音楽コラム

2018年2月 4日 (日)

2017年ベストアルバム(邦楽編) その2

昨日に続き2017年邦楽の私的アルバムベスト10。今日は5位から1位です。

5位 東京カランコロン01/東京カランコロン

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個人的には東京カランコロンがメジャーでほとんど売れなかったというのが不思議で仕方ありません。確かにこの手の正統派ポップスは一定の固定ファン層のいるロック系やアイドル、アニメ系と比べると、今の時代、なかなか売れないのかもしれませんが・・・。ただインディーズに戻っての本作は彼らの新たな一歩を踏み出そうという決意を感じる勢いのあるポップソングの連続。いままで以上にポピュラリティーを感じさせるインパクトある楽曲が並んでおり、まだまだこれからの活躍が期待できそうな傑作に仕上がっていました。

4位 エコーズ・オブ・ジャパン/民謡クルセイダーズ

聴いた当時の感想はこちら

「民謡しなけりゃ意味ないね!」をキーワードに、日本の民謡とラテンやカリブなどの中南米の音楽やアフリカ音楽などのリズムを大胆に組み合わせて、全く新しいサウンドを作り出しているミュージシャン。この日本と中南米、アフリカという異色の組み合わせが驚くほどマッチして、いい意味でどこの国の人も気持ちよいと感じるリズムは変わらないんだな、ということを感じさせてくれます。日本の民謡の新たな魅力に気が付かされる傑作アルバムでした。

3位 Popcorn Ballads/サニーデイ・サービス

Popcornballads

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ストリーミングオンリーで突如リリースされたサニーデイ・サービスのニューアルバム。様々なジャンルの楽曲がごった煮的に収録されており、アルバムというよりはプレイリストといった印象を受けるのも、ストリーミングでのリリースならでは。なお、同作をリアレンジし、新曲も加えた上に曲順を並べ直した「完全版」が年末のCDでリリース。ストリーミングの時はほとんど無視だった音楽誌がCDがリリースされたことでようやく取り上げ始めたあたり、今の音楽誌の限界を強く感じてしまいました(ミューマガの年間ベストで取り上げられたのは、そんな中でも唯一、音楽誌の矜持を感じたのですが・・・)。

2位 SUPERMAN/水曜日のカンパネラ

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あくまでも私が勝手に決めている「私的ベスト」なんで何ら意味ない話かもしれませんが・・・3年連続の年間1位ならず!ただ、今回も文句なしの傑作アルバムをリリースしてきた水曜日のカンパネラ。このレベルの作品を毎年コンスタントにリリースするあたり、大きな驚き。特に今回は、音楽的に進化した「ジパング」「UMA」を経て、かつての彼女たちの路線に戻ったような部分も感じられたアルバムで、今の水カンの集大成ともいえる内容だったと思います。まだまだ彼女たちの勢いは止まらなさそうです。

そして・・・

1位 PINK/CHAI

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正直言って、年間1位は彼女たちにするか水カンにするかかなり迷ったのですが・・・やはりユニークなPVを含めて、今年最もはまった彼女たちのアルバムが、2017年の年間1位!「コンプレックスはアートなり」を合言葉に、アイドルブームが長く席巻する日本の音楽シーンの中、ある意味「アンチ」ともいえる女性像を提示した歌詞もユニークながら、アバンギャルドなガールズパンクとポップなメロディーを兼ね備えた楽曲も耳を惹きます。最近、増えてきたガールズバンド勢の中で、あきらかに一線を画する彼女たち。これからももっともっと日本の音楽シーンをかき乱してほしいです!

さて、あらためてベスト10を振り返ると・・・

1位 PINK/CHAI
2位 SUPERMAN/水曜日のカンパネラ
3位 Popcorn Ballads/サニーデイ・サービス
4位 エコーズ・オブ・ジャパン/民謡クルセイダーズ
5位 東京カランコロン01/東京カランコロン
6位 re:Action/スキマスイッチ
7位 平凡/ドレスコーズ
8位 豊穣なる闇のバラッド/中川敬
9位 TROPICAL LOVE/電気グルーヴ
10位 Mellow Waves/CORNELIUS

ほかのベスト盤候補作は・・・

THE KIDS/Suchmos
半世紀No.5/UNICORN
光源/Base Ball Bear
EMO/TOWA TEI
達磨林檎/ゲスの極み乙女。
人生/ウルフルズ
PLAY/藤原さくら
ノスタルジア/Okada Takuro
ダンサナブル/Rhymester
熱唱サマー/赤い公園
20/20/スカート
地方都市のメメント・モリ/amazarashi

