コロナ禍だからこそライブ盤か?
今週のHot Albums
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今週1位は人気バンドのライブ盤が見事1位獲得。
今週1位はTHE YELLOW MONKEYのライブ盤「Live Loud」が1位を獲得。CD販売数1位、ダウンロード数16位、PCによるCD読取数7位で総合順位1位獲得となりました。2019年12月のナゴヤドーム、そしてコロナ直前、昨年2月の京セラドームでのライブ、そして昨年11月にキャパを制限した上で実施した東京ドームライブの模様を収録したライブアルバムとなっています。通常、ライブ盤というのはオリジナルアルバムほど売上が伸びないのですが、他に強力盤がなかったということもあるのでしょうが、見事1位獲得となりました。オリコン週間アルバムランキングでも初動売上2万7千枚で1位初登場。直近のオリジナルアルバム「9999」の8万1千枚(3位)からはダウンしています。
2位はロックバンドSUPER BEAVERの「アイラヴユー」が獲得。2009年から2011年にかけて一度エピックレコードでメジャーデビューしたものの、その時はヒットに恵まれず、一度インディーに戻ったものの、その後人気を獲得。このたびソニーミュージックからメジャー再デビューとなり、本作がメジャー再デビュー第1弾のアルバムとなります。CD販売数2位、ダウンロード数5位、PCによるCD読取数10位。オリコンでは初動売上2万枚で2位初登場。前作「歓声前夜」の1万5千枚(10位)からアップしています。
3位には、女性アイドルグループBiSHのメンバー、アイナ・ジ・エンドによるソロデビューアルバム「THE END」がランクイン。CD販売数3位、ダウンロード数2位、PCによるCD読取数21位。オリコンでは初動売上1万3千枚で3位初登場。
続いて4位以下の初登場盤ですが、まず5位に韓国の女性アイドルグループMAMAMOOの「TRAVEL -Japan Edition-」がランクイン。CD販売数4位、ダウンロード数12位。オリコンでは初動売上8千枚で4位初登場。前作「reality in BLACK」の1千枚(27位)よりアップしています。
10位にはボカロP出身の男性シンガーソングライター、須田景凪「Billow」がランクイン。CD販売数7位、ダウンロード数11位、PCによるCD読取数54位。前作「porte」がEPだったので、メジャーデビュー後初となるフルアルバムとなります。オリコンでは初動売上5千枚で7位初登場。前作「porte」の7千枚(7位)よりダウンしています。
今週の初登場盤は以上でしたが、一方今週、ベスト10返り咲き組も1枚。米津玄師「STRAY SHEEP」が先週の11位から8位にランクアップ。3週ぶりのベスト10返り咲きとなりました。ただ、CD販売数は17位から16位に若干のアップ。ダウンロード数は6位キープと、相対的に強力な新譜がなかったため、相対的にベスト10に浮上してきた形での返り咲きとなっています。これで通算24週目のベスト10ヒットとなりました。
一方で先週10位にランクインし、ベスト10返り咲きを果たした宮本浩次「ROMANCE」は今週は11位にダウン。通算ベスト10記録は9週でとりあえずはストップ。ただ、CD販売数は8位にランクインしており、オリコンでも6位にランクインしているため、まだ来週以降、返り咲きの可能性もありそうです。
今週のHot Albumsは以上。チャート評はまた来週の水曜日に!
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