1位返り咲き!
今週のアルバムチャート
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なんと3週目にして1位返り咲きです。
今週1位はゆず「YUZU 20th Anniversary ALL TIME BEST ALBUM 『ゆずイロハ 1997-2017』」。売上は2万3千枚と1位としてはかなり寂しい数字とはいえ、3週目にして見事1位返り咲き。根強い人気を見せつける結果となりました。
2位は先週1位のKis-My-Ft2「MUSIC COLOSSEUM」がワンランクダウンでこの位置。そして3位にランクインしたのがゲスの極み乙女。「達磨乙女」が入ってきました。ボーカル川谷絵音のベッキーとの不倫騒動、さらにタレントほのかりんとの交際の際に生じた未成年への飲酒騒動と悪い意味でお茶の間レベルで有名になってしまった彼ら。その影響で昨年12月に活動を休止したものの、今年4月に早くも活動を再開。そして昨年にリリースが予定されていた本作が満を持しての発売となりました。
ただ初動売上はわずか1万4千枚で前作「両成敗」の7万1千枚(1位)より大幅減というかなり厳しい結果に。前作「両成敗」をリリースした頃は不倫騒動が逆に売上的にプラスへと働いたのですが今回は大きくファン層を減らす結果となりました。
個人的には別に不倫騒動も未成年の飲酒騒動もどうでもいい話なんですが、さすがに現状を全く把握していない川谷絵音の軽率な行動もマイナスとなりましたし、さらにわずか5ヶ月の活動自粛という、それ単なるオフじゃん、という中途半端な責任回避行動もマイナスに働いてしまったような感じもします。あんな中途半端な活動自粛をするくらいならば、「音楽活動とは関係ない」といって突っぱねればよかったのにね。まあ先行シングルなどによるプロモーション活動が出来なかった点や収録曲のタイアップなどが一切取れなかった点も売上減の大きな要因なのでしょうが。
続いて4位以下の初登場盤です。まず4位に角松敏生「SEA IS A LADY 2017」がランクイン。本作は1987年にリリースしたインストアルバム「SEA IS A LADY」を再録した上に新曲を加えた作品。初動売上1万2千枚は前作「SEA BREEZE 2016」の7千枚(7位)よりアップ。前作は彼にとって久々のベスト10ヒットとなりましたが、ひょっとしたら久々のベスト10入りということ自体がアナウンス効果となり、このヒットに結びついたのでしょうか。
5位には藤原さくら「PLAY」がランクインです。昨年、フジテレビ系ドラマ「ラヴソング」に出演し、主題歌「Soup」も大ヒットを記録、一躍話題となった女性シンガーソングライター。ブレイクからアルバムリリースまで1年近くインターバルをあけるというのは戦略的には機を失した感もあるのですが、見事ベスト10ヒットを記録しています。初動売上は1万1千枚。前作「good morning」の1千枚(44位)から大きくアップしています。
6位にはチバユウスケ率いるロックバンドThe Birthday「NOMAD」がランクイン。約1年7ヶ月ぶりとなる新作。初動売上1万枚は前作「BLOOD AND LOVE CIRCUS」の1万1千枚(5位)から若干のダウン。
初登場最後は10位、9mm Parabellum Bullet「BABEL」がランクイン。ベスト10入りは2013年の「Dawning」以来、ベスト盤含めて3作ぶり。ただし初動売上8千枚は前作「Waltz on Life Line」の1万枚(12位)からダウンしています。
今週のアルバムチャートは以上。チャート評はまた来週の水曜日に!
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