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2018年7月11日 (水)

ロングヒットが目立つ

今週のHot 100

http://www.billboard-japan.com/chart_insight/

まず1位はAKB48系が獲得。

まず1位はSKE48「いきなりパンチライン」。彼女たちとしては珍しいラテン調のナンバー。CD販売・ダウンロード・ストリーミング数(以下「実売数」)で1位、PCによるCD読取数及びTwitterつぶやき数で3位、ラジオオンエア数82位という結果に。オリコンでは初動売上24万枚で1位獲得。前作「無意識の色」の27万8千枚(1位)からダウンしています。

2位はDA PUMP「U.S.A.」が先週の4位からランクアップし、自己最高位を獲得。実売数で2位を獲得しているほか、ラジオオンエア数18位、PCによるCD読取数及びTwitterつぶやき数5位といずれも上位をキープしているのですが、特に強いのがYou Tube再生回数の1位。確かに、この曲、You Tubeでついつい何度も見てしまいます・・・。オリコンのCDシングルランキングでは23位に留まっていますが、デジタルシングルチャートでは2位を獲得しており、典型的なデジタル主導のヒットとなっています。

3位は米津玄師「Lemon」が先週と変わらず3位をキープ。実売数4位のほか、PCによるCD読取数及びYou Tube再生回数が2位を獲得しており、まだまだロングヒットが続きそうです。

この2位、3位ともにロングヒットのナンバーなのですが、今週はほかにもロングヒットが目立ちました。

なんといっても米津玄師。「LOSER」が先週の10位から5位にランクアップしたほか、なんとDAOKO×米津玄師「打上花火」が先週の11位から7位にランクアップ。2月19日付チャート以来21週ぶりのベスト10返り咲きを果たしています。全体的にほかに強力盤がなかったことがロングヒット曲を押し上げた要因になっていると思われますが、「打上花火」は実売数で5位、You Tube再生回数では6位を獲得。特にYou Tube再生回数は20位以内を常にキープしており、驚異的なロングヒットの大きな要因となっています。

続いて4位以下・・・ですが、今週は実は初登場曲がありませんでした。ベスト10圏外からの返り咲きは上記「打上花火」ともう1曲。4位にHKT48「早送りカレンダー」が先週のベスト100圏外からランクアップし、5月21日付チャート以来8週ぶりに返り咲いています。これは例のごとく握手券付の「劇場盤」の通販販売数が加味された影響。オリコンチャートでも2位にランクアップしています。

今週のHot100は以上。明日はアルバムチャート。

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