K-POP勢が目立つ
今週のHot Albums
http://www.billboard-japan.com/chart_insight/
まずは1位にK-POPの人気アイドルユニットがランクイン。
今週1位に初登場したのは韓国の男性アイドルグループ東方神起「XV」。日本デビュー15周年にリリースされたアルバムで、全15曲入りと「15」にこだわったアルバム...ですが、アルバムとしては15枚目のアルバムではなく10枚目のアルバムとなります。CD販売数及びPCによるCD読取数で1位、ダウンロード数で4位を獲得し、総合順位も1位に。オリコン週間アルバムランキングでも初動売上15万5千枚で1位初登場。前作「TOMORROW」の12万5千枚(1位)からアップしています。
今週はK-POP勢のアルバムが目立つチャートとなっています。他に9位に同じく韓国の男性アイドルグループSUPER JUNIOR「Time Slip」がランクイン。韓国盤のためHot AlbumsではCD販売数が圏外となっていますが、ダウンロード数5位、PCによるCD読取数60位で総合順位でもベスト10入り。オリコンでは輸入盤の売上で初動売上1万枚で7位初登場。前作で同じく韓国盤の「PLAY」の初動5千枚(16位)からアップしています。
もう1枚K-POP勢。6位に女性アイドルグループBLACKPINK「Kill This Love」がランクイン。こちらは4月15日付チャートで9位にランクインした後、28週ぶりのベスト10返り咲き。これはもともと全世界リリースした同作の日本語盤が国内リリースされた影響。CD販売数5位、ダウンロード数13位にランクインし、総合順位では6位にランクインしてきました。オリコンでは日本盤が初動売上1万1千枚で5位初登場。国内盤の前作「BLACKPINK IN YOUR AREA」の1万3千枚(9位)からアップしています。
そんなK-POP勢以外では...まずはベスト3。まず2位は動画投稿サイトへの動画投稿で人気を博したまふまふのニューアルバム「神楽色アーティファクト」が初登場。CD販売数及びPCによるCD読取数2位、ダウンロード数6位。来年3月には東京ドーム公演も予定するなど、人気上昇中のミュージシャン。オリコンでは初動売上10万7千枚で2位初登場。前作「明日色ワールドエンド」の7万1千枚(2位)よりアップ。
3位には星野源「Same Thing」がランクイン。配信オンリーでリリースされた4曲入りのEP。そのためCD販売数及びPCによるCD読取数は圏外でしたが、ダウンロード数では見事1位を獲得。配信オンリーながらもベスト3入りという結果となり、その人気のほどを見せつける結果となりました。
続いて4位以下の初登場盤ですが、前述のK-POP勢を除くと4位以下の初登場は1枚のみ。8位にポルカドットスティングレイのミニアルバム「ハイパークラクション」がランクイン。CD販売数7位、ダウンロード数9位、PCによるCD読取数32位で総合順位は8位にランクイン。オリコンでは初動売上8千枚で9位初登場。前作「一大事」の1万2千枚(4位)よりダウンしています。
今週の初登場は以上ですが、返り咲き組も1枚。10位に嵐のベストアルバム「5×20 All the BEST!! 1999-2009」が先週の25位から10位にランクアップ。9月30日付チャート以来4週ぶりのベスト10返り咲きで、これで通算14週目のベスト10入りとなりました。特にCD販売数が20位から8位に大幅アップしており、返り咲きの大きな要因に。今週、彼らのミュージッククリップをまとめたDVD&Blu-ray「5×20 All the BEST!!CLIPS 1999-2019」がリリースされており、オリコンのDVDランキングでも1位にランクインしており、このDVD&Blue-rayのヒットに引っ張られる形での売上増といった感じでしょうか。
今週のHot Albumsは以上。ちなみにシングルチャートで旋風を巻き起こし、先週のアルバムチャートで1位を獲得したOfficial髭男dism「Traveler」は初登場盤に押し出される形で4位にランクダウン。ただ、ダウンロード数は今週も2位につけており、これからの巻き返しにも期待がかかります。
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