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2023年9月20日 (水)

ジャニーズ系を下して

今週のHot100

http://www.billboard-japan.com/chart_insight/

今週は、ジャニーズ系を下して、あの男性アイドルグループが1位獲得です。

今週1位は男性アイドルグループBE:FIRST「Mainstream」が獲得。CD販売数は2位ながらもダウンロード数、ラジオオンエア数、YouTube再生回数で1位、ストリーミング数で5位を獲得しています。オリコン週間シングルランキングでは初動売上14万6千枚で1位初登場。前作「Smile Again」の13万4千枚(2位)よりアップしています。

一方、オリコンで1位を獲得したのはジャニーズ系男性アイドルグループなにわ男子「Make Up Day」で、オリコンでは初動売上39万4千枚を売り上げて1位初登場。ただし、ビルボードではCD販売数は1位でしたが、ラジオオンエア数90位、YouTube再生回数94位に留まり、総合順位は4位と、BE:FIRSTを大きく下回る結果となりました。

ご存じの通り、ジャニー喜多川の性的虐待問題で逆境の中にあるジャニーズ事務所。一方、いままでジャニーズ事務所の影響で、なかなか表に出てこれなかった男性アイドルグループの躍進が期待されますが、その最右翼はおそらくBE:FIRSTでしょう。偶然かもしれませんが、そんなシーンの中心を行くように宣言するかのようなタイトルの曲がジャニーズ系を大きく下して1位獲得というのは、今の状況を象徴するような結果にも思えます。なお、なにわ男子の初動売上も前作「Special Kiss」の51万6千枚(1位)を大きく下回っており、影響の大きさをうかがわせます。

そして続く2位は21週連続1位という驚異的な記録が先週途絶えて、一気に4位までダウンしたYOASOBI「アイドル」が2位にランクアップ。1位奪還はなりませんでしたが、2週ぶりのベスト3返り咲きとなりました。ただし、ダウンロード数こそ4位から6位にダウンしましたが、ストリーミング数は先週の2位から1位に返り咲き。YouTube再生回数も60位から4位に再度ランクアップ。カラオケ歌唱回数も17週連続の1位を記録しており、まだまだロングヒットは続きそう。これで23週連続のベスト10ヒットとなっています。

さらに3位にはAdo「唱」が先週の8位からランクアップ。ベスト10入り2週目にしてベスト3入りを果たしています。ダウンロード数は2位から3位にダウンしましたが、ストリーミング数は15位から3位に、ラジオオンエア数も37位から6位に大きくアップ。YouTube再生回数も4位から2位にアップしており、一気に順位を上げてきました。今後のロングヒットも期待できそうです。

続いて4位以下ですが、今週の初登場は前述のBE:FIRSTとなにわ男子の2組のみ。他はロングヒット曲が並んでいます。まずキタニタツヤ「青のすみか」は6位と先週から同順位をキープ。これで11週連続のベスト10ヒットに。ただし、ダウンロード数は7位から12位、ストリーミング数は3位から4位、YouTube再生回数も6位から7位と全体的に下落傾向となっています。

Jung Kook「Seven(feat.Latto)」も先週から同順位の7位をキープ。今週で10週連続のベスト10入り。ただし、こちらもダウンロード数は19位から42位、ストリーミング数は4位から6位、YouTube再生回数も8位から9位にダウンと、全体的に下落傾向となっています。

Vaundy「怪獣の花唄」も今週は先週と変わらず8位にランクイン。これで38週連続のベスト10ヒットに。ただし、こちらもダウンロード数は18位から25位、ストリーミング数は7位から9位、YouTube再生回数も11位から15位とそれぞれダウンしています。カラオケ歌唱回数のも17週連続の2位をキープしています。

今週のHot100は以上。明日はHot Albums!

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