« 初登場だらけ | トップページ | 最高に楽しいポップアルバム »

2018年4月19日 (木)

ユーミン、強し!

今週のアルバムチャート

http://www.oricon.co.jp/rank/ja/

ベテランながらもまだまだ高い人気のほどをみせつけました。

今週の初登場1位は松任谷由実「ユーミンからの、恋のうた。」。デビュー45周年を記念してリリースされたベストアルバム。2012年にベストアルバム「日本の恋と、ユーミンと。」をリリースしていますが、それに続く形のベスト盤。「日本の恋と~」はユーミン本人は選曲に関わらない形でのベスト盤でしたが、本作は「日本の恋と~」に収録されなかった曲の中からユーミン自ら選曲したアルバムになっています。さすがにほとんどがアルバム収録曲で、前作のような誰もが知っているという曲はほとんどありませんが、まだまだこれだけの収録曲を「ベスト」として出せるあたり、彼女のミュージシャンとしての奥の深さを感じます。初動売上は10万8千枚。さすがにベスト盤としての前作「日本の恋と、ユーミンと。」の33万6千枚(1位)からはダウン。ただし、直近のオリジナルアルバム「宇宙図書館」の5万7千枚(1位)からはアップしています。

実はさらに今週、その5年前にリリースしたベストアルバム「日本の恋と、ユーミンと。」が8位にランクアップ。8千枚を売り上げてベスト10入りを果たしました。これで同作の売上は94万5千枚とミリオン直前・・・だけど、あと5万5千枚の上積みはなんらかのカンフル剤が必要かもしれませんが・・・。

2位には韓国の女性アイドルグループTWICE「What is Love?」がランクイン。こちら韓国盤のミニアルバムとなります。初動売上は2万8千枚。輸入盤がこれほど上位に食い込んでくるのも珍しいかも。彼女たちの人気の高さを感じます。直近作は同じく韓国からの輸入盤「Twicetagram:1st Album」で、こちらの初動1万枚(7位)より大きくアップ。

今週はTWICEをはじめ、韓流も目立つチャートに。4位に韓国の5人組バンドFTISLAND「PLANET BONDS」がランクイン。初動売上は1万7千枚。前作「UNITED SHADOWS」の1万8千枚(3位)から微減となっています。また10位にはEXO-CBX「BLOOMING DAYS」がランクイン。こちらは韓国の男性アイドルグループEXOの派生ユニットによる韓国盤。初動売上7千枚。前作は国内盤の「GIRLS」の5万5千枚(2位)からは大きくダウンしています。また他にも5位には先週1位を獲得したBTS(防弾少年団)「FACE YOURSELF」が4ランクダウンながらもベスト10をキープしています。

ベスト3に戻ります。3位にはGReeeeN「うれD」がランクイン。おそらく「うれしい」をもじったタイトルだと思うのですが、なんというかセンスが微妙というか痛々しいというか・・・。初動売上は2万2千枚。直近作はベスト盤「ALL SINGLeeeeS~&New Beginning~」で、こちらの4万8千枚(3位→ただし翌週には最高位1位を記録)からダウン。オリジナルアルバムの前作「縁」の2万8千枚(4位)からもダウンしています。

続いて4位以下の初登場盤です。既に紹介したアルバム以外ではまず7位に女性アイドルグループEMPiRE「THE EMPiRE STRiKES START!!」がランクイン。BiSやBiSHが所属する事務所WACKとavexの共同プロジェクトとしてスタートしたアイドルグループだそうで、本作がデビュー作。初動売上9千枚でベスト10入りです。

そして9位も女性アイドルグループ。スターダストプロモーション所属のときめき宣伝部「ときおとめ」がランクイン。初動売上8千枚。これがアルバムとしてはデビュー作となります。

今週のアルバムチャートは以上。チャート評はまた来週の水曜日に!

|

« 初登場だらけ | トップページ | 最高に楽しいポップアルバム »

ヒットチャート2018年」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ユーミン、強し!:

« 初登場だらけ | トップページ | 最高に楽しいポップアルバム »