ライブレポート2017年

2017年7月18日 (火)

至近距離のパフォーマンスに大興奮!

水曜日のカンパネラ IN THE BOX TOUR

会場 DIAMOND HALL 日時 2017年7月7日(金) 19:15~

個人的に今、最もはまっているミュージシャンのひとり、水曜日のカンパネラのライブに行ってきました。彼女のライブに行くのは正真正銘これがはじめて。昔はライブで鹿の解体を披露したり奇抜なパフォーマンスを行っていた、という噂を聞いたことがあったのですが、どのようなステージを見せてくれるのか、非常に楽しみにしながら会場に足を運びました。

会場に入ってまず驚かされたのはステージ上に設置された大きなモニュメント。たらいでつくられた大きな木のようなモニュメントと向日葵の形の鏡のような大きなモニュメントが設置されており、ファンタジックな雰囲気のセットになっていました。

ライブは開始予定時間10分後にスタート。最初は水泡の音が鳴る中、エフェクトがかけられたコムアイの歌がまず流れ出してライブセットと同様、ファンタジックな雰囲気でのスタートとなりました。1曲目は「ゴッホ」からスタート。その後「マリーアントワネット」「チャップリン」と続きます。

基本的にステージはコムアイ一人だけ。演奏はカラオケでバンドメンバーは全くいませんでした。序盤は幻想的な雰囲気の中、コムアイがステージ上でちょっと奇妙なダンスを踊りながらのステージ。正直言ってしまえば演奏はカラオケですし、コムアイ一人で淡々と歌うだけのステージに音源は素晴らしいけどライブはいまひとつなんではないか、不安な気持ちになりました。

その後もライブは徐々に盛り上がりつつ、「メロス」ではファンをステージ上にあげて一緒に踊らせました。このパフォーマンスに会場は盛り上がったものの、ファンをステージ上にあげるというのは一般的に終盤のクライマックスで行うような盛り上がるためのお約束のようなパフォーマンス。それを前半にやってしまって大丈夫だろうか、正直、この段階でもそう感じていました。

ただ、前半に感じたライブの不安が解消してきたのがその後の中盤から。「メロス」終了後、ステージには一度幕がかかります。続いてはじまった「バク」では最初、幕の向こうでシルエットの状態でコムアイが踊っていたかと思うと、ステージ上の幕がいきなり持ち上がり、客席の上を後ろの方に滑っていきます。そして幕に覆われた客席の中心にいきなりコムアイが!ライブハウスという狭い会場ながらも客席の中にセンターステージをつくって至近距離でのパフォーマンスにいきなりビックリしてしまいました。

さらにその後、客席の中を様々な場所へ移動。一時は私のいた場所のほんの1m程度向こうという超至近距離でその歌声を聴くこともできて大興奮!さらには2階席にまで移動。ちょうどコムアイがあらわれたあたりには小さな子供連れの家族がいたみたいで、子供たちも大喜びのようでした。

その後もセンターステージなどで「ライト兄弟」を披露しつつ会場は大盛り上がりの中、再び前方のステージ上へ。続く「ツチノコ」ではピラミッド型のかぶりものが登場。ここに虹色の光をあててなぜかピンクフロイド「狂気」のジャケ写を再現したようなパフォーマンスが。さらに続く「ミツコ」では冒頭の歌詞を忘れてしまうというちょっとしたトラブルが。ただ会場のファンが大合唱でフォローしておりコムアイに「なんで私より知ってるの?」なんて言われていました。

ここからライブは終盤に。終盤は会場はディスコさながらにダンサナブルなナンバーの連続で一気に会場のテンションはあがっていきます。「シャクシャイン」では会場みんなで北海道の地名を連呼!みんな歌詞をスラスラと歌えてちょっとビックリしました。さらに「世阿弥」と続き本編ラストはおなじみの「桃太郎」へ。ここでコムアイは大きな風船のボールの中に入り客席にダイブ!客席の中でみんなにボールをまわされながら会場全体のテンションは最高潮へ。最後は無事ステージ上に戻り、ライブ本編は終了となりました。

その後はもちろん盛大なアンコールへ。比較的短いスパンで再びコムアイはステージへ。ここで簡単なMCでライブグッズの紹介をした後「一休さん」、そして「アマノウズメ」へ。「アマノウズメ」では再び客席の中を進み、黒いダンボール箱を取り上げたかと思うと、中からミラーボールが。ミラーボールで観客席を照らし、盛り上げていました。

最後は再びセンターステージへ進み「マルコ・ポーロ」で締めくくり。ラストはまた幻想的な雰囲気となり、最初とおなじく静かな水泡の音が鳴る中、ライブが終了。きちんと一番最初と最後がつながるきれいな構成となっていました。

約1時間半のステージ。MCは途中、軽いMCが数度あった程度で基本的には歌とダンスのみでつながるステージになっていました。選曲は最新アルバム「SUPERMAN」の曲だけではなく懐かしい曲からおなじみのナンバーまで万遍なく選曲されており、いわばベスト的な選曲。正直、昔の曲より最近の曲の方が盛り上がっていましたが、満足感のあるセットリストだったと思います。

