映画・テレビ

2017年1月17日 (火)

偉大なるバンドのドキュメンタリー

久しぶりに音楽ドキュメンタリーの映画を見てきました。それがこれ!

Oasis_supersonic

ご存じ90年代後半から2000年代にかけて一世を風靡したイギリスのロックバンドoasis。その彼らを追った初となるドキュメンタリー映画「oasis:supersonic」。昨年末から全国で公開されていたのですが、ちょっと遅ればせながら見に行きました。

で、その感想なのですが・・・

めちゃくちゃおもしろかった!!

まあ単純に私がoasisの大ファンであるということも理由のひとつなんですけどね。その点を差し引いても音楽ドキュメンタリー映画として非常によく出来た、oasisの熱心なファンでなくても楽しめる映画となっていました。

映画はoasisの歴史について、1996年8月に、2日間で25万人を集めたというネブワースでの野外ライブまでを描いた内容。いわばoasisが急激に世界的なビックバンドになっていく過程を追ったドキュメンタリーとなっています。

今回、この映画がおもしろかったのはその作り方。この手のドキュメンタリー映画は(特に海外のは)得てして関係者をウエストアップかバストアップで撮りつつその証言を流すという手法を良くとられます。それはそれで興味深い発言が聴けますしおもしろいのですが、絵としてはちょっと退屈に感じられるケースが少なくありません。

今回の映画も関係者の証言を中心とした構成となっているのですが、「絵」としては貴重な映像、写真をつなぎあわせるスタイル。途中、映像や写真のない部分はアニメーション的な手法を用いており、映画として見ていて飽きません。また証言を行うのもなによりメインとなるのはノエル・ギャラガー、リアム・ギャラガーという張本人たち。その2人がそれぞれoasisの活動を振り返っているわけですから、ファンとしてワクワクせざるを得ません。

以下ネタバレの感想

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2016年1月16日 (土)

意外とオーソドックス

Denki_movie1

公開が決まって以来、非常に楽しみにしていた音楽ドキュメンタリー映画を観てきました。「DENKI GROOVE THE MOVIE?-石野卓球とピエール瀧-」。電気グルーヴのドキュメンタリー映画を映画「モテキ」などで知られる映画監督の大根仁によって録られた作品。年末年始のわずか2週間のみの限定公開(一部では1週間延長されたそうですが)だったので、見れるかどうか不安だったのですが、なんとか時間をつくって見に行きました。

今回見たのは、平日の20時15分スタートの回。平日なのですが会社帰りのサラリーマンも多く(というか私もそうですし)、会場は8割程度の入り。客の入りは好調のようで、さすがの人気を感じさせます。

さて、その映画の内容なのですが、予想以上にオーソドックスな構成。基本的に2014年のフジロックのステージを主軸にしつつ、デビュー当初から丹念に彼らの歩みを追ったスタイル。その当時の貴重なライブ映像やオフショット映像に関係者のインタビューから電気グルーヴというミュージシャンがどんなミュージシャンなのか追いかけています。

ライブ映像はかなり貴重な映像も満載。なんといっても大阪ファンタンゴでのデビューライブの模様までおさめてあり、今とは全く雰囲気もスタイルも異なるステージングに電気の長い歴史を感じます。残念ながら貴重なライブ映像は短め。まあ、撮影状況がかなり悪いので、長く見せられても厳しいものもあるのですが・・・機会があればもうちょっと長い映像を見たいな。

インタビューも、電気と深い関係を持つ人たちにきちんと話を聴いており、最適な人選といった感じ。特にCMJKとまりんこと砂原良徳といった元メンバーの証言はかなり貴重で、2人それぞれ電気を脱退した理由も語られており、この脱退の理由(CMJKはこれから大スターになる他の2人と一緒に活動していく絵が思い浮かばなかったから、まりんは同じテクノでもドイツ寄りの卓球とイギリス寄りの自分に音楽的な違いが出てきたから)も納得いくものでした。

映画では電気グルーヴのその時々の音楽の方向性、彼らが目指したものが関係者の証言により語られており、リアルタイムで彼らの活動を追っていた私も、あらためて彼らの歩みを体系立ててなぞれるような内容になっており、映画を観ていると、あらためて過去に戻って彼らのアルバムを聴いてみたいような衝動にもかられました。

