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2023年1月19日 (木)

男性アイドルグループが目立つ

今週のHot Albums

http://www.billboard-japan.com/chart_insight/

2週ぶりの1位返り咲きとなりました。

今週1位には結束バンド「結束バンド」が先週の2位からワンランクアップ。2週ぶり2度目の1位獲得となりました。CD販売数は3位から2位にアップ。ダウンロード数で4週連続1位を獲得し、総合順位も1位獲得となりました。

2位はSixTONES「声」がワンランクダウンながらもベスト3をキープ。さらに3位には韓国の男性アイドルグループASTROのメンバーMoonbin&Sanhaによる「Incense」がベスト10初登場。CD販売数3位。オリコン週間アルバムランキングでは初動売上1万4千枚で2位初登場。前作「REFUGE」の初動9千枚(11位)からアップしています。

2位3位と男性アイドルグループが並びましたが、今週は男性アイドルグループが目立つチャートになりました。ほかに5位にはWayV「Phantom」がベスト10初登場。CD販売数5位。韓国の男性アイドルグループNCTから派生したグループですが、中国を拠点に置くグループだそうです。オリコンでは初動売上9千枚で4位初登場。前作「Kick Back」の初動1千枚(35位)からアップしています。

ほかにもロングヒット組でSnow Man「Snow Labo. S2」が今週も先週から変わらずの10位をキープ。これで通算12週目のベスト10ヒットとなりました。

そのほかベスト10初登場組は6位に椎名林檎「百薬の長」がランクイン。CD販売数6位、ダウンロード数22位。彼女初のリミックスアルバム。アルバムについてくるグッズが「ヘルプマーク」そっくりということで批判を浴び、その結果、内容を変更。販売も延期になっていましたが、ようやくリリースとなりました。オリコンでは初動売上6千枚で8位初登場。直近作でありベスト盤である「ニュートンの林檎~初めてのベスト盤~」の初動9万7千枚(1位)より大きくダウン。もともとリミックスアルバムだったので、売上的に大きくダウンするのは想定内なのですが、少なからずグッズ騒動の影響はあったのでしょう。ただ、椎名林檎本人はいまだにこの騒動に関してコメントしていません。正直なところ、一言「すいません」を言えば済むだけの話だと思うのですが、本人の関与も否定した結果、ミュージシャンとしてのイメージもダウン。どうも「謝ったら負け」的な発想になっているのがすごく残念ですし、彼女の廻りに「素直に謝ればよい」的なアドバイスを行うスタッフすらいないという状況が垣間見れて、ある意味、椎名林檎が「裸の王様」状態であることが発覚してしまい、非常に残念な気持ちになりました。彼女や彼女の廻りのスタッフが何を守ろうとしているのか、いまひとつ見えてこない騒動でした。

7位には主にアニソンを中心に活躍している藍井エイル「KALEIDOSCOPE」がランクイン。CD販売数10位、ダウンロード数10位。先日、体調不良のため活動休止となることが発表された彼女。いままでも何度か体調不良による活動休止があったみたいで、健康面が気になります。どうか、無理はされないように・・・。オリコンでは初動売上5千枚で8位初登場。前作「FRAGMENT」の初動1万4千枚(5位)からダウンしています。

9位には女性アイドルグループiLiFE!「アイライフスターターパック」がランクイン。CD販売数7位。オリコンでは初動売上7千枚で7位初登場。

さらに今週はベスト10返り咲きも。8位にあいみょん「瞳へ落ちるよレコード」が先週の45位からランクアップ。昨年9月21日付チャート以来のベスト10返り咲きとなりました。これはアナログ盤がリリースされた影響で、CD販売数(・・・ってアナログの売上ですが)が49位から9位に大きくアップ。オリコンでも7千枚を売り上げて6位にランクインしています。

今週のベスト10は以上。一方、今週は初登場盤に追い出される形でロングヒット盤が陥落しています。まずAdo「ウタの歌 ONE PIECE FILM RED」は4位から11位に大きくダウン。ベスト10ヒットは通算20週でストップ。また松任谷由実「ユーミン万歳!~松任谷由実50周年記念ベストアルバム~」も6位から13位にダウン。ベスト10ヒットはこちらは通算13週でストップとなりました。

今週のHot Albumsは以上。チャート表はまた来週の水曜日に!

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