上にも書いた通り、最初はあまり盛り上がれず、ちょっと不安に感じたライブでしたが、途中からコムアイが観客席の中に飛び込んで歌うパフォーマンスに大興奮。後半は最近の曲を中心にアゲアゲに盛り上がるダンスチューンが連続して一気に会場のテンションもあがっていき、気が付けばそのステージにすっかりはまっている自分がいました。

バンドメンバーなしのカラオケの状態でのライブでコムアイ一人だけのステージながらも、次から次へと登場するパフォーマンスに惹かれる非常に楽しいエンタテイメント性高いステージになっていました。彼女たちの楽曲にはすっかりはまりまくっている私ですが、ライブも予想以上に楽しい内容ですっかりはまってしまいました。本当に水曜日のカンパネラ、素晴らしいミュージシャンですね。また彼女たちのライブは是非とも足を運びたいです!

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2017年7月17日 (月)

「バンドメンバー」として参加してきました。

清 竜人TOWN全国ツアー

会場 SPADE BOX 日時 2017年7月6日(水) 20:00~

Town1

最近では清竜人25というアイドルグループを立ち上げたことでも話題となった男性シンガーソングライター清竜人。その「25」の活動を休止し、活動をスタートさせたのがTOWNというプロジェクト。これは清竜人とリスナーの関係性を演者と観客という関係ではなく同じバンドの一員として同じ目線でライブを楽しもうというコンセプトの下にはじまったプロジェクト。その後、音源が無料で公開され、ライブでは楽器の持ち込みを自由として、みんなでライブに参加するというライブが行われました。

個人的にこの企画には非常に興味を惹かれ、名古屋でもライブが行われたということで参加してきました。場所は新栄町のSPADE BOXというライブハウス。はじめて足を運んだライブハウスでしたが、ダイアモンドホールと同じビルの地下1階に位置する新しくきれいな箱でした。

ライブは20時10分過ぎにスタート。バンドセットはステージ上ではなくステージの下に置かれ、ライブスタートと共にいきなり清竜人が登場。清竜人は上半身裸。背中には入れ墨が・・・。ただ髪形はモヒカン、ではなく、デビュー当初の彼のように、真ん中訳のストレートヘアーの髪形になっていました。「TOWN」を短く演奏した後、「それでいい!それがいい!」では会場全体で盛り上がり、いきなり会場に一体感をもたらしました。

通常の客席スペースにバンドセットが置かれたため、観客の入りはおそらく満員の会場の7割程度といった感じでしょうか。楽器が持ち込み自由ということで、鈴やカスタネットを持ち込んで一緒に打ち鳴らしているファンも目立ちました。中にはドラゴンズの応援バットを持ち込んだ人がいたのも名古屋らしい感じ(笑)。それ以外もみんなこぶしを振り上げて一緒に歌を歌い、ライブに参加していました。

Town2

基本的にTOWNの曲はパンキッシュなナンバーがメイン。非常にシンプルなメロディーラインと歌詞で、なおかつみんなで合唱できるような曲ばかりが並んでいます。誰でも簡単に参加できるように、といった感じなんでしょうね。それだけに会場では大盛り上がりの状態が続きます。「やりたくないぜ!」「青春」と続き、さらに「I Don't Know! I Don't Care!」では清竜人本人が観客スペースの真ん中まで登場。みんなで輪になって大盛り上がりとなりました。

「縮んでどこにもありゃしない!」を挟み、清竜人はおもむろにステージ上へ。このライブハウスでは会場にピアノがあるということで、特別にピアノの演奏で「糞小便の歌」を披露。その後も「おい!ハゲ!ボケ!カス!」でもピアノの演奏を披露し盛り上がります。「大丈夫!大丈夫さ!」では再びステージ下へ降りて盛り上がり、「ケツの穴ちっちゃいね!」ラストは「ほどほどに生きましょう!」で締めくくりとなりました。

Town3

ライブは30分強程度。終わりはあっけなくいきなり清竜人が去って行ったといった感じで、最初は「あれ?終わったの?」と思ってしまったほどでした。正直かなりあっという間のライブだったのですが、まあ無料のステージだったから仕方ないかな・・・。

みんなで演奏というスタイルのライブだっただけにかなり音量は大きく、音が悪かったのはちょっと残念。また、みんなで歌うスタイルなら、プロジェクターで歌詞を映し出すとか、当日、歌詞カードを配るとかすればよかったようにも思うのですが、そこもちょっと残念でした(セットリストについては事前にTwitterでアップされていたみたいですが)。

ただ、ライブ全体としては会場全体が大盛り上がりの非常に楽しいステージでした。もともとTOWNの楽曲がすべて盛り上がるために作られた曲ということもあるのですが、みんなで曲を作り上げるというスタンスの元でのプロジェクトだけに参加したファンはみんなライブに参加する気持ちが強く、会場全体が一体となって盛り上がっていたのが印象的でした。