全体的には良作も多かったものの、10枚選ぶのも迷うような豊作・・・といった感じでもなかったかな。ただ、そんな中、見事1位を獲得したCHAIは、歌詞の面でもサウンドの面でもこれからが実に楽しみになってくるバンドだと思います。

ちなみに過去のベストアルバムは・・・

2007年 年間1 
2008年 年間1  上半期
2009年 年間1  上半期
2010年 年間1  上半期
2011年 年間1  上半期
2012年 年間1  上半期
2013年 年間1  上半期
2014年 年間1  上半期
2015年 年間1  上半期
2016年 年間1  上半期
2017年 上半期

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2018年2月 3日 (土)

2017年ベストアルバム(邦楽編) その1

昨日に続いて今日と明日は邦楽の2017年私的ベストアルバムの紹介です。

10位 Mellow Waves/CORNELIUS

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ここ最近はMETAFIVEなどでの積極的な活動も目立っていたのでちょっと意外な感じもしたのですが11年ぶりとなるニューアルバム。正直、実験性、目新しさという側面ではここ数作と比べると一歩劣る部分は否めないものの、シンプルで空間を聴かせるCORNELIUSのここ最近の方向性がポップにまとまっている傑作アルバムに仕上がっていました。

9位 TROPICAL LOVE/電気グルーヴ

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石野卓球はソロでもアルバムをリリースするなど、その創作意欲はいまなおピークといった電気グルーヴのニューアルバム。全体的な熱量は低めながらも電気グルーヴらしいポピュラリティーとユーモラスが散りばめられている、彼ららしい傑作アルバムでした。

8位 豊穣なる闇のバラッド/中川敬

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正直、聴く前はちょっと政治的になりすぎる作品になっているのでは・・・という心配になったのですが、聴き終わると、「政治的」という意味以上に、弱者に寄り添う中川敬の姿勢に心を打たれたアルバムになっていました。なによりもアコギ1本で聴かせる力強くも優しい彼の歌声と、メロディーラインに心惹かれる1枚でした。

7位 平凡/ドレスコーズ

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「平凡」をコンセプトとしつつ、歌謡曲的なポップチューンやファンキーな楽曲などが並ぶ傑作アルバム。なによりも「平凡」というコンセプトがはっきりしているだけに歌詞にしろメロディーにしろ強いインパクトを感じ、志磨遼平の才能を感じることが出来る作品に仕上がっていました。

6位 re:Action/スキマスイッチ

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スキマスイッチの代表曲をそれぞれ別々のプロデューサーによって手掛け、再録音したという企画盤。アルバムの統一性を無視して、各プロデューサーの個性が出まくっている楽曲が非常にユニーク。またその結果、スキマスイッチの楽曲が持つ魅力も再認識させられました。「企画盤」としては今年最高の傑作だと思います。

5位以降はまた明日に!

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2018年2月 2日 (金)

2017年ベストアルバム(洋楽編)

今年もまたやってきました。恒例の年間ベストアルバム。まずは洋楽編です。

5位 Slowdive/Slowdive

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シューゲイザー四天王のうちの1組と呼ばれるイギリスのロックバンドによる22年ぶりの新作。ここ最近、彼らに限らずジザメリやマイブラ、RIDEなど往年のシューゲイザーバンドの復活作のリリースが相次いでいますが、その中でも文句なしに秀でた傑作アルバムだったのが本作。いまなお現役感あふれる作品でした。

4位 Pleasure/Feist

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前作「Metals」も高い評価を受けたカナダ出身のシンガーソングライターによる6年ぶりの新作。フォーキーでシンプルなサウンドとダイナミックなギターサウンドを同居させたサウンドも魅力的ながらも、なによりも彼女のボーカルと美しいメロディーラインに酔いしれる傑作アルバムでした。

3位 WHO BUILT THE MOON?/NOEL GALLAGHER'S HIGH FLYING BIRDS

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ご存じ元oasisの「お兄ちゃん」によるソロプロジェクトによる3作目の作品。今年リリースされた弟、リアム・ギャラガーのアルバムがoasisの路線を引き継ぐような作品だったのとは対極的に分厚いホーンセッションや打ち込みを取り入れたりと、あきらかにoasisの路線からの決別を感じさせるアルバムになっていました。もちろん、ノエル・ギャラガーのメロディーメイカーとしての才能もいかんなく感じさせる作品。ノエルの新たな一歩を感じさせてくれる傑作でした。

