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2022年11月 2日 (水)

ヒゲダン vs 米津 2週目

今週のHot100

http://www.billboard-japan.com/chart_insight/

先週に引き続き、今週もヒゲダンと米津玄師の一騎打ちです。

Subtilte

ただ、今週も1位はOfficial髭男dism「Subtitle」が獲得。見事2週連続の1位となります。米津玄師「KICK BACK」も2週連続の2位。ストリーミング数は先週と変わらずヒゲダン1位、米津2位という結果に。ただ今週、You Tube再生回数で米津玄師が先週の100位から一気にランクアップし1位を獲得。ヒゲダンも4位から2位にアップしているものの、順位が逆転という結果となっています。

一方、初登場最高位は3位にランクインした日向坂46「月と星が踊るMidnight」。CD販売数及びPCによるCD読取数で1位、ダウンロード数19位、ラジオオンエア数46位、Twitterつぶやき数8位。オリコン週間シングルランキングでは初動売上42万8千枚で1位初登場。前作「僕なんか」の初動44万2千枚(1位)よりダウンしています。

続いて4位以下の初登場曲ですが、まず4位にジャニーズ系アイドルグループTravis Japan「JUST DANCE!」がランクイン。アメリカのキャピトル・ミュージック・グループと契約し、本作は全米デビューとなるジャニーズ系初となる配信シングル作。ダウンロード数及びTwitterつぶやき数1位、ラジオオンエア数38位、You Tube再生回数36位。あきからにK-POP勢の海外進出を意識したような行動で、ジャニーズ系としては珍しく、ネット系のメディアが全面解禁になっているのも海外進出を意識した影響でしょう。ただ、先日も報道されたようにTravis Japanを積極的に推していっていた滝沢秀明がジャニーズを退所するという不穏なニュースもあったり、肝心のストリーミング数があまり伸びていなかったり(ちなみにこの時点でSpotifyの再生回数はたった1万4千回弱だった…)と、前途多難な印象もあります。確かに、昨今のアメリカの音楽シーンを考えると、勝機は十分にあるかとは思うのですが、果たして、思惑通り上手くいくのでしょうか・・・。

5位にはback number「アイラブユー」がランクイン。NHK連続テレビ小説「舞い上がれ!」主題歌。配信限定シングルで、ダウンロード数2位、ストリーミング数19位、ラジオオンエア数1位、Twitterつぶやき数30位、You Tube再生回数21位。彼ららしいメランコリックなミディアムチューンで、今後、ロングヒットにつながるのでしょうか?

今週の初登場は以上。一方で今週はベスト10圏外からの返り咲きが何作かありました。まず先週14位にランクダウンしたTani Yuuki「W / X / Y」が今週は9位にランクアップし、2週ぶりにベスト10返り咲き。これで通算29週目のベスト10ヒットとなりました。

さらにAdo「私は最強(ウタ from ONE PIECE FILM RED)」が15位から10位にランクアップし、2週ぶりにベスト10返り咲き。これで通算11週目のベスト10ヒットとなります。「新時代(ウタ from ONE PIECE FILM RED)」は5位から6位にワンランクダウン。こちらはこれで21週連続のベスト10ヒット。今週、Adoが2週ぶりに複数曲をベスト10入りさせてきました。

今週のHot100は以上。明日はHot Albums!

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