ヤバTらしいユニークな配信ライブ
ヤバイTシャツ屋さん 無観客ワンマンライブ「無料だから許して!低画質!低音質!5曲だけライブ!!」
会場 オンライン 日時 2020年7月29日(水)21:30~
今日もまた、無観客配信ライブでのライブレポートです。今回の配信ライブはヤバイTシャツ屋さん。今、もっともライブに行ってみたいミュージシャンの一組。平日開催ながら21時半スタートという遅さもあって、まず開始時間にパソコンの前にスタンバイしました。その後、予定時間になるとスタジオが映し出され、やがてメンバー3人が登場。ライブがはじまるかと思いきや、最初はメンバーそれぞれスマホを持って、Tweetのコメントを読みながら、トークからスタート。この日のライブはカメラ1台のみ。音声もカメラについているマイクをつかっているそうです。グダグダな感じのMCがまずは続く。10分以上続いてようやく1曲目になります。
まずは「あつまれ!パーテイーピーポー」からスタート。画質は悪くないのですが(ただカメラ1台のみなので、全くカメラワークがない…)、音質はかなり悪い感じで、高音になると音が割れてしまうほど…。ただ、テンションの高さは十分伝わっていきます。1曲目からかなりハイテンションなスタートとなります。
そのままのテンションのまま「Tank-top of the world」へ突入。力強いサウンドなのですが、若手バンドというイメージがあったがたたずまいも、人気バンドの雰囲気が出てきている感じ。さらにそのまま「かわE」へと導入。たった5曲のライブなのに、最初の10分がMCで、次の10分で一気に3曲も展開していきます。最初からテンションマックスの曲が並んでおり、気分もどんどんあがっていきます。
そして、そのままMCへ。こやまたくやは大きな声を出すのが半年ぶりらしく、3曲で息が切れていました。そのまま、またスマホをいじりつつ、コメントの紹介。ここでこの日の「売り」になっていた超重大発表、とことでドキドキしながら聴いていたのですが、9月30日に4枚目のフルアルバム発表というニュース。ある程度予想していましたが(笑)、これはうれしい発表。タイトルも「ユー・ニード・ザ・タンクトップ」だそうで、これはかなり楽しみです。
そんな重大発表込みのMCが20分近く行われ、その後、ようやく4曲目へ。その次のアルバムに収録される「癒着☆NIGHT」。再び一気にテンションがあがっていきます。そして、そのままラスト「ハッピーウェディング前ソング」へ。音質はかなり悪くて、歌詞が聴きにくいのですが、聴いていても思わず暴れたくなってしまいます。
5曲ながらも久々の「ライブ」なだけにメンバー全員、かなりクタクタな感じ。そしてコメント欄にはアンコールの嵐が。そんなこともあって、アンコールへ。コメント欄でリクエストを応募して、その間にアルバムの紹介などをして息を整えてから、「無線LANばり便利」に。ライブばりのジャンプも取り入れ、まさにパソコンの前ながらもライブのような空気感を味わいつつ、ライブは終了しました。
ライブは予定通りピッタリ1時間。なにげにヤバTはライブを見るのが今回がはじめてだったのですが、非常にテンションが高く、またヘヴィーな演奏とポップなメロが楽しい、終始、ワクワクしっぱなしの楽しいステージでした。「低画質低音質」をうたっていたのですが、音質については、その通り、かなり悪いものに(笑)。ただ、画質については通常の配信レベルの画質になっていて、違和感はありませんでした。それよりもカメラが1台のみの配信で、固定されたカメラ位置から全く動かない映像になっていたのですが、それが逆に、個人的にはライブらしい臨場感を与えていたように感じます。というのも、配信ライブでは、凝ったカメラワークをみせてくれる映像も少なくなく、それはそれで大きな魅力なのは間違いないのですが、実際のライブでは、ステージ上の細部を観れるわけはありません。逆に、今回のヤバTのライブのように、カメラ位置が1か所に固定されていた方が、実際に観客席でステージを見ているような錯覚を味わえたように思います。
途中、グダグダなトークが長く続いたのも彼ららしさを感じますし、バンド演奏はしっかりと力強いプレイを見せてくれました。また、全体的に軽いノリなのも今の若者らしい感じが。以前から一度見てみたかったヤバTのライブ。こういう形とはいえ、とりあえずは彼らのステージを見れて満足しました。次は、是非、本当の生ライブで!早くその日が来ることを祈っています。
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