2025年年間ベストアルバム(洋楽編)その1
今日から4回にわけて、2025年私的年間ベストアルバムをお送りします。まずは洋楽の第1弾。
10位 Tether/Annahstasia
聴いた当時の感想は、こちら
本作がデビュー作となる、アメリカ・ロサンゼルスを拠点に活動する女性シンガー。基本的にシンプルなサウンドをバックにフォーキーに聴かせるスタイルを軸としつつ、時としてロック色の強い作品があったりと、バリエーションを持たせた楽曲も魅力的ですが、なによりも最大の魅力は表現力たっぷりの彼女のボーカル。時として力強く、時として優しく、そして時としてスモーキーに聴かせるボーカルに、まずは強く惹かれる1枚でした。
9位 Sad And Beautiful World/Mavis Staples
表現力ある魅力的なボーカルといえば間違いなく彼女も忘れてはいけません。1950年代から活躍を続けるレジェンド、メイヴィス・ステイプルズ。いまだに現役バリバリで活動を続ける彼女は、現在86歳(!)。そんな中でリリースされた作品は、カバー曲中心のアルバムながらも、フランク・オーシャンのカバーも取り入れていたりと、ちゃんと「今」の音楽にもアップデートしています。年齢を感じさせない魅力的な歌声を聴かせたかと思えば、年齢を重ねたからこそ歌える歌もあったりと、圧倒的なボーカルを聴かせてくれる傑作です。
8位 Getting Killed/Geese
聴いた当時の感想は、こちら
2025年、各所で大絶賛を受けている、アメリカのインディーロックバンドによる4枚目のアルバム。いわゆるアートロックやエクスペリメンタルロックにカテゴライズされる彼らだけに、実験的な音楽性を取り込みつつ、一方で、ホーンセッションやバイオリン、パーカッションなどのアコースティックな音色を取り込んだ暖かくも懐かしさを感じさせるサウンドがポピュラリティーを感じさせる作品で、この実験性と大衆性のバランスが絶妙。大絶賛も納得の作品でした。
7位 45 Pounds/YHWH Nailgun
聴いた当時の感想は、こちら
本作がデビューアルバムとなる、ニューヨークの4人組ロックバンド。8位にGeeseと同様、エクスペリメンタルロックにカテゴライズされる彼らですが、こちらはファンクやトライバル、ハードコアなど様々な要素を内包した、よりアバンギャルドさの増した作風が特徴的。かなりテンションの高い作品ながらも、21分という短さで一気に演奏しきるような内容はインパクト十分。新しいスタイルを感じさせるアグレッシブな内容で、ロックというジャンルの可能性をまだまだ感じさせるような傑作になっていました。
6位 Bleeds/Wednesday
聴いた当時の感想は、こちら
前作「Rat Saw God」も2023年私的ベストアルバムの1位に選びましたが、それに続く本作も、文句なしの傑作アルバムに。今回もまた、彼らの王道とも言える、シューゲイザー直系のノイジーなアレンジで、フォークやカントリーの影響を受けたような暖かみのあるメロディーラインが特徴的。それに加えて、本作ではアコースティックテイストのアレンジとなった作品や、パンキッシュな楽曲なども織り交ぜて、全体的に前作よりグッとバリエーションを増した作風に。Wednesdayの可能性をより広げてきた傑作アルバムでした。
5位以降はまた明日に!
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