2023年ベストアルバム(暫定版)
今年はコロナ禍がようやく終わり、日常生活が戻ってきた1年でした。
ただ一方、今年はミュージシャンの訃報が相次いだ1年でもありました。年初の高橋幸宏からはじまり、鮎川誠、ハイスタの恒岡章、sumikaの黒田隼之介、有賀啓雄、坂本龍一、空想委員会の三浦隆一、頭脳警察のPANTA、谷村新司、もんたよしのり、BUCK-TICKの櫻井敦司、X-JAPANのHEATH、大橋純子、ミッシェル・ガン・エレファントのチバユウスケ、海外からもジェフ・ベック、ティナ・ターナー、トニー・ベネット、バート・バカラック・・・。
個人的になによりショックだったのがKANちゃんの逝去のニュース。大好きなミュージシャンだっただけに、かなりのショックで・・・・・・。昨年の12月にライブに行ったばかりなのに、まさか1年後に・・・・・・。
もっとも今年、ミュージシャンの訃報が多かったのは偶然ではなく、前にも書いたかと思いますが、ポピュラーミュージック全盛期に活躍したミュージシャンたちが老年期を迎えてきている点、さらにミュージシャン寿命が長くなり、年を取っても活躍を続けるミュージシャンが増え、特に知名度のある現役ミュージシャンの訃報が増えた点が大きな理由と思います。そういう意味では残念ながら来年以降もこの傾向は続くでしょう。
さて、気を取り直して、今年もあと1時間を切りました。現時点での私的ベストアルバム暫定版です。
邦楽編
まず上半期のベスト5です。
1位 RABBIT STAR★/水曜日のカンパネラ
2位 e o/cero
3位 12/坂本龍一
4位 映帶する煙/君島大空
5位 タオルケットは穏やかな/カネコアヤノ
これに続く下期のベスト盤候補は・・・
1STST/TESTSET
夜汽車を貫通するメロディヤ/中川敬
夢中夢-Dream In Dream-/cornelius
大人の涙/マカロニえんぴつ
no public sounds/君島大空
Sonicwonderland/上原ひろみ Hiromi's Sonicwonderland
8/ROTH BART BARON
感覚は道標/くるり
miss you/Mr.Children
Almost there/GRAPEVINE
下期に関しては、上期以上に豊作傾向。昨年も豊作の1年でしたので、ここ最近、コロナ禍から落ち着いたためか、傑作が多くリリースされてきている感があります。
洋楽編
上半期のベスト5です。
1位 Raw Saw God/Wednesday
2位 10,000 gecs/100 gecs
3位 the record/boygenius
4位 After the Magic/Parannoul
5位 Did you know that there's a tunnel under Ocean Blvd/Lana Del Rey
これに続く下期のベスト盤候補は・・・
My Back Was a Bridge for You to Cross/ANOHNI and the Johnsons
The Death Of Randy Fitzsimmons/The Hives
THE BALLADS OF DARREN/blur
softscares/yeule
Nothing Lasts Forever/TEENAGE FANCLUB
GUTS/Olivia Rodrigo
Changing Channels/Pangaea
The Land Is Inhospitable and So Are We/Mitski
こちらも邦楽同様、全体的には豊作傾向。1年間、素晴らしいアルバムにいろいろと出会えることが出来ました。
ちなみに今年も主要メディアの年間ベストを集計してリスト化したサイトを参照に、未聴の作品をチェックしてみたいと思います。
https://www.albumoftheyear.org/list/summary/2023/
来年もよいアルバムにたくさん出会えますように。それでは、よいお年を!
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