こちらも日本の男性アイドル勢が・・・
都合のため、Hot Albumsの更新が1日遅れました。申し訳ありません。
今週のHot Albums
http://www.billboard-japan.com/chart_insight/
まず今週のHot Albums。1位はK-POPのアイドルグループが獲得です。
1位はBTS「Butter」。CD販売数1位、ダウンロード数37位、PCによるCD読取数2位。現在、Hot100でヒット中の曲がCDリリースされ、上位にランクインしてきた形。ただ、形式的にEPという扱いですが、実質、楽曲2曲+同曲のインストという、アルバムと呼ぶにはかなり厳しい収録内容。なぜか「公式」で「EP」と言っているので、それに従ってアルバムチャートにランクインしており、なぜ「事実上のシングルだから」とシングルに加算してこなかったのかはかなり不明。オリコン週間アルバムランキングでも初動売上19万5千枚で1位にランクインしてきていますが、特にオリコンでは以前はもっと厳密は、シングルとアルバムの区別をしていたようにも思うのですが・・・なぜ公式の言うままに「アルバム」として取り扱っているのか、かなり不明瞭です。また、韓国盤でありながらも、なぜかビルボードでもCD売上数がカウントされていますし・・・ビルボードチャートは、様々なランキングを取り込んでの「総合チャート」という形になっていますが、ここらへんの集計基準が若干雑なような気がしてしまいます。ちなみにBTSは今週ベスト盤「BTS,THE BEST」が10位にダウン。ただ、これで2枚同時ランクインとなっています。
2位初登場は22/7「11という名の永遠の素数」がランクイン。秋元康プロデュースによる声優アイドルグループによるデビューアルバム。タイトルが、意味深なようで実際には意味不明という点が、実に秋元康らしい感じがします。CD販売数2位、ダウンロード数12位、PCによるCD読取数19位。オリコンでは初動売上5万2千枚で2位初登場。
3位初登場はGENERATIONS from EXILE TRIBE「Up&Down」。CD販売数3位、ダウンロード数11位、PCによるCD読取数5位。EXILEの弟分のグループによる約1年8ヶ月ぶりのアルバム。オリコンでは初動売上4万6千枚で3位にランクイン。前作「SHONEN CHRONICLE」の4万9千枚(2位)から若干のダウンとなりました。
続いて4位以下ですが、K-POP勢が目立つ最近のアルバムチャートの中、日本のアイドル勢による嵐が吹き荒れました。それが4位から7位に並んでランクインした嵐のカップリング曲集「ウラ嵐BEST」シリーズ。配信オンリーのリリースながらもダウンロード数でそれぞれ、「ウラ嵐BEST 1999-2007」が1位、「ウラ嵐BEST 2016-2020」が2位、「ウラ嵐BEST 2008-2011」が3位、「ウラ嵐BEST 2012-2015」が4位と1位から4位を独占。総合順位でも「1999-2007」が4位、「2016-2020」が5位、「2008-2011」が6位、「2012-2015」が7位と並びました。ちなみに、これに続くダウンロード数5位は嵐のベストアルバム「5×20 All the BEST!! 1999-2019」でしたが、こちらは総合順位は惜しくも11位に留まり、5枚同時のベスト10入りとはなりませんでした。
初登場最後は9位にオムニバスアルバム「松本隆 作家活動50周年トリビュートアルバム『風街に連れてって!』」がランクイン。ご存じ日本を代表する作詞家である松本隆の、作家活動50周年を記念したトリビュートアルバム。いきものがかりの吉岡聖恵や宮本浩次、三浦大知やクレイジーケンバンド横山剣などといった豪華なメンツが参加している中、異色と言えるのがなんとB'zが参加している点。この手のアルバムにあまり参加するイメージはないだけに、彼らが参加しているのは少々驚きました。ただ、松本隆へのトリビュートアルバムは、40周年、45周年でも同様の企画が行っており、いくら日本を代表する作詞家だからといって、乱発しすぎでは?と思ってしまうのですが。
今週のHot Albumsは以上。チャート評はまた来週の水曜日に!
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