30分が本当にあっという間に感じられたステージ。このTOWNというプロジェクト、おもしろいプロジェクトだなと感じたのですが実際にライブに参加してみて、その思いがより強まりました。おそらく今年中にライブアルバムがリリースされると思うのですが、私もTOWNの一員として参加したそのアルバムの発売がとても楽しみです。

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2017年7月 8日 (土)

心待ちにしていたライブ

マキシマム ザ ホルモン 耳噛じる真打TOUR

会場 Zepp Nagoya 日時 2017年6月21日(水)18:30~

Hormone

ライブをここまで心待ちにしたのは久しぶりかもしれません。今、もっともライブチケットが取りにくいと言われているバンド、マキシマム ザ ホルモン。チケット抽選に応募した段階でほとんど期待はしていなかったのですが、なんと奇跡的にチケットが当選!ここ最近、ホルモンにはすっかりはまっていただけにこの日のライブも非常に楽しみにしていました。ただもっともホルモンのライブ自体は2006年に一度、イベントライブで見たことがあるだけにこれが2回目となりました。

メンバーであるナヲの妊娠出産によるライブ活動休止を経て、久しぶりとなったライブツアーなだけに久々のステージを今か今かと待ちわびる腹ペコ(=ホルモンのファン)で会場は超満員。会場は熱気にあふれていました。

まず18時40分くらいからスタートしたのがこの日の対バンバンド、10-FEET。ホルモンと同世代の彼らは付き合いも長いということで1曲目はいきなり彼らのデビューシングルに収録されていた「BE FRIENDS AGAIN」というファンにとっては非常に懐かしいナンバーからのスタートとなりました。

その後も「1sec」「その向こうへ」「RIVER」などといった代表曲や最新作である「ヒトリセカイ」などベスト的な選曲でのライブ。最後は「superstomper」「goes on」というおなじみのナンバーで締めくくり。全8曲40分程度のステージでした。メロコア路線のベテランらしい安定感あるステージ。その後のホルモンのライブに備えてか、大暴れといった感じではなかったのですが、会場は大いに盛り上がり、ホルモンのステージまでの会場を温めてくれたステージでした。

そして20分近いセットチェンジが終了。会場が再び暗くなるとステージ上には封印のお札が貼られた炊飯器の絵が浮かび上がります。千葉繁(だと思う)の豪華なオープニングのアナウンスに続いてステージ上に煙がたちこめついにホルモンのメンバーが登場。会場はもちろん一気にヒートアップしました。

ライブはいきなり「握れっっっっっっっっ!!」からスタート。まさに「maximum the hormone」といきなりキラーチューンの連発からスタートします。その後短いMCを挟んで「ぶっ生き返す!!」「爪爪爪」「ハイヤニ・スペイン」とツアータイトルとなっている「耳噛じる真打」や直近の「予讐復讐」に留まらず、ライブの定番曲が続々と続いていきます。

続いてもMCへ。基本的にこの日は2、3曲演奏した後MCを挟むという構成に。さすがにメンバー全員アラフォー世代なだけにあれだけ激しい曲を何曲も続けるのは厳しいということでしょうか?ちなみに名古屋でのライブということもあり、ダイスケはんが「燃えよドラゴンズ」をワンフレーズ歌うなんていうサービス(?)も。言うまでもないことですが基本的にMCはダイスケはんとナヲの2人の漫才のようなMCになっていました。亮君は結局この日、一言もMCで発しなかったな・・・(^^;;

さらに「耳噛じる真打」から「アバラ・ボブ」で盛り上がったかと思うと、続くMCではダイスケはん曰く「(ライブ活動を休止していた間の)2年間のバンド活動の集大成」ということでいきなりバズーカが登場。「2階まで届くで」と煽っておきながらもいざ発射すると、1階の最前部までしか届かないというお約束の展開。おなじみダイスケはんの地元、香川の銘菓「かまど」がバズーカから発射されるというオチでした。

その後も「平成ストロベリーバイブ」「恋のスウィート糞メリケン」などちょっと懐かしいナンバーを挟みつつ「耳噛じる」より「薄気味ビリー」。さらにはMCを挟んで「中2 ザ ビーム」で大盛り上がり。途中のMCではナヲよりライブの応募倍率は名古屋が一番高かったという情報も。これが事実か会場を盛り上げるためにどこでも似たようなことを言っているのかは不明なのですが、名古屋といえば他の都市に比べてライブチケットがなかなか売れないことで有名なのですが、その名古屋でこれだけ人気を集めるとは・・・ホルモン、おそるべしです。