2位 Visions Of A Life/Wolf Alice

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前作のデビューアルバム「My Love Is Cool」も素晴らしい傑作アルバムでしたが、続く2ndアルバムも傑作アルバム!ここ最近の新人バンドは1枚目は素晴らしくても2枚目は・・・というミュージシャンも少なくなく、これだけの傑作を続けてリリースされるというのは驚きです。80年代的な色合いが強かった前作と比べると今回のアルバムはガレージロックの色合いが強くなった作品に。もちろん前作で感じたドリーミーな美しさも健在で、美しさと荒々しさが同居した、彼女たちの新たな一歩を感じる傑作となっていました。

そして・・・

1位 Drunk/Thundercat

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そのダサジャケ(・・・というよりもある種の味のあるジャケット)からは全く想像がつかないような80年代AORやフィリーソウル風な楽曲が魅力的な作品。ただ一方で今アメリカで最も評判なベーシストの彼らしいグルーヴィーなリズムはしっかりと流れており、そういう意味ではジャケットからレアグルーヴ的なサウンドを想像した方にとってもなにげに気に入るような要素もしっかりとつまっているアルバムだったかも?2017年の今のサウンドがつまった、まさに2017年を象徴するともいえる傑作アルバムでした。

さて、ほかのベストアルバム候補としては・・・

Different Days/The Charlatans
Crack-Up/Fleet Foxes
I See You/The xx
Dirty Projectors/Dirty Projectors
Arca/Arca
DAMN./Kendrick Lamer
FOR CRYING OUT LOUD/KASABIAN
Chuck/Chuck Berry
Thrill It All/Sam Smith
The Echo Of Pleasure/The Pains Of Being Pure At Heart
NO ONE EVER REALLY DIES/N.E.R.D
Black Origami/Jlin
Ctrl/SZA
If All I Was Was Black/Mavis Staples

と例年になる多くなっているのはそれだけ傑作が多くて豊作だったから・・・というよりは個人的にSpotifyを導入し、リアルタイムで聴いた洋楽のアルバムが激増したから、という理由の方が大きいような。来年からは洋楽も邦楽と同様、ベスト10にしようか考え中です・・・。

あらためてベスト5を振り返ると

1位 Drunk/Thundercat
2位 Visions Of A Life/Wolf Alice
3位 WHO BUILT THE MOON?/NOEL GALLAGHER'S HIGH FLYING BIRDS
4位 Pleasure/Feist
5位 Slowdive/Slowdive

そんな訳で、今年もさらに多くの傑作に出会えますように!

2007年 年間
2008年 年間 上半期
2009年 年間 上半期
2010年 年間 上半期
2011年 年間 上半期
2012年 年間 上半期
2013年 年間 上半期
2014年 年間 上半期
2015年 年間 上半期
2016年 年間 上半期
2017年 上半期

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2018年1月 1日 (月)

謹賀新年

新年、あけましておめでとうございます。旧年中は当「ゆういちの音楽研究所」をご愛顧いただきありがとうございました。今年もなんとぞ当サイトをよろしくお願いします。

昨年に引き続き、今年も紅白を全くみないで終わってしまった年越しでした。2016年は星野源「恋」やRADWIMPS「前前前世」など近年として珍しいヒット曲の多かった1年でしたが、2017年はこれといったヒット曲がなかった年になってしまいました。ここ最近、レコード会社が注力するのは「良い音楽」ではなく手っ取り早く売上をあげられるアイドルなどになってしまった結果、お茶の間レベルのヒット曲が生み出すことをなかなか生み出すことが出来なくなってしまったのは本当に残念です。

個人的に昨年、音楽をめぐる環境がガラッと変わりました。大きな理由としては、正確にはおととしからなのですが、Spotifyをはじめたこと。これによって、昨年、特に洋楽を中心として購入するCDの枚数がガラッと減りました。今でも本当に好きなミュージシャンのアルバムは、応援するためにはお金を落とすべきだという考えもあってCDを買っているのですが、輸入盤などでCDをなんとか安く購入して聴いていたようなアルバムについては、軒並みSpotifyで聴くようになりました。

ただその結果として、聴いている音楽の量や幅は以前とは比較にならないほど広がりました。聴こうかどうか迷っていたようなアルバムに関しては、Spotifyにアップされていれば、とりあえず聴いてみようということになりました。例えば昨日のベストアルバムでもあげたCHAIや民謡クルセイダーズのアルバムについてはSpotifyがなければ聴いていなかったかもしれません。

また特にワールドミュージックのアルバムに関しては、CDの取り扱いがAmazonになく、ワールドミュージック専門店でも「再入荷待ち」になっているような作品ですら、Spotifyでは家にいながら難なく聴けてしまうようなアルバムも多く、その結果、CDではなかなか聴くことが出来なかったような作品も気軽に聴くこと出来ました。

