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2017年1月24日 (火)

際立つ5人の個性

Title:METAHALF
Musician:METAFIVE

高橋幸宏、小山田圭吾、砂原良徳、TOWA TEI、ゴンドウトモヒコ、LEO今井という豪華メンバー5人組によるスーパーグループ、METAFIVE。昨年1月にはアルバムをリリースし大きな話題となりました。全員が売れっ子という豪華メンバーによるユニットだけに今後の行方が気になるところでしたが早くもミニアルバムをリリース。メンバーの積極的な活動がうれしいところです。

アルバム「META」ではメンバー全員が2曲ずつ持ち寄って、それぞれメンバーの個性が絶妙に曲に反映されているところがとてもおもしろさを感じました。今回のアルバムもわずか5曲入りながらもメンバーそれぞれの個性を感じられユニーク。アルバム全体としてはエレクトロポップというゆるいつながりを持ちながらも、5曲がそれぞれ個性を放っている曲になっています。

例えば1曲目「Musical Chairs」は軽快でファンキーなリズムが楽しいエレクトロポップにまりんらしさを感じますし、続く「Chemical」などイントロの音で「あ~これはコーネリアスだ」とわかるほど小山田圭吾の個性をバリバリ出した楽曲になっています。「Egochin」はゴンドウトモヒコと高橋幸宏がアイディアを出したポップチューンなのですが、ちょっとけだるい雰囲気のあるエレクトロポップは高橋幸宏らしさを強く感じました。

わずか5曲のミニアルバムながらもそれぞれの色が際立っており、アルバム全体のまとまりとしては「META」よりも薄かったように感じます。ただ一方逆に、わずか5曲入りのミニアルバムだからこそ、下手に統一感を出すことはせずに、それぞれ好き勝手に曲を作ったのかもしれません。

それだけにこのアルバムでもしっかりとメンバーそれぞれの個性が際立っていました。もちろんLEO今井のボーカルもその端正さから楽曲にいい意味でのポピュラリティーをつくっています。ミニアルバムながらもしっかりとMETAFIVEらしさを感じられる傑作だったと思います。次のアルバムにも期待したいところですが・・・これからもコンスタントに活動を続けてくれるのかなぁ?

評価:★★★★★

METAFIVE 過去の作品
META


ほかに聴いたアルバム

IKI/ヒトリエ

前作「DEEPER」からわずか10ヶ月のインターバルでリリースされたヒトリエのニューアルバム。ご存じの通り、ボカロPとしても活躍しているwawoka率いるロックバンドなのですが、ハイテンポなリズムに詰め込んだサウンドと歌詞という、ある意味いかにもボカロ系の曲をバンドでやりました的な曲が特徴的で本作も冒頭はそんな曲が続くのですが、後半に関してはテンポを落として比較的バリエーションあるギターロックが並びます。いままで彼らの曲はどれも似たり寄ったりという印象だったのですが、今回のアルバムでは一皮むけたように思います。次の活躍に期待できそうな1枚でした。

評価:★★★★

ヒトリエ 過去の作品
イマジナリー・モノフィクション
モノクロノ・エントランス
DEEPER

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