さらに終盤は「人間エンピ」などを挟み、その後はホルモンライブ恒例の恋のおまじない。「めんかた~」で手を上であわせて「こってり~」でこの超満員の会場でみんなしゃがみ、最後は「やった~」で上にジャンプというライブお決まりのノリ。ワンマン初参戦の私にとっても恋のおまじない初参加でした。そしてそのまま「恋のスペルマ」に突入。会場の前方にはサークルも出現し会場のテンションは最高潮で本編が終了しました。

その後のアンコールは比較的あっさり短めでメンバー再登場。この日、ライブ終了後、ホルモンTシャツ着用者限定での競技イベントが行われたのですが、その競技が騎馬戦。アンコール後のMCでは10-FEETのメンバーが再登場し、10-FEETのメンバーと上ちゃんによって騎馬戦の騎馬をつくっていました。

アンコールでは「もっとポリスマンファック」へ。この曲、なぜかラストはLINDBERGの「BELIEVE IN LOVE」のイントロのギターで終わるのですが、この日はナヲがそのまま「BELIEVE IN LOVE」をワンフレーズ、カラオケで歌っていました。さすがに若い世代の腹ペコたちは若干「キョトン」とした感じだったのですが、昔LINDBERGの大ファンだった私にとってはかなりうれしいネタでした(笑)。

その後は「パトカー燃やす~卒業~」「川北猿員」で盛り上がり、再び恋のおまじない。今度はしゃがんで立ち上がるバージョンではなく、親指を立てた腕を前に突き出した後、後ろに反り返り、また前に手を伸ばすバージョン。このフリを考案したのが10-FEETのメンバーだったらしく、この日2度目の恋のおまじないへ。そしてラストは「恋のメガラバ」へ。再び会場にはサークルが登場。最高のテンションのまま約2時間に及ぶライブが終了しました。

はじめてワンマンライブに足を運んだホルモン。まず一番印象に残ったのはライブ会場全体が盛り上がっていたという点。さすがにアラフォーになってモッシュやダイブはキツイな、と思ってほぼ最後尾で見ていたのですが、一番後ろの後ろまで曲にあわせてこぶしを振り上げたりヘドバンをしたりする盛り上がり。基本的にどんなライブでも一番後ろは腕を組んだりしながら冷静に見ていたりする人が多数なのですが、ホルモンのライブは一番後ろの後ろまでみんな盛り上がっていたライブでした。

かく言う私も、その盛り上がりに同調してこぶしを振り上げたりヘドバンをしたりおそらくここ最近のライブでは一番「暴れた」ライブでした。最近、ライブは比較的おとなしい大人なライブがメインだったのですが、昔、この手のパンクバンドのライブにも行きまくって、時としてモッシュにも参加していた20年近く前に戻ったようなそんな感覚を覚えたライブでした。

今回のライブは「耳噛じる真打」リリースにあわせてのステージだったのですが、その「耳噛じる」が全編30分に満たないアルバムだったということもあり、その「耳噛じる」の曲もやりつつこれでもかというほどライブの定番曲を披露してくれる、いわばベスト的な選曲。そういう意味では非常にお得感のあるステージだったと思います。ライブバンドとしての実力をあらためて感じられるステージだったと思います。

また今回久しぶりに見たホルモンのライブだったのですが、やはり上手いですね、彼らの演奏は。Zepp Nagoyaはお世辞にも音のよい会場ではないのですが、それでも迫力ありなおかつクリアな音を聴かせてくれたのは彼らの実力あってのことでしょう。

とにかく、非常に楽しみにしていたライブだったのですが、その期待にしっかりと応えてくれたとても楽しいステージでした。やはりマキシマム ザ ホルモン最高!!!またチケットはとれるかどうかかなり微妙なのですが、次のライブツアーも是非足を運んでみたいなぁ。久しぶりに20代前半に戻ったような、そんな素敵な夜でした。

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2017年6月 6日 (火)

日本人ならば知っておきたい東ティモールの事実

映画「カンタ・ティモール」上映会+エゴ・レモス来日ライブ

会場 喫茶モノコト 日時 2017年5月26日(金)19:00~

先日、「カンタ!ティモール」という映画の上映会に足を運んできました。この映画、21世紀最初の独立国、東ティモールのドキュメンタリー映画。普通の映画館でのロードショーなどの形態ではなく、ミニシアターや有志が主催する各地の上映会で上映され続けられています。もともと私がこの映画のことを知ったのは私が大ファンのバンド、ソウル・フラワー・ユニオンが同作のラストに流れる「星降る島~オーマルシーラ・オーウルシーラ」を歌っており、また中川敬が監修を手掛けていたため。以前から気になってはいたのですが、ちょうど足を運びやすいタイミング、日時で上映会が行われると知り、足を運んできました。

場所は名古屋では有名な書店、ちくさ正文館の2階にある喫茶モノコトという小さなカフェ。参加していたのは50名強くらいでしょうか。一般的な知名度は決して高くなく、かつ大々的な宣伝も行っていない割りにはにぎわっているな、という印象を受けました。