とかく昨今のCDの衰退やそれに伴うCDショップの衰退、ダウンロードやストリーミングへの意向はネガティブに語られることが多いのですが、実際にSpotifyのようなストリーミングサービスを使ってみると、決してネガティブな側面ばかりではないと思います。特に音楽というものは有史以降続いており、「人に聴かせるための音楽」も、おそらくもう2、300年続いている中、レコードやCDといった記録媒体が登場してせいぜい100年程度。「アルバム単位で聴かせる」ということになってからはわずか50年程度。そう考えると、「CDやレコードなどの記録媒体でアルバムを聴く」という音楽の聴き方は、むしろ「音楽の聴き方」としてはここ最近にちょっとの間だけ流行った聴き方であって、技術や人々の嗜好によってその聴き方が変わっても何も不思議ではなく、また音楽の魅力も何ら変わることがないのではないでしょうか。そんなことを考えてしまった2017年。多分、CDがなくなってもCDショップがなくなっても素晴らしい音楽はなくならないと思いますよ。

そんな訳で、今年もまた、みなさまがたくさんの素晴らしい音楽に出会えますように。今年もよろしくお願いします。

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2017年12月31日 (日)

2017年ベストアルバム(暫定版)

今年も早いものであと1時間弱となりました。みなさま、年の瀬はどのようにお過ごしでしょうか。今年も恒例のベストアルバム暫定版。正式版はまた、まだ未聴のアルバムを聴いた後、いつも通り1月下旬に。

邦楽編

まず、上期のベスト5を振り返ると

1位 SUPERMAN/水曜日のカンパネラ
2位 Popcorn Ballads/サニーデイ・サービス
3位 re:Action/スキマスイッチ
4位 平凡/ドレスコーズ
5位 TROPICAL LOVE/電気グルーヴ

これに続く下半期ベスト盤候補は・・・

PINK/CHAI
豊穣なる闇のバラッド/中川敬
東京カランコロン01/東京カランコロン
ノスタルジア/Okada Takuro
ダンサナブル/Rhymester
熱唱サマー/赤い公園
20/20/スカート
エコーズ・オブ・ジャパン/民謡クルセイダーズ
地方都市のメメント・モリ/amazarashi

全体的には豊作というほどではないものの不作という感じでもない、年間通じてそれなりによいアルバムに多く出会えた1年だったかな、という印象があります。今年も1位は水カンか?それとも??

洋楽編

上期のベスト3は・・・

1位 Drunk/Thundercat
2位 Pleasure/Feist
3位 Slowdive/Slowdive

これに続くベスト盤候補は・・・

Thrill It All/Sam Smith
Visions Of A Life/Wolf Alice
The Echo Of Pleasure/The Pains Of Being Pure At Heart
WHO BUILT THE MOON?/NOEL GALLAGHER'S HIGH FLYING BIRDS
NO ONE EVER REALLY DIES/N.E.R.D

こちらも邦楽同様、豊作というほどでもないのですが不作といった感じでもない1年。ただ、12月に発表された各種メディアの年間ベストを見ると、ケンドリック・ラマー以外、各メディア上位にランクインしているアルバムがバラバラ。それだけ強力なアルバムは少なかったということなのでしょうか。

来年もまた、多くの名盤に出会えますように。それではみなさま、よいお年を!

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2017年8月 4日 (金)

2017年上半期 邦楽ベスト5

火曜日に引き続き、今度は邦楽ベスト5

5位 TROPICAL LOVE/電気グルーヴ

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世間一般的な評価でも傑作の呼び声高い電気グルーヴのニューアルバム。全体的には熱量は薄め、爽やかなテクノチューンが並んでおり、タイトル通り、南国色も強くラテンフレーバーも感じる部分も。一方でシニカルでコミカルな歌詞の曲もきちんと搭載されており、電気グルーヴの魅力を様々な面から感じることが出来る傑作アルバムでした。

4位 平凡/ドレスコーズ

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「平凡」をコンセプトとしたドレスコーズのニューアルバムは志磨遼平の非凡な才能を感じられる傑作。彼らしい歌謡曲テイストを含めつつインパクトある美メロがさく裂したナンバーやファンキーなポップチューンなどの連続で、いままでのアルバムの中でもっとも楽曲の強度が強いアルバムだったと思います。コンセプトアルバムという挑戦を行うこと自体、志磨遼平の活動が脂にのっていることを示していた傑作でした。

