今週はK-POPが1位
今週のHot100
http://www.billboard-japan.com/chart_insight/
新型コロナウィルスの影響で非常事態宣言が出されるなど、緊迫する日常の中、ライブもほとんどが中止という状況となり音楽界にも大きな影響を与えています。ただ、チャート的には今のところ大きな影響も与えているような感はありません。やはり「CDを買う」というスタイルから「ストリーミングで聴く」というスタイルに大きく変化したためでしょうか。まあCDも普通の通販で買えますし…。
そんな中で1位を獲得したのは韓国の男性アイドルグループSEVENTEEN「舞い落ちる花びら (Fallin' Flower)」が獲得しています。タイトル通り、和風な様相の漂うナンバー。ただ今風な要素を感じるエレクトロのアレンジにK-POPらしさを覚えます。CD販売数1位、またK-POPでは珍しく、ラジオオンエア数でも1位を獲得。ほか、PCによるCD読取数3位、Twitterつぶやき数7位と上位にランクイン。一方、ダウンロード数は25位、ストリーミング数は63位に留まっています。一方、オリコン週間シングルランキングでは初動売上33万4千枚で1位初登場。前作「Happy Ending」の25万4千枚(2位)よりアップしています。
2位3位はofficial髭男dism「I LOVE...」「Pretender」が今週も2曲並んでランクインしています。「I LOVE...」は今週もYou Tube再生回数及びストリーミング数で1位獲得。一方「Pretender」はYou Tube再生回数及びストリーミング数で2位と、You Tube再生回数とストリーミング数は2週続けてヒゲダンが1,2フィニッシュを達成しています。
ちなみに「宿命」「イエスタデイ」は今週も2週続けて9位、10位をキープ。これで今週もヒゲダンは4曲同時ランクインという快挙を続けています。
続いて4位以下の初登場曲ですが、今週の初登場は1曲のみ。8位にハロプロ系女性アイドルグループ、Juice=Juice「ポップミュージック」がランクインしています。タイトル通り軽快な80年代風のダンスチューン。曲の随所にどこかで聴いたことあるような80年代のヒット曲のフレーズが登場してきます。ちなみに作詞作曲はKANちゃん!歌詞もメロも非常に彼らしいナンバーになっています。CD販売数は2位ながらもダウンロード数19位、ラジオオンエア数79位、PCによるCD読取数13位、Twitter読取数40位とのびなやみ、総合順位はこの位置に。オリコンでは初動売上3万9千枚で3位初登場。前作「『ひとりで生きられそう』って それってねぇ、褒めているの?」の6万4千枚(3位)よりダウンしています。
そして今週も目立つのがロングヒット系。まずはLiSA「紅蓮華」。先週の6位から5位に再度アップ。ダウンロード数が5位から3位にアップ。ストリーミング数は先週から変わらず4位を、カラオケ歌唱回数も2位をキープ。そしてロングヒット曲の割には長らく低迷していたYou Tube再生回数が今週23位から8位に一気にアップ。ここに来て、さらなるロングヒットが見込めるのでしょうか。
King Gnu「白日」は5位から7位にダウン。若干失速気味ながらも、ストリーミング数及びYou Tube再生回数は先週と変わらず3位をキープ。カラオケ歌唱回数が3位から4位にダウンしていますが、まだまだ強さを感じる結果となっています。
今週のHot100は以上。明日はHot Albums!
| 固定リンク
「ヒットチャート2020年」カテゴリの記事
- ジャニーズ系が1位3位(2020.12.24)
- 今週も目立つアイドル系(2020.12.23)
- 今週もアイドル系が目立つチャート(2020.12.16)
- ベテラン勢が目立つ(2020.12.10)
- 話題のアイドルグループが1位獲得(2020.12.09)
コメント