ライブレポート2017年

2017年4月24日 (月)

ポップな3バンドが集結

東京再起動ツアー~TALTO ナイト編~

東京カランコロン/SAKANAMON/マカロニえんぴつ

会場 池下CLUB UPSET 日時 2017年4月14日(金) 19:00~

今日は池下CLUB UPSETで行われたライブイベントに行ってきました。お目当ては東京カランコロン。以前から彼らのライブには一度足を運んでみたかったのですが、ちょうどよいタイミングでこのライブイベントが開催されたのでさっそく出かけてきました。

池下CLUB UPSETは今回はじめて足を運んだライブハウス。池下駅からすぐ近くなのですが雑居ビルの5階に位置しており、大きな看板もないためはじめて行くと非常にわかりづらい場所でした。

今回、19時をちょっと過ぎた頃に会場に到着。既に一番手、マカロニえんぴつのライブがスタートしていました。5人組のロックバンドなのですが音を聴くのはもちろん名前も今回のライブではじめて聴いたミュージシャンでした。

楽曲は比較的分厚いギターサウンドをベースとしつつもポップで聴きやすいメロディーを奏でるポップスロックバンド。会場は結構盛り上がっておりファンも少なくない感じでした。ポップなメロディーラインはそれなりに印象に残り純粋に楽しめるバンドだったと思いますが、バンドとしてこれといった個性が薄かったような印象も。良くも悪くもこれからのバンドかな、という印象を受けました。

彼らのステージは約30分程度で終了。セットチェンジの後に登場してきたのが2番手、SAKANAMONでした。彼らは何枚かアルバムも聴いており今回も楽しみにしてきたバンド。SUPER BUTTER DOGの曲にのって登場。ステージ上では魚の頭を持った人形がたっており(マスコットキャラクターだそうです)いきなりユーモラスな雰囲気を醸し出していました。

楽曲はストレートなギターロックだったのですが、少しひねくれたメロディーラインが魅力的。新曲「クダラナインサイド」を披露した後、「Utage」ではアップテンポなディスコチューンとなり会場が盛り上がります。続く「TUMANNE」もアップテンポなギターロックナンバーで会場のテンションはさらにあがります。とにかくハイテンポな曲の連続でメロディーラインのちょっとひねくれたポップさ加減も気持ちよい感じ。CDで聴くよりもよりライブ映えしていることを感じました。

最後は5月にリリース予定のアルバム「cue」より「テヲフル」で締めくくり。いままでのダンサナブルなナンバーから一転、聴かせるミディアムチューンで彼らの違う魅力をみせつつ40分程度のステージは幕を下ろしました。

そしてラストは待望の東京カランコロンが登場!今回はじめてステージを見たのですが、まずはせんせいがかわいい(笑)。「せんせい」というニックネームから由来しているのか、ピアノの「起立礼着席」の合図でライブがスタートです。

ライブは序盤からいきなり「16のbeat」「恋のマシンガン」「シンクロする」とおなじみの代表曲の連続で一気に盛り上がります。CD音源と同様、ワクワクするようなポップチューンが魅力的。微妙に複雑さのあるリズムとツインギターにキーボードも加えるという分厚いサウンドがライブではより魅力的に楽曲とマッチしていました。

途中MCを挟み、5月にリリース予定のシングル「ビビディバビディ」を披露。最初はいちろうとせんせいのツインボーカルでのハーモニーからスタート。マイナーコードのムーディーで怪しげな雰囲気からスタートするのですが、サビでは転調し、明るいアップテンポな曲調に変わるという展開もおもしろい、彼ららしいワクワク感のあるポップチューン。一度で聴いて十分楽しめる楽曲になっていました。

続く「少女ジャンプ」ではSAKANAMONのボーカル藤森元生とマカロニえんぴつのボーカルはっとりが登場。せんせいのパートをこの2人が裏声で歌うというユニークなコラボで盛り上がります。そして本編ラストは「東京ダイブ」で締めくくり。最後の最後までアップテンポな曲が続く大盛り上がりのステージとなりました。