3位 re:Action/スキマスイッチ

聴いた当時の感想はこちら

スキマスイッチの代表曲をそれぞれ別々のプロデューサーによって手掛け、再録音したという企画盤。本作が非常にユニークかつ傑作だったのが、アルバムとしての統一感やスキマスイッチのミュージシャンイメージを無視し、各々のプロデューサーがその個性を出しまくっていること。その結果、スキマスイッチの楽曲の新たな魅力に気が付かされるとともに、各々のプロデューサーの魅力にも気が付かされるアルバムになっていました。ラストを飾るスキマスイッチの楽曲を分解再構成して「新曲」にしてしまったKANの仕事ぶりも見事。

2位 Popcorn Ballads/サニーデイ・サービス

Popcornballads

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ストリーミングオンリーで突如リリースされたサニーデイ・サービスの新譜。直近のニューアルバム「DANCE TO YOU」も傑作でしたが、それに負けずとも劣らない傑作がバンドの、というよりは曽我部恵一の充実ぶりを感じさせます。全22曲85分というフルボリュームがCDという容量を考えなくてもよいストリーミングオンリーのリリースらしい構成。さらにアルバム全体としても挑戦的な楽曲も多く統一感は薄いため、「アルバム」というよりも「プレイリスト」的な感覚の作品になっていました。しかしそのどの曲も名曲揃い。最近はポストサニーデイとも言うべきシティポップバンドの活躍が目立つますが、その中でベテランとしての存在感をしっかりと示した作品でした。

1位 SUPERMAN/水曜日のカンパネラ

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おととし、昨年と2年連続で私的ベストアルバムで1位を獲得した水曜日のカンパネラが、まさかの3年連続1位獲得か?まあ、主観ありまくりの「私的ベスト」で1位を取ろうが大して重要な話ではないのですが、ただここまでの充実作を3年連続という短いスパンでリリースしてきたことが驚き。本作では「ジパング」「UMA」と進化させてきたクラブ系のエレクトロサウンドに「私を鬼ヶ島に連れてって」以前のコミカルな路線を加味した水カンの現時点での集大成ともいうべきアルバムになっていました。

そんな訳で、今年も上半期1位は水曜日のカンパネラ!いや、まじで彼らの勢い、全く止まっていません。先日もはじめて彼女のステージを見たのですが、予想以上に楽しいステージでさらにはまってしまいました。このまま3年連続1位か?

さて今年上半期、この5枚以外にも傑作揃い。昨年に続きかなり充実したシーンになっているように感じました。他のベスト盤候補は・・・

THE KIDS/Suchmos
半世紀No.5/UNICORN
光源/Base Ball Bear
EMO/TOWA TEI
達磨林檎/ゲスの極み乙女。
人生/ウルフルズ
PLAY/藤原さくら
Mellow Waves/cornelius

Suchmos、TOWA TEI、corneliusが次点といった感じでしょうか。さらに純粋に「楽しさ」だけでいえばUNICORNも上の5枚に負けないアルバムだったと思います。さてこの勢いは下半期も続き、さらなる傑作のリリースがあるのでしょうか。楽しみです。

以下、あらためて上の5枚を並べると

1位 SUPERMAN/水曜日のカンパネラ
2位 Popcorn Ballads/サニーデイ・サービス
3位 re:Action/スキマスイッチ
4位 平凡/ドレスコーズ
5位 TROPICAL LOVE/電気グルーヴ

2007年 年間1 
2008年 年間1  上半期
2009年 年間1  上半期
2010年 年間1  上半期
2011年 年間1  上半期
2012年 年間1  上半期
2013年 年間1  上半期
2014年 年間1  上半期
2015年 年間1  上半期
2016年 年間1  上半期

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2017年8月 1日 (火)

2017年上半期 洋楽ベスト3

毎年恒例の上半期私的ベストアルバムの紹介。まずは洋楽編です。

3位 Slowdive/Slowdive

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ジザメリやRIDEなど往年のシューゲイザー勢バンドの復帰作のリリースが相次いだ今年でしたが、そんな中リリースされたシューゲイザー四天王のうちの一組、Slowdiveの22年ぶりとなる新作。懐古的な側面よりもただただ全編、薄く幕がかかったようなギターノイズとツインボーカルによるコーラスラインの美しさに酔いしれる傑作。22年というインターバルを全く感じさせない作品でした。

2位 Pleasure/Feist

聴いた当時の感想はこちら

前作「Metals」も高い評価を受けたカナダ出身のシンガーソングライターによる6年ぶりの新作。基本的にフォーキーでシンプルなサウンドの楽曲なのですが、所々に入るノイジーでダイナミックなギターサウンドがインパクトに。なによりも彼女のどこか悲しげなボーカルと美しいメロディーラインが大きな魅力の傑作アルバムに仕上がっていました。

