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2021年12月19日 (日)

ユニークな2バンドの共演

オーキートーキー vol.4

ネクライトーキー/POLYSICS

会場 名古屋ダイアモンドホール 日時 2021年12月17日(金)19:00~

今年3度目のライブに足を運んできました!今年のライブ納めとなるステージは、ネクライトーキー主催のライブイベント。ネクライトーキーは、今年、アルバム「FREAK」ではじめて彼女たちの曲を聴いたのですが、底抜けにポップなメロにはまってしまい、今回、対バンがPOLYSICSということもあり、足を運びました。

コロナ禍ということで会場は椅子がセットされているスタイルで、観客数は満員時の半分程度。会場に入った時にはPOLYSICSのライブがちょうどスタートしたところでした。いきなり「Digital Coffee」からスタート。さらに「YOUNG OH!OH!」などの代表曲で盛り上がります。彼らのステージを見るのは2018年のワンマン以来、約3年ぶり。ベテランバンドらしい安定感もありつつ、一方ではベテランになっても衰えることのない力強い演奏を披露。バンドとしての底力も感じさせてくれました。

ちなみにコロナ禍の中のステージということで、観客は声出し禁止という状況の中でのパフォーマンス。おなじみの「トイス!」のあいさつも登場したのですが、声出し禁止ということで、観客が「トイス!」と叫ぶ声をサンプリングした音声を流して盛り上げていました。

その後は、今回のライブイベント「オーキートーキー」にちなんで、レア曲でもある「ウォーキートーキー」。さらにはおなじみの「Baby bias」にラストは「Sun Electric」で締めくくりました。この日はネクライトーキー主催のイベントということで、途中のMCでは、はじめてPOLYSICSのライブを見た人、ということで観客に挙手させていたのですが、かなりの割合ははじめてだったみたいで・・・。ただ、そんな中でも会場はかなり盛り上がっており、彼らのライブパフォーマンスの底力を感じさせるステージでした。

来年は結成25周年だそうで、自分がはじめて彼らのライブに行ったのは(過去のデータを調べたら)1999年ですので、もう22年も前になるんですね・・・。しかし、このバンドがそれから20年以上も活動を続けるとは思っていませんでした。ただ、長い間人気を持続させるのも納得のパフォーマンス。また、近いうちにライブに足を運びたいです。

45分程度のPOLYSICSのパフォーマンスからセットチェンジを挟んで待望のネクライトーキーが登場。正直、今回のライブに先駆けて最新アルバム「FREAK」しか聴いてきませんでした。この日のライブはこの「FREAK」のレコ発・・・ではなかったので「FREAK」からの曲がメインではなく、過去の代表曲を披露するような内容。そのため、序盤は知らない曲からのスタートになりました。

もちろん彼女たちのパフォーマンスを見るのは初めてですが、ステージパフォーマンス自体は王道的なギターロックバンドといった感じ。正直、バンドとしての体力はPOLYSICSと比べるとまだまだこれから、といった感もあるのですが、ただ一方底抜けに楽しいポップなメロが魅力的。バンド自体もまだまだ若々しいバンドということもあって、メンバー全体、楽しんでパフォーマンスをしている感が伝わってくるようなステージでした。

まず前半に「誰が為にCHAKAPOCOは鳴る」も披露。これは非常に聴きたかった曲だったので、一緒に思いっきり盛り上がってきました。なにより軽快なリズムがライブで聴くと楽しいナンバー。さらに中盤「許せ!服部」という曲では、曲の途中で急に演奏をやめると、フロントメンバーの3人が後ろを振り返ります。何をしているのかと思うと、振り返るとPOLYSICSのメンバーがしているサングラスをしているではありませんか!(笑)そして、POLYSICSとの対バンということでポリの「Let's ダバダバ」をカバー。ワンフレーズだけだったのですが、ちょっとうれしいサプライズ曲となりました。

後半は「続・かえるくんのぼうけん」から一気にヒートアップし、クライマックスへ。「気になっていく」に、本編ラストは「俺にとっちゃあ全部がクソに思えるよ」へと続きます。ここらへんは最新アルバム「FREAK」の曲で、私にとってもおなじみの曲。一気にテンションも上がっていき、そして本編は幕を下ろしました。

その後はもちろんアンコールへ。時間の都合上か、割とあっさりメンバーが再度ステージ上にあらわれます。アンコールは「音楽が嫌いな女の子」と「遠吠えのサンセット」の2曲。どちらも過去曲で、今回はじめて聴くのですが、アップテンポで盛り上がる、かつポップで楽しいナンバーだったので、思いっきり盛り上がることが出来ました。

アンコール込みで1時間20分程度のステージ。はじめて彼女たちのステージを見て、前述の通り、ロックバンドとしては成長途上の感もあったのですが、とにかくポップなメロが楽しいステージ。アルバムを聴いた予想通り、非常に楽しめたステージでした。いや、個人的にほどよいロックなパフォーマンスととびぬけてポップなメロというスタイル、何気に壺にはまった感が(笑)。アルバムを聴いていても感じたのですが、ライブステージを見ていても「あ、自分、このバンド、壺かも」と感じるライブでした。いやぁ、本当に楽しいステージで満足です。また近いうちに、次はワンマンライブも見てみたいなぁ。もちろんポリも次はワンマンで。とても楽しいライブイベントに満足して家路につきました。

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