Denki_movie2

ちなみにナレーションは全部英語で、字幕付。おそらくナレーションを入れることにより、変な「色」がつくことを避けたのでしょう。その試みは成功していた反面、映画を観ていて字幕を読まなくてはいけないため、映像に集中できない、という面ではマイナス面も感じました。また、電気グルーヴがどんなミュージシャンで音楽的にどんな方向を目指していたのかを、ナレーションで全部説明している、いわば「説明過多」な状況なのもよくも悪くもいかにも日本映画といった感じ。まあ、これに関しては、ドキュメンタリーという性質上、「わかりやすい」というプラスの面が多かったように思いますが。

そんな電気グルーヴの魅力をきちんととらえた内容になっているため、電気グルーヴ入門としても最適な映画だったと思いますし、長年のファンにとっても、あらためて彼らの実力を再認識できた内容でした。映画として目新しさはなく、良くも悪くも無難な内容なのですが、それだけに電気グルーヴがどんなバンドなのか知るにはムダのない内容だったように思います。もうおそらく公開は終わってしまいましたが、貴重な映像も多いだけに、DVDでリリースされたらファンなら要チェックの作品だと思います。大満足の2時間でした。

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2014年8月24日 (日)

イメージそのまま

Tokyofantasy

昨日紹介した映画「黄金のメロディー マッスル・ショールズ」を見に行ったところ、ちょうど同じ映画館でSEKAI NO OWARIを描いたドキュメンタリー映画「TOKYO FANTASY」を上映しました。ちょっと興味があったので一緒にチケットを購入。このドキュメンタリー映画も見てみることにしました。

で、開演前の入場列をみてちょっとビックリ。セカオワの客層ってこんなに若かったんですね(^^;;中高生がメインということは予想はしていたのですが、生がメインといった感じ。好奇心からチケットを購入して若干後悔(笑)。もっと上の世代もいないわけじゃなかったけど・・・。まあ「中二病バンド」の代表格である彼らだからこそ、そういった客層は納得ではあったのですが。

そしてその肝心な中身なのですが、セカオワというバンドがどんなバンドなのかということを描いたドキュメンタリー・・・なのですが、SEAKAI NO OWARIというバンドに対して一般的に抱かれているようなイメージから1ミリもはずれていない内容になっています。

そのため、おそらくSEKAI NO OWARIの描く世界観についてまったく疑いなく受け入れているようなファンにとっては文句なしに楽しめる作品の反面、彼らについてどこか斜めから見ている部分がある人、私のように少々疑問を感じつつも興味を抱いている人にとっては、SEKAI NO OWARIというバンドに抱いている違和感を広げられる結果になるドキュメンタリーだと思います。そういう意味では完全にファン向けのファンズアイテム。ファンの方には無条件でお勧めできる内容の反面、そうでなければかなり辛い作品、と言えるかもしれません。

以下、ネタバレの感想

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2014年8月23日 (土)

名曲のふるさと

Muscleshoals

先日、映画「黄金のメロディ マッスル・ショールズ」を見てきました。東京では7月上旬から公開されていましたが、名古屋では8月中旬になってようやく公開。待ちに待ったといった感じで見に行った映画館。やはり同じ思いの方は多かったのか、朝一番でのロードショーにもかかわらず映画館はほぼ満員という人の入りでした。

マッスル・ショールズはアメリカ・アラバマ州の小さな街。この街には小さなふたつのスタジオ、フェイム・スタジオとマッスル・ショールズ・スタジオがあり、60年代から70年代にかけて多くのソウル、ロックの名曲を産みだしてきたソウル、ロックファンにとってはまさに「聖地」ともいえるような場所。この映画では、そのフェイム・スタジオの創立者であるリック・ホールのインタビューを軸に、マッスル・ショールズの2つのスタジオの歴史を紐解いたドキュメンタリーです。

映画は、この手のドキュメンタリーによくありがちなのですが、主に関係者によるインタビューを軸に進んでいきます。ただ、基本的にマッスル・ショールズの歴史を振り返るような内容で、「基本的」ともいえる内容。おそらくここらへんの歴史に詳しい方なら普通に知っていそうな内容かもしれません。それを関係者のインタビューや当時の映像や写真、また今のスタジオの風景と重ねながら撮られている点が感動的な訳で・・・。一方で、そんな基本的な歴史をつづった内容なだけに、「マッスル・ショールズ」という言葉でピンとくる程度の初心者レベル(ていうか私もその程度の知識なのですが(^^;;)の方にとっても十二分に楽しめる内容になっていました。

以下ネタバレの感想

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2014年4月 5日 (土)

それでも夜は明ける

ちょっと前の話なのですが、一見するとなにげない経済ニュースなのに、とても不気味さを感じさせたニュースがありました。テレビ東京の「ワールドビジネスサテライト」の中の特集で、ミャンマーに進出する日本企業を支援するコンサルの話が取り上げられていたのですが、そのコンサルの説明会の中で、ミャンマーの人件費の話が取り上げられ、参加した日本企業への売り文句として、人件費が中国の4分の1であるという事実が、人型のグラフを用いて説明されていました。

