2025年年間ベストアルバム(邦楽編)その1
洋楽編に続き、2回にわたって邦楽の2025年年間ベストアルバムです。
10位 第八作品集『無題』/downy
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アニメキャラによるジャケット写真が、いままでのdownyとはちょっと異なる印象を抱く新作ですが、基本的には今回もまた、downyらしい傑作となった最新作。圧巻のサイケデリックなバンドサウンドに、変拍子も用いた独自のグルーヴ感は今回も変わらず。新メンバー加入により、サンプラーをメインで使用している曲も登場するなど、ここに来て新たな挑戦を感じる部分も。バンドとしては本作が一区切りという話もあり、今後の動向にも注目されるのですが、バンドとしてやり切った感も強い傑作アルバムでした。
9位 あばら/鈴木実貴子ズ
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ライブではじめて彼女たちの音を聴き、今年、一気にはまった名古屋在住の2ピースバンドによるアルバム。現実の厳しさを直視しつつ、それを受け入れて前に進んでいこうという歌詞が印象的。非常にシンプルでタイトなサウンドをバックに、鈴木実貴子の心の底からの吐露のような力強いボーカルも強く心に残ります。その姿をコアの部分からむき出しにしたような楽曲で、まさに圧巻という言葉がピッタリと来るような作品。今後、さらに知名度が高まりそう。
8位 音のする部屋/君島大空
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今、最も勢いのあるシンガーソングライター、君島大空の新作は6曲入りのEP盤。EP盤ということもあって、この手のベストアルバムで上位にあまり食い込んでこなさそうなのですが、ただ、逆に6曲という限られた曲数だからこそ、彼の挑戦心を強く発揮された作品になっており、文句なしの傑作に仕上がっていました。一方で、挑戦的な作品だけではなく、しっかりとポップに聴かせる曲も収録されており、彼の実力をあらためて感じさせる作品に。EP盤ながらも間違いなくチェックしておきたい傑作です。
7位 可愛い女子/水曜日のカンパネラ
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詩羽ボーカルもすっかり板について、安定感の増した感のある水カンの新作。相変わらずリリースペースは早く、本作も前作から1年3か月というインターバルの作品になっていますが、それにも関わらずクオリティーが全く衰えていないのは見事。「可愛い女子」というタイトルの通り、可愛らしいポップソングが並ぶアルバムとなっており、全曲タイアップ付きなだけに、そのポピュラリティーの高さは見事。水カンらしいキュートなポップソングが心から楽しめる作品になっています。
6位 石の糸/kanekoayano
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毎回、傑作をリリースし続けている注目のシンガーソングライター、カネコアヤノがなんとバンドを結成。その名もkanekoayano。もともとカネコアヤノのバンドメンバーとして活動していた人たちを加えた3人組のバンド。そのため、基本的にはいままでのカネコアヤノ路線から大きな変化はないものの、カネコアヤノ名義の曲よりも、よりバンドサウンドを前に押し出したような楽曲に。その結果、バンドサウンドと歌の対比がより明確になり、ある意味、カネコアヤノの魅力がより発揮された1枚になった、と言えるかもしれません。もちろん、今回も文句なしの傑作です。
5位から1位までは金曜日予定の次回更新で!
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