配信でもいつも通り
ドキッ!丸ごとベッド・イン ナマ配信おギグ Vol.1
会場 オンライン 日時 2020年7月26日(日)17:00~
昨年、そのステージをはじめてみて、その楽しさとカッコよさに魅了されたベッド・イン。今回は配信でのライブが行われるということもあり、さっそく見てみました。配信ライブで、あの楽しさがどこまで再現できるか…楽しみにしつつ、パソコンの前に陣取ります。
ライブがスタートすると、バンドメンバーがまず登場。そしえ、ボンテージファッションにジュリ扇を振りつつ、ベッド・インの2人が登場します。セクシーなファッションの中、一発目は「♂×♀×ポーカーゲーム」からスタート。いきなりへヴィーなバンドサウンドをガツンと聴かせる楽曲でロッキンな彼女たちの姿を見せてくれます。そのまま「男はアイツだけじゃない」へ。こちらもかなりへヴィーなバンドサウンドをバックに、コロナの中でのうっぷんを晴らすかのように、ベッド・インの2人も声を張り上げて歌い上げます。
その後はMCに。配信ライブながらもMCは通常のライブのノリで、いきなり「パソコン通信の前のみんな!」とかなり懐かしい単語が飛び出します。その後もかなり際どいエロトークやら、昭和の死語満載のトークを展開。中尊寺まいの胸元にカメラがアップするなど、配信ならではの際どいカメラワークも飛び出したり、配信ライブの無観客ライブだったのですが、完全にいつものライブのノリで展開していきます。
そして最新アルバム「ROCK」から「悔しいくらい愛してたあなたにSAYONARA」「LIFE DANCE~人生を踊れ!~」のナンバーが続きます。かなり90年代の色合いが強い楽曲をヘヴィーなバンドサウンドで聴かせてくれて、ちょっと懐かしい気分にも浸りました。
続くMCでは、お色気たっぷりにペットボトルの水を飲んだ後は、配信ライブらしく、チャット機能のコメントを紹介したり、さらにはメンバー紹介と続き、ここで以前、カバーアルバムにも収録された久宝留理子の「『男』」のカバー。個人的にリアルタイムで聴いて大好きな楽曲だっただけに、画面の前でもひとりで大盛り上がりしてしまいました(笑)。
さらに再び最新アルバム「ROCK」から「Everybody 無敵!」に。ジュリ扇を振りかざし、トランシーなサウンドを入れつつ、へヴィーなバンドサウンドも聴かせる楽曲で、テンションはますます上がっていきます。そのテンションのまま「Conscious ~闘う女たち~」へ。こちらも分厚いギターサウンドをバックに、ロックなベッド・インを前面に出したナンバーに。途中、中尊寺まいが歌詞を忘れてしまうハプニングなどもありつつ、ロックなベッド・インを前面に押し出した楽曲が続きます。
その後のMCでは、再びタブレットを持ち出し、チャットのコメントを紹介。さらにライブでおなじみの生着替えタイプを配信ライブでも。大きな紅白の幕が登場し、その後ろでメンバー2人がいわばスーパージョッキーの生着替えタイムに。そして2人、かなり大胆なビキニ姿になり、登場します。
そんなセクシーないで立ちで、「We are "BED IN"」に。こちらもアルバム「ROCK」から、ヘヴィーメタル風のサウンドを前に押し出した、ハードなロックチューンをパワフルに聴かせてくれます。さらに90年代J-POPの匂い満載の「SHOW ME POWER」へ。爽やかながらも分厚いサウンドを存分に聴かせつつ、そのサウンドにはアラフォー世代の私にとっては非常に懐かしさを感じる楽曲となっていました。
これでとりあえず本編は終了。おなじみの「サンクスモニカ~」という言葉を残しつつ、とりあえずメンバーは会場を去ります。そしてその後はアンコールへ。しばらくするとメンバーが再び会場に登場。今度はTシャツを着て登場。このTシャツを含めて、通販でのグッズ紹介となりました。
そうしてはじまったアンコールはまず「Summer Dream」から。ファンキーなベースサウンドとアグレッシブなエレピのサウンドが印象に残るナンバーに。さらにおなじみの「C調び~なす!」へ。この日のライブでは、原曲に比べて重低音を前に押し出した、よりロック色を強めたアレンジになっていました。
そして最後は「ジュリ扇ハレルヤ」へ。ここまでのハードなロック路線から一転、ジュリ扇を振り回しつつ、明るいポップチューンを聴かせてくれ、非常に明るい雰囲気の中、ライブは当初の予定通り、約1時間半で幕を下ろしました。
そんな訳で、初の配信ライブとなったベッド・インのステージ。ある意味、ノリはいつも通りといった感じで、非常に楽しむことが出来ました。特に今回は、ミニアルバム「ROCK」をリリースした後でのステージということもあり、いつも以上にロックなベッド・インの側面を押し出したライブに。バンドサウンドを前面に押し出しており、ロックバンドとしての彼女たちの魅力を存分に感じることが出来るライブ構成になっていました。
エロい単語や昭和の死語満載の彼女たちのMCもいつも通り。なのですが、こちらはやはり観客の反応があってこその部分も否定できず…(苦笑)。ただ、いつものノリで変わらず突き進んでいるのはさすがといった感じ。このノリは、やはり多くのファンと一緒に盛り上がって楽しみたいなぁ。今回の配信ライブ、Vol.1ということで、今後、第2弾、第3弾も期待できそう。かなり楽しいライブだっただけに、次も是非、見てみたいです!…とはいうものの、それよりもやはり1日も早く、彼女たちのステージを生で見てみたい!そうあらためて思ったライブ配信でした。
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