プチ夏フェス気分
氣志團結成20周年記念ニューアルバム「万謡集」発売大感謝祭
『空前絶後の御礼参り ~何か言いたくて…夏~』わくわくコンサート
会場 名古屋城 二之丸広場ステージ 日時 2017年8月10日(木) 18:00~
今回のライブ、実は前日、氣志團の公式Webサイトを見ていて偶然発見。名古屋城で行われている「名古屋城夏祭り」の一環として行われたライブで無料(ただし名古屋城への入場料金は別途必要)ということ。仕事的にも18時に間に合いそうな日だったので、足を運んできました。
この日の会場は野外ステージ。思ったよりもセットは小さかったのですが、会場の後ろには屋台やビールスタンドも並んでいました。私もビール&屋台で売っていたハンバーガー片手に開始を待ちます。この感じ、ちょっとした夏フェス気分。ここ数年、家庭の都合で全く足を運べなくなっただけに、久々にこの爽快さを味わいました。
18時ちょっと前に司会による前説からステージはスタート。その前説がステージから去るといきなり「徹子の部屋」のテーマ曲が流れ、メンバーが登場。いきなりユニークな登場スタイルとなりました。
1曲目は「喧嘩上等」からスタート。この日はバンドセットはなく、メンバー全員がダンスするというスタイル。「LDH所属のEXILEの下部組織、氣志團です」なんていうジョークのMCも飛び出すくらい、最初はみんなでのダンスというEXILEっぽい(???)ステージからのスタートとなりました。
で、その後はMC。メンバーそれぞれの紹介からニューアルバムの紹介へと延々と続きます。10分くらい綾小路翔らしいユニークなMCが続きようやく2曲目。最新アルバムから森山直太朗が楽曲を提供した「バームクーヘン」というナンバー。この日はバンドセットがないということから、綾小路翔と早乙女光以外のメンバーは全員アコースティックギターを抱えてのアンプラグド形式でのステージ。この曲も(森山直太朗らしく)ミディアムテンポの聴かせるポップチューンだっただけにアコギとの相性もピッタリのナンバーでした。
その後はまたMC。ここではアコギをつかったネタで、「アコギを持っているとこうやりたくなりますね」と綾小路翔が両手を手の前でクネクネと交差させるパフォーマンスを。そのままなぜか懐かしい「なんでだろう」のネタへ。「紅白でやらかしたのはDJ OZMAなのに氣志團までNHKの出入り禁止となるのはなんでだろう~♪」という微妙にブラックなネタも披露して、ファンを笑わせていました。
そしてニューアルバムから「R"N"R P@RTY」へ。ユニコーンのABEDON提供による楽曲で、彼ららしいアップテンポなパーティーチューン・・・のようですが、この日はこちらもアコギバージョンで披露。ただ基本的にアップテンポな楽曲だったため会場は盛り上がっていました。
さらに最後は同じく「One Night Carnival」。何度も聴いたこのナンバーをアコギのみで披露するというちょっとレアなステージ。どうなるか、と思ったのですが予想以上に原曲に忠実なアレンジで聴かせてくれており、会場は大盛り上がりとなりました。途中、「One Night Carnival」がいつのまにか円広志の「夢想花」に変わるという演出も。もともと「似てる」と言われていたらしく、そういう噂を逆手にとった彼ららしいユニークなパフォーマンスでした。
そんな訳で曲は4曲。MCが結構長かったこともあり全45分のステージとなりました。基本的にはアコギのみのステージという氣志團としては珍しいステージとなりました。
個人的には非常に久しぶり、調べたら2006年の横浜アリーナワンマン以来11年ぶりとなる氣志團のライブでした。ワンマンホールライブみたいな大胆な演出に基づいたパフォーマンスこそありませんでしたが、逆にアコギオンリーのステージが見れたのは貴重だったかも。もちろん、綾小路翔のトークを中心に非常に楽しいステージ。非常に暑い野外でのライブだったのですが、ちょっとだけ夏フェスの気分を味わい、ビール片手に楽しめたミニライブでした。
| 固定リンク
「ライブレポート2017年」カテゴリの記事
- 2017年ライブまとめ(2017.12.30)
- 既存のスタイルにとらわれないパフォーマンス(2017.12.19)
- 渋谷系を歌う。(2017.12.10)
- 「ジャズの街」がジャズに染まる日(2017.11.21)
- 大人のエンターテイメントショー(2017.09.30)
コメント