1位 Drunk/Thundercat

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昔のレアグルーヴ的な、ダサい雰囲気ながらも確実にどす黒いビートが聴けそうなジャケット写真に惹かれて聴いてみた作品。しかしこれがジャケットのイメージとは異なり80年代AORやフィリーソウル風な楽曲がおさめられている非常に爽やかなアルバムになっていました。しかし、本作のミュージシャンThundercatは今アメリカで最も評判なベーシスト。爽やかな楽曲の中にしっかりとしたグルーヴ感を覚える傑作アルバムに。まさにジャケット写真とは裏腹に、2017年の今のサウンドを聴かせてくれた作品でした。

さて今年上半期は非常に傑作アルバムが多かった洋楽シーンだったと思います。特に次の2枚については通常ならベストアルバムとして選んでもおかしくないくらいの傑作。今回のベスト3の次点ということで

Different Days/The Charlatans

Crack-Up/Fleet Foxes

ただ、シーンが活況だったというよりは、個人的にSpotifyを導入しまして、洋楽で聴くアルバムが大幅に増加したというのが大きな理由のような・・・・・・。

ちなみに他には下記のアルバムがベスト盤候補でした。

I See You/The xx
Dirty Projectors/Dirty Projectors
Arca/Arca
DAMN./Kendrick Lamer
FOR CRYING OUT LOUD/KASABIAN
Chuck/Chuck Berry

あらためてベスト3をまとめると

1位 Drunk/Thundercat
2位 Pleasure/Feist
3位 Slowdive/Slowdive

下期もまた多くの名盤が登場してくれることを期待しつつ・・・チャート評を挟んで金曜日に邦楽編!

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2017年2月 5日 (日)

2016年ベストアルバム(邦楽編) その2

昨日に続き邦楽の私的ベストアルバム。今日は5位から1位です。

5位 不良品/氣志團

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2017年は結成20年を迎える彼ら。正直、出てきたころは一発ネタ的なミュージシャンで最初は面白くても・・・と思っていたのですが、まさかここに来て、こんな傑作アルバムをリリースしてくるとは思いませんでした。メンバー個々のキャラクターを生かした楽曲にEDM、ハードコアなどの要素を取り入れた幅広い音楽性。氣志團のミュージシャンとしての実力を再認識させられました。

4位 できれば愛を/坂本慎太郎

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ソロとして3作目となる新作。前作「ナマで踊ろう」はみんなで盛り上がることを一切拒絶することにより全体主義に対してアンチを唱えるアルバムとなっていましたが、今回のアルバムは基本的にその路線をさらに深化させたアルバムになっていました。歌詞にある意味わかりやすいテーマ性を持っていた前作に比べると本作はシニカルさと不気味さを感じつつ、様々に解釈できる自由度を持った歌詞も特徴的。独自の世界は本作でも炸裂しています。

3位 ハンドルを放す前に/OGRE YOU ASSHOLE

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2014年私的年間ベストで1位とした前作「ペーパークラフト」に続く新作。こちらも基本的には「ペーパークラフト」の世界をさらに推し進めた作品。ムダを徹底的になくした前作に続き本作もシンプルなサウンドメイキングが目立ちます。ただ本作では前作までプロデュースを手掛けていた石原洋の手を離れ、セルフプロデュースに挑戦。結果、前作に比べて若干「音」の増えた印象も。今後の彼らの行方も気になる作品でした。

2位 幸福/岡村靖幸

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一時はどうなることかと思った岡村ちゃんの、実に12年ぶりになる新作はそのブランクを全く感じさせない傑作となっていました。90年代の彼を彷彿させるような曲もある一方、2010年代の今だからこそ出せる音もあったりして、昔と今をしっかりとむすびつけるアルバムになっていました。

そして・・・

1位 UMA/水曜日のカンパネラ

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まさかの2年連続私的ベストアルバム1位獲得!上期に続いて年間ランキングでも文句なしの1位です。メジャーデビュー作となった本作ですが、メジャーになった結果、丸くなるどころかむしろさらにエッジを効かせた曲をつくってきた彼女たち。ケンモチヒデフミのつくるトラックがとにかくメチャクチャカッコいい作品になっていました。そんな彼女たち、今月早くも新作がリリース。まさかの3年連続1位獲得なるか???