さて肝心の映画の感想ですが、まず一言で言えば非常に深い衝撃を受けました。

東ティモールについて言えば、21世紀最初の独立国であるこということの他、独立運動が行われたこと、その中でインドネシアとの激しい衝突が起こったこと、程度のことしか知りませんでした。またこの映画についても東ティモールの独立運動を追ったということは知っていたのですが、どちらかというと東ティモールの今を紹介した音楽ドキュメンタリーという認識で見に行きました。

しかしこの映画で描かれていたのは東ティモールの独立運動をめぐる壮絶なドキュメンタリーでした。同作の監督、広田奈津子氏が現地にて様々な証言を得ているのですが、無差別な殺戮、レイプ、インドネシア軍による残忍な行為。インドネシア軍による一方的な殺戮行為の後、生き残った人たちを「陸軍病院」と呼ばれる施設に連れていき、毒薬を注射され無意味に殺されていったという証言。ティモール人を根絶やしにするために女性に危険な避妊薬をむりやり投与されたという話・・・生き残った人たちの証言だけでも辛くなるような事実が次々と語られています。さらには東ティモール独立運動を取材したジャーナリストたちによる貴重な映像や写真も流されます。この写真や映像は思わず目をそむけたくなるような残酷な写真なども紹介されているのですが、それだけに強いショックを受けました。

ただそんな描写が続く中でこの映画が素晴らしいと思うのは、そんな独立運動に関する衝撃的な証言、映像の合間合間に東ティモールの子供たちの笑顔が流される点でした。おそらく壮絶な独立運動を直接は知らないであろう子供たちの無垢な笑顔はまだ独立まもない若きこの国の未来を感じさせます。今回の映画ではこの子供たちの笑顔がとても印象的に流され、東ティモールという国の希望を感じさせる構成になっていました。

またこの映画では東ティモール独立運動と日本との関わりについても紹介されています。日本はインドネシアで採掘される石油利権を守るため、残酷な独立運動についてヨーロッパ諸外国から強い批判を受ける中、一貫してインドネシアを支持し、資金供与をしていたという酷い事実が紹介されます。さらにこれによって私たち日本人が安価な石油を入手でき恩恵を受けていたという事実を紹介し、この独立運動が私たちにとっても無関係でないという事実を突きつけていました。

さらにこの映画は東ティモール独立運動について日本にも知らせたいという強い意思を感じるとともに、ティモール人を通じて「生きる」という意味を考えたかったのではないか、この日の映画の後に行われた広田監督の挨拶からもそんなことを感じましたし、映画の中からもそのようなことを感じました。

映画の中では独立運動と共に素朴なアニミズム信仰に寄り添って生きているティモール人たちの生きざまも紹介されています。特に印象的だったのは先祖代々農家をやっているというお父さんのインタビューで「田んぼが一つあれば一生飢えることはない」というお話。自然に寄り添い生きていく彼らの生き様に、(すごーーく陳腐な表現で申し訳ないのですが)日本人がなくなった何かを感じたように思いました。

この映画の後には監督の広田美津子氏の挨拶もありました。映画からの想像からするとちょっと意外な、小柄でかわいらしい方だったのはちょっとビックリ。上にも書いた生きるということに対するメッセージが印象に残りました。

そしてその後に登場したのが、エゴ・レモスという映画の中でも登場した東ティモールを代表するミュージシャンによる来日ライブ。彼がアコースティックギター一本持って登場。映画でも助監督をつとめた小向サダムがパーカッションで参加してのアコースティックなステージとなりました。

最初は「ティモールの平和」という楽曲。しんみりと伸びやかな歌声で聴かせてくれる、フォーキーな雰囲気の作品。続く曲も(「証人」というタイトルらしいです)同じくフォーキーでしんみり聴かせる曲になっていました。

しんみりと聴かせる曲が続いたかと思えば、続く曲は軽快でウキウキしてくるポップなナンバー。この曲は東ティモールでは「ABC」のアルファベットにのせてアルファベットを覚えるために歌われる曲として有名な曲とのこと。会場の雰囲気も徐々に盛り上がってきます。さらには「IT'S RIGHT TO BE FREE」という曲ではタイトル通り、自由であることを訴える力強い楽曲を聴かせてくれました。

さらにその後は「みんなで踊ろう」という曲では観客全員が立ち上がり、みんなで手をつないで会場一体となって踊りました。もちろん私も(笑)。ダンスは東ティモールでよく踊られる歌にあわせてみんなでステップを踏むだけの簡単な踊りなのですが、この曲とアンコール含めて2曲、会場全体で盛り上がりました。

そしてアンコールラストはソウルフルなボーカルで力強い歌声を聴かせるパワフルなナンバー。会場全体で彼の歌声に聴き入ります。ライブは全6曲(確か)、40分程度の短いステージでしたが、彼の楽曲はシンプルで素朴なポップスがメイン。その力強い歌声と共に非常に心に残るステージを見せてくれ、満足度の高いライブを体験することが出来ました。

