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2018年12月14日 (金)

男性アイドル勢が目立つチャート

今週のアルバムチャート

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今週のアルバムチャートは男性アイドル勢が目立つチャートとなりました。

そんな中で見事1位を獲得したのはコブクロのベストアルバム「ALL TIME BEST 1998-2018」。結成20周年を迎える彼らのベストアルバム。いままで2枚のベストアルバムをリリースしている彼らですが、本作はそれらを網羅したオールタイムベストとなります。初動売上は16万1千枚。直近のオリジナルアルバム「TIMELESS WORLD」の11万3千枚(2位)よりアップ。ただしベストアルバムとしての直近作「ALL SINGLES BEST 2」の39万5千枚(1位)からは大幅ダウンとなっています。

そして2位以下に男性アイドル勢が。2位にジャニーズWEST「WESTV!」、3位に東海地方を拠点とする男性アイドルグループMAG!C☆PRINCE「Bel!ever」がそれぞれランクインしています。シングルチャートでもジャニーズ系と名古屋拠点の男性アイドルグループの直接対決となりましたが、奇しくもアルバムチャートも同じ構図に。ただ、ジャニーズWESTが初動9万6千枚に対してMAG!C☆PRINCEが初動2万7千枚とこちらは少々差がついています。ジャニーズWESTは前作「WESTival」の10万4千枚(1位)からダウン。一方MAG!C☆PRINCEは前作「111」の1万2千枚(8位)からアップしています。

4位以下にも男性アイドル勢が目立ち、今週はあと2人、K-POPの男性アイドルがランクイン。6位にJUNHO(from 2PM)「JUNHO THE BEST」が、10位にイ・ホンギ(from FTISLAND)「Cheers」がそれぞれランクイン。JUNHOはタイトル通り、アイドルグループ2PMのメンバーで、本作は初となるベストアルバム。初動2万4千枚は直近のオリジナルアルバム「想像」の4万枚(1位)からダウン。イ・ホンギはFTISLANDのボーカル。初動売上は1万3千枚。前作「AM302」は2週目に2万3千枚を売り上げ、最高位6位を記録していますが、その時の売上枚数からはダウンしています。

4位初登場もある意味男性アイドル的な括りかも。女性向けアイドル育成ゲーム「アイドリッシュセブン」に登場するグループRe:valeのデビューアルバム「Re:al Axis」がランクイン。初動売上は2万7千枚。「アイドリッシュセブン」関連では直近作「IDOLiSH7 Collection Album vol.1」の2万2千枚(3位)よりアップしています。

そんな男性アイドル勢に挟まれるように7位に初登場してきたのがASIAN KUNG-FU GENERATION「ホームタウン」。途中、「ソルファ」のリメイク盤やベスト盤のリリースなどはあったものの、オリジナルアルバムとしては実に3年半ぶり、久々の新作となりました。初動売上は1万6千枚。直近のベストアルバム「BEST HIT AKG2(2012-2018)」の9千枚(9位)からは大きくアップ。オリジナルアルバムとしては前作の「Wonder Future」の2万8千枚(4位)からはダウンしています。

初登場はあと1枚。9位に韓国の女性アイドルグループBLACKPINK「BLACKPINK IN YOUR AREA」がランクイン。フルアルバムとしては初となる作品。初動売上は1万3千枚。直近作は韓国からの輸入盤「Square Up:1st Mini Album」で、こちらの3千枚(11位)からはアップ。ただし、国内盤では初のアルバムとなった「BLACKPINK」の3万9千枚(1位)からはダウンしています。

今週のアルバムチャートは以上。チャート評はまた来週の水曜日に!

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