アルバムレビュー(邦楽)2008年

2008年12月30日 (火)

ロックンロールの楽しさを伝える

Title:スーパーグループ
Musician:少年ナイフ

スーパーグループ

再び3人組となった少年ナイフのニューアルバム。コンセプトはすばり「原点回帰」だそうです。

ただ・・・正直言ってしまうと、私は「原点」とも言える昔の少年ナイフの作品については、ちゃんと聴いていないので、どういう点をもって「原点回帰」しているのかはよくわかりませんでした(^^;;

しかし、このアルバムを聴いて感じたのはすばりロックンロールという音楽の楽しさ、でした。

もともと、ガレージパンクバンドというカテゴライズされることの多い彼女たち。しかし、このアルバムでは、ジャンル付けが無用の様々な作風に挑戦しています。例えば「Slug」ではフィードバックノイズを効かせたり、「Muddy Bubbles Hell」では、ヘヴィーメタル調に挑戦したり、はたまた「Deer Biscuits」では、カントリーの雰囲気を取り入れたり。

でも、どの曲でも共通しているのは、シンプルで、かつポップであるという点。そして、このシンプルかつポップで、誰でも楽しめるという点が、ロックンロールという音楽の持つ、本来の楽しさと言えるのではないでしょうか。そんなロックンロールの楽しさを、難しい表現抜きに伝えてくれる、誰でも楽しめるポップなアルバムでした。

評価:★★★★


ほかに聴いたアルバム

CHAIN/BONNIE PINK

すいません。ちょっと紹介する時期が遅れてしまいましたね(^^;; BONNIE PINKのクリスマス企画盤。ただ、よくも悪くもあまり印象に残らず・・・。まあ、無難にまとめあげていたって感じですね。クリスマスパーティーのBGM用かなぁ・・・。

評価:★★★

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2008年12月28日 (日)

がんばる真夜ちゃん!

Title:seasons
Musician:岡本真夜

seasons

ちょっと久しぶりとなる、約2年ぶりのニューアルバム。

久々の新譜で、かつレコード会社も移籍した、ということで、がんばったんだろうなぁ~ということが強く感じられる作品でした。

とにかく、がんばったと思われるのが、いろいろなジャンルの楽曲にチャレンジしたという点。ラテン風の「sigh of love」や、今風のR&Bに挑戦した「Marionette」などはもちろん、このアルバムの核ともなっている、スキマスイッチの大橋卓弥とのデゥオ「明日ハレルヤ!」が特に目立ちます。ただ、あまりにもスキマスイッチそのまんまで、岡本真夜の個性があまり出ていないのが問題点なのですが・・・。

そんな彼女のガンバリもあって、ここ最近の作品の中では、一番の出来だったと思います。1曲目の「痛みを優しさに 苦しみを強さに」から、いきなりピアノバラードではじまるのも、バラードからのスタートでもアルバムを最後まで聴かせることが出来るという、彼女の自信のあらわれ、とも見れるでしょう。

ま、少々「薄っぺらい」ともいえる前向きソングが多いのは相変わらずで、そこらへんは、良くも悪くも彼女の個性なのかなぁ。岡本真夜の力を十分に発揮できた久しぶりのアルバムでした。

評価:★★★★

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2008年12月27日 (土)

手堅いポップソング

Title:バースデー
Musician:スネオヘアー

バースデー

スネオヘアーの曲って、いつも思うのですが、ポップで聴きやすいんですが、手堅くて、華がないんですよね。

このアルバムもそう。「共犯者」「夏になったら帰ってきてね」は、ギターロックで耳障りがいいのですが、マイナーコード主体で、地味に仕上がっていますし、「電話」なども同じく疾走感あるポップスなのですが、マイナーコード。アップテンポな曲調が楽しめるチューンは「LOVE YOU」くらいでしょうか?

ここ最近、他人への楽曲提供やプロデュースなどが上手くいっている関係上、彼はあくまでも職業作家主体へとシフトしているのかなぁ。デビュー当初以上に、「売り」の姿勢が後ろに下がっている印象を受けます。まあ、確かに、「スネオヘアー」という名前のユニークさと裏腹に、さほど楽曲にユーモアさが入っておらず、いわば「華」の部分が薄いだけに、自分で曲を歌うよりも、他のミュージシャンへの楽曲提供が、彼にとっての適性なのかもしれません。

そこらへんを差し引くと、確かによく出来たポップスアルバムだと思います。ギターロック主体なのですが、ギターのアルペジオが印象的な「気まぐれな季節のせいで」や、アコースティックサウンドで歌い上げる「スターマイン」など、しっかり聴かせる曲もアルバムの中に配置されていて、メロディーメイカーとしての実力も発揮しています。

