韓流 vs AKB系
今週のHot 100
http://www.billboard-japan.com/chart_insight/
今週のHot100はAKB系の新曲を下して韓流アイドルが1位獲得。
1位は韓国のアイドルグループBTS(防弾少年団)「MIC Drop」。先週の32位からCDリリースにあわせてランクアップしての獲得となりました。CD売上・ダウンロード・ストリーミング数(以下「実売数」)で1位を獲得した他、PCによるCD読取数で2位、Twitterつぶやき数で4位、You Tube再生回数で24位を獲得しています。ちなみにCDでは両A面曲となっている「DNA」も58位から10位にランクアップ。こちらは10月23日付チャート以来、8週ぶりのベスト10返り咲きとなっています。
なおオリコンチャートでも初動売上36万5千枚で1位獲得。前作「血、汗、涙」の23万8千枚(1位)からアップ。今回もCDリリースにあわせてのイベントや握手会を実施しており、それが売上に大きく影響している模様です。
2位初登場は新潟を中心に活動するAKB系グループNGT48「世界はどこまで青空なのか?」。実売数2位、ラジオオンエア数19位、PCによるCD読取数6位、Twitterつぶやき数9位。オリコンでは初動売上14万8千枚で2位初登場。前作「青春時計」の16万枚(1位)からダウンしています。
3位には宇多田ヒカルの配信限定シングル「あなた」が初登場でランクイン。ピアノとベースラインが奏でるジャジーな雰囲気が魅力的なナンバー。実売数3位、ラジオオンエア数15位、Twitterつぶやき数19位、You Tube再生回数59位でこの位置に。
続いて4位以下の初登場曲です。まず4位に=LOVE「僕らの制服クリスマス」がランクイン。実売数4位、ラジオオンエア数30位、PCによるCD読取数40位、Twitterつぶやき数14位。HKT48の指原莉乃がプロデュースする女性声優によるアイドルグループ。作詞は指原莉乃名義ですが、このあざといタイトルからして、まず間違いなく秋元康が実質上は手掛けていると思われます。オリコンでは初動売上4万枚で3位初登場。前作「=LOVE」の1万9千枚(8位)よりアップしています。
5位はEXILEの事務所に所属しているアイドルグループの合同ユニットE-girls「北風と太陽」が初登場でランクイン。実売数5位、PCによるCD読取数4位を記録した一方、ラジオオンエア数28位、Twitterつぶやき数は42位に留まりました。オリコンでは初動売上3万5千枚で5位初登場。前作「Love☆Queen」の6万9千枚(4位)から大きくダウンしています。
8位には女性コーラスグループLittle Glee Monsterの配信限定シングル「Jupiter」が先週の27位から8位にランクアップしベスト10入り。TBS系ドラマ「陸王」の挿入歌で、平原綾香が2003年にリリースし大ヒットした「Jupiter」(原曲もホルストの組曲「惑星」に日本語詞をつけたカバーですが)のカバー。実売数7位、ラジオオンエア数72位でベスト10入りしてきました。
今週の初登場組は以上ですが、今週は前述の「DNA」以外にもう2曲返り咲き組が。まず7位にクリス・ハート「I LOVE YOU」が先週の98位からランクアップ。来春に音楽活動休止を発表した彼ですが、その影響でランクを大きくアップ。2014年3月10日付チャートでの6位以来、実に197週ぶりのベスト10返り咲きを記録しています。また欅坂46「風に吹かれても」も先週の11位から9位にランクアップ。こちらは2週ぶりのベスト10返り咲きとなります。
またロングヒット組はDAOKO×米津玄師「打上花火」が8位から6位に再度ランクアップ。実売数8位、You Tube再生回数4位はいずれも先週から同順位をキープしており、まだまだ根強い人気を見せています。
今週のHot100は以上。明日はアルバムチャート。
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