そんな訳で、昨年の「ジパング」に続き、2年連続水曜日のカンパネラが当サイト私的ベストアルバム1位を獲得という結果となりました。ちなみにあらためてベスト10を振り返ると・・・

1位 UMA/水曜日のカンパネラ
2位 幸福/岡村靖幸
3位 ハンドルを放す前に/OGRE YOU ASSHOLE
4位 できれば愛を/坂本慎太郎
5位 不良品/氣志團
6位 はじめまして。17歳です。ハッピーエンド建設中。/にゃんぞぬデシ
7位 Valentine/ACO
8位 MANUAL/Takaryu
9位 THE LAST/スガシカオ
10位 LAY YOUR HANDS ON ME/BOOM BOOM SATELLITES

こちらに関しても今年は非常に豊作。10枚選ぶのを迷うような傑作アルバム揃いの1年となりました。他の候補作としては・・・

青の光景/秦基博
女の46分/チャラン・ポ・ランタン
BABEL,BABEL/GRAPEVINE
6×9=53/KAN
SPARK/上原ひろみ THE PROJECT
southview/MONKEY MAJIK
帰ってきた街のSOS! 二村定一コレクション1926-1934/二村定一
BLACKBERRY JAM/NONA REEVES
PROUD/清水翔太
Fantome/宇多田ヒカル
THE STILL LIFE/平井堅
虚無病/amazarashi
第六作品集「無題」/downy
LAST WALTZ/world's end girlfriend

とズラリ。いや、今、音楽シーンってCDが売れないということで景気が悪いような話をよく聞きますが、リリースされたアルバムから考えると、2016年はそんな不景気が嘘のような充実した1年だったと思います。今年はヒット曲という観点でもRADWIMPSや星野源、ピコ太郎などがお茶の間レベルまで浸透するようなヒット曲をリリースしており、近年まれな音楽的に充実した1年だったと言えるのではないでしょうか。この傾向が2017年も続けばうれしいのですが・・・さてさて。

ちなみに過去のベストアルバムは・・・

2007年 年間1 
2008年 年間1  上半期
2009年 年間1  上半期
2010年 年間1  上半期
2011年 年間1  上半期
2012年 年間1  上半期
2013年 年間1  上半期
2014年 年間1  上半期
2015年 年間1  上半期
2016年 上半期

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2017年2月 4日 (土)

2016年ベストアルバム(邦楽編) その1

昨日は洋楽の私的ベストアルバムを紹介しましたがこちらは邦楽編。

10位 LAY YOUR HANDS ON ME/BOOM BOOM SATELLITES

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今年は日本、海外共に多くのミュージシャンの訃報が飛び込み、音楽ファンにとってはとても辛い1年となりました。BOOM BOOM SATELLITES川島道行の訃報もその1つ。そして本作はその彼らの最後のアルバムとなりました。4曲22分という短い内容ながらも「祝福と終焉」という彼らのメッセージが強く感じる傑作アルバム。最後のアルバムにも関わらず明るさと希望を感じるそんな1枚でした。

9位 THE LAST/スガシカオ

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メジャー復帰作となるスガシカオの新作。デビュー当初の彼を彷彿とさせるような「変態」ちっくな独特のファンクサウンドを展開しています。同じく彼が中心となって活動するバンドkokuaも2016年にアルバムをリリースしていますが、比較的素直なポップ路線のkokuaとはある意味対照的な作品に。彼がやりたいことを好き勝手にやったんだな、と感じることが出来たアルバムでした。

8位 MANUAL/Takaryu

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最近、エレクトロミュージックのジャンルで才能あるミュージシャンが次々とデビューしていますが、間違いなく彼らもそのうちの1人。若干16歳である彼のデビューアルバム。その年齢をいい意味で感じさせない落ち着いた熱量の低いメロウなサウンドが印象に残ります。なによりも歌とメロディー、サウンドのバランスが実に絶妙。今後が楽しみになってくるデビューアルバムです。

7位 Valentine/ACO

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デビュー20年目を迎えたベテランミュージシャンの彼女。しかしベテランという立場に甘えない、実に挑戦的な傑作をリリースしてきました。3部作にわかれた本作はへヴィーなロック、美しいサウンド、ポップなメロとACOの魅力をそれぞれ詰めた構成になっています。まだまだ若手には負けないという強い気概を感じさせるアルバムでした。

6位 はじめまして。17歳です。ハッピーエンド建設中。/にゃんぞぬデシ

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こちらもアルバムタイトルのとおり、リリース時点では若干17歳という女子高生シンガーのデビュー作。今時の女子高生らしい言語感覚を持った楽曲もある一方、ソウルの要素も強く、また昔ながらの歌謡曲的な雰囲気を感じる楽曲も。しっかしとこぶしを効かせて歌い上げる彼女の歌にも年齢離れしたものすら感じさせます。こちらもこれからの活躍が非常に楽しみな新たな才能の登場です。

そんな訳で、続きは明日!