全体として、地味な印象はぬぐえないものの、よく出来たポップスアルバムだと思います。安心して聴ける1枚でした。

評価:★★★★

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2008年12月26日 (金)

聴きやすいクラブサウンド

Title:Contact
Musician:福富幸宏

CONTACT

日本のハウスシーンの雄、福富幸宏による4年ぶりのニューアルバム

ま、いわゆるクラブ系といった感じでカテゴライズされるのでしょう。このアルバムも、前半は、ミニマルサウンドをベースとしたハウスの楽曲が続き、まさにクラブのフロアで聴くのがピッタリとはまりそうな作風が続いています。

ただ、中盤以降、「歌モノ」の作品が続き、ポップスとしてもとても聴きやすい作風の楽曲が続きます。

アップテンポなダンスチューン「That Music」や、今風のR&Bチューン「Beautiful People」、ファンクテイストあふれる「Here And Now」など、決してフロア志向に留まらず、しっかりと聴かせるポップチューンが続いていきます。

一方、後半は、テクノ風の「Nesting」「A Nodal Point」に、ジャズ風の「Out of Nowhere」と続き、ラストはソウルテイストの歌モノ「Time for Change」と、ここらへんは、クロスオーバーが特徴的な彼ならでは。次から次へと違う作風の曲が続き、リスナーを楽しませてくれます。

また、これだけクロスオーバーな作風ながらも、アルバム全体としてバラバラに感じず、最後まで楽しめるのは、楽曲すべてに福富幸宏としての個性が通っているからでしょうか。それは決して前に前にと押し出されるようなアクの強いものではないのですが、必要以上にスノッブとならず、さらりとポップに楽しめる点が、このアルバムの最大の魅力に感じます。

タイトル通り、とても聴きやすい1枚。クラブ系をあまり聴かないポップリスナーでも十分楽しめる作品だと思います。

評価:★★★★★

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2008年12月25日 (木)

「売り狙い」も悪くはないと思うけど・・・。

Title:Unreal
Musician:flumpool

unreal

配信限定でリリースされた「花になれ」がauのCMソング、「Over the rain」がドラマ主題歌と、大型タイアップが続き、大プッシュ売出し中の4人組バンド。このアルバムは、オリコン2位にランクインし、見事ブレイクを果たしました。

そんな感じで、「売り」に走っているバンド、という言い方をしてしまうといやらしいのですが、インディー時代は本人たちが作詞作曲を手がけていたにもかかわらず、前述の2曲は、職業作家による手が加わるなど、少々「露骨」さを感じてしまいます。

いや、強調しておきたいのですが、個人的にはこの手の商業主義は否定しません。商業主義的にお金をかけた方が、素晴らしい曲を生み出していくケースも少なくありません。

ただ、私が好きではないのは、「所詮、この程度の曲でリスナーは喜んで飛びつくだろう」という狙いが見え隠れする、やっつけ仕事的、あるいは既存の楽曲のコピーのような曲を平気でリリースしてくるようなケースで、彼らの作品にも、そういう「狙い」が見え隠れしてしまいました。

はっきりいえば、彼らの楽曲は、Mr.ChildrenやBUMP OF CHIKENあたりのギターロックを軽くなぞっただけのポップス。耳障りはいいものの、面白さもオリジナリティーも皆無。歌詞にも何らひねりが感じられません。

ただ、その中で、唯一彼らの可能性を感じられるのは、このアルバムの中で、一番(というよりも唯一)良い曲に感じられたのが「labo」というインディーズ時代にリリースしたシングルで、これが彼らが作詞作曲を手がけたという事実。少々アシッドジャズ風味を取り入れている部分、the band apartをはじめとした、いまどきのバンドのフォロワー的なものは感じるのですが、それでも、メロディーラインなどに面白みを感じることが出来ました。

そういうことを考えると、ポテンシャルはあるバンドなのかもしれません。ただ、売り急いでいる感は否めません。もっと、ライブとかで場数を踏んで、徐々に成長していけば、おもしろくなるバンドだと思うのですが・・・。

今後の成長次第では可能性も感じる・・・といったところでしょうか?しかし、現段階では、正直少々辛い内容のミニアルバムでした。

評価:★★

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2008年12月23日 (火)

心地よいアコースティックサウンド

Title:ぼくにできること
Musician:今野英明

ぼくにできること

元Rocking Timeのボーカリストによるソロ2作目。

アコースティックなサウンドをベースとしたポップな楽曲が収録されています。オーガニックな、といった表現になるのでしょうか、さわやかな野原の中で流れてくる音楽のような、とても爽やかなアルバムになっています。

楽曲は、カントリー風の明るさで、国立の街の素晴らしさを歌い上げる「国立 is the place for me」からスタートし、その後も、ブラジル音楽風の「Pretty Lickle Mermaid」、ブルース風の「穴だらけのブルース」「ぼくにできること」、さらにはラテン調の「年老いた子供たち」まで、バリエーション豊富な曲調が楽しめます。