その後はアンコールへ。アンコールではこちらも新曲「イーアールサンスー」。こちらもアップテンポでポップなナンバー。一度聴いただけで一気に気に入りました。そして最後はこの日のメンバー全員がステージ上に登場し、観客を含めてみんなで写真撮影。全編約2時半半のイベントが幕を下ろしました。

この日は東京カランコロンのライブツアーであると同時に、東京カランコロンが所属するTALTOというレーベルのミュージシャンが集結したイベントだったようです。そのため東京カランコロンのライブとその前座・・・という立ち位置ではなかったため、東京カランコロンのステージは予想していたよりも短め。それはちょっと残念でした。

しかし、この東京カランコロンのライブが予想以上に楽しいライブでした。時間が短いこともあってか持ち曲の中でも代表曲ばかりが並んだということも大きいのでしょう。ただ、聴いていてワクワクするようなポップスの魅力をライブ会場ではより強く感じました。特に上にも書いた通り、5人組で奏でる分厚いサウンドが実に心地よい。このサウンドの分厚さがライブ会場では大きなプラスになっているように感じます。予想していた以上に東京カランコロンがライブバンドとしての魅力を持っていることに気が付かされました。

SAKANAMONもよかったし、本当に楽しめた2時間半でした。次は是非、彼女たちのワンマンライブに行きたいなぁ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年3月28日 (火)

フェス仕様?

電気グルーヴ「TROPICAL LOVE TOUR」

会場 Zepp Nagoya 日時 2017年3月17日(金)19:30~

先日、アルバム「TROPICAL LOVE」をリリースした電気グルーヴ。そのアルバムが非常に評判も高いのですが、そのアルバムリリースからすぐにライブツアーがスタート。その名古屋でのステージに足を運んできました。彼らのライブは非常に楽しいだけにとても楽しみにしていたステージです。

Denki_live_2

まず今回のステージ、特徴的だったのがMCやコミカルなお遊び的な要素が少な目だったという点。「TROPICAL LOVE」の初回版DVDについてきた、昨年3月のライブではMCがほとんど入らない、徹底的に躍らせるライブになっていました。このDVDの副音声でも話していたのですが、彼らのロックフェスでのステージはこのMCがほとんど入らないダンスフロア仕様の構成となっているそうですが、昨年3月のワンマンではこのフェス仕様でのワンマンライブとなったそうです。

今回のライブツアーについてもどうもその「モード」が続いているようでMCはかなり少な目。最初のMCは本編がはじまって1時間後にようやく入り、かつ本編では1度切り。MCはもう1回、アンコール直後のMCのみでした。

ライブはほぼ予定通りの19時半ジャストにスタート。1曲目は最新アルバムの1曲目でもある「人間大統領」からスタートしたのですが余裕こいて夕食食べていたら冒頭に間に合わなかった・・・(^^;;会場に入った時はちょうど2曲目「東京チンギスハーン」がスタートしたところでした。

会場はほぼ満員・・・かと思ったら一番後ろのブロックが立ち入り禁止の柵で仕切られて思いっきり空いていた・・・「TROPICAL LOVE」のDVDの副音声でもいじられていたんだけど名古屋はなぜかチケットが売り切れないんだよなぁ・・・まあ平日ってこともあるけどなんでだろう?

序盤は「顔変わっちゃってる。」「プエルトリコのひとりっ子」とアルバムの曲順にスタート。その後は「The Big Shirts」「Missing Beatz」「SHAMEFUL」など比較的最近の曲が並んだかと思えば「新幹線」にさらに「愛のクライネミュージック」と懐かしいナンバーが並びます。ただどの曲もとことん踊らせる構成になっておりVJも比較的まじめな映像。瀧のユーモラスなパフォーマンスもなくとことんフロア志向のステージとなりました。

で、ここでようやくMC。ここではたっぷりと2人のトークが繰り広げられます。ただこのMCも以前のワンマンライブに比べるとちょっとアッサリ気味だったような気も・・・。

