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2018年12月27日 (木)

星野源旋風吹き荒れる

今週のアルバムチャート

http://www.oricon.co.jp/rank/ja/

今、おそらく最も勢いのあるミュージシャンのひとりである星野源。今週、その彼の待望となるニューアルバムがリリースされました。

今週、2位以下を圧倒して1位を獲得したのは星野源「POP VIRUS」。大ヒットしたシングル「恋」も収録されている今回のアルバム。初動売上はなんと27万8千枚というセールスを記録。前作「YELLOW DANCER」の13万1千枚の2倍以上という初動売上を記録し、見事1位獲得となりました。ちなみに前作「YELLOW DANCER」も前々作「Stranger」の4万2千枚から倍増以上という初動売上を記録。ここ数枚で初動売上が1万枚→4万2千枚→13万1千枚→27万8千枚と倍々ゲームで推移しており、その驚異的な人気のほどを感じます。まあ、さすがに次回作で初動54万枚以上というのは難しいでしょうが・・・。

2位は名古屋を拠点に活動する男性アイドルグループBOYS AND MENのベストアルバム「ボイメン・ザ・ベスト」が獲得。初動売上7万2千枚は前作「友ありて・・・」の7万7千枚(1位)からダウン。ベスト盤の売上がオリジナルを下回るのは固定層のファンがほとんどで浮動層のファンがついていないアイドル系ならではといった感じ。

3位はベスト10圏外からの返り咲き。TWICE「Yes Or Yes:6th Mini Album」が先週の11位からランクアップしてベスト3入りです。ここに来てのランクアップの理由がいまひとつ不明なのですが・・・。

続いて4位以下の初登場盤です。まず4位には人気男性声優斉藤壮馬「quantum stranger」がランクイン。 いままでシングル3枚をリリースし、オリコンチャートではいずれもベスト10入りしていますが、本作はそんな彼のデビューアルバム。初動売上2万4千枚でベスト10入りを果たしました。

6位初登場は人気のパンクロックバンド、ヤバイTシャツ屋さん「Tank-top Festival in JAPAN」。今年1月にアルバムをリリースしており、わずか11か月のインターバルでの新作となっています。ただ初動売上は1万9千枚で前作「Galaxy of the Tank-top」の2万3千枚(4位)からダウン。右肩あがりの勢いが続いていましたが、とりあえずはひと段落といった感じでしょうか。

初登場の最後9位と10位はいずれもK-POP。まず9位にはNICHKHUN(From 2PM)「ME」が初登場でランクイン。ミュージシャンの名義通り、韓国の男性アイドルグループ2PMのメンバーによるソロミニアルバム。本作がデビューアルバムで初動売上1万2千枚でベスト10入り。ちなみに本人はアメリカ出身で父親がタイ人、母親が中国系アメリカ人だそうで、K-POPながらも出自が韓国とは関係ない点がユニーク。

そして10位は韓国の男性アイドルグループU-KISS「Glory」がランクイン。初動売上は1万2千枚。前作「LINK」の8千枚(4位)からアップしています。

今週の初登場組は以上。さらに今週はロングヒット勢も。今週5位にQUEEN「ボヘミアン・ラプソディ(オリジナル・サウンドトラック)」がランクイン。これでついに7週目のベスト10ヒットとなりました。今年下半期で間違いなく最も話題の映画となった本作。さすがに一時期に比べると若干落ち着いてきており、今週の売上枚数2万2千枚も先週の2万5千枚からダウンしているものの、また映画の興行成績では上位にランクイン。まだまだこのサントラ盤もヒットが続きそうです。

今週のアルバムチャートは以上。今回が今年最後のチャートとなります。来年も数多くのヒット曲、ヒットアルバムが生まれるのでしょうか。そして来年も「U.S.A.」のような国民レベルで話題になるヒット曲は生まれるのか??

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