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2019年10月31日 (木)

人気パンクバンドが1位獲得

今週のHot Albums

http://www.billboard-japan.com/chart_insight/

今週は人気のパンクバンドが見事、1位を獲得しました。

今週1位はWANIMAのメジャー2枚目となるアルバム「COMINATCHA!!」が獲得。読みにくいアルバムタイトルですが「カミナッチャ」と読むそうです。CD販売数及びダウンロード数共に1位獲得。PCによるCD読取数は2位で、総合順位も1位。これで前作「Everybody!」に続く1位獲得となります。オリコン週間アルバムチャートでも初動売上7万2千枚で1位獲得。ただし、初動売上は前作「Everybody!」の12万6千枚(1位)から大幅にダウンしてしまっています。

2位はOfficial髭男dism「Traveler」が先週の4位から2ランクアップ。2週ぶりのベスト3返り咲きとなりました。CD販売数及びダウンロード数は2位、PCによるCD読取数1位と堂々たる結果となり、その人気のほどを見せつけました。Hot100同様、Hot Albumsでもロングヒットとなるのでしょうか。ちなみにオリコンでも今週1万8千枚を売り上げて2位を獲得しています。

3位には槇原敬之「The Best of Listen To The Music」がランクイン。これまで「Listen To The Music」「Listen To The Music 2」「Listen To The Music 3」という3枚のカバーアルバムをリリースしてきた彼ですが、今回はその3枚のアルバムから選曲したカバーアルバム。加えて、新カバーとしてフジファブリックの「若者のすべて」、YUKIの「聞き間違い」が収録されています。CD販売数3位、ダウンロード数7位、PCによるCD読取数38位で総合3位。オリコンでは初動売上1万5千枚で4位初登場。前作「Design&Reason」の1万枚(10位)よりアップ。正直、オリジナルより初動が上回るとは…複雑な心境です…。

続いて4位以下の初登場盤です。まず6位に演歌歌手、氷川きよし「新・演歌名曲コレクション10-龍翔鳳舞-」がランクイン。CD販売数5位でそのほかはランク圏外というのが、おそらくネットから縁遠い方がファン層のメインである氷川きよしらしいランク傾向に。昭和歌謡曲のカバーと自身のオリジナル曲を収録した「新・演歌名曲コレクション」シリーズの第10弾。オリコンでは初動売上1万6千枚で3位初登場。前作「新・演歌名曲コレクション9-大丈夫/最上の船頭-」の1万7千枚(5位)から微減。

今週、初登場はあと1枚。10位に木梨憲武「木梨ファンク~NORI NORI NO-RI~」がランクイン。ご存じお笑いコンビとんねるずの木梨憲武による4曲入りのEP。B'zの松本孝弘や藤井フミヤなど豪華なゲストが参加した作品となっています。とんねるずといえば、いままで「とんんねるず」名義での「情けねえ」などのヒット曲や、その後の野猿、矢島美容室などといった音楽面での活躍も目立っており、木梨憲武オンリーでも「憲三郎&ジョージ山本」なんて活動もありましたが、意外なことにソロとしては初となるEP。とんねるずといえば、最近、ゴールデンのレギュラー番組がなくなり、「落ち目的」な報道も目立ちます。確かに90年代のとんねるず全盛期に比べると、その人気は見る影もありませんが、ただそれでも配信オンリーながらもダウンロード数で見事4位を獲得。総合順位でもベスト10に入ってくるあたり、まだまだ根強いとんねるず(というか木梨憲武人気?)を感じる結果となりました。

ちなみにロングヒット勢としては嵐のベストアルバム「5×20 All the BEST!! 1999-2009」は10位から13位へダウン。ベスト10返り咲きは1週で終わりました。

今週のHot Albumsは以上。チャート評はまた来週の水曜日に!

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