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2025年7月28日 (月)

彼ら初の大箱でのパフォーマンス

Title:MATSURI SESSION AT BUDOKAN
Musician:ZAZEN BOYS

Zazen_bufokan

昨年10月27日に、初となる日本武道館ライブを行ったZAZEN BOYS。3月にはライブの模様を収めた映像作品がリリースされていましたが、そのDVD/Blu-rayに同封されていたライブCDもサブスクでリリース。DVD/Blu-rayの方はチェックしていなかったので今回、はじめて彼らの武道館での音源を聴いてみました。全36曲2時間52分にも及びボリューム感あふれる内容。本編のライブレポでは、3時間20分で36曲という記載があったので、おそらく途中休憩抜きで、フルでの収録になっていると思われます。

ZAZEN BOYSとしてはもちろん、NUMBER GIRL時代も含めて、向井秀徳としては初の武道館公演。もちろん、いままでそこまでの集客力がなかった・・・と言えなくもないものの、NUMBER GIRLの再結成後のライブでは、キャパ1万2千人のぴあアリーナMMでのワンマンライブを行っているだけに、あえていままで行っていなかったのかもしれません。

ZAZEN BOYSは、2018年にベーシストとしてMIYAが参加。新たなメンバーでライブ活動を開始しているのですが、特にこのあらたなメンバーを含めての4人組の相性が非常に良いように感じます。私も昨年、ZAZEN BOYSのライブに足を運んだのですが、2024年のベストライブに選ぶほどの素晴らしいステージでした。実際、昨年は実に約11年半ぶりとなるオリジナルアルバムもリリースされるなど、バンドとしてもこのメンバーの相性の良さを感じているのでしょう。それだけに、日本武道館という大きな箱でも、ZAZEN BOYSというバンドの魅力をしっかりと伝えられるという判断があったからこその武道館ライブとなったかもしれません。

今回のライブ音源としても、オリジナルの音源に比べても、かなり迫力あるパフォーマンスを聴かせてくれています。ズシリと来るヘヴィーなバンドサウンドが魅力的。ZAZEN BOYSについては以前から、向井秀徳は「法被を着たレッド・ツェッペリン」という例えを用いていました。このレッド・ツェッペリンという表現、正直いままではいまひとつピンと来なかった部分はありますが、今回、例えば「RIFF MAN」などはヘヴィーなギターリフが、まさにツェッペリンばりといっていい内容のサウンドで、確かに彼らが、レッド・ツェッペリンに例えられる点に非常に納得感があるライブ音源でした。

基本的にMCを含めてフル収録なのですが、途中のMCはほとんどなし。恒例の観客に対しての「Are You 長澤まさみ?」「Are You キャメロン・ディアス?」という向井秀徳の好み全開な、若干謎のMCがあるのと、「MATSURI STUDIOからやってきましたZAZEN BOYSです」という、ナンバガ時代からおなじみの自己紹介が行われた程度。そういう意味で非常にタイトな、全体的に緊迫感のあるステージングになっていました。ちなみにこの自己紹介、しつこいくらい繰り返し行われており(笑)、この音源では10回確認できました。ライブレポでは11回と紹介されていたので1回聴き逃したのか、未収録だったのか・・・。

日本武道館という大きな箱でのステージでしたが、それを感じさせない、いや、武道館という大きな箱だったからこそ、ZAZEN BOYSというバンドの魅力を存分に発揮したステージパフォーマンスになっていました。やはり今の4人は、バンドとしての相性もかなり良いようで、今後の活動にも期待できそう。ZAZEN BOYSの入門盤的にもおすすめしたいライブアルバムです。

評価:★★★★★

ZAZEN BOYS 過去の作品
ZAZEN BOYS IV
すとーりーず
Live At 大牟田ふじ
Live At Okinawa 2022
らんど


ほかに聴いたアルバム

#7/AA=

コロナ禍でのコンセプトアルバムやTAKESHI UEDA名義のカバーアルバムを挟みつつ、連番の純粋なオリジナルアルバムとしては約5年8ヶ月ぶりとなるアルバム。作品としては相変わらずヘヴィーなデジタルビートの作品がメインの中、ポップなメロが顔を覗かせる曲もあったりと、良くも悪くもいつものAA=といった感じのアルバム。ただ、曲名からちょっと気になってしまうのが「30 YEARS,STILL GOOD GIRL」で、あきらかにTHE MAD CAPSULE MARKETSの代表曲「GOOD GIRL」を彷彿とさせるタイトル。楽曲的にはあまり共通項はなさげなのですが、歌詞としては昔を懐かしむような内容。マドカプ、活動再開、なんてニュースがあったら歓喜するんですが・・・。あと、意外といえばBUCK-TICKの「NEW WORLD」のカバーも意外な感じ。ただ、THE MAD CAPSULE MARKETSは最初期はヴィジュアル系にカテゴライズされるようなバンドだっただけに、BUCK-TICKのカバーはある意味、原点回帰という見方も?いずれにしても、ちょっと気になる楽曲も顔を覗かせたオリジナルアルバムでした。

評価:★★★★

AA= 過去の作品
#1
#2
#
4

#5
(re:Rec)
THE OIO DAY
#6
story of Suite #19
LIVE story of Suite #19 AT LIQUIDROOM 20220226
TEENAGE DREAMS(TAKESHI UEDA)

antique/おいしくるメロンパン

おいしくるメロンパンの9枚目となるニューアルバム。ハイトーンボイスを押し出しつつ、爽やかでメランコリックなメロディーのギターロック路線というのはいつも通り。カントリー風の「海馬の尻尾に小栴檀」のような曲もあったりと、若干前作に比べると軽やかだった感じも?ただ、どうしても5曲程度のミニアルバムだとバラエティーを出すのに限界があるので、フルアルバムで聴きたいところなのですが、逆にミニアルバムだからこそ、多少バラエティーが乏しくてもごまかせると踏んでいるのか?

評価:★★★★

おいしくるメロンパン 過去の作品
indoor
hameln
flask
theory
cubism
answer
eyes

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