メリークリスマス、ミスターローレンス(?)
ZAZEN BOYS TOUR MATSURI SESSION
会場 名古屋CLUB QUATTRO 日時 2025年12月19日(金) 19:00~
ZAZEN BOYSのワンマンライブに足を運んできました。ZAZEN BOYSのライブは、夏に大阪で見てきたので、今年2度目のステージ。ただ、ワンマンライブは2012年、今回と同じクワトロで、同じ12月に実施したMATSURI SESSION以来となるので実に13年ぶり。ちょっと久しぶりとなるステージとなりました。
会場はほぼ満員。13年前のワンマンは同じ会場とはいえ、前回はもうちょっと余裕があったような記憶があるので、以前よりさらに人気が増したということでしょうか。開演時間を5分くらいまわった頃にメンバーが登場し、ライブのスタートとなります。最初は「SI・GE・KI」からスタート。ちょっと意外なスタートとなりますが、1曲終わると、「MATSURI STUDIOからやってまいりましたZAZEN BOYSです」というおなじみの挨拶から「ナゴヤシティのみなさん」と、この日は、この「ナゴヤシティ」という言葉を連発します。
その後は「HIMITSU GIRL'S TOP SECRET」「Honnoji」とおなじみのナンバーが続きます。さらに「Weekend」では途中、向井秀徳の「ミラーボール回転」の一言で会場天井からつり下がっているミラーボールが回り始めます。ファンキーなサウンドでリズミカルにたのしむつつ、「TANUKI」、そしてMCへ。MCでは「ちょっと先走ってメリークリスマス」という向井秀徳からの挨拶。この「メリークリスマス」もこの日のライブのキーワード(?)になりました。
続く「安眠棒」では松下敦の力強いドラムに圧倒。その後にまた短いMC。「あそこにバーカウンターが、また後ろにおてて洗いが・・・」というおなじみの向井秀徳による会場案内に。さらに「八方美人」から「サンドペーパーざらざら」「バラクーダ」へと続きます。「バラクーダ」では途中、ドラムスにトラブルも発生。こういうトラブルもライブならではですが、彼らにとっては、慣れたもので、特に問題もなく、迫力たっぷりの演奏は続きます。そして、「ナゴヤシティのみなさんにお捧げします」と代表曲「ポテトサラダ」へ。この日、一番会場が湧いた瞬間だったかもしれません。
その後のMCでは、この日が今年ライブのライブという話、さらに再び「先走ってメリークリスマス」という挨拶から、「メリークリスマス、ミスターローレンス」というMCから、なぜか坂本龍一の代表曲「Merry Christmas Mr.Lawrence」をバンドサウンドで披露。繊細なピアノ曲の原曲とは全く異なる雰囲気の戦メリも、これはこれで魅力的でした。
中盤は「DANBIRA」「SAKARASIKA」「電球」とライブでは比較的珍しい曲も。さらにMCでは「腹減った」と言い出し、「腹減ったから、その気分の曲を」と「HARAHETTA」と続きます。
ここらへんからライブは徐々に終盤へ。「ブルーサンダー」から、こちらもライブでおなじみの「チャイコフスキーでよろしく」で盛り上がります。さらにMCでは観客のファンに「ハイスクールボーイの時、何部でしたか?」という唐突な質問。「剣道部」という回答から「剣道部のあたなの思い出に寄り添って」というMCから、「ブッカツ帰りのハイスクールボーイ」へ。向井秀徳のシャウトとドラムスの演奏がド迫力で、かなりインパクトの強い演奏を聴かせてくれます。
そして最後は一気に「YAKIIMO」「Whisky and Unubore」「乱土」へおなじみのナンバーが続き、本編ラストは「胸焼けうどんの作り方」で締めくくり。最後まで向井秀徳の独特なボーカルと、力強いバンドサウンドのグルーヴ感に圧倒されるステージでした。
もちろんその後はアンコールへ。ここで向井秀徳本人は、これまたなぜかサングラスをかけての登場。MCでは2月のツアーの紹介。彼らとしては珍しく全椅子席の公演だそうで、「私も観客として年齢的に・・・(椅子席じゃないと辛い)」というMCには同世代として共感してしまいました(笑)。
アンコールではまず「永遠少女」を聴かせます。さらに再びMCへ。ここで「大事なことをいいます、メリークリスマス」と再びクリスマスの挨拶をした後、また再び「メリークリスマス、ミスターローレンス」とつぶやき、再びバンドサウンドで「Merry Christmas Mr.Lawrence」のカバーを聴かせてくれました(笑)。
そしてオーラス。「半透明少女関係」へ。途中「ラッセーラ」「ええじゃないか」「わっしょいわっしょい」のコールアンドレスポンスで会場を盛り上げ、一気に会場のテンションは最高潮にあがります。最後はメンバー全員がステージ前に集まりメンバー紹介とあいさつ。「ナゴヤシティ乾杯!」の向井秀徳の掛け声でライブは終了。約2時間10分程度のステージでした。
前述の通り、ワンマンとしては久々のZAZEN BOYSのステージ。ただ、昨年の七尾旅人との対バンを含めて、ここ1年半で3度目のステージ。毎回ながら、その力強いパフォーマンス、グルーヴ感、全体が一体となるバンドサウンドに圧倒させられます。特にMIYA参加後、このグルーヴ感の心地よさはさらに増したような感じがします。この日も文句なしに圧巻のステージでした。
選曲はワンマンらしく、お決まりのナンバーを軸としつつ、ライブでは比較的珍しいようなナンバーも披露。かなり充実したセットリストだったように思います。また、この日は、向井秀徳のMCも比較的多め。彼の機嫌がよかったのでしょうか、それとも年を取って、演奏しっぱなしでは難しくなってMCを増やしてきたのでしょうか。ただ、あの独特なMCもザゼンのライブの魅力なだけに(笑)、ちょうどよいバランスだったようにも思います。
そんな訳で、相変わらず素晴らしかったZAZEN BOYSのステージ。本当に彼らのパフォーマンスは唯一無二ですね。そのパフォーマンスに酔いしれた2時間強でした。
| 固定リンク
「ライブレポート2025年」カテゴリの記事
- 2025年ライブまとめ(2025.12.30)
- メリークリスマス、ミスターローレンス(?)(2025.12.29)
- 幽玄なインド音楽を味わう(2025.12.09)
- 魅力的なボーカルを堪能(2025.12.05)
- 王道を行くセットリスト(2025.11.28)



コメント