« ちょっと懐かしいギタポが印象的 | トップページ | ロングヒット系が上位に »

2020年7月21日 (火)

自宅でロックンロール!

THE BAWDIES「DON'T STOP ROLLIN!」

会場 新宿red cloth(オンライン) 日時 2020年7月11日(土)20:00~

非常事態宣言も解除され、徐々に人を入れてのライブもスタートしつつある現状。ただ、実際はかなり限られた人数でのライブに留まっており、さらにそんな中、感染者数が再度増加してきたなど、今後の見通しが全く立っていない状況になっています。そんな中で、どんどん多くのミュージシャンが実施しているのが無観客ライブ。この日はTHE BAWDIESが無観客ライブ、ということでさっそく「参加」してみました。時間になると、まず新宿の風景が映し出され、会場である新宿のred clothへ。

ししてライブはROYの「それでははじめて行きましょうか!」のシャウトから「DON'T SAY NO」。いきなりのスタートとなり、さらにテンションはいきなりマックスからのスタートに。さらに勢いそのままに「LET'S GO BACK」へと「Section#11」からの曲が続きます。さらには「遅れないようについてきてきてくださいね」とファンを煽り「IT'S TOO LATE」へと序盤からハイペースで飛ばしまくります。

ここで一度目のMCに。この日は「5ヶ月ぶりのライブ」ということ。「昔red clothでやった時は2、3人くらいの観客で無観客みたいなものだったよな」という話をしたりしたのですが、ちょっとグダグダなMCでJIMから「MCのやり方、忘れちゃったんじゃない?」という突っ込みも飛ぶシーンも。久々のライブらしい風景でしょうか。

さらに今回、アルバム「Section#11」からのツアーが途中で中止になったため、現状のTHE BAWDIESを見せたいとことで、「Section#11」からの曲が「SHE'S MY ROCK'N'ROLL」「HIGHER」と続きます。

そして2度目のMC。ここで無観客ライブを新宿red clothで実施した意味を語ります。ここは彼らがインディーズでデビューする前にライブを実施した場所。数多くのロックバンドが巣立った場所でROY曰く「日本のロックの聖地」だそうで、そのため今回あえてこの場所での無観客ライブを選んだそうです。そしてそんな場所から、彼らのデビューシングル「I BEG YOU」へ。このシングルを出した直後のツアーもred clothからスタートしたそうで、彼らのこの場所への思い入れを強く感じます。

さらには「I'M IN LOVE WITH YOU」を軽快に聴かせ、TAXMANボーカルで「EASY GIRL」へと軽快なナンバーが続きます。その後に3度目のMCへ。「ライブ前に円陣を組んだ一番最初はどこ?」(答え 2009年の神戸のライブだそうです)という若干盛り上がらなかったクイズが行われた後、なんと新曲へ。新曲のタイトルを動画サイトのコメント欄で募集する(?)という配信ライブらしい試みも行われ、そして新曲へ。彼ららしい軽快なロックンロールナンバーになっており、音源のリリースも楽しみです。

新曲から今度はいきなり「HOT DOG」へ。ハイテンポなナンバーで再びテンションは最高潮にあがっていきます。そこからまた一転、ミディアムチューンの「LEMONADE」でクールダウン。ここは食べ物繋がりでしょうか?さらに再びTAXMANボーカルで「RAINY DAY」に、モータウンビートを取り入れた「KEEP YOU HAPPY」と軽快でポップなナンバーが続きます。

その後のMCでは簡単なメンバー紹介。また「Section#11」のツアーが途中で終わってしまったという話から「ポジティブに言うと、この最高のアルバムをまだみなさんに伝え続けられる」という非常に前向きな発言も。そしてライブは後半戦。カメラ越しに、コールアンドレスポンスを求めた後、「SKIPPIN'STONES」、さらに「BLUES GOD」「JUST BE COOL」とロッキンなナンバーが続いていきます。

ここで一転、雰囲気が変わりROY一人だけがステージに残り「STARS」を弾き語りで披露。配信ライブらしく、字幕もついた演出で歌詞の内容も含め、しっかりと聴かせる演出となりました。

そしてラスト。視聴者に「イエー!」と叫ばせた後に、「KEEP ON ROCKIN'」へ。バラードチューンから一気にアップテンポでロッキンなナンバーになり、テンションは一気にあがりまくります。最後まで思いっきり盛り上がり、最後はTAXMANが法被を着て登場。みんなで「ワッショイ!」と盛り上がり(ライブの最後の定番のようです・・・)約1時間40分程度。ライブは幕を下ろしました。

そんな訳で無観客配信ライブ。なにげに実はTHE BAWDIESのワンマンライブを見るのはこれがはじめてだったのですが、終始ロッキンな曲で盛り上がる、非常に楽しいライブでした。コロナが終息したら、是非とも彼らのワンマンライブにも足を運ばなくては!オンラインだったのですが、自室で思いっきりロックできた、そんな配信ライブでした。

|

« ちょっと懐かしいギタポが印象的 | トップページ | ロングヒット系が上位に »

ライブレポート2020年」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ちょっと懐かしいギタポが印象的 | トップページ | ロングヒット系が上位に »