スタートが19時過ぎで終了が22時半という長丁場のイベントでしたが、映画、ライブともども、メッセージや歌が私の心に強く刻まれた貴重な経験をすることが出来ました。映画は今なお全国いろいろな場所で公開されているようなので機会があれば是非。お勧めです。

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2017年4月24日 (月)

ポップな3バンドが集結

東京再起動ツアー~TALTO ナイト編~

東京カランコロン/SAKANAMON/マカロニえんぴつ

会場 池下CLUB UPSET 日時 2017年4月14日(金) 19:00~

今日は池下CLUB UPSETで行われたライブイベントに行ってきました。お目当ては東京カランコロン。以前から彼らのライブには一度足を運んでみたかったのですが、ちょうどよいタイミングでこのライブイベントが開催されたのでさっそく出かけてきました。

池下CLUB UPSETは今回はじめて足を運んだライブハウス。池下駅からすぐ近くなのですが雑居ビルの5階に位置しており、大きな看板もないためはじめて行くと非常にわかりづらい場所でした。

今回、19時をちょっと過ぎた頃に会場に到着。既に一番手、マカロニえんぴつのライブがスタートしていました。5人組のロックバンドなのですが音を聴くのはもちろん名前も今回のライブではじめて聴いたミュージシャンでした。

楽曲は比較的分厚いギターサウンドをベースとしつつもポップで聴きやすいメロディーを奏でるポップスロックバンド。会場は結構盛り上がっておりファンも少なくない感じでした。ポップなメロディーラインはそれなりに印象に残り純粋に楽しめるバンドだったと思いますが、バンドとしてこれといった個性が薄かったような印象も。良くも悪くもこれからのバンドかな、という印象を受けました。

彼らのステージは約30分程度で終了。セットチェンジの後に登場してきたのが2番手、SAKANAMONでした。彼らは何枚かアルバムも聴いており今回も楽しみにしてきたバンド。SUPER BUTTER DOGの曲にのって登場。ステージ上では魚の頭を持った人形がたっており(マスコットキャラクターだそうです)いきなりユーモラスな雰囲気を醸し出していました。

楽曲はストレートなギターロックだったのですが、少しひねくれたメロディーラインが魅力的。新曲「クダラナインサイド」を披露した後、「Utage」ではアップテンポなディスコチューンとなり会場が盛り上がります。続く「TUMANNE」もアップテンポなギターロックナンバーで会場のテンションはさらにあがります。とにかくハイテンポな曲の連続でメロディーラインのちょっとひねくれたポップさ加減も気持ちよい感じ。CDで聴くよりもよりライブ映えしていることを感じました。

最後は5月にリリース予定のアルバム「cue」より「テヲフル」で締めくくり。いままでのダンサナブルなナンバーから一転、聴かせるミディアムチューンで彼らの違う魅力をみせつつ40分程度のステージは幕を下ろしました。

そしてラストは待望の東京カランコロンが登場!今回はじめてステージを見たのですが、まずはせんせいがかわいい(笑)。「せんせい」というニックネームから由来しているのか、ピアノの「起立礼着席」の合図でライブがスタートです。

ライブは序盤からいきなり「16のbeat」「恋のマシンガン」「シンクロする」とおなじみの代表曲の連続で一気に盛り上がります。CD音源と同様、ワクワクするようなポップチューンが魅力的。微妙に複雑さのあるリズムとツインギターにキーボードも加えるという分厚いサウンドがライブではより魅力的に楽曲とマッチしていました。

途中MCを挟み、5月にリリース予定のシングル「ビビディバビディ」を披露。最初はいちろうとせんせいのツインボーカルでのハーモニーからスタート。マイナーコードのムーディーで怪しげな雰囲気からスタートするのですが、サビでは転調し、明るいアップテンポな曲調に変わるという展開もおもしろい、彼ららしいワクワク感のあるポップチューン。一度で聴いて十分楽しめる楽曲になっていました。

続く「少女ジャンプ」ではSAKANAMONのボーカル藤森元生とマカロニえんぴつのボーカルはっとりが登場。せんせいのパートをこの2人が裏声で歌うというユニークなコラボで盛り上がります。そして本編ラストは「東京ダイブ」で締めくくり。最後の最後までアップテンポな曲が続く大盛り上がりのステージとなりました。

その後はアンコールへ。アンコールではこちらも新曲「イーアールサンスー」。こちらもアップテンポでポップなナンバー。一度聴いただけで一気に気に入りました。そして最後はこの日のメンバー全員がステージ上に登場し、観客を含めてみんなで写真撮影。全編約2時半半のイベントが幕を下ろしました。

この日は東京カランコロンのライブツアーであると同時に、東京カランコロンが所属するTALTOというレーベルのミュージシャンが集結したイベントだったようです。そのため東京カランコロンのライブとその前座・・・という立ち位置ではなかったため、東京カランコロンのステージは予想していたよりも短め。それはちょっと残念でした。

しかし、この東京カランコロンのライブが予想以上に楽しいライブでした。時間が短いこともあってか持ち曲の中でも代表曲ばかりが並んだということも大きいのでしょう。ただ、聴いていてワクワクするようなポップスの魅力をライブ会場ではより強く感じました。特に上にも書いた通り、5人組で奏でる分厚いサウンドが実に心地よい。このサウンドの分厚さがライブ会場では大きなプラスになっているように感じます。予想していた以上に東京カランコロンがライブバンドとしての魅力を持っていることに気が付かされました。

SAKANAMONもよかったし、本当に楽しめた2時間半でした。次は是非、彼女たちのワンマンライブに行きたいなぁ。

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2017年3月28日 (火)

フェス仕様?

