「20年の殿堂」HMV渋谷がきょう閉店 深夜までライブ
渋谷系のメッカ、HMV渋谷店が本日付で閉店になります。
正直、タワレコ派なので、渋谷のHMVではあまり買い物したことないんです。特に、ここ数年のHMV渋谷って、品数も少なくなって、いまひとつ買い物に行っても楽しめないので、渋谷へ行っても、タワレコやらレコファンやらTSUTAYAやらには行っても、HMVはスルー・・・ということがよくあったので・・・。
それでも、やはり寂しいですね・・・ここ最近、HMVで買い物していない自分がこんなことを言うのは無責任かもしれませんが。ひとつの時代の終わりを感じます。
そして、もうひとつ、同じような時代の流れを感じるニュースが飛び込んできて、話題となっています。
CCC、音楽CD売り場を全国で4割縮小
店頭でCDを売るというスタイルがなくなりつつある・・・それ以前に、CDというメディアがダウンロードというスタイルに取って代わられつつある象徴的なニュースですね。
ただ、大型のCD屋がなくなったり、そもそもCDがなくなりつつあるのは寂しいなぁ、と思いつつも、個人的にはあまり悲観はしていません。
前にも書いたと思うのですが、そもそも音楽を聴くメディアも、SP→LP→CDと時代とともに変化してきています。さらにもっと時代が上れば、楽譜を販売することにより収入を得ていた、という時代もある訳です。
大型CD屋の消滅にしても、「CD屋にいって、いろいろと試聴して、良さげなCDを見つける」というスタイルも、ここ20年程度のことと聴いています。リアルタイムで知らないので、知識として得た情報なのですが、それ以前は、FMなどにより、お気に入りの音楽を見つけていた、ということ、ですよね?
そう考えると、音楽に関する情報をあつめるスタイルも時代と共に変化していくもの。You Tubeなどでお気に入りの音楽を見つけ、ダウンロード or amazonで購入というスタイルも、そんな流れのひとつに過ぎない、と思います。
音楽は、それを入手するスタイルは変わっても、これからもなくなることはないし、私たちをずっと楽しませていってくれることは間違いないと思います。そういう意味では、(音楽業界でメシを食っている人は別として)単なるリスナーの私たちが別に悲観的にこういうニュースを捉えることはないのかなぁ~なんて思ったりします。
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