魅力的なボーカルを堪能
Hideaki Tokunaga Concert Tour 2025 ALL REQUEST
会場 愛知県芸術劇場大ホール 日時 2025年11月28日(金)16:00~
今回は、徳永英明のライブに参加してきました。徳永英明というと、「壊れかけのRadio」や「輝きながら」のヒットで80年代後半から90年代にかけて一世を風靡。その後、2000年代に「VOCALIST」シリーズのヒットで再び人気を集めて今に至っています。私も主に中学生から高校生時代に学校で大人気だったミュージシャンですが、「生」で彼を見るのは今回がはじめてとなります。
会場についてちょっと驚いたのが、予想以上の年齢層の高さ・・・。私が中高生時代に最盛期だったミュージシャンだけに、同世代以上がメインだとは思っていたのですが、見る限り、もっと年齢層が高くて、50代後半や60代あたりがメイン。確かに、彼自身、もう64歳(!)という年齢を考えれば、彼と同世代という客層も納得なのかもしれません。どことなく「演歌歌手のリサイタル」といった雰囲気の客層だったのですが、もうこの世代も演歌なんか聴かず、リアルタイムでJ-POPのミュージシャンを聴いていた世代になるんですよね・・・。
で、ライブは定時でスタート。最初はステージ前に張られたスクリーンにオープニング映像が映し出され、今回のライブがスタートとなります。今回のライブは「ALL REQUEST」と題され、事前にネットでファンからリクエストを募り、そのリクエスト曲を中心に選曲されたセットリストだとか。ライブがスタートし、徳永英明が登場。1曲目は「翼の勇気」からスタート。ちょっと意外な選曲だったのですが、有名なシングル曲ではなく、アルバム収録曲がセットリストに入ってくるあたり、ファンからの根強い人気を感じさせます。
前半は、全体的に会場の照明を落とし、バラード曲中心の選曲。「僕のそばに」「Potisions Of Life」と続き、短いMCで簡単にメンバー紹介。そしておなじみの「レイニーブルー」。個人的にも聴きたかったナンバーなだけに、しんみりと聴き入ります。さらに「行かないで」「最後の言い訳」と続きます。まずはおなじみのヒット曲と、あまり有名ではないもののファンの人気の高い楽曲が並ぶような構成となっていました。
そしてここからは一転、「VOCALIST」シリーズで披露されたカバー曲へ。竹内まりやのナンバー「駅」をしんみり聴かせた後、JUJUの「やさしさで溢れるように」、そして古内東子の「誰より好きなのに」と、こちらもしんみり聴かせるバラードナンバーが続きました。そして前半ラストは再びオリジナルの「永遠の果てに」で締めくくり。前半は一貫してしんみり聴かせるバラードナンバーが続き、第一部の幕が下ります。
10分の休憩を挟んで第二部へ。第二部では一転、アップテンポな曲がメインの構成に。最初「愛をください」では彼自身がギターを抱えて、ギターを弾きながらのステージに。「あなたのために」「セレブレイション」とアップテンポなナンバーが続き、会場も盛り上がります。さらに「負けるな」では力強く歌い上げて、会場のテンションも上がっていきます。
ここではMC。短いMCだったのですが、ここの名古屋でのリクエストの順位ということで、1位「最後の言い訳」、2位「レイニーブルー」、3位「夢を信じて」だったそうです。なんとなく、納得の順位。そしてここから一転、再び「VOCALIST」の曲へ。リクエストでも上位だったという一青窈の「ハナミズキ」、さらに高橋真梨子の「桃色吐息」と聴かせるナンバーが続き、そして「愛の讃歌」では、こちらの力強く歌い上げます。さらに本編ラストは、名古屋のリクエストで3位だった「夢を信じて」へ。再びアップテンポなナンバーで会場のテンションは一気にあがり、ライブは幕を下ろします。
もちろんその後はアンコールへ。やがて再び徳永英明とライブメンバーが登場。この日、ここまでMCは非常に短いものしかなかったのですが、ここでようやく長めのMCへ。ご当地ネタということで、前日に東山動物園に行ってきた話。ご当地ネタで、わざわざ東山まで足を運んできてくれたミュージシャンははじめてかも・・・。帰りにはスガキヤでラーメンを食べてきたそうです。また、その後はWebでのリクエストでのメッセージを紹介してくれました。その中で、徳永英明を最初に聴いたのは「BIRDS」で、1日中、徳永英明の曲を聴いていた、という熱心なファンのメッセージを紹介。そのまま、そのリクエストに応えて「BIRDS」を聴かせてくれました。
そしてラストはおなじみの「壊れかけのRadio」へ。ステージのバックには横長のスクリーンに歌詞が映し出され、全員で歌いながらのステージに。最後で会場が一体となり盛り上がり、ライブは幕を下ろしました。最後は再びステージ前のスクリーンにエンディングの映像が映し出され、ライブは終了。約2時間のステージでした。
今回、はじめて徳永英明のライブに行ったのですが、まず感じたのは歌が上手いですね。彼は、どちらかというと線の細いボーカリストというイメージもあったのですが、その伸びやかな歌声をしっかりと聴かせてくれており、60歳を超えた今でも声からはいまだに色気を感じ、まずその歌の上手さが印象に残りました。また、リクエストに応えてということで、ベスト的なセットリストで、聴きたい曲がたくさん聴けたのも非常にうれしかった反面、正直、カバーよりもっとオリジナルを聴きたかったかも・・・という印象も。「輝きながら」「LOVE IS ALL」「I LOVE YOU」などなど、この日披露されなかったヒット曲も多く、個人的にはカバーよりもむしろ、これらの曲を聴きたかったなぁ、とも感じました。
とはいえ、徳永英明の魅力を存分に感じられたステージで、満足して会場を後にすることが出来ました。やはり彼は非常に魅力的なボーカリストであることを実感できた2時間でした。
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