低水準なアルバムチャート
今週のアルバムチャート
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ここ最近、アルバムチャートはかなり低水準な週が多いのですが今週もかなりの低水準。10位はわずか4千枚という結果に・・・アルバムチャートもCDのみでのランク付けは厳しくなってきているのでしょうが。
ただ1位は先週よりも売上は増加しています。初動売上3万枚で1位を獲得したのはYUKIの「まばたき」。前作「FLY」は2位にとどまりましたが前々作「megaphonic」以来2作ぶり、オリジナルでは5作目となる1位獲得です。ただし初動売上は前作の4万4千枚からダウン。ここ数作の初動売上22万→10万2千→7万6千→4万4千枚とい凋落傾向に歯止めはかかりませんでした。
2位はロックバンドKEYTALKの「PARADISE」が獲得。シングルアルバム通じて初となるベスト3ヒットです。初動売上は1万4千枚。直近作はライブアルバム「KEYTALKの武道館で舞踏会~shall we dance?~」でこちらの2千枚(36位)からは大きくアップ。前作「HOT!」の1万3千枚(4位)からは微増。人気上昇中というイメージがありましたがちょっと伸び悩んだ結果となりました。
3位は映画「ラ・ラ・ランド」のサントラ盤「ラ・ラ・ランド(オリジナルサウンドトラック)」が先週と同順位をキープ。さらに売上を先週の1万2千枚から1万3千枚に伸ばしており、その人気のほどを伺えます。ロングヒットとなりそうです。
続いて4位以下初登場盤です。まず4位に男性アイドルグループw-inds.「INVISIBLE」がランクインです。ベスト10入りは前々作「Timeless」より2作ぶり。初動売上1万2千枚は前作「Blue Blood」の1万枚(11位)よりアップしています。
5位には人気声優同士のコンビ神谷浩史+小野大輔「Coin toss Drive」がランクインです。この2人がパーソナリティーをつとめるラジオ番組「神谷浩史・小野大輔のDearGirl~Stories~」からうまれたユニットで、同名義でのアルバムはこれで2枚目。初動売上は9千枚。同名義の前作「Stories」の1万3千枚(12位)からダウン。ちなみに神谷浩史名義の直近作「Theater」の2万枚(4位)からも小野大輔名義の直近作「Doors」の1万5千枚(4位)からもダウン。
7位9位には韓流男性アイドルグループが並びました。7位にはU-KISS「U-KISS solo&unit ALBUM」が、9位にはGOT7「FLIGHT LOG:ARRIVAL」がそれぞれランクイン。U-KISSはタイトル通り、メンバーのソロや別ユニットの曲を集めた企画盤。初動売上7千枚。直近はベストアルバム「U-KISS JAPAN BEST COLLECTION 2011-2016」で、こちらの1万4千枚(8位)よりダウン。GOT7は韓国でリリースされたアルバムの輸入盤。初動売上4千枚で、直近の国内盤「Hey Yah」の3万8千枚(3位)よりダウン。
最後10位には大森靖子「kitixxxgaia」がランクインです。エキセントリックな楽曲や言動が話題の女性シンガーソングライター。本作ももともと「キチガイア」というタイトルでしたが、そのままだと宣伝できないということからタイトル変更となったいわくつきのアルバム。本作がメジャー3作目にしてシングルアルバム通じて初のベスト10ヒットとなりました。ただし、初動売上4千枚は前作「TOKYO BLACK HOLE」(19位)から横バイという結果になっています。
今週のアルバムチャートは以上。チャート評はまた来週の水曜日に!
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