デビュー作以来7作連続1位獲得
今週のアルバムチャート
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まずは予想通りの1位獲得です。
まずは1位。宇多田ヒカル「初恋」。約1年9ヶ月ぶりとなる新譜が見事1位獲得。これでデビュー作以来、7作連続の1位獲得となりました。初動売上は20万3千枚。前作「Fantome」の25万2千枚からはダウンしてしまいましたが、まだまだ強さを感じさせます。
2位には韓国の男性アイドルグループWanna One「1÷x=1 (Undivided)」が4万1千枚を売り上げランクアップし初のベスト10入り。これは7月に東京と大阪で行われるイベントに参加するための購入枚数が大幅に加算された影響のようです。
そして3位4位には、並んでランクインしてきました小室哲哉の「TETSUYA KOMURO ARCHIVES "T"」「TETSUYA KOMURO ARCHIVES "K"」。引退を表明した小室哲哉の代表曲を収録した作品集で、それぞれ4枚組、計8枚のCDに彼の作品全100曲が収録された、まさに小室哲哉の仕事を総括するような作品となっています。初動売上はそれぞれ3万4千枚と3万3千枚。大ヒットした超有名曲から、知る人ぞ知る的まで収録されており、あらためて彼が引退するという事実が非常に残念に感じてしまいます。是非近いうちに「引退」を撤退してまた音楽シーンに戻ってきてほしいのですが・・・。
5位初登場は動画サイトでの投稿から人気を博したシンガー天月-あまつき-の「それはきっと恋でした。」。初動売上3万枚は前作「箱庭ドラマチック」の1万枚(8位)よりアップ。
6位には「バンドリ! ガールズバンドパーティ! カバーコレクション Vol.1」がランクイン。アニメやゲームなどによるメディアミックスプロジェクトBanG Dream!から派生したゲームバンドリ! ガールズバンドパーティ!のキャラクターソング。初動売上2万3千枚。バンドリ!がらみだと、同作に参加した声優によるユニットRoselia「Anfang」以来のアルバムで、同作の初動2万5千枚(2位)より若干のダウン。
7位初登場は女性シンガー大原櫻子「Enjoy」。これが3枚目となるアルバム。初動売上1万9千枚は前作「V」の2万8千枚(3位)よりダウン。今回のアルバム、作曲や編曲に小名川高弘という作家がメインで参加しているのですが、誰かと思えば元CHARCOAL FILTER(!)のギタリスト。いたなぁ、CHARCOAL FILTER。しかし、元Sound Scheduleの大石昌良といい、元Stereo Fabrication of Youthの江口亮といい、90年代後半から2000年代初頭あたりにデビューしたもののいまひとつ売れなかったギターロックバンドのメンバーが、作家などの裏方として活躍するケースが目立つような・・・。
8位にはみやかわくん「STAR LAND」がランクイン。こちらも動画サイトへの動画投稿などで人気を博した男性ボーカリスト。初動売上1万7千枚は前作「On Your Mark」の5千枚(25位)から大幅アップし初のベスト10入り。
9位は紅月「あんさんぶるスターズ! アルバムシリーズ 紅月」がランクイン。女性向け男性アイドル育成ゲーム「あんさんぶるスターズ!」からのキャラクターソング。初動売上1万6千枚。同シリーズの前作Knights「あんさんぶるスターズ! アルバムシリーズ Knights」の4万6千枚(4位)からダウン。
最後10位にはロックバンドSUPER BEAVER「歓声前夜」がランクイン。初動売上1万5千枚は前作「真ん中のこと」の1万枚(6位)からアップしています。
今週のアルバムチャートは以上。チャート評はまた来週の水曜日に!
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