電気グルーヴ「TROPICAL LOVE TOUR」

会場 Zepp Nagoya 日時 2017年3月17日(金)19:30~

先日、アルバム「TROPICAL LOVE」をリリースした電気グルーヴ。そのアルバムが非常に評判も高いのですが、そのアルバムリリースからすぐにライブツアーがスタート。その名古屋でのステージに足を運んできました。彼らのライブは非常に楽しいだけにとても楽しみにしていたステージです。

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まず今回のステージ、特徴的だったのがMCやコミカルなお遊び的な要素が少な目だったという点。「TROPICAL LOVE」の初回版DVDについてきた、昨年3月のライブではMCがほとんど入らない、徹底的に躍らせるライブになっていました。このDVDの副音声でも話していたのですが、彼らのロックフェスでのステージはこのMCがほとんど入らないダンスフロア仕様の構成となっているそうですが、昨年3月のワンマンではこのフェス仕様でのワンマンライブとなったそうです。

今回のライブツアーについてもどうもその「モード」が続いているようでMCはかなり少な目。最初のMCは本編がはじまって1時間後にようやく入り、かつ本編では1度切り。MCはもう1回、アンコール直後のMCのみでした。

ライブはほぼ予定通りの19時半ジャストにスタート。1曲目は最新アルバムの1曲目でもある「人間大統領」からスタートしたのですが余裕こいて夕食食べていたら冒頭に間に合わなかった・・・(^^;;会場に入った時はちょうど2曲目「東京チンギスハーン」がスタートしたところでした。

会場はほぼ満員・・・かと思ったら一番後ろのブロックが立ち入り禁止の柵で仕切られて思いっきり空いていた・・・「TROPICAL LOVE」のDVDの副音声でもいじられていたんだけど名古屋はなぜかチケットが売り切れないんだよなぁ・・・まあ平日ってこともあるけどなんでだろう?

序盤は「顔変わっちゃってる。」「プエルトリコのひとりっ子」とアルバムの曲順にスタート。その後は「The Big Shirts」「Missing Beatz」「SHAMEFUL」など比較的最近の曲が並んだかと思えば「新幹線」にさらに「愛のクライネミュージック」と懐かしいナンバーが並びます。ただどの曲もとことん踊らせる構成になっておりVJも比較的まじめな映像。瀧のユーモラスなパフォーマンスもなくとことんフロア志向のステージとなりました。

で、ここでようやくMC。ここではたっぷりと2人のトークが繰り広げられます。ただこのMCも以前のワンマンライブに比べるとちょっとアッサリ気味だったような気も・・・。

そしてライブ後半。「モノノケダンス」からスタートし会場は盛り上がります。次の最新アルバムからの「柿の木坂」でちょっとクールダウンした後、同じく「Fallin' Down」でまた盛り上がっていきます。ここらからはどんどんテンションがあがっていきます。「Upside Down」「FLASHBACK DISCO」「Baby's on Fire」などライブではおなじみのダンスナンバーが続き、彼らの代表曲ともいってもいい「N.O.」へ。ここでは卓球が前に立って歌い、瀧がDJブースで踊ります。そしてラストはまた最新アルバムから「ユーフォリック」「トロピカル・ラヴ」で締めくくりとなりました。

もちろん会場からは盛大なアンコールが。メンバーが登場した後はMCタイムとなります。ここでは軽く客いじりがあった後、卓球から「今回でツアーはラストです。」「これからはフェスとかだけで来ます」という衝撃な発言が(笑)。まあもちろんネタでしょうが、ここらへんの際どいジョークネタは相変わらずですね。

アンコールではこれまた最新アルバム「ヴィーナスの丘」から。そしてラストはなんと人生時代の曲「恐怖カメレオン人間」で締めくくり。ダンスフロアモードで突き進んだ中、唯一、昔の電気グルーヴらしいコミカルさを前面に出した楽曲でライブは締めくくり。全2時間強。MCがほとんどなくダンサナブルな曲で一気に攻めまくったステージだったからでしょうか、彼らにしてはちょっと短めのステージでした。

