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2024年4月 4日 (木)

ランキング評の掲載内容が変更となります。

先週、ちらっと書きましたが、4月よりランキング評で紹介するランキングの内容が変更になります。具体的にはいままでベスト10を紹介していたHot Albumsの紹介内容を大幅に縮小し、代わりにビルボードのHeatseekers Songs、TikTok Weekly、ニコニコVOCALOID SONGSの1位を紹介することにします。

ここのコーナーでも何度も愚痴っていたように、最近のアルバムチャートは、完全にアイドルグッズのランキングと化しています。いままでシングルで枚数を稼いできたアイドル勢が、ビルボードチャートの普及により、CDの売上だけではランキング上位に入れなくなり、ファンからの集金アイテムをアルバムに変更したことが大きな要因ですが、その結果、アルバムチャートがすっかりアイドルグッズのランキングと化してしまいました。

一方、Heatseekers Songs、Tiktok Weeklyでは次のヒット曲を占うにはちょうどよいランキングですし、また最近のボカロP出身のミュージシャンの活躍で、ボカロソングのランキングも今後のシーンを占うに重要度を増してきています。そのため、今週からは、以下のようにランキングを紹介したいと思います。

・Hot Albums・・・3位までは従来と同様。オリコンのランキングと前作からの初動売上の変化の紹介。4位以下は初登場盤についての紹介のみで、各種チャートの紹介やオリコンとの比較、初動売上の変化の紹介は省略。
・Heatseeker Songs、Tiktok Weekly Top20、ニコニコVOCALOID SONGS・・・1位曲の紹介。

それでは、早速新たな方針のチャート評となります。


今週のHot Albums

http://www.billboard-japan.com/chart_insight/

今週も1位はLDH系。

今週1位を獲得したのは三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE「Land of Promise」。先週に引き続きLDH系の男性ダンスグループが1位を獲得。CD販売数1位、ダウンロード数15位。オリコン週間アルバムランキングでは初動売上6万7千枚で1位初登場。前作はベスト盤とオリジナルアルバムが一体となった「BEST BROTHERS/THIS IS JSB」で、同作の初動9万5千枚(2位)よりはダウン。純然たるオリジナルアルバムとしての前作「RAISE THE FLAG」の13万6千枚(2位)からも大きくダウンする結果となっています。

2位には韓国の男性アイドルグループBTSのメンバーJ-HOPEのソロアルバム「HOPE ON THE STREET VOL.1」がランクイン。CD販売数2位、ダウンロード数1位。ダンスドキュメンタリーシリーズ「HOPE ON THE STREET」と共に公開されるスペシャルアルバムという立ち位置だとか。オリコンでは初動売上2万9千枚で2位初登場。前作「Jack In The Box」の初動2万2千枚(2位)からアップしています。

3位初登場はHot100でも紹介した韓国の女性アイドルグループILLIT「SUPER REAL ME」。CD販売数3位、ダウンロード数3位。オリコンでは初動売上1万1千枚で3位初登場。本作がデビュー作となります。

以下、4位以下初登場盤となります。4位にShe is Legend「春眠旅団」が初登場。She is Legendはスマホゲーム「ヘブンバーンズレッド」の劇中バンド。5位初登場は「PSYCHO-PASS 10th ANNIVERSARY BEST」。アニメ「PYSCHO-PASS サイコパス」シリーズの主題歌集。7位には「GROWING LIGHT: FINAL FANTASY XIV Original Soundtrack」がランクイン。タイトル通り、オンラインPRG「FINAL FANTASY XIV」から、パッチ6.1「新たなる冒険」からパッチ6.5「光明の起点」までの曲を収録したサントラ。8位初登場はGLAY「THE FRUSTRATED Anthology」。2004年にリリースしたアルバム「THE FRUSTRATED」の復刻版。そして10位には「Paradox Live 3rd album"ANTHEM"」が初登場。HIP HOPをテーマとしたアニメ「Paradox Live」の登場人物による楽曲をあつめたアルバムとなっています。


今週のHeatseekers Songs

https://www.billboard-japan.com/charts/detail?a=heat_seekers

今週の1位は五十嵐ハル「少しだけ」。元警察官という異色のキャリアを持つ男性シンガーソングライター。今年1月にリリースされた「めんどくさいのうた」がスマッシュヒットを記録。本作もインスタやTikTokを中心に話題となっています。結婚していく好きだった人に「もう少しだけ早ければ相手は自分だったのかも」という感情を抱く、ある意味、王道的な片想いソングのバラード。各種チャートでもラジオオンエア数で7位にランクインされており、今後のブレイクが期待されてます。


今週のTikTok Weekly

https://www.billboard-japan.com/charts/detail?a=tiktok

今週の1位はヤングスキニー「ベランダ feat.戦慄かなの」。ヤングスキニーは最近人気上昇中の4人組ロックバンド。本作は、少年院出身という異色の経歴を持つ女性アイドル、戦慄かなのをフューチャーした作品。恋人同士の日常を描くミディアムチューンのナンバーになっています。Heatseekersの五十嵐ハルや、昨年来ヒットしたSaucy Dogやシャイトープ、優里みたいに、王道ラブソングのバラードが最近、人気を人気を集めている印象がありますが、ちょっと保守的すぎてつまらなさも感じてしまいます。


今週のニコニコVOCALOID SONGS

https://www.billboard-japan.com/charts/detail?a=niconico

1位はンバヂ(nbaji)「好きな惣菜発表ドラゴン」。ドラゴンが、ただ好きな惣菜を発表するだけというゆるい動画なのですが、緩いイラストのドラゴンと、お惣菜というアンマッチさが受けて話題となった、いわばネタ動画。こういう曲が流行るところがネットの楽しい部分ですが、楽曲的には至ってメランコリックでシンプルな歌モノとなっています。

今週は以上。チャート評はまた来週に!

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