女性アイドルグループが目立つ
今週のアルバムチャート
http://www.oricon.co.jp/rank/ja/
今週のアルバムチャートは女性アイドルグループの初登場が目立ちました。
まずは1位初登場、けやき坂46「走りだす瞬間」が獲得。こちら欅坂46の下部グループになるそうで、これがデビューアルバムだそうです。初動売上15万4千枚での1位獲得となりました。
4位にはライジングプロダクション所属の女性アイドルグループフェアリーズ「JUKEBOX」が獲得。アルバムとしては2作目にして初のベスト10ヒットとなりました。ただし初動売上9千枚は前作「Fairies」の1万1千枚(14位)からダウンしています。
10位には女性アイドルHIPHOPグループlyrical school「WORLD'S END」がランクイン。こちらもアルバムとしては初のベスト10ヒット。初動売上は3千枚を記録しています。
さて、上位から続けます。2位初登場はジャズやソウルの要素の強いロックサウンドで注目を集めるバンド、Suchmosのミニアルバム「THE ASHTRAY」が獲得しています。NHKワールドカップ中継のテーマソング「VOLT-AGE」も収録されている本作。ただミニアルバムであるという影響か、初動売上3万2千枚は前作「THE KIDS」の7万4千枚(2位)から大幅ダウンしています。
3位には女性ロックバンドSHISHAMOの「SHISHAMO 5」がランクイン。タイトル通り5作目となるアルバムで、ベスト3入りはシングルアルバム通じて初。ただし初動売上1万1千枚は前作「SHISHAMO 4」の1万3千枚(8位)からダウンしています。
続いて4位以下の初登場盤です。まず6位に女性シンガーソングライターMACO「BEST LOVE MACO」がランクイン。タイトル通り、彼女初となるベストアルバム。初動売上6千枚は直近のオリジナルアルバム「メトロノーム」の4千枚(11位)からアップしています。
最後8位には女性シンガー加藤ミリヤ「Femme Fatale」がランクイン。初動売上は4千枚。直近作はミニアルバム「I HATE YOU E.P.」でこちらの1千枚(37位)よりは大きくアップしましたが、前作「Utopia」の9千枚(5位)から半減以下という厳しい結果に。ここ最近、2万9千枚→1万4千枚→9千枚→4千枚と新譜を出すたびに初動売上が激減するという状況が続いています。
今週の初登場盤は以上。さてロングヒット組では先週、ベスト10に返り咲きした安室奈美恵「Finally」は今週もベスト10をキープし9位にランクイン。売上枚数は先週の5千枚から4千枚に減少していますが、驚異的なロングヒットを続けています。
今週のアルバムチャートは以上。チャート評はまた来週の水曜日に!
| 固定リンク
「ヒットチャート2018年」カテゴリの記事
- 男性陣が上位を占める(2018.12.26)
- 星野源旋風吹き荒れる(2018.12.27)
- 「U.S.A.」が大きく躍進するも・・・(2018.12.19)
- 「U.S.A.」効果がアルバムにも?(2018.12.20)
- 男性アイドル勢が目立つチャート(2018.12.14)
コメント