聖飢魔Ⅱ GREAT BLACK MASS TOUR「SEASONⅡ」
会場 Niterra日本特殊陶業市民会館フォレストホール 日時 魔暦28年(2026年)7月2日(木)18:30~
以前から、ライブに高い定評があり、一度は行ってみたいと思っていた聖飢魔Ⅱのライブ。毎回、チケットが争奪戦で、なかなかチケットを確保できなかったのですが、なんとか入手し、ついに待望の聖飢魔Ⅱの大黒ミサ(ライブ)に足を運んできました!ちなみに上記の通り、チケットの日時には、地球征服が完了した年を1年とする「魔暦」表記で印刷されており、入場券も「参拝券」とちゃんと悪魔用語で表示。なかなか凝った内容となっています。
ちなみに毎回、ライブレポートを記載する時は、ネット上で流布されているセットリストを参考にするのですが、このライブツアーについては過去の分も含めてセットリストがほぼ公表されていない・・・。ネタバレ禁止が徹底されているようで、ここらへんも信者の団結力の高さをうかがわせます。また、そのためこのライブレポートもこのツアーがすべて終わった後のアップとなっています。ツアーが終わっているのでネタバレは問題ないと思いますが、以下、ネタバレのレポートとなっていますので、念のためご注意を。
さて、開演時間になると、まず黒ミサのお決まりとして前説からスタートするそうで、この日はゼノン石川和尚による前説からスタート。主に、このホールの話。命名権の関係で「Niterra日本特殊陶業」という名前がついているが、昔の市民会館という話で、昔ながらの雰囲気を懐かしむトークで、まずは会場を笑わせていました。
そしていざメンバーが登場。最初はステージ後方に夕焼けが映し出され、夕焼けをバックにメンバーがシルエット上で登場。最初、全く動かないので、単なる映像かと思いきや、やがてそのシルエットが動き出し、メンバー全員が登場してくる、というとてもカッコいいオープニング。1曲目は最新大教典(アルバム)「SeasonⅡ」から「Kiss U Dead Or Alive」からスタートとなりました。
聖飢魔Ⅱのバンドとしての実力の高さは昔から認識していたものの、あらためてライブで聴くと、その迫力ある演奏にまずはグッと惹きつけられます。ダイナミックでヘヴィーなサウンドは、市民会館という大ホールでも迫力満点に響き渡ります。さらに、デーモン小暮のボーカルの上手いこと・・・。こちらもパワフルで、高音部もしっかり響き渡らせるボーカルで会場を魅了します。
前半第1部は最新アルバム「SeasonⅡ」からの曲の構成。大ベテランバンドの彼らですが、最新アルバムからの曲だけでライブを構成するあたり、自らの曲やライブパフォーマンスに対する自信の高さを感じさせます。一方、ユニークなMCも聴かせてくれて、最初のMCでは、「首を洗ってきただろう」「どこの首だ?」というデーモン小暮のネタフリに「ちくび~!」という返すといういきなりの下ネタ。このやり取りは黒ミサでのお決まりなんでしょうね(笑)。
その後も「I See You!」など、「SeasonⅡ」からの曲が続きます。続く2度目のMCではメンバー紹介。まずサポートメンバーからの紹介だったのですが、キーボードのKAMISORI SYUTOは髪の毛を2本、三つ編みにして立てたスタイルで、何かと思えば名古屋ということでスガキヤのスーちゃんらしい・・・。自分の位置からは全く見えなかったのですが、ちゃんとリボンもしていたそうです(笑)。さらに、その後は正規構成員それぞれのトークへ。特に頚髄症で入院いていたジェイル大橋代官は入院中のエピソードを語っていたのですが、リハビリの時、聖飢魔Ⅱのシャツを着ていた患者がいたとかで、ドキドキして話しかけたら、信者で、驚かれた、というエピソードを披露していました。
さらに「老害ロック」そして第1部最後はバラードナンバーの「Oblivion」へと続き、第1部が終了。休憩時間に入ります。休憩時間はラジオのように、信者からの質問に答えるコーナーに。この日はジェイル大橋代官が担当となっており、真面目に信者からの質問に答えていました。
約10分間の休憩の後、第2部がスタート。第2部ではメンバーが登場後、最後は棺がステージ中央にあらわれ、棺の中からデーモン小暮が登場・・・という、聖飢魔Ⅱらしいスタート。「GO AHEAD」そして「地獄の皇太子」と、最新アルバム「SeasonⅡ」からの楽曲オンリーだった第1部から一転、こちらは懐かしい代表曲のオンパレードとなりました。
そしてMCでは、「少女の悲鳴が聞こえる・・・」と、女性の信者に悲鳴を叫ばせるお約束らしい展開に。「〇〇以下の少女の悲鳴が聞こえる・・・」と、年齢を区切って叫ばせるのですが、最初はBABYMETALのMOAMETAL以下の・・・と若い世代からスタート。意外とこの段階から多くの悲鳴があがっていました。その後、浅田真央、竹下景子と徐々に年齢をあげていき「これでも入らなかったと文句を言われるから」と最後は「お市の方以下の少女の悲鳴が聞こえる・・・」まで年齢を無理やりアップさせ、会場全員の「少女」が悲鳴をあげていました(笑)。
さらに懐かしいナンバーが続き、本編ラストはおなじみ「蝋人形の館」へ。もちろん、大盛り上がりの中でライブは幕を下ろしました。
その後はもちろんアンコールへ。やがてメンバーが戻ってきてMCの後はラスト「LOVE LETTER FROM A DEAD END」で締めくくり。最後まで大盛り上がりのステージとなりました。メンバーが去り、これで終わりか・・・と思いきや、最後はデーモン小暮による後説のMCに。最後、客電が上がった後のステージ撮影はOKということでしたが、SNSへの拡散はNGということで、写真は撮りましたが、ここでは載せません・・・。終了は21時10分頃。後説込みで、約2時間40分程度の黒ミサでした。
今回、ようやくチケットを確保できた待望の聖飢魔Ⅱの黒ミサ。これで80年代を彩ったソニーの3大色物バンドのライブをすべて見た事になります。聖飢魔Ⅱの黒ミサの素晴らしさは、彼らが当初活動していた90年代から、その話を聴いていたのですが、確かに非常に素晴らしいパフォーマンスでした。演奏のクオリティーの高さ、デーモン小暮の歌の上手さ、「悪魔」の雰囲気で統一されたステージに、さらにユーモアセンスあふれるMC(ちょっと理屈っぽいけど)と、実にしっかりとバンドとしての実力を見せた上で、信者を楽しませる、そんな理想的なステージだったと思います。
また、聖飢魔Ⅱといえば、私が中学生から高校生の頃活躍していたバンドですが、この日の信者は、確かに私と同世代やもっと上の世代は多いものの、意外と30代あたりや、下手したら20代や10代も見受けられ、そのファン層の広さを感じます。最初の解散後、信者になった人も多いんでしょうね。ただ、この日のパフォーマンスを見れば、確かに彼らがいまだに多くの信者を惹きつけ、さらにはチケットが争奪戦になるのも納得です。今後もおそらく、なんだかんだ言ってコンスタントに活動を続けていきそうな彼ら。またぜひともチケットを確保して足を運びたいです!
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