再結成で大盛り上がり中のリリース
Title:(What's the Story)Morning Glory? 30th Anniversary Deluxe Edition
Musician:oasis
今年、まさかの再結成が実現。先日は日本公演も大盛況のうちに終えたoasis。再結成の熱狂の中、様々な関連アイテムが販売されているのは、ここでも何度か紹介した通りです。そんな中リリースされたのが本作。ご存じの通り、1995年にリリースされ、全正解で2,500万枚いじょうを売り上げたという、oasisの代表作であり、ロック史に燦然と輝く名盤「(What's the Story)Morning Glory?」の30周年記念盤。昨年、デビューアルバム「オアシス」の30周年記念盤もリリースされていますので、それに続く記念盤ということになります。
oasisの本作の再発自体はこれが初めてではありません。2014年には、彼らの1993年から1997年における活動を振り替えるプロジェクトとして「チェイシング・ザ・サン」シリーズとしてリマスター版がリリース。今回が再度の再発となります。昔、誰かが雑誌で「ビートルズのアルバムはリマスター版が何度も発売されるので、同じアルバムを何枚も持っている」という話をしていたことが記憶にありますが、私も同作を買うのはオリジナルを含めて3度目。ファンとしての宿命的なもの(?)を感じてしまいます。
今回の注目は、Disc2に収録されているアンプラグドバージョン。「Cast No Shadow」「Morning Glory」「Wonderwall」「Acquiesce」「Champagne Supernova」の5曲が、アンプラグドで収録されています。バンドサウンドが前に押し出された原曲の一方、本作ではアンプラグドということでリアムの歌が前に押し出されたアレンジとなっており、oasisの曲の本来持つ、歌の良さが強調されたバージョンとなっており、ノエルの書くメロディーライン自体の魅力を強く感じさせる作品となっています。
とはいえ、このうち「Cast No Shadow」「Wonderwall」「Champagne Supernova」はもともと歌が目立つ楽曲だったので、このアンプラグドバージョンでも大きな変化はなく。一方、原曲から雰囲気がかなり変わったのが「Morning Glory」で、もともとかなりパンキッシュな原曲に対して、リズムにパーカッションも入り、オーガニックなテイストが強い作風に。より、原曲の持つメロディーの魅力を強く感じさせます。同様に「Acquiesce」のアンプラグドも印象的。特にこの曲、Aメロをリアムが歌い、一方、サビをノエルが歌うという、珍しく兄弟が共演する楽曲なのですが、アコースティックなアレンジがゆえに、兄弟の距離がより近く感じられる作風に。ある意味、今回の再結成にピッタリと言えるかもしれません。
ちなみにこのアンプラグドバージョン、いつ録音されたものなのかは公表されていないようで、最初、アルバム制作にあたってのデモ的な音源かと思っていたのですが、どうもそうでもなく。リアムのボーカルについては過去の音源を流用し、それに最近録音されたサウンドを重ねた、というのが有力な見方のようです。
また、肝心な本編の方ですが、こちらも2014年のリマスター音源をそのまま収録した内容ということで、当時の音源を所有していれば、アンプラグドバージョン以外、特に追加で購入する必要性は薄いといったことになります。まあ、それでも買ってしまうんですけどね。アンプラグドバージョンも、これはこれで聴きどころのある音源ではあると思うのですが、2014年リマスター版を所有している方は、再購入する必要性は薄いかも。ただ、2014年リマスター版を所有していない方や、今回の来日ではじめてoasisについて聴いてみようと思った方には最適なアルバムだと思います。もちろん、楽曲自体は文句なしの名曲揃いです。
評価:★★★★★
oasis 過去の作品
DIG OUT YOUR SOUL
Time Flies 1994-2009
Original 1993 Demos
Definitely Maybe (Remastered) (Deluxe)
(WHAT'S THE STORY)MORNING GLORY?(Remasterd)(Deluxe)
BE HERE NOW(Deluxe)
KNEBWORTH 1996
The Masterplan - 25th Anniversary Remastered Edition
Definitely Maybe (30th Anniversary Deluxe Edition)(「オアシス」30周年記念デラックス・エディション)
Times Flies...1994-2009(Remaster)
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