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2017年2月 3日 (金)

2016年ベストアルバム(洋楽編)

また恒例の私的年間ベストアルバム。まずは洋楽編です。

5位 A Seat at the Table/Solange

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ちょうど先日感想をアップしたばかりですね。2016年、シーンで大絶賛を集めたアルバム。黒人女性の社会の中で差別されるやるせなさとそんな黒人女性の自立を歌った内容も話題となりましたが、そんな社会派な内容でありつつも非常に美しさとやさしさを感じるボーカルとメロディーラインが心に残ります。

4位 A MOON SHAPED POOL/RADIOHEAD

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ダウンロードでの突然の発売というのも(まあ最近ではさほど珍しい話ではないものの)話題となったRADIOHEADの新作。ナイジェル・ゴドリッチによるプロデュースワークも大きな話題に。ただ彼ららしい意外性ある奇抜さはあまりなく、それ以上に美しいメロディーラインとストリングスの音色が印象に残る傑作アルバムでした。

3位 DARKNESS AND LIGHT/JOHN LEGEND

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毎回、ある意味「古き良き」時代のソウルフレーバーを残した傑作アルバムをリリースしてくるJOHN LEGENDの新作。今回もソウルやゴスペル、ジャズにファンクなどの要素を入れたある意味「王道」ともいえる古き良きブラックミュージックを聴かせつつも一方では新進気鋭のラッパーChance The Rappeが参加していたり、きちんと現在の音にアップデートしているのが印象的。古さと新しさを見事に同居させた傑作でした。

2位 24K Magic/Bruno Mars

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日本でも大ヒットを記録した新作。今回のアルバムも彼らしい良質なポップソングが並んだ作品。決して目新しさはないものの、80年代、90年代の雰囲気を感じるようなちょっと懐かしさを感じる楽曲の数々はアラフォー世代の壺にはまりそう。「映画のようなアルバムをつくりたい」と語っていた彼ですがアルバム全体としての流れも感じさせる作品です。

そして・・・

1位 Lemonade/Beyonce

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今年の各種メディアのベストアルバムでも軒並み上位にランクインした大傑作。夫Jay-Zの浮気ネタというパーソナルなネタからアメリカ社会の中で最もマイノリティーであるアフリカン・アメリカンの女性問題という社会派ネタまで昇華させています。昨年は人種差別的な言動が目立つトランプ氏がまさかの大統領就任というショッキングなニュースがありましたが、そんな2016年にこのようなアルバムがリリースされる(それは5位のSolangeにも言えることですが)という事実がアメリカ社会の問題点を浮き彫りにしているように感じました。

とにかく今年は傑作アルバムが多く、5枚にまとめるのが非常に困難な年になりました。ただ一方、各種メディアのベストアルバムを見ると、上位作品がほぼ決まっているという年に。そういう意味ではだれもが納得する傑作が多くリリースされたということでしょう。

一方、ロック勢の苦境も目立ちます。私が選んだ5枚もそうですが、2016年を代表するアルバムのほとんどがR&Bやポップスという事態に。特にBeyonceやSolangeのように時代を反映させた昔ならロックが担いそうな役目を果たした傑作がリリースされる中、ロックミュージックの苦戦ぶりが際立ちます。

他にベスト5候補だったのは・・・

I like it when you sleep, for you are so beautiful yet so unaware of it/The 1975
Chaosmosis/primal scream
Weezer/Weezer
The Life Of Pablo/Kanye West
We Are King/KING
Coloring Book/Chance The Rapper
Here/TEENAGE FANCLUB
Blonde/Frank Ocean
★/David Bowie
HERE/Alicia Keys
Blue&Lonesome/The Rolling Stones

うーん、どのアルバムもベストアルバムを獲得しても不思議ではない傑作揃い・・・。

あらためてベスト5を振り返ると・・・

1位 Lemonade/Beyonce
2位 24K Magic/Bruno Mars
3位 DARKNESS AND LIGHT/JOHN LEGEND
4位 A MOON SHAPED POOL/RADIOHEAD
5位 A Seat at the Table/Solange

来年もまた多くの傑作アルバムがリリースされるとうれしいのですが・・・もうちょっとがんばれ、ロック勢!

ちなみに過去の洋楽ベストアルバムは・・・

2007年 年間
2008年 年間 上半期
2009年 年間 上半期
2010年 年間 上半期
2011年 年間 上半期
2012年 年間 上半期
2013年 年間 上半期
2014年 年間 上半期
2015年 年間 上半期
2016年 上半期

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