そしてライブ後半。「モノノケダンス」からスタートし会場は盛り上がります。次の最新アルバムからの「柿の木坂」でちょっとクールダウンした後、同じく「Fallin' Down」でまた盛り上がっていきます。ここらからはどんどんテンションがあがっていきます。「Upside Down」「FLASHBACK DISCO」「Baby's on Fire」などライブではおなじみのダンスナンバーが続き、彼らの代表曲ともいってもいい「N.O.」へ。ここでは卓球が前に立って歌い、瀧がDJブースで踊ります。そしてラストはまた最新アルバムから「ユーフォリック」「トロピカル・ラヴ」で締めくくりとなりました。

もちろん会場からは盛大なアンコールが。メンバーが登場した後はMCタイムとなります。ここでは軽く客いじりがあった後、卓球から「今回でツアーはラストです。」「これからはフェスとかだけで来ます」という衝撃な発言が(笑)。まあもちろんネタでしょうが、ここらへんの際どいジョークネタは相変わらずですね。

アンコールではこれまた最新アルバム「ヴィーナスの丘」から。そしてラストはなんと人生時代の曲「恐怖カメレオン人間」で締めくくり。ダンスフロアモードで突き進んだ中、唯一、昔の電気グルーヴらしいコミカルさを前面に出した楽曲でライブは締めくくり。全2時間強。MCがほとんどなくダンサナブルな曲で一気に攻めまくったステージだったからでしょうか、彼らにしてはちょっと短めのステージでした。

今回のステージ、冒頭でも書いた通りMCがあまりなく、ダンスフロアモード全開のステージとなっており、フェス仕様ともいえるライブになっていました。彼らのコミカルな掛け合いも少な目で瀧のユニークなパフォーマンスもあまりなくそういう意味ではちょっと寂しさも感じたのですが、一方、最初から最後まで観客の壺をつきまくって踊らせ続けるとてもテンションの高いステージになっていました。それだけに今回のライブも文句なしに大満足!これが最後のツアーなんて言わずに、また是非名古屋に来てほしいなぁ(笑)。毎度のことながら、非常に楽しいライブでした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年2月20日 (月)

若さあふれるギタープレイ

JEFF BECK

会場 名古屋市公会堂 日時 2017年2月6日(月)19:00~

Jeffbeck1_2

2017年はじめてのライブはJEFF BECKの来日公演。個人的にJEFF BECKの熱烈な大ファン・・・という訳ではないのですが、あのレジェンドをナマで見れる機会、ということで足を運びました。こんなこと言ってしまうとファンの方には怒られそうですが、やはりお元気なうちにレジェンドのステージは見れるのなら見ておかないと・・・という気持ちから今回、彼のライブに足を運ぶことにしました。

会場は名古屋市公会堂。やはり往年からのファンの方が多いみたいで観客は圧倒的に私よりも年上の方ばかり。ただ、どの方も彼の来日を待ちわびた熱心なファンばかりのようでした。

私の席はA席で確保したこともあり3階席の一番後ろ。この日はスマホでの写真撮影は許可されていたので、写真も掲載しております。ただ、なにぶん会場の一番後ろからの撮影なので完全なピンボケ写真になっている点、ご了承ください(^^;;ステージの雰囲気だけでも伝わればいいのですが。

さて今回のライブ会場、ステージはほとんどベアのステージに、ドラムセットとアンプが並んでいるだけという非常にシンプルなステージ。ステージを彩るような装飾は全くありません。客入れの音楽がブルースの名曲ばかりというのがJEFF BECKらしい感じ。そして予定時刻から10分程度するとおもむろにメンバーが登場し、ライブがスタートしました。

まずかなり意外だったのがJEFF BECKご本人の雰囲気。何の変哲もない普通のシャツにスラックスというスタイルで・・・正直、そこらへんにいる休日のおやじ的なスタイル(苦笑)。あまりの普段着っぷりにビックリしました。

ただライブがスタートするとこれでもかというほどカッコよくギターをひきまくります。さらりハードなプレイを披露しつつ、ベアなステージ上で自由に歩きながらのプレイ。決して派手なプレイが飛び出すわけではないのですが、ところどころで激しいギタープレイをしっかりと見せてくれます。非常に軽い感覚で自由に楽しみながらギターを弾いているようなプレイが印象に残りました。