しかし、どの曲にも共通しているのが、あくまでもアコースティックなサウンドにこだわっていること。そして、どの曲も突き抜けたような爽やかさ、明るさを持っている点でしょう。その爽やかさが、とても心地よいアルバムに仕上がっていました。

まじりっけのない、純粋培養のポップアルバムです。さやかななアコースティックサウンドを楽しみたい方にはお勧めしたい1枚です。

評価:★★★★★

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2008年12月22日 (月)

こじゃれたベスト盤

Title:orenge pekoe 10th Anniversary Best Album SUN&MOON
Musician:orange pekoe

10th Anniversary Best Album SUN&MOON

え~orange pekoeって、もう10年になるんだ。でも、「Happy Valley」のヒットとかってそんなに前だったっけ??・・・・・・と思ったのですが、「10周年」というのは、あくまでも「結成10周年」で、「Happy Valley」は2002年の発売。とはいっても、もう6年も前の話なんですね・・・。

以前、EGO-WRAPPIN'のベスト盤の感想を書いた時、「隙がない」ということを書いたのですが、ある種の「隙のなさ」に関しては彼女たちも同様のものを感じます。

ジャズやボサノヴァ、ソウルなどの要素を加えてつくりあげた彼女たちの楽曲は、完成度は非常に高いものの、そこから何かが発展したり、リスナーが解釈を加える余地がありません。

加えて、どうも彼女たちの楽曲からは、優等生的な部分を感じてしまうんですよね。よく出来た楽曲には違いないのですが、新鮮味みたいなものが薄い。ポピュラーミュージックにブラジル音楽や黒人音楽の要素を加えた無国籍料理的なおもしろさは確かにあるのですが、ただ、この手の融合を目指したのって、決して彼女たちがパイオニアじゃないんですよね。そういう意味でも物足りなさを感じてしまいます。

実力があるのは間違いないと思います。難しい屁理屈抜きに、ポップスとして楽しむには十分すぎる内容だと思います。でも・・・もう一歩上を狙ってほしいんだよなぁ。いい楽曲揃いなのは間違いないと思うんですけどね。

評価:★★★★

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2008年12月20日 (土)

奇跡の2曲

Title:GOLDEN☆BEST 東野純直~アーリーシングルコレクション~
Musician:東野純直

GOLDEN☆BEST 東野純直~アーリーシングルコレクション~

ここ最近、何かと話題なDJ OZMAが、本名「尾妻野純直(おずまの・すみただ)」なんて名乗っていたりするのですが、この自称「本名」が、東野純直というミュージシャンのパロディーだ、ということ、DJ OZMAのファンでも知らない方も多いのでは?

1993年「君とピアノと」でデビュー。このシングルと、次にリリースした「君は僕の勇気」と「君だから」がスマッシュヒットを記録しましたが、残念ながらその後が続かず徐々にフェイドアウトしていってしまいました。

もっとも、スマッシュヒットといっても「君だから」が10位にランクインしてきたのが最高位なので、その時代に中高生という方でも、知らない方、あるいは名前程度しか知らない方も多いかもしれません。

でも、個人的に好きなシンガーだったんですよね~。で、このほどリリースされたのがこの企画モノ的なベスト盤。意外なことに、これがはじめてのベスト盤だそうで、いかにあっという間にフェイドアウトしてしまったかがわかります。

楽曲は、ピアノをメインとしたポップソング。雰囲気としてはBilly Joelをもっと明るくした感じ。最近だと、Daniel Powterを明るくした感じ・・・と言えるかも(KANといい彼といい、昔から、ピアノポップが大好きなので)。

久しぶりに聴いて、やはり少々時代は感じさせるものの、「君とピアノと」と「君は僕の勇気」、この2曲の出来がずば抜けています。ポップでさわやかでインパクトがあって、一度で覚えられるフレーズと歌詞。デビュー当初、大きな話題を呼んだ理由もわかります。

しかし、残念ながら、その後の曲がいまひとつなんですよね・・・。「summer-est」「愛し方もわからずに」など、そこそこの曲も書いているのですが、奇跡的な傑作であるデビューからの2作が素晴らしいだけに、かなり見劣りしてしまいます。

全体的には、よく出来たポップソングが並んでいて、興味がある方、東野純直という名前に懐かしさを感じる方、ピアノポップが好きな方にはお勧めできるベスト盤です。ただ一方で、デビュー以降2作の出来とそれ以降の出来から、フェイドアウトしちゃった理由もなんとなくわかってしまったりして・・・。

ちなみに、彼自身はいまでも音楽活動を続けているとか。最近はアルバムのリリースもなく寂しい感じなのですが、また、以前のような傑作を聴きたいです!いつかまた復活を期待したいところです。

