星野源のV3ならず
今週のHot 100
http://www.billboard-japan.com/chart_insight/
先週まで星野源「アイデア」が2週連続1位を獲得していましたが残念ながら今週は4位にランクダウン。V3達成とはなりませんでした。
代わって1位にランクインしてきたのが関ジャニ∞「ここに」。テレビ朝日系「関ジャム 完全燃SHOW」エンディングテーマ。いかにも青春パンクっぽいナンバーだと思ったら、楽曲提供はパンクバンドのWANIMAだそうです。CD販売数及びPCによるCD読取数で1位獲得。Twiterつぶやき数17位、ラジオオンエア数はジャニーズ系としては珍しく6位と上位に入ってきています(ダウンロード及びストリーミングは未配信)。オリコンでは初動売上24万2千枚で1位初登場。前作「応答セヨ」の21万8千枚(1位)からアップ。
2位はDA PUMP「U.S.A.」が2週連続で1位獲得。ストリーミング数及びYou Tube再生回数は1位をキープしており、固定ファンというよりも幅広い層に支持されている印象が。いい加減、1位を取らせてあげたいと思うのですが・・・。
3位には女性シンガーAimer「Black Bird」が初登場でランクイン。映画「累-かさね-」主題歌。ストリングスにロックサウンドを重ねダイナミックにまとめたサウンドに力強く歌うスタイルで、Coccoとか鬼束ちひろとかがブレイクした頃にこの手の女性シンガーがよく出てきたなぁ、という印象を受けます。CD販売数8位、ダウンロード数1位、ストリーミング数12位ですので、アイドル的な人気ではないまでも固定ファンの支持が強いタイプの売れ方となっています。ほかにラジオオンエア数13位、PCによるCD読取数12位と上位に入ってきている一方、Twitterつぶやき数42位、You Tube再生回数は79位と低迷気味。オリコンでは初動1万6千枚で5位初登場。前作「Refrain」の1万8千枚(6位)から若干のダウン。
5位には男性アイドルグループB2takes!「ブラン・ニュー・アニバーサリー」が初登場でランクイン。CD販売数で2位を獲得した以外はすべて圏外という、固定ファン以外に一切波及していないという典型的なアイドルの売れ方となっています。楽曲も何のひねりもない爽やかなアイドルポップで、ファン以外は全く対象としていない感じ。まあ無理にロックっぽくしたりオルタナっぽくしてロックリスナーあたりを取り込もうとしているアイドルグループよりもよっぽど潔さを感じるのですが。オリコンでは初動売上4万4千枚で2位初登場。前作!「Shananaここにおいで」の3万5千枚(3位)からアップ。
今週の初登場は以上。ロングヒット組では米津玄師「Lemon」が今週8位から7位にワンランクアップ。ダウンロード数が先週の10位から5位にアップ。PCによるCD読取数7位、You Tube再生回数2位は以前から変わらず。まだまだロングヒットが続きそうです。
今週のHot100は以上。明日はアルバムチャート。
| 固定リンク
「ヒットチャート2018年」カテゴリの記事
- 男性陣が上位を占める(2018.12.26)
- 星野源旋風吹き荒れる(2018.12.27)
- 「U.S.A.」が大きく躍進するも・・・(2018.12.19)
- 「U.S.A.」効果がアルバムにも?(2018.12.20)
- 男性アイドル勢が目立つチャート(2018.12.14)
コメント