もちろんコンサルに中国人やミャンマー人への差別的な意図は全くありません。ミャンマーの人件費が安いという事実を淡々と説明したにすぎません。しかし、そこには「人件費」の向こうに生きている人間がいるという事実がまったく無視されています。「人件費」という数字だけをみつめて、その「数字」をカットすることだけを考えている彼らの模様を映したニュースに、非常に不気味なものを感じました。

アカデミー賞作品賞を受賞して日本でも一躍話題となった映画「それでも夜は明ける」を、見ました。自由黒人であった主人公が(この北部での自由黒人という制度自体、この映画ではじめて知ったのですが)南部に誘拐され奴隷にさせられるも、奇跡的に救出される実話を描いた作品。監督はイギリスの黒人映画監督、スティーヴ・マックイーンで、黒人の映画監督の作品としてはじめてアカデミー作品賞を授賞したことでも話題となりました。

そして、私が冒頭に取り上げたニュースは、まさにこの映画を見ているうちに思い出したニュースでした。

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2014年1月24日 (金)

音楽ファンにとっては幸せな90分

20feetfromstardom_2

音楽ファン、とりわけソウルリスナーの間で話題のドキュメンタリー映画「バックコーラスの歌姫たち」を見てきました。

タイトル通り、大物ミュージシャンたちのヒット曲の後ろでコーラスとして参加した女性シンガーたちにスポットをあてたドキュメンタリー。かつてブロッサムズというコーラスグループを結成し、フィル・スペクターにその歌唱力を認められるも、自身の曲を「クリスタルズ」の曲として発表させられてしまったダーレン・ラヴ。ご存知ストーンズの「ギミ・ア・シェルター」でコーラスをつとめたメリー・クレイトンに、グラミー賞受賞経験もあるリサ・フィッシャー、マイケル・ジャクソンの追悼式でステージにたち話題となったジュディス・ヒルなどといったシンガーたちにスポットをあてながら話は進んでいきます。

さらに、ミック・ジャガーやスティング、ブルース・スプリングスティーンにスティーヴィー・ワンダーという驚くほど豪華なミュージシャンへインタビューが行われ、彼女たちとのエピソードや、バックコーラスとメインシンガーとの大きな違い(これがなかなか辛烈でしたが)についても述べられていました。

以下 ネタバレ込の感想です。

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2013年11月 5日 (火)

伝説の野外ロックフェス

先日、映画「ベイビー大丈夫かっ BEATCHILD1987」を見てきました。

この映画は、1987年、熊本県の阿蘇山にある野外ステージ「アスペクタ」で行われたオールナイトロックフェス「BEATCHILD」を追ったドキュメンタリー。「BEATCHILD」はブルーハーツにBOOWY、尾崎豊に渡辺美里、さらにはHOUND DOG、ストリート・スライダーズ、岡村靖幸など、まさに80年代後半を代表するロックミュージシャンがズラリと顔をそろえたイベント。最近の日本でもすっかり定着したロックフェスの先駆け的存在の伝説的なイベントです。

そしてこのロックフェスを「伝説」たらしめたのはこの豪華な面子だけではありません。この日は夜から雷を伴う豪雨が会場を襲いました。びしょ濡れになる観客やミュージシャンたち。しかし、ライブは最後まで決行されたそうです。そんな過酷な環境の下で行われたライブは良くも悪くも伝説になってしまいました。

いままでこのイベントについては、一部の映像は公開されていましたが、多くの映像や音源が紛失しており、映像化は難しいと思われていました。しかし今年の5月、その映像と音源が発見されたそうで、今回この映画化となったそうです。

面子を並べただけでも実に豪華な参加ミュージシャンたちなのですが、そんな彼らの脂が載った時期のステージ。それをたっぷりと味わうことが出来る映画でした。80年代後半に青春を過ごした方なら絶対楽しめるはず!DVD化されないそうなので、まだ上映中ならば映画館へ急げ!!