評価:★★★★

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2008年12月19日 (金)

売れることに対する覚悟

Title:SUPERMARKET FANTASY
Musician:Mr.Children

SUPERMARKET FANTASY [通常盤]

一言で言ってしまうと、「BOLERO」を思い起こさせるようなアルバム。

「HANABI」「旅立ちの唄」「GIFT」というヒット曲を多く収録した上、配信限定シングル「花の匂い」や、ドラマ主題歌になっている「少年」など、売れ筋の曲を多く収録していて、パッと聴いてすごく華やか。次から次へと、いかにもミスチルらしいポップソングが並んでいます。

「どの曲もシングルカットできそうな」という表現がピッタリ来るようなアルバム。しかし、ポジティブに言えば、インパクトのある曲が並んでいるという言い方が出来る一方で、どの曲も売れ線を狙いすぎて、アルバムとして通して聴いた場合、アルバムならではの攻撃的な曲がないため物足りなさを感じ、また、アルバム全体の流れとしてもアンバランスなものを感じます。王道のミスチルソングを並べた結果、似たタイプの曲が多くなってしまい、1曲1曲だと名曲が揃っているのですが、アルバム全体としては、どうもいまひとつと感じてしまいました。

そういう意味で、ヒット曲が数多く収録しているものの、アルバムの流れとしてはいまひとつだった「BOLERO」を思い起こさせるアルバムなのですが・・・

ただ、今回のアルバムに関しては、彼らはあえてシングルになりそうな曲を並べたのかもしれません。

そもそも、「SUPERMARKET FANTASY」という、少々奇妙なタイトル自体、

(Wikipediaの解説によると)「スーパーマーケットというのは消費文化の象徴。本作には、大きなタイアップのついた曲もたくさん入っているけれど、大量に消費されるからこそ起こる奇跡のようなものを信じて、音楽をやっている。消費されることをポジティブに捉えたアルバム」

だそうで、「売れる」ということをあえて引き受けたアルバムと言えるでしょう。

よくよく考えると、最近の彼らの活動は、携帯小説原作の映画の主題歌を担当したり、年末の紅白に初出場したりと、売れること、消費されることに関してあえて自覚的に取り組んでいるように感じます。

もともと彼ら、2001年に行ったツアータイトルを「ポップザウルス」などと名乗るなど、売れていること、「ポップ」であることに関して自覚し、ポジティヴに取り組んでいる側面がありましたが、さらに「消費されること」に対しての覚悟を持って真正面から取り組んだ作品と言えるかもしれません。

ともすれば「売れること」「消費されること」に対して否定的になりがちなミュージシャンが多い中、あえてそれを前向きに捉えている彼らの姿勢が、ミスチルの強さなのかもしれないですね。

ただ、それを差し引いても、やはり物足りなさは否めませんでした。しかし、「BOLERO」の場合、対極的な「深海」を直前にリリースしていました。ひょっとしたら、次の作品は、「深海」を思い起こさせるような、コンセプチュアルなアルバムになるのか??

評価:★★★★

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2008年12月17日 (水)

ロックンロールバンドとしての深化

Title:NIGHT ON FOOL
Musician:The Birthday

NIGHT ON FOOL

先日取り上げたSHERBETSでは、ブランキー後のベンジーが危機的な状況にあるということを書きました。

おそらく、ミッシェル亡き後のチバもまた、ミッシェル後の音楽活動をどうするか、いまだに迷い続けている部分があるのではないでしょうか。

これまでのThe Birthdayの活動を聴いてくる限り、ミッシェルの路線を引き継ぎながらも、ミッシェルでは出来なかったことをやる、それが、新バンドThe Birthdayとしてのコンセプトのように感じていました。

しかし、この新作では、よりミッシェル・ガン・エレファントで演っていた、ガレージロックバンドとしての、より純化、深化を目指しているように感じました。

ギターリフを主導として、シンプルなバンドサウンドを聴かせる音づくりに、チバの独特なガナリ声が響く。まさに、ロックンロールバンドとしての基本に、シンプルに立ち戻ったように感じました。

これは、The Birthdayがバンドとして一体となり、基礎体力をつけてきたため、このようなロックンロールの王道ともいえる路線で十分勝負できると踏んだからでしょうか?確かに、バンドとしての音の迫力は、いままでのアルバム以上のものがあったと思います。

ただ、少々インパクト不足というか、バンドとして、そのサウンドだけで惹きつけるには、もうちょっと力不足のようにも感じました。これは、今後、ライブなど場数を増やしてバンドとして成長していくしかないみたいですね。バンドとして、嘘のつけない王道路線を歩み始めた彼ら。今後に期待したいところです。

評価:★★★★

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