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2023年1月21日 (土)

お正月らしい(?)アコースティックセッション

THE BAWDIES THE HAPPY NEW YEAR ACOUSTIC SESSION 2023~話して、笑って、歌って、福来て!~

会場 名古屋市千種文化小劇場 日時 2023年1月13日(金)19:00~

徐々に正常ベースに戻りつつあるライブシーン。そんな中、2023年最初に足を運んだのが、THE BAWDIESのライブでした。彼らのステージは何度か見たことあるのですが、ワンマンライブは初!ただ、タイトル通り「ACOUSTIC SESSION」という特別な形態でのステージ。場所も千種文化小劇場という、普通のライブよりも小劇団のステージなどがよく行われるような会場でのライブとなりました。

The-bawdies_acoustic

この日のライブはソールドアウト。ただ、会場はキャパ250名程度のかなり小さい会場で、円形の舞台を客席が囲むセンターステージという形態になっていました。そのため、ステージまでの距離がかなり近い!文字通り、手を伸ばせばメンバーに触れそうなくらいの距離で、まずそのステージとの近さに興奮してしまいました。

そして、開演時間になると間もなくメンバー4人が登場。お正月らしい筝曲をBGMにメンバーが2人と2人にわかれて整列しながら登場。メンバーがステージにあがると、ステージ上には折り畳み式の傘と紙風船が置いてあり、お正月らしく(?)傘をつかって風船回しに挑戦。さらに、ROYがけん玉に挑戦し、こちらは見事に成功すると、全員、おもむろにそれぞれの楽器のある場所に座り、ライブがスタートとなりました。

冒頭は「LEMONADE」からスタート。アコースティック形式でのステージということで、しんみりと聴かせる曲ばかりになるのか、とも思ったのですが、これが冒頭から全く予想はずれで、彼ららしい、アグレッシブなロックンロールからスタート。

最初に2曲ほど演奏して、トークのコーナーへ。この日はサブタイトルで「話して」と書いてある通り、MCコーナーもたっぷり時間がとってあるようで、事前にネットを通じて、この日、来場したファンから質問事項を募集。その中からセレクトしてメンバーが答えるという形式となっていました。もっとも、質問に答えるような形をとっていながらも、本人たちが語りたい内容を語っているような感も否めなかったのですが・・・まずはトークとして「ヤクルト1000」が話題に。ROYがはまっていてみんなに勧めまくっているとかで、この日のトークでも効用を語りつつ、勧めまくっていました。

その後は新年らしい「A NEW DAY IS COMIN'」などを披露しつつ、「新年といえば『光』ですよね」という微妙にわかるようなわからないような会話から「HAPPY RAYS」へと進んでいきました。

さらにトークのコーナーへ。ここでは「好きなお酒の飲み方は」なんて質問でROYが全くお酒が飲めない話をしたり、ウインタースポーツのネタからテレビのスポーツバラエティー「サスケ」の話になったりもしました。また、今回のライブに来る途中、MARCYが、浜松のサービスエリアで食事をしていた時に、すぐそばにTHE BAWDIESの「HAPPY RAYS」のTシャツを着ている人に遭遇。MARCYだと全く気が付かれなかった話をしたのですが、「ひょっとして、今日来ているかも・・・」という話から客席に聞いてみると、なんと該当する本人がいました!ちょっとしたサプライズ。でも、まさかそんなところにバンドのメンバーがいるとは思いませんもんね・・・。

その後は「THE SEVEN SEA」から、ジェイムス・ブラウンの「Try Me」のカバーへ。こちらはROYがおなじみの濁声でおもいっきりシャウトしつつ、カッコいいファンクナンバーを聴かせてくれます。

さらに「IT'S TOO LATE」でアコースティックながらも会場全体で盛り上がり、「LET'S GO BACK」へ。そしてサム・クックの「Twistin'The Night Away」のカバーへ。こちらもかなり泥臭い雰囲気のカバーになっていて、非常にカッコいい!!ラストは「Twistin' Annie」で締めくくり。ライブ本編は幕を下ろしました。

最後はTAXMANが法被を着て登場。全員で「わっしょい!」の掛け声で思いっきり万歳をして盛り上がります。最後は全員で写真撮影。円形の観客席のため、パノラマ機能をつかいつつの撮影となり、締めくくり。全1時間半のステージとなりました。

この日は特別形態のアコースティックでのライブ。そのため、若干、パフォーマンスとしては物足りなさも感じてしまうのかなぁ、なんて危惧もあったのですが、とんでもない!アコースティックでも彼ららしいロックンロールやソウルの魂を存分に感じられる非常にカッコいいパフォーマンスを見せてくれました。たった250名程度というキャパの狭さもあって、メンバーから至近距離で楽しめ、会場の一体感もあり、予想以上に楽しめたステージでした。

ちょっと残念だったのがステージがわずか1時間半程度と予想以上に短かった点。そのため、披露した楽曲も10数曲程度と予想よりも少なかったのは残念・・・。正直、もうちょっと演ってほしかったなぁ、というのが率直な感想です。ただ、そういった点を差し引いても、予想以上に楽しめたステージ。トークも楽しかったし、あっという間の1時間半でした。次回は是非とも通常のバンド形式でのワンマンライブに参加したいなぁ。

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