なにげに強い、中島みゆき
今週のアルバムチャート
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上位でまず目立つのが2位初登場中島みゆき「中島みゆき・21世紀ベストセレクション『前途』」でしょう。ベスト盤としては1996年の「大吟醸」以来20年ぶりのベスト盤。21世紀に発表された曲を・・・と言いたいところなのですが、本作に収録されている「地上の星」は2000年リリースなのでギリギリ21世紀ではありません。2位という高順位は、そのベスト盤としての前作「大吟醸」で記録した1位以来の記録。初動売上は4万5千枚。直近作「組曲(Suite)」の2万2千枚(6位)からはさすがに大きくアップ。ただ、その20年前にリリースしたベスト「大吟醸」の21万6千枚(1位)よりは大きくダウン・・・まあ、ここはCDの販売状況が全く異なりますからね・・・。
さて一方1位を獲得したのはジャニーズ系。Sexy Zoneの5周年を記念してリリースされたベストアルバム「Sexy Zone 5th Anniversary Best」。初動売上15万1千枚は前作「Welcome to Sexy Zone」の11万枚(1位)よりアップ。
3位には韓国の男性アイドルグループGOT7のミニアルバム「Hey Yah」が入ってきました。初動売上は3万8千枚。前作で日本では初のアルバムとなった「モリ↑ガッテヨ」の2万3千枚(3位)からアップしています。
続いて4位以下の初登場盤です。まず4位に男性シンガーソングライター高橋優の「来し方行く末」がランクイン。ベスト盤を挟んで2年3ヶ月ぶりとなるオリジナルアルバムです。初動売上は2万4千枚。直近のベストアルバム「高橋優 BEST 2009-2015『笑う約束』」(3位)から横バイ。ただオリジナルアルバムとしての前作「今、そこにある明滅と群生」の1万4千枚(6位)からは大きくアップする結果となっています。
5位6位には洋楽勢が並んでいます。まず5位。Metallica「Hardwired... to Self-Destruct」がランクイン。日本でも高い人気を誇るヘヴィメタルバンドによる新作。初動売上2万3千枚は前作「Death Magnetic」の4万7千枚(3位)よりダウン。発売日が金曜日になった影響・・・と言いたいところですが、残念ながら(?)前作も金曜日リリースなので純粋に売上減となってしまいました。
もう1枚洋楽勢。6位にアメリカの男性シンガーBruno Mars「24K Magic」がランクインしています。初動売上2万枚。前作「Unorthodox Jukebox」は発売以来徐々に順位をあげ、リリースから1か月以上を経た2013年2月11日付チャートで1万8千枚を売り上げ最高位5位を記録しています。
初登場はもう1枚。7位にEXILEの事務所、LDH所属のHIP HOPミュージシャンDOBERMAN INFINITYによるアルバム「TERMINAL」がランクインしています。初動売上1万6千枚は前作「THE LINE」の1万8千枚(5位)からは若干のダウンとなりました。
今週のアルバムチャートは以上。チャート評はまた来週の水曜日に!
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