ベスト盤が上位に並ぶ中・・・
今週のアルバムチャート
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まず今週のアルバムチャートではベスト盤が上位に並びました。3位には先週1位だったスピッツ「CYCLE HIT 1991-2017 Spitz Complete Single Collection -30th Anniversary BOX-」が3万9千枚を売り上げて2ランクダウンながらもベスト3をキープしています。そして2位初登場だったのが平井堅「Ken Hirai Singles Best Collection 歌バカ2」がランクイン。こちらは2005年にリリースしたベスト盤「歌バカ」の続編的なベスト盤。「歌バカ」以降にリリースした代表曲を収録したベスト盤となっています(「歌バカ」と重複する期間の曲も収録したベスト盤もあり)。ただ初動売上は4万枚と、92万7千枚(1位)を売り上げた前作「Ken Hirai 10th Anniversary Complete Single Collection '95-'05 歌バカ」の10分の1以下という、2005年からのCD売上の環境の変化を考慮してもかなり厳しい結果となっています。ちなみに直近のアルバム「THE STILL LIFE」の3万4千枚(4位)よりはアップしています。
そんな中、1位を獲得したのがGLAYのニューアルバム「SUMMERDELICS」でした。最近は「BEAT out! Anthology」「SPEED POP Anthology」と過去作のリメイクが続いており、約2年8ヶ月ぶりとなる新作となりました。初動売上は5万2千枚。直近作は「BEAT out! Anthology」で、こちらの6千枚(8位)よりはさすがに大幅増。オリジナルアルバムとしての前作「MUSIC LIFE」の5万7千枚(2位)よりは若干ダウンしています。
続いては4位以下の初登場盤です。まずは5位にsumika「Familia」が入ってきました。sumikaは最近、人気上昇中の男性4人組ロックバンド。本作は初となるフルアルバムなのですが、初となるベスト10入りを記録しています。初動売上は1万8千枚。直近のミニアルバム「SALLY e.p.」の7千枚(12位)を大きく上回りました。
6位には女性声優南條愛乃「サントロワ∴」がランクイン。初動売上1万6千枚は前作「Nのハコ」の2万5千枚(4位)からダウンしています。
9位初登場は韓国の男性アイドルグループBOYFRIENDのミニアルバム「Summer」。国内盤では2015年にリリースしたベスト盤「BOYFRIEND LOVE COMMUNICATION 2012~2014 -Perfect Best Collection-」以来、久々のアルバムとなります。初動売上は8千枚。その前作であるベスト盤の初動2千枚(27位)よりアップしています。
最後はゲスの極み乙女。のボーカルで、いろいろとお茶の間を騒がした川谷絵音の別働バンド(というよりは本当はこちらが「本家」なのですが)indigo la End「Crying End Roll」がランクインしています。ゲスに続き、こちらも本格的に活動再開。初動売上5千枚は前作「藍色ミュージック」の7千枚(10位)からダウンしています。
今週のアルバムチャートは以上。チャート評はまた来週の水曜日に!
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