PPAPは一段落
今週のHot 100
http://www.billboard-japan.com/chart_insight/
ここ最近話題のピコ太郎「ペンパイナッポーアッポーペン」は今週、先週の1位から4位にダウン。ただYou Tube再生回数では相変わらずの1位を獲得しています。
代わって1位を獲得したのが乃木坂46「サヨナラの意味」。10月31日付けチャートでベスト10入りしており、その後一度は22位にランクダウンしたものの、今週、CD発売にあわせて先週の7位から再びランクアップ。初の1位獲得となりました。
CD発売数・ダウンロード数・ストリーミング数(以下「実売数」)、PCによるCD読取回数及びTwitterつぶやき回数でも1位。アイドル系としては珍しくラジオオンエア数でも3位と好調な結果となっています。オリコンでも初動売上82万7千枚で1位獲得。前作「裸足でSummer」の72万8千枚(1位)よりアップ。メンバーの橋本奈々未がこれを最後に芸能界引退ということで話題になった影響が大きいと思われます。
2位は三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE「Welcome to TOKYO」が先週の9位よりCD発売に伴いランクアップ。ベスト10入り3週目にして最高位を更新しています。実売数2位、PCによるCD読取数及びTwitterつぶやき数3位、You Tube再生回数4位、ラジオオンエア回数10位と軒並み上位にランクイン。オリコンでも初動15万8千枚で2位初登場。前作「Unfair World」の17万9千枚(2位)よりダウンしています。
3位は相変わらず強い。星野源「恋」が6週連続でベスト3をキープ。実売数3位、ラジオオンエア数4位、PCによるCD読取数、Twitterつぶやき数、You Tube再生回数でいずれも2位を記録。文句なしのヒットを記録しています。ちなみにオリコンでは今週16位。ただ売上は8千枚と好調をキープしており、今後の動向次第ではベスト10返り咲きも狙えそう。
続いて4位以下の初登場曲です。まず5位にアニメ系。Aqours「想いよひとつになれ」がランクイン。アニメキャラによるアイドルプロジェクト「ラブライブ!サンシャイン!!」によるキャラクターソング。実売数及びPCによるCD読取数が4位である一方、ラジオオンエア数が圏外なのはこの手のキャラソンらしい感じ。オリコンでは初動売上3万6千枚で3位初登場。前作「夢で夜空を照らしたい」(2位)から横バイの結果に。
7位にはロックバンドSPYAIR「RAGE OF DUST」が先週の38位からランクアップしベスト10初登場。TBSテレビ系アニメ「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」オープング・テーマ。実売数及びPCによるCD読取数で6位を記録。ラジオオンエア数は37位と奮いませんでしたが、オリコンの初登場10位を上回る結果に。iTunesチャートでも上位にランクインしていたので配信の影響も大きかったようです。ちなみにオリコンの初動売上は1万3千枚。前作「THIS IS HOW WE ROCK」の1万1千枚(8位)を若干上回りました。
9位初登場ポルノグラフィティ「LiAR」は逆にオリコン初登場6位を下回る結果に。実売数及びPCによるCD読取数9位、一方でラジオオンエア数26位と奮いませんでした。こちらはiTunesチャートで上位に見当たりませんでしたので配信の影響が逆に作用した印象。オリコンの初動売上2万1千枚は前作「THE DAY」の2万7千枚(4位)からダウン。楽曲は実にポルノらしいラテン調のナンバー。
最後10位には矢吹可奈(木戸衣吹),佐竹美奈子(大関英里),篠宮可憐(近藤唯),真壁瑞希(阿部里果),北上麗花(平山笑美) 「THE IDOLM@STER THE@TER ACTIVITIES 03(赤い世界が消える頃)」がランクイン。ゲーム「アイドルマスターミリオンライブ!」からのキャラソン。実売数5位、PCによるCD読取数19位以外はすべて圏外というこの手のキャラソンらしい動向を見せています。ちなみにオリコンでは初動3万6千枚で4位初登場。同シリーズの前作ジュリア(愛美),周防桃子(渡部恵子),大神環(稲川英里),木下ひなた(田村奈央),福田のり子(浜崎奈々) 「THE IDOLM@STER THE@TER ACTIVITIES 02(侠気乱舞)」は初動2万6千枚(4位)でしたのでそちらよりはアップしています。
さらに今週はベスト10返り咲き曲があと1曲。SMAP「世界で一つだけの花」が先週の23位からランクアップ。9月19日付チャート以来9週ぶりのベスト10返り咲きとなりました。実売数7位のほか、Twitterつぶやき数4位。ただラジオオンエア数、PCによるCD読取数は圏外となっています。オリコンでも先週の20位から5位にランクイン。これは今月13日にメンバーの木村拓哉が誕生日を迎えており、そのためファンによる購買運動が盛んになったようです。ただ、ビルボードチャートを見てわかる通り、実売数のみ上位にランクインしており、PCによるCD読取数が圏外だったりと、あきらかに「多くの層があらためてこの曲を聴いた」訳ではなく、これを「ヒットしている」と言ってしまうのはかなり疑問。またビルボードの悪癖、Twitterつぶやき数を過度に重視した結果になっていますが・・・。この曲は今、「ヒットしている」とは言えないんじゃないかなぁ。
今週のHot100は以上。アルバムチャートは明日に!
| 固定リンク
「ヒットチャート2016年」カテゴリの記事
- 水樹奈々が・・・(2017.07.26)
- 今年最後のHot100は有終の美(2016.12.28)
- 今、最も話題のあのグループ(2016.12.29)
- 逃げ恥人気最高潮(2016.12.21)
- 男性アイドルだらけ(2016.12.22)
コメント