続きはネタバレの感想。

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2013年8月23日 (金)

生涯現役歌手のドキュメンタリー

Batayan

今年4月、享年94歳でこの世を去った、昭和を代表する歌手バタヤンこと田端義夫。その彼の、遺作となったドキュメンタリー映画「オース!バタヤン」が名古屋でも公開されたので見に行きました。

先日、この映画のサントラ盤について紹介しました。もともと、映画の存在自体は公開前から知っていたのですが、ソウルフラワーユニオンがライブで彼の「島育ち」を取り上げたことから興味を持ち(中川敬も映画の中で登場しています)、もともとから、ここ最近、昭和歌謡曲に興味があったことから、映画館に見に行きました。

場所は駅西のシネマスコーレというミニシアター。サブカル文脈で紹介される映画なだけに客層はどんなもんかなぁ、と思ったのですが、見事なまでのジジババばかり(^^;;30代の観客は私だけ。昭和歌謡曲の再評価が久しいのですが、結局、若い世代はクレイジーケンバンドくらい止まりで、実際の昭和歌謡曲には興味がないってことなんでしょうか。ちょっと寂しい気持ちになりました。

以下、ネタバレの感想

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2013年3月30日 (土)

アカデミー賞授賞の話題作!

Sugarman

話題のドキュメンタリー映画「シュガーマン 奇跡に愛された男」。各種メディアでも話題作として取り上げられてきましたが、名古屋でも先日、公開されたので、さっそく映画館で見てきました。

この映画は、アメリカで70年はじめに大物シンガーとして期待されデビューした、ロドリゲスというミュージシャンについてのドキュメンタリーです。このロドリゲスというシンガー、ボブディランとも比較されそうな、社会派なフォークソングを歌うシンガーソングライターなのですが、アメリカではさっぱり売れず、完全に「忘れ去られたシンガー」になっていました。

しかし、彼のアルバムがなぜか南アフリカにわたり、大ヒット。南アフリカでは、当時、アパルトヘイト政策を行っており、国内的にも、政策に反対する言論を(白人も含めて)封じ込んでいたのですが、そのアパルトヘイト政策に意義を唱える若者に大きな影響を与えたそうです。

しかし、アメリカでも無名の彼は、南アフリカでも実態は全くの謎につつまれており、ステージ上で拳銃自殺したなんて噂も語られていました。物語は、そんな「死んだ」と思われていたロドリゲスの実態を、南アフリカの音楽ジャーナリストが探るところからはじまります。

・・・・・・ということで、これ以上の感想を書こうと思うと、どうしてもネタバレになってしまいます。かつ、このドキュメンタリー、是非、これ以上の情報はなしで見てほしい!とにかく、アカデミー賞の長編ドキュメンタリー部門を授賞した話題作であり、私も、このドキュメンタリーで感動しました!それだけの感想になってしまいますが、本当に素晴らしい音楽ドキュメンタリーだったので、興味がある方は是非。

以下、ネタバレの感想です。

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2011年10月16日 (日)

あるインディーレーベルの歴史

先日、ようやく名古屋でも公開された、この映画を見に行きました!

すいません、英語版の予告編なのですが・・・「UPSIDE DOWN~The Creation Records Story」です。

oasis、ジザメリ、マイブラ、TEENAGE FANCLUB、primal scream、RIDE・・・いずれも90年代を代表するイギリスのギターロックバンドですが、彼らに共通する点、そう、それは90年代を代表するイギリスのインディーレーベル、クリエイション・レコーズから出てきたミュージシャンという点。個人的にも大好きだったインディーレーベルで、今回、そのクリエイション・レコーズの歴史を追ったドキュメンタリー映画を見に行きました。

ちなみに、この映画のサントラ盤は、既に聴いていて、以前、ここでも紹介させていただきました。

映画は、基本的に、設立者のアラン・マッギーや、ノエル・ギャラガー、ボビー・ギレスビーなど、クリエイションを代表するミュージシャンや関係者のインタビューをベースに進められ、その合間合間に、その当時の映像が挿入されるというスタイルで進んでいきました。

最初は、アラン・マッギーとボビー・ギレスビーの出会いからはじまり、クリエイションを代表するミュージシャンたちが、どのようにクリエイション及びアランと出会ったか、という証言からスタート。その中で、ジザメリのデビューあり、「LOADED」や「screamadelica」の大ヒットあり、さらには衝撃的なoasisのデビューとアメリカ制覇という全盛期を経て、終焉まで、一気に描いていきました。

関係者の証言が中心だったので、序盤、ちょっと退屈してしまった部分もあったのですが、中盤、primal screamのブレイクのあたりから、徐々に面白くなり、最後はすっかりとはまってしまいました。ほぼ証言だけで、一つの物語を作り上げていて、関係者の証言を切り貼りしてドキュメンタリーにするという手法は、よく見受けられる方法なのですが、それだけで、これほどの物語を見せてしまうというのは、とても見事だと思います。

以下、ネタバレの感想

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