今回のステージ、冒頭でも書いた通りMCがあまりなく、ダンスフロアモード全開のステージとなっており、フェス仕様ともいえるライブになっていました。彼らのコミカルな掛け合いも少な目で瀧のユニークなパフォーマンスもあまりなくそういう意味ではちょっと寂しさも感じたのですが、一方、最初から最後まで観客の壺をつきまくって踊らせ続けるとてもテンションの高いステージになっていました。それだけに今回のライブも文句なしに大満足!これが最後のツアーなんて言わずに、また是非名古屋に来てほしいなぁ(笑)。毎度のことながら、非常に楽しいライブでした。

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2017年2月20日 (月)

若さあふれるギタープレイ

JEFF BECK

会場 名古屋市公会堂 日時 2017年2月6日(月)19:00~

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2017年はじめてのライブはJEFF BECKの来日公演。個人的にJEFF BECKの熱烈な大ファン・・・という訳ではないのですが、あのレジェンドをナマで見れる機会、ということで足を運びました。こんなこと言ってしまうとファンの方には怒られそうですが、やはりお元気なうちにレジェンドのステージは見れるのなら見ておかないと・・・という気持ちから今回、彼のライブに足を運ぶことにしました。

会場は名古屋市公会堂。やはり往年からのファンの方が多いみたいで観客は圧倒的に私よりも年上の方ばかり。ただ、どの方も彼の来日を待ちわびた熱心なファンばかりのようでした。

私の席はA席で確保したこともあり3階席の一番後ろ。この日はスマホでの写真撮影は許可されていたので、写真も掲載しております。ただ、なにぶん会場の一番後ろからの撮影なので完全なピンボケ写真になっている点、ご了承ください(^^;;ステージの雰囲気だけでも伝わればいいのですが。

さて今回のライブ会場、ステージはほとんどベアのステージに、ドラムセットとアンプが並んでいるだけという非常にシンプルなステージ。ステージを彩るような装飾は全くありません。客入れの音楽がブルースの名曲ばかりというのがJEFF BECKらしい感じ。そして予定時刻から10分程度するとおもむろにメンバーが登場し、ライブがスタートしました。

まずかなり意外だったのがJEFF BECKご本人の雰囲気。何の変哲もない普通のシャツにスラックスというスタイルで・・・正直、そこらへんにいる休日のおやじ的なスタイル(苦笑)。あまりの普段着っぷりにビックリしました。

ただライブがスタートするとこれでもかというほどカッコよくギターをひきまくります。さらりハードなプレイを披露しつつ、ベアなステージ上で自由に歩きながらのプレイ。決して派手なプレイが飛び出すわけではないのですが、ところどころで激しいギタープレイをしっかりと見せてくれます。非常に軽い感覚で自由に楽しみながらギターを弾いているようなプレイが印象に残りました。

Jeffbeck2

最初はインストのステージだったのですが、4曲目「Live In The Dark」より昨年発売されたアルバム「Loud Hailer」に参加した女性ボーカル、ロージー・ボーンズが登場。その力強い歌声を聴かせてくれました。

Jeffbeck3

ロージー・ボーンズが2曲程度披露した後、一度ステージから去ります。続いて「Morning Dew」より、もう一人、今回の来日公演にボーカルで参加しているジミー・ホールが登場。こちらもパワフルなボーカルを聴かせてくれ、JEFF BECKのギタープレイに負けていません。

その後もロージー・ボーンズとジミー・ホールが交互に登場。楽曲は最新アルバム「Loud Hailer」からの曲を披露しつつ、JEFF BECKの代表曲も披露し会場を盛り上げます。基本的にMCはほとんどなし(途中、ジミー・ホールが「ナゴヤ~!」といっていたような記憶が)。後半、一言挨拶程度のJEFF BECKによるMCがあったのですが、その時、会場から「I Love You~!」の掛け声が次々と飛び、JEFF BECKが照れていたのが印象に残りました。

終盤は「Superstition」で会場の盛り上がりは最高潮に。ラストは「Right Now」で締めくくりとなります。もちろん盛大なアンコールが起きたのですが、ここは予想以上あっという間に再度JEFF BECKが登場。アンコールではThe Beatlesのカバー「A Day In The Life」を披露。こちら、事前に予習で聴いていたライブアルバムにも収録されており、最近のライブの定番のようですが、このライブアルバムで聴いたバージョンより数段ダイナミックなアレンジとなっており、正直ちょっと驚きました。

さらにダブルアンコール。ラストはロージー・ボーンズとジミー・ホールが2人とも登場し「Going Down」で締めくくり。ライブは約2時間。最高潮の盛り上がるでライブは幕を下ろしました。

はじめて見たJEFF BECKのステージ。御年72歳となる彼ですが、そのギタープレイも、またたたずまいもそんな年齢を全く感じさせない若々しさあふれるライブでした。なによりもいい意味で枯れない、往年のスタイルそのままのハードなロックチューンの数々に、(これは彼の直近のアルバムを聴いても感じたのですが)ロックを聴いたな、という満足感があふれるステージでした。2017年最初のステージはこれでもかというほどのギターロックを堪能した2時間でした。

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