけで「完全版」としてリリースするケース、最近少なくないので彼らだけが特別という訳ではないんですけどね。

初動売上は10万1千枚。その暫定版「MADE SERIES」の12万8千枚(1位)からダウンしています。

2位初登場は4人組ガールズバンドSCANDAL「SCANDAL」。バンド結成10周年を記念してリリースされたベストアルバム。もっとも5年前にもベストアルバムをリリースしているので、早くも2作目のベスト盤となるのですが。初動売上3万1千枚は直近のオリジナルアルバム「YELLOW」の2万9千枚(2位)より若干アップ。ただし、5年前にリリースしたベスト盤「SCANDAL SHOW」の4万2千枚(3位)よりはダウンしています。

3位には家入レオ「5th Anniversary Best」。タイトルそのままですね、こちらはデビュー5周年のベストアルバム。最近では珍しくはないのですが、デビューからたった5年でベスト盤というのはやはりちと早い気がするのですが。初動売上は2万6千枚。直近のオリジナルアルバム「WE」の1万8千枚(6位)よりアップしています。

続いて4位以下の初登場盤です。4位には倉木麻衣「Smile」がランクイン。かなり久しぶりに聞く名前ですが・・・オリジナルアルバムとしては4年11ヵ月ぶりとなる新作。初動売上は2万1千枚。直近作はベストアルバム「MAI KURAKI BEST 151A -LOVE & HOPE-」で、こちらの4万枚(2位)よりはダウン。直近のオリジナルアルバム「OVER THE RAINBOW」の初動2万9千枚(2位)からもダウンしています。

5位初登場はA3ders!「MANKAI☆開花宣言」。イケメン役者育成ゲーム「A3!」からのキャラクターソング。同ゲームからははじめてのCD作品だそうです。初動売上は1万4千枚。ちなみに本作、タイトル曲含めてわずか3トラック。うち1作が表題曲のインスト版なのですが、なぜかシングルではなくオリコンではアルバム扱いとなっています。2トラック目がボイスドラマになっていて、作品全体で17分という長さだからでしょうか?ただわずか17分という長さだけをもってアルバム扱いというのは不自然な感じが・・・。ちなみにシングルだとしたらオリコンチャート上、今週は初登場9位相当となります。

8位にはスキマスイッチ「re:Action」がランクインです。こちら彼らの代表曲を様々なミュージシャンによってリアレンジ、リプロデュースされたアルバム。奥田民生からTRICERATOPS、GRAPEVINEに小田和正やRHYMESTER、さらにはKAN(!)といった豪華な面子が参加しています。初動売上は1万枚。直近作はライブ盤「スキマスイッチ TOUR 2016 “POPMAN’S CARNIVAL”」の3千枚(27位)よりはさすがに大幅アップ。その前作、カップリング曲集「POPMAN'S ANOTHER WORLD」の1万枚(7位)からは横バイとなっています。

最後、9位には東京フィルハーモニー交響楽団「ゼルダの伝説 30周年記念コンサート」。ご存じゲーム「ゼルダの伝説」30周年を記念して行われたフルオーケストラでのコンサートの模様を収録したライブアルバムです。初動売上は1万枚。「ゼルダの伝説」がらみでは昨年「30周年記念盤 ゼルダの伝説 ゲーム音楽集」がリリースされていますが、同作の9千枚(10位)よりなんと初動売上がアップ。その根強い人気を感じます。

また今週はベスト10返り咲きが1枚。7位に韓国の男性アイドルグループBTS(防弾少年団)の「Wings:BTS Vol.2」がランクアップでベスト10返り咲きとなります。本作、韓国でリリースされたアルバムの輸入盤ですが、「WINGS外伝:You Never Walk Alone」として昨年の10月に韓国でリリースされた「WINGS」に新曲を追加して再リリースされた影響のよう。これ、今週1位のBIGBANGと同じパターンということ?こちらもちょっとひどいなぁ。

今週のアルバムチャートは以上。チャート評はまた来週の水曜日に!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年2月22日 (水)

女性アイドル対決?

