なんとあの曲がついに1位
今週のHot 100
http://www.billboard-japan.com/chart_insight/
今、もっとも話題のあの曲がついに1位獲得です。
なんと、今週はついにはピコ太郎「ペンパイナッポーアッポーペン」が先週の3位からランクアップ。一気に1位獲得となりました。Twitterつぶやき数、You Tube再生回数ともに1位。CD販売・ダウンロード・スクリーミング数(以下「実売数」)でも19位と比較的好セールスを記録しています。特に「ミュージックステーション」出演に伴うTwitterつぶやき数増加の影響が大きそう。またいつも指摘しているようにTwitterつぶやき数の妙な比重の高さが気にかかりますが、見事な1位獲得となりました。
2位は星野源「恋」が先週から変わらず2位をキープ。実売数とYou Tube再生回数2位、ラジオオンエア回数3位、Twitterつぶやき数4位といずれも高順位を記録。さらにはPCによるCD読取数では見事1位を記録しています。この順位からするとCDも売れているように感じるのですが、オリコンでは今週13位にとどまっており、その「差」の理由が気になるところです。
そしてようやく3位が初登場曲。Kinki Kids「道は手ずから夢の花」がこの位置にランクイン。安藤裕子が作詞作曲を手掛けた和風なバラードナンバー。実売数1位、PCによるCD読取数2位の他、ラジオオンエア回数で7位とアイドル系の割には比較的高い順位を記録しています。オリコンではこちらが初登場1位。初動売上17万5千枚は前作「薔薇と太陽」の19万3千枚(1位)からダウン。
続いて4位以下の初登場曲です。まず4位にはハロプロ系女性アイドルグループ℃-ute「夢幻クライマックス」が初登場でランクイン。EDMにピアノを織り交ぜたかなりドラマチックなナンバー。実売数は3位を記録しましたが、PCによるCD読取数では33位。iTunesチャートでも上位に来ていないことから6種同時リリースの複数枚買いの影響は大きそう。ちなみにオリコンでは初動売上5万8千枚で2位初登場。前作「何故 人は争うんだろう?」の5万9千枚(2位)から微減。
5位はこちらも男性アイドルグループDa-iCE「恋ごころ」が初登場でこの位置。こちらも実売数4位に対してPCによるCD読取数が63位という結果に。9種同時リリースのため、複数枚買いの影響が大きそう。ただラジオオンエア数は18位とアイドル系としては比較的上位に入ってきています。オリコンでは初動2万9千枚で3位初登場。前作「パラダイブ」の4万7千枚(3位)からダウンしています。
そしてもう1枚初登場もアイドル系。でんぱ組.inc「最Ψ最好調!」が10位初登場。テレビ東京系アニメ「斉木楠雄のΨ難」オープニング・テーマ。情報量をつめるだけつめこんだよくも悪くも彼女たちらしい電波ソング。こちらも実売数7位に対してPCによるCD読取数26位と、5種同時リリースの複数枚買いの影響も大きそう。オリコンでは5位初登場。初動売上2万1千枚は前作「あした地球がこなごなになっても」の4万5千枚(2位)から大幅ダウンとなっています。
今週のHot100は以上。アルバムチャートはまた明日に!
| 固定リンク
「ヒットチャート2016年」カテゴリの記事
- 水樹奈々が・・・(2017.07.26)
- 今年最後のHot100は有終の美(2016.12.28)
- 今、最も話題のあのグループ(2016.12.29)
- 逃げ恥人気最高潮(2016.12.21)
- 男性アイドルだらけ(2016.12.22)
コメント
CD読み取り数ですが、販売されてるCDはもちろんのことレンタルCDも加味されているようです
Billboard Japanのアルバムチャートはセルとレンタル解禁のタイムラグのお陰で再浮上なんてこともよくあったりします
投稿: 亮 | 2016年11月10日 (木) 00時03分
>亮さん
確かにレンタルCDもCD読取数に加味されていますね。レンタルはそこですくいあげているんですね。情報ありがとうございました。
投稿: ゆういち | 2016年12月 7日 (水) 00時20分