注目シンガーの新作が1位獲得
今週のHot Albums
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今、最も話題のSSWの一人の新作が、1位獲得です。
今週、1位を獲得したのは藤井風「LOVE ALL SERVE ALL」。昨年末には紅白に出場し、「きらり」も大ヒットした、今もっとも話題のシンガーソングライターの一人と言える彼の新作が、見事1位を獲得しました。CD販売数、ダウンロード数及びPCによるCD読取数いずれのチャートでも1位獲得。オリコン週間アルバムランキングでも初動売上14万3千枚で1位を獲得しています。ビルボードチャートでは前作「HELP EVER HURT NEVER」に続く1位獲得。オリコンでは本作が初の1位獲得作に。前作「HELP EVER HURT NEVER」の初動売上は2万枚(2位)でしたので、そこから約7倍という大幅増での1位獲得となりました。
2位はゆず「PEOPLE」が初登場。CD販売数及びダウンロード数2位、PCによるCD読取数7位。オリコンでは初動売上3万5千枚で2位初登場。「YUZUTOWN」の5万9千枚(2位)からダウン。昨年10月から25周年イヤーに突入した彼らの約2年ぶりとなるアルバム。横浜の路上でのストリートライブが話題になってから、もうそんなになるんですか・・・。
3位初登場は「戦姫絶唱シンフォギア キャラクターソングコンプリートBOX」。テレビアニメ「戦姫絶唱シンフォギア」シリーズのキャラクターソングを網羅したCDボックス。全9枚組16,500円というボリューム感ながらも、CD販売数3位、PCによるCD読取数13位、オリコンでも初動売上1万4千枚を売り上げて3位にランクインするという結果になっています。この手のファンは金に糸目をつけないのでしょう。
続いて4位以下の初登場盤です。4位に女性アイドルグループ私立恵比寿中学「私立恵比寿中学」がランクイン。CD販売数4位、ダウンロード数15位、PCによるCD読取数31位。オリコンでは初動売上1万3千枚で4位初登場。前作「playlist」の3万3千枚(2位)からダウン。
5位にはロックバンド10-FEET「10-feat」がランクイン。CD販売数5位、ダウンロード数13位、PCによるCD読取数25位。こちらも2022年にバンド結成25周年を迎えた彼らが、アニバーサリー・イヤーの第1弾としてリリースした、様々なミュージシャンとのコラボ曲をおさめたアルバム。オリコンでは初動売上1万枚で6位初登場。直近のオリジナルアルバム「Fin」の初動4万3千枚(2位)からダウン、またコラボレーションアルバムとしての前作「6-feat 2」の1万6千枚(11位)からもダウンしています。
8位にはfripSide「infinite synthesis 6」が初登場。アニソンを中心に歌う男女2人組ユニットの新作。CD販売数10位、ダウンロード数16位、PCによるCD読取数23位。オリコンでは初動売上8千枚で7位初登場。直近作はベスト盤「the very best of fripSide 2009-2020」で、同作の9千枚(8位)からは若干のダウン。オリジナルアルバムの前作「infinite synthesis 5」の9千枚(9位)からも若干のダウンとなっています。
初登場最後10位にはDA PUMP「DA POP COLORS」がランクイン。CD販売数9位、ダウンロード数49位、PCによるCD読取数92位。2018年に「U.S.A.」の大ヒットで再び注目を集めた彼ら。そんな彼らの、なんと2005年の「LEQUIOS」以来、約17年ぶりとなるオリジナルアルバムとなります。ちなみに「U.S.A.」も収録。若干、遅きに失した感もあるのですが、それでもベスト10入りしてくるあたり、根強い人気も感じさせます。オリコンでも初動売上7千枚で10位初登場。「U.S.A.」ヒットの最中にリリースされたベスト盤「THANX!!!!!!!Neo Best of DA PUMP」の初動4万9千枚(2位)よりダウンしています。
また今週はベスト10圏外からの返り咲きも1枚。Ado「狂言」が先週の11位から9位にランクアップし、2週ぶりにベスト10返り咲き。また、ベスト10ヒットも、これで通算8週目となりました。
今週のHot Albumsは以上。チャート評はまた来週の水曜日!
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