今週のHot 100

http://www.billboard-japan.com/chart_insight/

先週、ついに1位から陥落となった星野源「恋」ですが、今週は4位にランクダウン。PCによるCD読取数2位、You Tube再生回数1位とまだ好調さは保っているのですが、さすがにここからの巻き返しは難しそう。ただまだベスト10圏内のロングヒットは続きそうです。

そんな中、今週は1位2位に女性アイドルグループが並ぶ順位に。まず1位はAKB48系。福岡を中心に活動するHKT48「バグっていいじゃん」が初登場でランクイン。TBSテレビ系アニメ「カミワザ・ワンダ」主題歌。PCによるCD読取数12位、Twitterつぶやき数7位、ラジオオンエア数は圏外ながらも、CD販売・ダウンロード・ストリーミング数(以下「実売数」)の1位の影響が大きかったのでしょうか、1位獲得となりました。ちなみにオリコンでは初動21万枚で1位初登場。ただし前作「最高かよ」の26万9千枚(1位)よりダウンしています。

そしてそれに続いて2位にランクインしたのがPerfume「TOKYO GIRL」。先週の6位からCDリリースにあわせてランクアップし、ベスト3入りとなりました。実売数、ラジオオンエア数いずれも2位、PCによるCD読取数1位、Twitterつぶやき数3位とこれだけならこちらが1位でもよさそうですが、それだけ実売数の差が大きかったということでしょうか。ちなみにオリコンでも初動売上4万9千枚で2位初登場。前作「STAR TRAIN」の6万5千枚(4位)からダウンしています。

3位にはシンガーソングライター米津玄師「orion」が先週の32位からCD発売にあわせてランクアップ。NHKアニメ「3月のライオン」エンディングテーマ。彼らしいちょっとファンタジックな雰囲気のある爽快なポップチューン。実売数、ラジオオンエア数3位、Twitterつぶやき数2位、PCによるCD読取数及びYou Tube再生回数7位と万遍なく上位にランクインしています。オリコンでも3位初登場。初動売上3万9千枚は前作「LOSER」の4万7千枚(3位)よりダウンしています。

続いて4位以下の初登場曲です。5位にアニソンを中心に歌う女性シンガーLiSA「Catch the Moment」がランクインです。アニメ映画「ソードアート・オンライン-オーディナル・スケール-」挿入歌。勢いのあるガールズロックで、良くも悪くも90年代あたりのJ-POPからそのまま抜け出してきたような楽曲。実売数、PCによる読取数4位、Twitterつぶやき数1位という結果の一方、ラジオオンエア数37位という結果が足を引っ張った形に。オリコンでは初動2万7千枚で4位初登場。前作「Brave Freak Out」の1万8千枚(9位)よりアップしています。

初登場はもう1曲。Austin Mahone「Dirty Work」が先週の98位から一気にランクアップし8位にランクイン。もともとYou Tubeへの動画投稿で話題となりデビューしたアメリカのシンガー。軽快なエレクトロポップチューンなのですが、芸人のブルゾンちえみがネタでつかったことから日本でも一気に人気が高まったようです。ダウンロードでの販売オンリーながらも実売数10位、You Tube再生回数2位という結果、見事ベスト10入りとなりました。

今週のHot100は以上。アルバムチャートはまた明日に!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

その他のカテゴリー

DVD・Blu-ray | その他 | アルバムレビュー(洋楽)2008年 | アルバムレビュー(洋楽)2009年 | アルバムレビュー(洋楽)2010年 | アルバムレビュー(洋楽)2011年 | アルバムレビュー(洋楽)2012年 | アルバムレビュー(洋楽)2013年 | アルバムレビュー(洋楽)2014年 | アルバムレビュー(洋楽)2015年 | アルバムレビュー(洋楽)2016年 | アルバムレビュー(洋楽)2017年 | アルバムレビュー(邦楽)2008年 | アルバムレビュー(邦楽)2009年 | アルバムレビュー(邦楽)2010年 | アルバムレビュー(邦楽)2011年 | アルバムレビュー(邦楽)2012年 | アルバムレビュー(邦楽)2013年 | アルバムレビュー(邦楽)2014年 | アルバムレビュー(邦楽)2015年 | アルバムレビュー(邦楽)2016年 | アルバムレビュー(邦楽)2017年 | ヒットチャート | ヒットチャート2010年 | ヒットチャート2011年 | ヒットチャート2012年 | ヒットチャート2013年 | ヒットチャート2014年 | ヒットチャート2015年 | ヒットチャート2016年 | ヒットチャート2017年 | ライブレポート2011年 | ライブレポート2012年 | ライブレポート2013年 | ライブレポート2014年 | ライブレポート2015年 | ライブレポート2016年 | ライブレポート2017年 | ライブレポート~2010年 | 名古屋圏フェス・イベント情報 | 日記・コラム・つぶやき | 映画・テレビ | 書籍・雑誌 | 音楽コラム | 音楽ニュース