1位陥落
今週のHot 100
http://www.billboard-japan.com/chart_insight/
先週、1位に返り咲いた星野源「恋」ですが、残念ながら1週で1位陥落。You Tube再生回数1位、PCによるCD読取数及びTwitterつぶやき数2位と相変わらず高順位ながら、CD販売・ダウンロード・ストリーミング数(以下「実売数」)で8位、ラジオオンエア数47位という順位が足を引っ張り、2位にランクダウンしてしまいました。
一方1位を獲得したのはジャニーズ系。NEWSのニューシングル「EMMA」が先週の35位からCD販売にともないランクアップし1位獲得となりました。フジテレビ系ドラマ「嫌われる勇気」オープニングテーマ。実売数及びPCによるCD読取数で1位、Twitterつぶやき数で3位を獲得。ラジオオンエア数はアイドル系らしく8位と奮いませんでしたが、見事1位獲得となりました。ちなみにオリコンでも本作が1位獲得。初動売上14万9千枚は前作「恋を知らない君へ」の15万3千枚(1位)からダウンしています。
3位はAAA「MAGIC」が先週の21位からCD発売にあわせてランクアップ。先々週の10位以来、2週ぶりのベスト10返り咲きとなりました。Twitterつぶやき数では見事1位を獲得。実売数3位、PCによるCD読取数で5位と上位にランクインし、ベスト3入りとなりました。ちなみにオリコンでは3位初登場。初動売上4万3千枚は前作「涙のない世界」の4万7千枚(5位)から若干のダウンとなっています。
続いて4位以下の初登場です。4位にDoughnuts Hole「おとなの掟」が初登場でランクインです。こちらはTBS系ドラマ「カルテット」の主題歌で、同作に出演している松たか子、満島ひかり、高橋一生、松田龍平による番組限定ユニット。作詞作曲を椎名林檎が手掛けており、楽曲は彼女の王道ともいえるムードたっぷりのレトロポップ調。ダウンロードオンリーのリリースなのですが、実売数で2位を獲得。ラジオオンエア数で35位、Twitterつぶやき数75位と奮いませんでしたが、見事ベスト10入りとなりました。
5位にはE-girlsとしても活動しているEXILEの所属事務所LDHの女性アイドルグループHapiness「REWIND」がランクインです。へヴィーなサウンドのロッキンなEDMチューン。実売数4位、Twitterつぶやき数9位を記録。一方、ラジオオンエア数23位、PCによるCD読取数は17位にとどまっています。オリコンでは初動3万4千枚で4位を獲得。前作「Sexy Young Beautiful」の1万3千枚(5位)よりアップしています。
続く6位はPerfume「TOKYO GIRL」が先週の42位からランクアップしてベスト10入り。日テレ系ドラマ「東京タラレバ娘」主題歌。あいかわらず中田ヤスタカ節ともいえる軽快でビートの強いエレクトロナンバー。CDは2月15日にリリースされましたが先行配信によりベスト10入りとなっています。
7位初登場はハロプロ系女性アイドルグループカントリー・ガールズ「Good Boy Bad Birl」。一昔前のロック調歌謡曲といった雰囲気の良くも悪くもアイドルらしいポップス。実売数5位の一方、PCによるCD読取数46位、Twitterつぶやき数59位、ラジオオンエア数圏外という結果によりこの位置。特に6種同時発売となっているため、PCによるCD読取数の順位から考えると複数枚買いの影響も大きそう。オリコンでは初動2万9千枚で5位ランクイン。前作「どーだっていいの」の2万5千枚(4位)からアップしています。
8位にはゲーム「アイドルマスターシンデレラガールズ」からのキャラソン、城ヶ崎美嘉(佳村はるか),神崎蘭子(内田真礼),前川みく(高森奈津美),二宮飛鳥(青木志貴),一ノ瀬志希(藍原ことみ)「EVERMORE」が初登場でランクインです。実売数7位、PCによるCD読取数3位以外はランクイン圏外というあたり、極端に一部の層にかたまった人気という傾向が読み取れます。オリコンでは初動5万1千枚で2位初登場。「アイドルマスターシンデレラガールズ」シリーズでは先週の城ヶ崎莉嘉(山本希望),緒方智絵里(大空直美),北条加蓮(渕上舞),川島瑞樹(東山奈央),大槻唯(山下七海)「BEYOND THE STARLIGHT」に続くランクインで、同作の4万4千枚(3位)からアップしています。
今週のHot100は以上。アルバムチャートはまた明日に!
| 固定リンク
「ヒットチャート2017年」カテゴリの記事
- 日韓男性アイドル対決(?)(2017.12.28)
- [ジャニーズ系に迫るback number(2017.12.27)
- 宇多田ヒカルが1位に迫るが・・・(2017.12.20)
- 先週に続きジャニーズ系が1位(2017.12.21)
- 韓流 vs AKB系(2017.12.13)
コメント