« デビュー35年! | トップページ | 唯一のライブ盤が初のCD化 »

2016年10月 9日 (日)

いつも通り

Title:Here
Musician:TEENAGE FANCLUB

イギリス・スコットランドはグラスゴー出身のギターロックバンドTEENAGE FANCLUBの新作。ここ最近、JONNYやThe New MendicantsなどNorman Blakeのサイドプロジェクトが目立った彼ら。まあマイペースな活動が続いていますが、そんな中、久々6年ぶりとなるニューアルバムがリリースされました。

TEENAGE FANCLUBといえばその美しいメロディーラインを聴かせる優しいギターロックが特徴的なバンド。以前からそのスタイルに大きな変化はなく、またそんな美メロを聴かせるゆえに大きな変化がなくても聴いていて飽きることがありません。そして今回のアルバムに関してもいい意味で変わらないメロディーラインを聴かせてくれる作品になっていました。

ご存じの通り、TEENAGE FANCLUBはメンバー4人のうちNorman Blake、Raymond McGinley、Gerard Loveの3名がそれぞれライターとして作曲を手掛け、個々その音楽性の微妙な違いがアルバムにバラエティーを加えています。今回のアルバムでもメンバーそれぞれが作曲を手掛けていますが、おそらく一番TFCらしい美メロを聴かせてくれるのがNoramn Blake。今回のアルバムでも「I'm In Love」「The Darkest Part Of The Night」など、ちょっと抑え気味のメロディーラインはとても優しさと切なさを感じられ、とても胸に響くものがあります。

一方、Raymond McGinleyは「I Was Beautiful When I Was Alive」「Steady State」などが楽曲からはちょっと憂いを帯びた印象を受けるメロディーが印象的。Gerard Loveはその中間といったイメージなのですが、今回のアルバムで言えば「I Have Nothing More To Say」などは美しいハーモニーで聴いていて切なくなるような、実に魅力的なメロディーを聴かせてくれます。

そんな訳で今回のアルバムに関してもいわば「いつも通り」ではあるのですが、いい意味でいつも通りの変わらぬ魅力がつまったアルバムになっています。今回もまたTEENAGE FANCLUBの魅力を存分に感じることが出来る傑作でした。

評価:★★★★★

TEENAGE FANCLUB 過去の作品
Shadows

|

« デビュー35年! | トップページ | 唯一のライブ盤が初のCD化 »

アルバムレビュー(洋楽)2016年」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/505136/67785871

この記事へのトラックバック一覧です: いつも通り:

« デビュー35年! | トップページ | 唯一のライブ盤が初のCD化 »