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2026年5月 8日 (金)

サウンドと映像のリンクも楽しいステージ

KRAFTWERK MULTIMEDIA TOUR 2026

会場 Zepp Nagoya 日時 2026年4月27日(月)

最近、レジェンドクラスのミュージシャンのライブに積極的に足を運んでいるのですが、今回、足を運んだライブはクラフトワーク。テクノポップの先駆者として知られている彼ら。とはいえ、クラフトワークのライブを見るのは今回がはじめてではなく、以前、エレクトラグライドで来日した時に見たことがあります。彼らがエレグラで来日したのは2002年だったらしいので、実に24年ぶりに見たステージとなりました。

ライブは19時ちょうどにスタート。ステージ上は、4つセットされたパソコンを設置された机のみという、クラフトワークらしいシンプルなステージ。そこに4人が並んで登場し、ライブがスタートとなります。

Kraftwerklive1

ライブは「Numbers」からスタート。曲にあわせてバックのスクリーンでは「1 2 3 4・・・」と数字が強調されます。英語やドイツ語の他、日本語で「いち、に、さん、し」という言葉が流れるシーンもあり、このシーンでは会場から歓声もわきました。

音楽だけではなく、バックのスクリーンに流れる映像も見ているだけで楽しいものがあり、2曲目「Home Computer」に続く「Spacelab」では、宇宙からUFOがやってくる設定だったのですが、UFOが降り立った町が名古屋(!)。最後はZepp Nagoyaの前に降り立つという演出まで見せてくれました。海外のミュージシャンのライブで、ここまでピンポイントな映像を用意してくれるのはうれしいですね!

Kraftwerklive2

↑ UFOは上のように、最初、栄のテレビ塔とオアシス21に降り立ちます。なかなか粋な演出です。

さらに、「Airwaves」「Tango」と続き、彼らの代表曲のひとつ、「The Man-Machine」へ。ここでもやはり観客席からは歓声があがりました。

Kraftwerklive3

その後は「Electric Cafe」「Autobahn」と代表曲が続きます。「Autobahn」ではおなじみのマークにこちらも歓声が。

Kraftwerklive4

ここらへんから会場のテンションはどんどんと上がっていきます。「Computer Love」「The Model」と続き、「Neon Lights」では手拍子で盛り上がります。

そして、ここではじめてで唯一のMC。2023年に亡くなった坂本龍一との思い出を語ります。坂本龍一が主催し、クラフトワークも出演した反原発フェス「NO NUKES」の思い出も語られ、バックには坂本龍一との写真が映し出されます。

Kraftwerklive5

さらにここで坂本龍一の「Merry Christmas Mr.Lawrence」へ。ご存知戦メリの主題歌をしんみりと聴かせてくれます。この坂本龍一への追悼、2024年のフジロックでもライブの中に組み込まれていたそうで、日本オンリーのいわばサービスかな、と思いきや、海外の彼らのライブのセットリストを見る限りでは、この曲も演奏されている模様。それだけクラフトワークの坂本龍一への思いの強さを感じます(と同時に、世界でも通用する坂本龍一の知名度をあらためて驚かされます)。

その後は彼らの代表曲「Radioactivity」へ。途中、広島や福島など、放射能の被害にあった地域の名前を具体的にあげて、日本語で「はやくやめろ」と、かなりストレートで明確な反原発のメッセージも流します。さらに「Tour de France」「Trans-Europe Express」と彼らの代表曲が続き、会場は盛り上がります。

Kreftwerklive6

終盤は「Pocket Computer」「La Forme」「Planet of Visions」と盛り上がり、軽快な「Boing Boom Tschak」から「Musique Non Stop」へ。最後はメンバーが一人ひとり順番にお辞儀しつつステージ上から去り、最後にボーカルのライフ・ヒュッターがお辞儀をし会場を去り、本編は終了となりました。

アンコールはあるかな?と思いつつ、客電も明るくならなかったため、会場からは大きなアンコールが起きます。アンコールは「The Robot」。メンバーそれぞれを模したロボットの映像が流れながら、最後の最後まで会場は大盛り上がりとなります。

Kreftwerklive7

最後はメンバー全員、ステージ前に出て深々とお辞儀し、ライブは終了。アンコール込みでほぼ2時間のステージでした。

Kreftwerklive8

冒頭に書いた通り、これが2度目となるクラフトワークのライブ。文句なしに大満足の非常に楽しいステージでした!バックに映し出される映像と楽曲とのマッチも見ているだけで楽しいものでしたし、そこに流れるリズミカルなエレクトロチューンも、なによりもポップで楽しく、かつ、思わず身体も踊り出すリズミカルなビートが心地よいステージ。なによりも彼らが奏でるメロディーラインが非常に魅力的であるということを、今回のライブであらためて実感しました。

彼らもかなりベテランのミュージシャンなだけに、次の来日公演があるのか不明な部分があるのですが・・・音はまだバリバリの現役。それだけに、まだまだ積極的な活動は続きそう。次の来日公演にも、是非とも足を運びたいです!とてもワクワクした2時間のステージでした。

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