Jeffbeck2

最初はインストのステージだったのですが、4曲目「Live In The Dark」より昨年発売されたアルバム「Loud Hailer」に参加した女性ボーカル、ロージー・ボーンズが登場。その力強い歌声を聴かせてくれました。

Jeffbeck3

ロージー・ボーンズが2曲程度披露した後、一度ステージから去ります。続いて「Morning Dew」より、もう一人、今回の来日公演にボーカルで参加しているジミー・ホールが登場。こちらもパワフルなボーカルを聴かせてくれ、JEFF BECKのギタープレイに負けていません。

その後もロージー・ボーンズとジミー・ホールが交互に登場。楽曲は最新アルバム「Loud Hailer」からの曲を披露しつつ、JEFF BECKの代表曲も披露し会場を盛り上げます。基本的にMCはほとんどなし(途中、ジミー・ホールが「ナゴヤ~!」といっていたような記憶が)。後半、一言挨拶程度のJEFF BECKによるMCがあったのですが、その時、会場から「I Love You~!」の掛け声が次々と飛び、JEFF BECKが照れていたのが印象に残りました。

終盤は「Superstition」で会場の盛り上がりは最高潮に。ラストは「Right Now」で締めくくりとなります。もちろん盛大なアンコールが起きたのですが、ここは予想以上あっという間に再度JEFF BECKが登場。アンコールではThe Beatlesのカバー「A Day In The Life」を披露。こちら、事前に予習で聴いていたライブアルバムにも収録されており、最近のライブの定番のようですが、このライブアルバムで聴いたバージョンより数段ダイナミックなアレンジとなっており、正直ちょっと驚きました。

さらにダブルアンコール。ラストはロージー・ボーンズとジミー・ホールが2人とも登場し「Going Down」で締めくくり。ライブは約2時間。最高潮の盛り上がるでライブは幕を下ろしました。

はじめて見たJEFF BECKのステージ。御年72歳となる彼ですが、そのギタープレイも、またたたずまいもそんな年齢を全く感じさせない若々しさあふれるライブでした。なによりもいい意味で枯れない、往年のスタイルそのままのハードなロックチューンの数々に、(これは彼の直近のアルバムを聴いても感じたのですが)ロックを聴いたな、という満足感があふれるステージでした。2017年最初のステージはこれでもかというほどのギターロックを堪能した2時間でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

その他のカテゴリー

DVD・Blu-ray | その他 | アルバムレビュー(洋楽)2008年 | アルバムレビュー(洋楽)2009年 | アルバムレビュー(洋楽)2010年 | アルバムレビュー(洋楽)2011年 | アルバムレビュー(洋楽)2012年 | アルバムレビュー(洋楽)2013年 | アルバムレビュー(洋楽)2014年 | アルバムレビュー(洋楽)2015年 | アルバムレビュー(洋楽)2016年 | アルバムレビュー(洋楽)2017年 | アルバムレビュー(邦楽)2008年 | アルバムレビュー(邦楽)2009年 | アルバムレビュー(邦楽)2010年 | アルバムレビュー(邦楽)2011年 | アルバムレビュー(邦楽)2012年 | アルバムレビュー(邦楽)2013年 | アルバムレビュー(邦楽)2014年 | アルバムレビュー(邦楽)2015年 | アルバムレビュー(邦楽)2016年 | アルバムレビュー(邦楽)2017年 | ヒットチャート | ヒットチャート2010年 | ヒットチャート2011年 | ヒットチャート2012年 | ヒットチャート2013年 | ヒットチャート2014年 | ヒットチャート2015年 | ヒットチャート2016年 | ヒットチャート2017年 | ライブレポート2011年 | ライブレポート2012年 | ライブレポート2013年 | ライブレポート2014年 | ライブレポート2015年 | ライブレポート2016年 | ライブレポート2017年 | ライブレポート~2010年 | 名古屋圏フェス・イベント情報 | 日記・コラム・つぶやき | 映画・テレビ | 書籍・雑誌 | 音楽コラム | 音楽ニュース